May 25, 2012

川合レオさんライブ&近鉄新外国人選手他

金曜日の朝、久しぶりに東京メトロの通勤ラッシュで押しつぶされた。25年前、初めて東京の通勤ラッシュに遭遇したとき、整然とした列に驚いたけど、相変わらずだ。

そのあと、サニックスワールドラグビーユース交流大会のハイライト番組の収録をした。初回放送は、26日(土)19:00からJsports1にて。実況の谷口広明さん、小林深緑郎さんと3人での収録は毎年楽しい。この収録は短く細切れに進めるので、15秒以内とか、30秒以内で話すところがあって、きょうは最初に小林さんが一発で決めて拍手喝采となった。優勝したケルストンボーイズハイスクールのプレーに改めて感心させられた。日本の高校の見事なパスプレーもあり、必見です。

20120525

昨夜(25日夜)は、新宿の道楽亭で川合レオさんとのトークライブだった。NPO法人ラグビーパークジャパンの代表でもある川合さんは、元イタリア人だ。変な書き方だけど、20歳まではイタリア人だったのだ。イタリア語は苦手なのに、イタリア代表来日のリエゾン(世話役)をしたり、イタリア人としてフランスのクラブでプレーしたことなど、面白おかしく話してくれた。そして、いま取り組む放課後ラグビー教室のこともたっぷりと。子供たちにどう接するべきなのか、3年の取り組みで、「僕自身が大人になりました」と話していた。その活動の様子、コーチの心得などはホームページに詳しい。僕は、コーチが子供たちにどう接するかの心構えを書いた「9つの約束」がとてもいいと思う。子供たちの成長を大切にし、常に公平に接する。しかし、けっして甘やかすことはない。

子供たちが一番喜ぶ練習は、「サグビー」。ラグビーボールでサッカーをし、ゴールすれば1点。ボールが浮き上がったときは、キャッチしてもよく、そこからはタッチフットに移行する。トライは5点。だから、みんな必死でボールを浮かせようとするそうだ。「これをものすごく喜んでやる。鉄板ですよ」

トークは約2時間だったのだが、後半は川合さんがコーチを務めるジュニアジャパンの話。川合さんはいま、日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチと綿密に打合せしながら、若い選手達の練習を見ている。日本代表としてプレーするために必要な、キャッチ、パス、サポート、キック、フィットネスなど基礎的なことをたたき込むことに徹しているという。会って話せないときは、すべて英語の文書でやりとりするので、「大変だけど勉強になります」と言っていた。川合さんは、筑波大学の大学院で「一貫指導」について研究し、論文を書いてきたので、今は日本協会で現場のコーチの皆さんの意見を聴きながら、一貫指導のプランなどを作成している。興味深い話が満載だった。

トーク終了後は参加者のみなさんと懇親会。ラグビー談議に花が咲いて、あっという間に11時! 楽しい時間だった。

近鉄ライナーズはが、2012年度の追加新入選手を発表した。
LOトム・ホッキングス(ウエスタン・フォース、オーストラリア)26歳
197㎝、114㎏、オーストラリアU19、U21代表
SO/CTBジーン・フェアバンクス(ウエスタン・フォース、オーストラリア)29歳
174㎝、84㎏、オーストラリアA代表 、ーストラリアU21代表

■トム・ホッキングス選手のコメント
日本に来て、近鉄ライナーズでプレーすることを嬉しく思います。学校で日本語を勉強したので、日本文化に直接触れる機会、そして好きなラグビーという競技を日本でプレーする機会を得たことにたいへん興奮しています。去年のライナーズの活躍をずっとみていて、上位に上がっていくのを見ているのが嬉しかったです。私の今シーズンの目標は、ライナーズの優勝です。

■ジーン・フェアバンクス選手のコメント
近鉄ライナーズと契約できて嬉しく思います。既にすばらしいチームでありますが、もっと強くしたいと思います。ライナーズに加入できて光栄です。こういう機会を熱望していました。ライナーズというチームが私の在籍中に良い成績を残せるようにしたいです。また、日本での生活や文化を経験することも楽しみです。

