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ポジションの左右の違い

aomushi

家の近くの私道で青虫発見。これがアゲハチョウになるわけだね。ふむ、観察していこう。

きのうは自宅で原稿書いたりしていた。最近、コメントをくださるみなさんの質問に全然答えられていなかった気がする。ポジションで左右同じ呼び方をするモノの違いについて、僕なりの解釈で答えたい。

左右で同じ呼び方をするのは、以下の通り。

プロップ(PR)=左・1番、右・3番
ロック(LO)=左・4番、右・5番
フランカー(FL)=左・6番、右・7番
センター(CTB)=左・12番、右・13番
ウイング(WTB)=左・11番、右・14番

プロップ=スクラムの最前列は3人。左から、1、2、3番と背番号がついている。組み方は、1番と2番の間に相手の3番が首を入れる形で交互に組むので、3番は両肩に相手の重みを感じ、1番は右肩だけ組んでいることになる。スクラムは基本的に3番が軸になるので、こちらに体格が大きくて安定した体型の選手が多い。PRの経験者の人に聞くと、「3番は押し込む、1番はせき止める」というイメージらしい。右肩だけか、両肩かではかなり勝手が違うので、多くの選手は、どちらかを専門にしている。

ロック=これもスクラムは3番を軸にしていることを考えると、3番のおしりを押す5番は大きくてスクラムの押しの強い選手が多くなる。スクラムから出てくるボールは4番の足の間を通るので、そのへんは、ちょっと気を遣うのかなぁ。ラインアウトなどは、他のポジションとのかねあいもあるので、ロックの左右は関係なくなる。

フランカー=これは、左右で分ける場合と、オープンサイド、ブラインドサイドで分ける場合がある。現在は、後者が多い。オープンサイドFLは、スクラムがあった場合、常にグラウンドの広いスペースを担当。相手に真っ先にプレッシャーをかけていくので、スピードがあって常にボールに絡む攻撃的な選手が多い。ブラインドサイドFLは、狭いスペースを担当するので、スピードはなくても密集サイドのタイトなディフェンス力などが要求される。左右の場合はこれを分担するわけだけど、NO8のサイドアタックは、相手SHのいない右側に来ることが多いので、左FLはタックルの強いタイプがいいみたいだね。

センター=このポジションも、インサイドセンター(12番)、アウトサイドセンター(13番)で分けることが多くなっている。インサイドは、SO(10番)と一緒にゲームをコントロールしていく。外側のCTB、WTBを生かす長くて素早いパスができて、キックで陣地もとれる器用な選手が理想。アウトサイドは力強いタイプが多い。普通にバックスにボールを回すと、タックルされるのはだいたいアウトサイドCTBのあたり。そこで相手のタックルをかわしたり、タックルされてもパスをつなぐなど、ワイドな攻撃の起点になるポジション。左右で分ける場合は、右オープン、左オープンで、インサイドとアウトサイドを入れ替わる。また、サインプレーによって、インサイドCTBからWTBまでロングパスが必要な時は、どちら方向へのパスが得意かでCTBが入れ替わっていることもある。

ウイング=5月8日に行われた日本代表対香港代表では、11番の水野選手が常にオープンサイド。14番の大畑選手は、常にFWに近い方に位置していた。このように、ウイングもオープン、ブラインドに分けることが多くなっている。ブラインドサイドはFWの背後からスピードをつけて防御を切り裂いたり、見えない位置からオープン側にライン参加するなど神出鬼没の動きで防御を攪乱。FWプレーに果敢に参加することも求められる。オープンサイドは広いスペースを駆け抜けるスピードが必要。左右で分ける場合は、どちら方向にステップを切るのが得意かなど、選手の特性によって得手不得手がある。

こんな感じでしょうか。もっと、いろいろ違いもあるのだけど、このくらい知識として入れて見ると、また面白みも増すと思います。

追記・アイルランドのイベントに参加してくださったみなさん、そして、コメントくださったみなさん、ありがとうございます。直接お話しできたことも嬉しかったです。J・デービスさん、お察しの通りでございます。これ以上、ネタないだろうと思いながら、言わせて突っ込みました。司会するときの楽しみです(笑)。

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    コメント

    オープンサイドとブラインドサイドの区別について書かれたこの記事は私の今後のラグビー観戦にとってとても参考になります。ありがとうございます。
    これからはスクラム時のフランカーの動きも注意してみることにしよう。

    投稿: 縁光 | 2005年5月31日 12:23

    村上さん、いつもラグビーに限らず魅力的な話題を提供していただきありがとうございます。 PCを開くと真っ先にこのサイトを訪問しております。
    さて、私は長らく1番の、つまり左のプロップをやっておりました。(最近はもっぱら左フランカーですが・・)。その経験からいきますと、スクラムを組む際気をつけていたことは、常に相手3番のみぞおちあたりに頭をぐりぐり「押し込む」ということ。 今は反則ですが、スクラムを組み合う瞬間に相手3番のあごと胸の間に自分の頭をぐりぐり入れます。いわゆる「首を取る」というやつです。自然と体は内側へ傾斜する形となります。これは現在では明確にペナルティーを取られますよね。 私はプロップとしてはサイズが大きくなかったので、100キロ級の3番を相手にすると、真っ先に「首を取る」必要があったわけです。これが決まると絶対に押されません。 要するに言いたかったのは、1番PRは、あくまで「押し込む」形となり、3番は相手の1番と2番の押しに耐える、つまり相手の押しを「せき止める」形になると思うんですよ。 村上さんのご指摘の全く逆の認識ですが、いかがでしょうか? 

    投稿: ぷちスペンサー | 2005年5月25日 13:14

    ご回答ありがとうございました。

    投稿: X-box | 2005年5月23日 22:45

    プロップの左右の「押し込む」「堰き止める」逆かと思ってました。現役時代体格的に恵まれないチームだったからかな?(押し勝つ事が前提ではなかった)

    投稿: ガリーオーエン | 2005年5月23日 20:05

    久しぶりの書き込みになります。(日記は毎日読ませていただいてました。)ポジションの左右について詳しい解説ありがとうございます。野球も左右によって(例えばセカンドとショート)かなり適性が違いますけど、ラグビーもかなり違いますね。勉強になりました。いよいよあさってスーパー杯1回戦のルーマニア戦ですね。このレベル(ルーマニア、カナダorアメリカ)相手にホームでの敗戦は絶対やめてほしいです。W杯招致へのアピールと不祥事のせめてもの汚名返上として連覇してほしいものです。

    投稿: 神戸ファン | 2005年5月23日 19:29

    冨岡鉄平追加招集。男気に期待します。

    投稿: サポーター | 2005年5月23日 15:27

    JAPAN VS アイルランド の試合のときにジュビロの応援団の人がメインになってJAPANを応援することってできないですかねぇ?トップリーグを見ていて感じたのがジュビロの応援団が一番団結力があるように感じたので・・・。でっかい声で日本コールをしたいですね!

    投稿: issa | 2005年5月23日 14:17

    ジャパンを応援している者です。追記を見て思いを新たにしたのですが、土曜日の会に参加してジャパンにも応援歌があるといいなと思いました。もちろん、「威風堂々」がありますが、もう少しアップテンポで歌いやすく、サビの部分で盛り上がり、コーラスの部分をみんなで思いっきり歌える(ジャパンが好きだオーラを出しまくり)。そんな応援歌が欲しいです。

    投稿: watanabe | 2005年5月23日 13:09

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