お知らせ◎現在、国内4カ所で開催中の「ニュージーランド クライストチャーチ留学フェア」が、5月27日、大阪国際会議場(グランキューブ大阪 大阪市北区中之島5丁目3‐51)で開催される。11:00から17:00で、14:00頃から、元日本代表キャプテン(現・関西学院大学ラグビー部ヘッドコーチ)のアンドリュー・マコーミックさんのサイン会が行われる。
http://www.christchurchryugaku.org/

| | コメント (1) | トラックバック (0)

May 23, 2012

PNC日本代表メンバー発表

5月23日午後、日本ラグビー協会の会議室でIRBパシフィックネーションズカップ2012(PNC)に参加する日本代表メンバーの発表があった。強化合宿、アジア五カ国対抗などを経て、選ばれたのは別掲の32名。PR長野正和(ヤマハ発動機ジュビロ)、LO菊谷崇(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、NO8ヘンドリック・ツイ(パナソニックワイルドナイツ)、CTB有賀剛(サントリーサンゴリアス)の名前もあった。

バックアップメンバー、ジュニアジャパンなどに名前が入っていない中で選出されたのは、代表復帰となる菊谷、そして、ツイ。この選考理由についてジョーンズHCは、「菊谷は日本のトップクラスの才能を持っているのは間違いありません。そして、代表としての経験も豊富です。今回は左LOとして選びました。左LOには、スピードとスキルを求めたい。新しいチャレンジを本人も承諾してくれています」と語り、スピードと突破力を持つLOとして成長してくれることに期待しているという。ツイについては、「マイケル・リーチのバックアップNO8と考えています。彼の前に出る力に期待しています」とのこと。アジアとの試合の中で、PNCに向けて、さらにFWが前に出る力が必要と感じての選考のようだ。

長野については、トップリーグの間も薫田アシスタントコーチがチェックし、体格の良さと懐の深いプレーを高く評価していたという。有賀は怪我もあったのが、現在は完全にフィットした状態になり、ジョーンズHCは、「13番(アウトサイドCTB)としてプレーしてもらいたい」と、独特のステップワークを戦術の中で生かしたい意向のようだ。FL橋本大輝、村田毅、CTB森川海斗が選考から漏れたが、「まだ伸ばすべきところが多い」と今後も継続して育てていく考えを述べた。

合宿にも参加したマイケル・ブロードハーストについては、代表資格ができるのが、6月23日以降になるので、PNCには出場できないが、フレンチバーバリアンズ戦には出場する可能性がある。また、サモアのトレーニングスコッドに選出されたマレ・サウ(ヤマハ発動機ジュビロ)は、「彼はいま、日本、サモア、オールブラックスの3チームが欲しがっている選手です。あとは彼の気持ち次第。もし、日本代表でプレーするという気持ちが100%でないのであれば、選ぶべきではないでしょう」と、ジョーンズHCは説明した。

「すべては2015年のワールドカップに向けての準備です。今回もその過程であり、常にその時の最良の選手を選ぶというスタンスは変わりません。ワールドカップで戦うために、各ポジションに3人ずつテストマッチレベルの選手を作りたいので、たくさんの選手を試しながら育てていきます」

PNCへの抱負は、「いまは優勝することしか考えていません。もし、それができなかった場合、考えることが出てくるということです」とコメントした。

◎PNC2012日本代表メンバー
キャプテン:廣瀬俊朗
■FW:17 名
PR1長江有祐(リコーブラックラムズ)、長野正和(ヤマハ発動機ジュビロ)、HO木津武士(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、有田隆平(コカ・コーラウエストレッドスパークス)、PR3畠山健介(サントリーサンゴリアス)、山下裕史(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、坪井秀龍(中国電力)、LO4菊谷崇(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、真壁伸弥(サントリーサンゴリアス)、LO5大野均(東芝ブレイブルーパス)、篠塚公史(サントリーサンゴリアス)、FL6望月雄太(東芝ブレイブルーパス)、伊藤鐘史(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、FL7佐々木隆道(サントリーサンゴリアス)、桑水流裕策(コカ・コーラウエストレッドスパークス)、NO8マイケル・リーチ(東芝ブレイブルーパス)、ヘンドリック・ツイ(パナソニック ワイルドナイツ)
■BK:15 名
SH日和佐篤(サントリーサンゴリアス)、藤井淳(東芝ブレイブルーパス)、内田啓介(筑波大学3 年)、SO小野晃征(サントリーサンゴリアス)、田村優(NEC グリーンロケッツ)、WTB11小野澤宏時(サントリーサンゴリアス)、藤田慶和(早稲田大学1 年)、CTB12立川理道(クボタスピアーズ)、中村亮土(帝京大学3 年)、CTB13有賀剛(サントリーサンゴリアス)、仙波智裕(東芝ブレイブルーパス)、WTB14廣瀬俊朗(東芝ブレイブルーパス)、竹中祥(筑波大学2 年)、FB五郎丸歩(ヤマハ発動機ジュビロ)、長友泰憲(サントリーサンゴリアス)

| | コメント (2) | トラックバック (1)

May 22, 2012

サントリー、NEC&画像

月曜日の夜は、都内のホテルでサントリーサンゴリアスの優勝祝賀会があった。エディー・ジョーンズ元GM兼監督はじめ、新キャプテン真壁伸弥選手ら日本代表の面々も揃い、多数の参加者から拍手を受けていた。乾杯の音頭は、日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎さん、ジョーンズ氏への花束贈呈は女優の榮倉奈々さん、参加者には、貴乃花親方や作家の伊集院静さん、プロ野球解説者の山本浩二さんや、東尾修さんなど豪華なメンバーが並んでいた。壇上に上がって花束を受けたエディー・ジョーンズヘッドコーチは、「世界のトップ10入りを目指します」と力強く話した。

201205221_2

火曜日は、我孫子でNECスポーツのファンクラブ向け会報誌の取材をした。グレッグ・クーパー新ヘッドコーチ、浅野良太キャプテン、日本代表の田村優、村田毅、両選手(写真)ほか数名の選手に話を聞いた。楽しいインタビューだったのだが、グレッグ・クーパーHCは、「昨年は、アタックの向上を図ったが、それをさらに高めていきたい」と、ボールを動かして攻め続けるラグビーをすると語った。また、試験的新ルールの中で、ラックでボールが停滞した場合は、5秒でボールを出すようレフリーが促す改正についても、「我々に有利に働くでしょう」と前向きにとらえていた。

田村優選手と村田毅選手は、日本代表での練習が「刺激的」と口をそろえ、二人とも3㎏から4㎏体重も増え、日本代表でフィットネスがアップして自信がついたと話していた。日本代表に参加することで、行く前より、フィットネスがアップしているようにしたいと、ジョーンズHCも話していたのだが、その通りになっている。ただ、月曜日に今季初めてNECの練習に参加した二人は、まだチームのやり方が理解できていないようで、田村選手は「BKラインの立ち位置で、日本代表で言われているように立ったら、僕だけすごく前に出てました」とのこと。すっかり日本代表の動きに身体が馴染んでいる様子を語ってくれた。

201205222_2

最後に、ネマニ・ナドロ選手に話を聞いた。写真の通り、いろんな表情で撮影したのだが、けっこう役者で、「怒った顔」、「泣き顔」、「笑顔」などなど、どんな要求にも応えてくれた。いつから、身体が大きくなりはじめたのか?と聞くと、「3年前くらい」、とか、「本気でラグビーをやろうと思ったのは、4年前」とか、「体は大きいけど、痛みに弱くて、すぐ泣いてしまう」とか、まあ、答えがいちいち面白かった。ナドロ選手は今年もトップリーグを沸かせてくれるだろう。

面白画像情報◎アルゼンチンに、「タックルしなければ、出でこない自販機」があるらしい。
http://blogtimes.jp/blog/2012/05/17430.html

| | コメント (4) | トラックバック (1)

May 20, 2012

ブラッド・ソーン欧州王者に他

この金曜日から日曜日にかけて、JSPORTSのスタジオでスーパー15(南半球スーパークラブ選手権)、ハイネケンカップ(欧州クラブ選手権)の解説をしていた。ヨーロッパのクラブ王者は、レンスター。福岡サニックスから短期移籍していたブラッド・ソーンは、ワールドカップ、スーパーラグビー、ハイネケンカップで優勝した最初の選手になった。昨秋のワールドカップから、トップリーグ、そしてハイネケンカップとプレーし続けている。本当にタフな選手だ。

レンスターのLOとして、卓越した仕事量で勝利に貢献したソーンをみていると、改めてサニックス・ラグビーの独自性を思う。ソーンですら、すぐには適応できないラグビー。だからこそ、サニックスはトップリーグの中で存在感を放つ。日本代表もそうでないと、世界は驚かせない。エディーJAPANがどこまで独自のスタイルを作り上げられるのか。興味は尽きない。スーパー15も、順位争いが最終局面を迎える。ここからさらに面白いので、今年は見ていなかった皆さんもそろそろ見始めてはどうだろう。

書くのが遅くなってしまったが、サントリーサンゴリアスが、2012年度新体制を発表した。

◆サンゴリアス2012-2013シーズン新体制
シニアアドバイザー:相場康則、強化本部長:土田雅人、ラグビー部長:中江嘉宏、チームディレクター:坂田正彰、監督:大久保直弥(新任)、ヘッドコーチ:沢木敬介(新任)、ディベロップメントコーチ:浅田朗(新任)、ヘッドS&Cコーチ:デイビッド・エッジャー(新任)、ストレングスコーチ:新田博昭、コンディショニングコーチ:若井正樹、主務: 田原耕太郎(新任)、広報兼採用:田中澄憲、採用補佐:大久保尚哉(新任)、メディカルアドバイザー:松田圭二、メディカルアドバイザー:高澤祐治、ドクター:永山正隆、ヘッドトレーナー:吉田一郎、アスレティックトレーナー:田代智史、渉外兼通訳:白倉綾子(新任)、事務局:植田悠太、西山実希、白鳥あゆ美(新任)
主将:真壁伸弥(新任)

■真壁主将コメント
チャンピオンチームのキャプテンという重責を担う事になり、とてもエキサイティングな気持ちです。目標は2シーズン連続の2冠獲得です。その為に「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」をベースに、更なる進化を求め、目の前にある一戦一戦、「ハングリー」に挑み続けます。選手、スタッフが一丸となって、強いサンゴリアスをグラウンドで披露できる様にハードワークを行っていきます。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

また、サントリーは、フーリー・デュプレア選手が、6月にイングランドシリーズ「南アフリカ代表vsイングランド代表戦」に向けイングランド遠征に臨む南アフリカ代表に、アドバイザー兼コーチとして帯同すること。ピーター・ヒューワット選手が、スーパー15のブランビーズに短期合流することを発表している。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

May 19, 2012

男女日本代表、香港戦結果

5月19日、秩父宮ラグビー場では、男女の日本代表が香港代表と対戦した。11時30分より行われた女子日本代表は、立ち上がりこそ、ラインオフサイドの反則を繰り返してリズムを崩し、先制トライを奪われた日本代表だが、前半12分、FL横尾千里のトライで5-5とすると、22分、WTB井上愛美のトライで逆転。以降は、一度もリードされることなく、得点を重ねた。パスでつなぎ続けてのトライは、何度も観客をわかせた。CTB鈴木彩香は正確なラストパスを放って数々のトライを演出。井上愛美の俊足も生きた。

萩本ヘッドコーチは、「きょうは、いい試合をしてくれたと思います。最後まで走り続けてくれた。アジア4ネーションズにつながります」と笑顔で語ったが、「きょうでディフェンスでは、カザフスタンは倒せない」と課題も口にした。男女あわせて、史上最年少の日本代表キャプテンとなったHO鈴木実沙紀は、「前半、オフサイドの反則をたくさんとられたのは、反省です。でも、選手の間で修正できた。現状のベストパフォーマンスを出せたと思いますでも、あの反則をアジア4ネーションズでやったら、最初に勝負が決まってしまいます」と、次なる目標を見据えていた。

午後2時からは、男子の日本代表が登場。香港代表のキックオフで試合は始まったが、これまで3戦と同じく、日本代表は自陣からキックを使わずに攻め続けた。開始5分、相手陣深く入ったところでFL望月が縦突進。ここでできたラックから、素早く左に展開してCTB田村優が先制トライを奪った。SH日和佐篤の素早いパスワークを軸に、日本代表のスピーディーな攻撃に香港の防御が送れる場面が目立ち、次第に点差が開いた。

それでも香港代表がボール争奪戦で激しくからんでくると、日本のボール出しのテンポが悪くなり、攻撃が停滞してしまうことも多かった。チーム作りはまだ始まったばかりで、すべてを求めてはいけないが、6月のパシフィックネーションズカップ(PNC)では、もっと激しい圧力を受けることになる。テンポのいいボール出しは日本代表の生命線になる。

エディー・ジョーンズヘッドコーチは、「アジア5カ国対抗ではベストパフォーマンスです。規律もコントロールもあった。多くのエリアで修正することはありますが、チームの成長を嬉しく思います」と、まだチーム練習を初めて2カ月に満たない中では及第点を与えた。廣瀬キャプテンも、「このチームで初めて臨んだ大会で優勝できて、素直に嬉しいです。僕も新しくキャプテンになったのですが、選手たちがサポートしてくれました。ワンチームで戦えたこと、良かったと思います。ただ、まだまだ発展途上のチームですので、少し休んで、次の戦いに臨みたいです」

キックを使わないのは、アジアだからか?との質問には、ジョーンズHCは、「アタックには目指す形があります。今はスペースを見つけることをやっています。スペースを見極め、世界との競争力を獲得したい」と、チーム作りの初期段階であることを強調した。PNCについても、「大きくメンバーが変わることはない」と語り、多少の入れ替えはあるものの、軸になる選手は同じで、すべてベストメンバーで戦い、優勝を目指す。

■試合結果
女子日本代表○61-15●女子香港代表(前半17-10)
男子日本代表○67-0●男子香港代表(前半29-0)

追記◎ラグビースタジアム専用マガジンRUGBY CAFÉ 17号(200円)。表紙は、女子ラグビーの田坂藍選手、中にはインタビューも。ジョージ・スミス選手のインタビューもある。次号は、パシフィックネーションズカップで販売されるみたい。ラグビーカフェは、調布FMにもラジオ版として番組がある。インターネットでも聴けるので、調布インターネットラジオを調べてみてください。

Rugbycafe

| | コメント (10) | トラックバック (2)

May 18, 2012

山田雅人さん、ラグビーを語る

17日朝、つくばエクスプレスで取材に向かった。タレントの山田雅人さんと、大学ラグビー部の後輩の佐藤謙くんと一緒だった。昨年出版した拙著「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)でも書かせてもらった、神谷考柄さんに会った。パスを受けるのも難しい弱視ながら、高校3年間、健常者とともに左PRとして試合に出続けた奇跡のラガーマンである。現在は筑波技術大学に在学中なのだが、勉強の合間に時間を作ってもらった。相変わらず元気で、笑顔を絶やさず、我々の質問になんでも答えてくれる。気持ちのいい時間だった。

山田雅人さんは、現在、「語り」で新境地を開き、各地で公演を行っている。6月8日は、東京都文京区のシビックホールで東日本大震災支援のチャリティー公演があるのだが、そこで神谷さんの物語を語ってくれることになったのだ。縁あって山田さんと知り合った佐藤くんが、2019年のワールドカップに向けて、ラグビーも語り続けてもらおうとラグビーの魅力を語ると、山田さんが関心を示し、僕の本を読んでもらうことになった。そして、実現。今回の公演は、メインが「中畑清物語」になる。本当は野球で2本語るはずだったのだが、そこに「ラグビー青春物語」を入れてくれることになった。夢をあきらめない神谷さんの生き様が、山田さんの心を動かしたわけだ。

これまで、山田さんはラグビーを語ってこなかったので、お客さんにラグビーファンは少ない。そういう意味では、ラグビーに関心を持ってくれる人を増やすことにもつながるし、また、多くのラグビー関係者やファンのみなさんにも聞いてほしいと思う。一人でマイクに向かう「語り」は、映像がないぶん、想像がふくらんで、感動的。今回の公演の収益は全額東日本大震災の復興支援に寄付されるという。中畑さんも福島県出身。少年時代からの苦労を、山田さんがたっぷり語る。ゲストは、元駒沢大学野球部監督の太田誠さん。

■東日本大震災チャリティー
山田雅人、かたりの世界
日時:2012年6月8日(金)開場18:40 開演19:00
会場:文京シビックホール小ホール
東京メトロ丸ノ内線、南北線後楽園駅直結
JR水道橋駅から徒歩10分
料金:3,000円(全席自由)
主催・問い合わせ・チケットお申込み:山田企画
TEL:03-5793-3171
Mail:katarinosekai@hotmail.co.jp

Katari

| | コメント (2) | トラックバック (0)

May 17, 2012

日本代表、福島県の子供たちを招待

201205171

香港代表戦を19日(午後2時キックオフ)に控えた日本代表は、17日の午後、試合会場の秩父宮ラグビー場で、FWのユニット練習を行った。おもにラインアウトの確認だったが、香港代表の両LOは身長2m近く、身長の低い日本代表が精度を欠いては獲得率が大きく下がる。試合を優位に進めるためには、ラインアウトの獲得率の安定は欠かせない要素。薫田真広アシスタントコーチも、香港戦の課題は、「セットピースの安定」と話していた。

ベテランながら、先発で出ずっぱりの大野均選手についても質問してみたのだが、「本当は休ませたいのですが、タイトファイブ(FW前5人)で、もっともワークレートが高く、外せない選手。まあ、大野は若いから大丈夫ですよ」と笑顔で話していた。

そのあと、佐々木隆道選手にも話を聞いた。香港戦の課題などについて一通り聞き終えると、囲み取材の報道陣に、「みなさんにお話ししたいことがあるのですが」と佐々木選手自身が話し始めた。「日本ラグビーのトップに立つ者として、選手が主体的に社会貢献をしていきたいと思っています。第一弾として、福島県の子供たち100名を6月24日のフレンチバーバリアンズ戦に招待します。アフターマッチファンクションにも参加してもらって、子供たちがハッピーになれるようなことをしていきたいと思います」。

今回は福島県ラグビー協会などと協議し、中学生以下でラグビー経験を問わず100名を集め、招待する。秩父宮ラグビー場までのバス代などをねん出するため、日本代表選手は一人1万円を寄付。さらに5月27日のセブンズフェスティバルで、日本代表有志が募金活動を行い、ファンの皆さんと一体になって、子供たちを招待しようというアイディア。目標は100万円。諸経費以外で余剰金が出れば、ラグビーボールを購入して、子供たちに配布したいという。

「これは第一弾です。今後も継続して社会貢献をしていきたい。日本を代表する選手はそれなりの責任があると思う。28歳以上の選手で今、おじさんミーティングを開いているのですが、そこで出たアイディアです。廣瀬キャプテンから、僕が社会貢献のリーダーに任命されました。今後、メディアの皆さんにも、いろいろご協力いただきたいので、よろしくお願いします」

日本代表戦での募金活動も検討されたが、試合日については日本代表選手は試合に集中することでファンに夢を与えることが大事ということで、今回はセブンズフェスティバル(5月27日、秩父宮ラグビー場)での募金活動となる。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

May 16, 2012

19日の日本代表メンバー

5月19日、秩父宮ラグビー場にれ、香港代表戦と対戦する日本代表メンバーが発表になった。LO篠塚(サントリー)は負傷のため離脱。畠山は1番で育成する方針だが、長江も1番、3番両方をこなし、1番のほうが得意のため、この2人がPRの場合は畠山が3番に回る。

◎対香港代表戦日本代表予定メンバー
1長江有祐(リコーブラックラムズ)、2木津武士(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、3畠山健介(サントリーサンゴリアス)、4大野均(東芝ブレイブルーパス)、5真壁伸弥(サントリーサンゴリアス)、6望月雄太(東芝ブレイブルーパス)、7佐々木隆道(サントリーサンゴリアス)、8マイケル・リーチ(東芝ブレイブルーパス)、9日和佐篤(サントリーサンゴリアス)、10小野晃征(サントリーサンゴリアス)、11小野澤宏時(サントリーサンゴリアス)、12田村優(NECグリーンロケッツ)、13仙波智裕(東芝ブレイブルーパス)、14◎廣瀬俊朗(東芝ブレイブルーパス)、15五郎丸歩(ヤマハ発動機ジュビロ)
リザーブ:16有田隆平(コカ・コーラウエストレッドスパークス)、17山下裕史(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、18伊藤鐘史(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)、19桑水流裕策(コカ・コーラウエストレッドスパークス)、20藤井淳(東芝ブレイブルーパス)、21立川理道(クボタスピアーズ)、22長友泰憲(サントリーサンゴリアス)

■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ
「韓国戦の先発メンバーから3 人が入れ替わりました。新しい選手はフレッシュな状態で活躍してくれると思います。香港代表はオーソドックスなチーム。昨年の試合、後半だけをみると香港代表がリードしていて、彼らは自信を持って臨んでくるでしょう。スキルとフィットネスで彼らを疲れさせ、勝利したいと思います」

■廣瀬俊朗 キャプテン
「世界トップ10 が我々の目標ですが、まずは目の前の試合で、アジアのチャンピオンになるためにしっかり勝利したいと思います。東京では初となる試合で、観戦に来ていただいたファンの皆さまがわくわくするような試合をお見せしたいと思います」

追記◎U20日本代表スコッドのウエールズ遠征第2戦の試合結果が入った。
●5月15日(火)19時15分キックオフ
●U20日本代表スコッド●7-119○U20ウエールズ代表スコッド (前半7-47)
※40分ハーフで実施

| | コメント (10) | トラックバック (0)

May 14, 2012

女子日本代表、香港戦メンバー他

5月19日(土)、「HSBCアジア五カ国対抗2012」日本代表対香港代表戦の前に行われる「女子15人制日本代表対女子15人制香港代表戦」の女子15人制日本代表出場メンバーが決定した。この試合は、IRBが承認するテストマッチとして、11:30キックオフで行われる。

◎女子15人制日本代表出場メンバー
1齋藤聖奈(阿倍野HOLLY'S)、2鈴木実沙紀(関東学院大学ラグビー部)、3伊藤真葵(名古屋レディース)、4佐々木時子(世田谷レディース)、5乾あゆみ(兵庫県ラグビースクールレディース)、6マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ(PHOENIX)、7横尾千里(世田谷レディース)、8岡田真実(名古屋レディース)、9山中侑香(兵庫県ラグビースクールレディース)、10横山里菜子(TKM7)、11篠宮都萌(世田谷レディース)、12鈴木彩香(立正大学)、13神村英理(世田谷レディース)、14平塚夢乃(RKUラグビー龍ヶ崎)、15鈴木美緒(日本体育大学ラグビー部女子)/16山あずさ(世田谷レディース)、17野毛伸子(大阪ラグビースクールレディース)、18アンジェラ・エルティング(PHOENIX)、19松平貴子(PHOENIX)、20後藤萌美(名古屋レディース)、21加藤慶子(世田谷レディース)、22中村知春(PHOENIX)
■バックアップメンバー・辻本つかさ(SCIX)、井上愛美(RKUラグビー龍ヶ崎)
■スタッフ・ヘッドコーチ:萩本光威、FWコーチ:黒岩純、BKコーチ:浅見敬子、トレーナー:田中彩乃、磯あすか、ドクター:釘宮基泰、総務:香川あかね

日本ラグビー協会代表事業部は、7人制ラグビーの実施が決まっている2016年リオデジャネイロ・オリンピックに向けて、男女の7人制日本代表となる選手の発掘を目的としたトライアウトを6月に実施する。男子は、東京、大阪、福岡、女子は、神奈川、神戸で行われる。応募条件もあるが、現在、参加者を募集中。女子は他競技からの転向を目指す高いアスリート能力を持った選手の参加も歓迎している。
http://sevens.rugby-japan.jp/japan/2012/id14131.html

愛好的読書日記◎出版からかなり時間が経ってしまったが、東京スカイツリー物語(松瀬学著 KKベストセラーズ)を読んだ。以前、都庁の展望スペースから、スカイツリーと東京タワーを同時に眺めたことがある。オールブラックスとジャパンを連想した。そして、東京タワーが愛おしくなった。でも、この本を読むと職人さんたちの心意気を感じる。日本の技術力の高さが誇らしくもある。「希望」かぁ。いいね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

May 13, 2012

U20日本代表、ウエールズ遠征ほか

6月中旬から、アメリカ・ソルトレークシティーにて開催さる「IRB ジュニアワールドラグビートロフィー(JWRT)2012」に向け、ウェールズ遠征しているU20 日本代表スコッドの遠征第1 戦の結果が入った。

■試合結果
5 月12 日(土)14 時30 分キックオフ(日本時間:同日22 時30 分)
●会場
マウント・アッシュRFC(ウェールズ・カーディフ)
●試合結果
U20 日本代表スコッド●42-45○ウェリッシュ・アカデミカル(前半14-19)
※40 分ハーフで実施

<出場選手>
FW
1.東恩納寛太、2.勝木来幸、3.松波昭哉、4.宇佐美和彦、5.大椙慎也、 6.石橋拓也、7.西内勇人、8.杉永亮太、9.流大、10.木上鴻佑、11.川原健太朗、12.金勇輝、13.小林正旗、14.小原政佑、15.松田力也/16.牛原寛章、17.井之上亮、18.寺田大樹、19.長谷川崚太、20.中尾康太郎、21.浦野龍基、22.村井佑太朗、23.金寛泰、24.坂手淳史、25.徳永祥尭、26.河口駿、27.湯本睦
※両チームの合意により27 人メンバー、入替自由
<スコア>
トライ: 11.川原1T(前半15 分)、6.石橋1T(前半35 分)、14.小原1T(後半2 分)、26.河口2T (後半9 分、35 分)、19. 長谷川1T (後半27 分)コンバージョン:15.松田、6G(前半15 分、35 分、後半2 分、9 分、27 分、35 分)

日本ラグビー協会は、萩本光威氏(株式会社神戸製鋼所・現 女子日本代表ヘッドコーチ、元日本代表監督)、渡邊慶太氏(株式会社NTTドコモ)をインドに同国代表の指導者として派遣することを決定した。派遣期間は渡邊氏が5月12日~21日、萩本氏が5月20日~6月3日まで。インド代表は、5月30日、6月1日にマレーシア・クアラルンプールで開催される「HSBC アジア五カ国対抗2012 ディヴィジョン3」に参加する。萩本氏は、ヘッドコーチとして参加。今回の派遣は、インド協会からの協力要請に応えて、アジアラグビー貢献活動「アジアンスクラムプロジェクト」の一環として指導者を派遣するもの。

5月13日は、各地で試合、イベントがあった。僕がこの日記で紹介していたものの結果などを。

IBC杯ラグビー招待試合は、釜石シーウェイブスが、慶應義塾大を45-12で破った(前半24-7)。釜石SWは、5月27日、秩父宮ラグビー場で開催されるセブンズフェスティバル2012にも参加する。釜石から、選手達とともに、マスコットキャラの「なかぴー」も上京するとか。バックスタンド伊藤忠さんビル側にて、スクラム釜石のメンバーらが福来旗で応援もするようだ。

埼玉ラグビーフェスティバル招待試合では、早稲田大が、28-7(前半21-0)で明治大に勝利している。

京都の吉祥院グラウンドでは、日頃公式戦等で活躍の機会が少ない生徒や単独校での出場がかなわない学校の生徒、さらには日頃試合機会が少ない女子クラブチームの中学生など、「みんなが主役」になれる大会として実施されている「皐月杯」が開催された。20校・7スクール・1クラブ、320名(うち女子8名)が、31チームを編成して実施。 午前の部・午後の部それぞれ4つのリーグに分かれ勝敗を競い、閉会式にて「最優秀賞」「優秀賞」「敢闘賞」「努力賞」として、全チームに表彰状が授与された。

京都府中体連ラグビー専門部普及育成部の報告には、次のようにある。≪全チームが表彰されるにふさわしい熱いプレーを繰り広げたのですが、中でも日頃の公式大会には単独校でのチーム編成ができていない下鴨中学校や向島中学校、洛西中学校が、自校のジャージを身につけて活躍をしていたことが印象的でした。とりわけ下鴨中学校が、全勝で最優秀賞を獲得したことは特筆ものでした。また、今大会初めて京都ウィメンズが単独チームとして活躍し、トライをあげた時には、会場が多いにわき上がりました。午前の部4名・午後の部3名の計7名に対して、「ドリーム賞(ドリームセブン)」という個人賞が贈られました。7名の選手は晴れやかな表情で記念Tシャツを受け取っていました(昨年に引き続き、女子選手へのドリーム賞は、本専門部普及育成部で活躍され、女子選手たちの憧れの存在であった故・田中智絵先生のこれまでのご尽力に敬意を表し、今後女子選手の励みにしてもらおうということより「田中賞」と名付けて贈っております)。この大会を通して、ラグビーをもっと好きになった中学生、今日を通じてたくましくなり、明日からの練習や学校生活をいきいきと過ごしてくれる中学生がたくさんいるものと期待しています≫

| | コメント (0) | トラックバック (0)