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情報があふれているからこそ

土曜、日曜とイベントが続いたので月曜日はさすがに疲れてたなぁ。でも、頑張るよ~。ライオンズのNZ遠征が終了して、世界の強豪国対決の注目は、7月30日から始まるトライネイションズ(南半球3か国対抗)に移るわけだが、その前に、南アフリカとオーストラリアの間で、ネルソン・マンデラ、チャレンジマッチが行われている。

ライオンズの最終戦と同じく土曜日に行われた第1戦では、オーストラリアが30-12と、南アフリカを4PGだけに抑えて勝利。僕も映像は見ていないが、SOラーカムの巧みなゲームコントロールで少ないチャンスを確実にものにして5トライをあげる快勝だったようだ。ただし、この試合でSHグレーガンが肋骨を痛め、PRマット・ダニング、CTBモーガン・トゥリヌイも怪我をし、7月23日、ジョハネスバーグのエリスパークで行われる第2戦には出場できなくなったようだ。それにしても、そのあとすぐにトライネイションズに入るなんて、彼らは本当にタフだ。

コメントの質問で、ジャーナリストのみなさんは、海外の情報(フランス・リーグやアイルランド・リーグなど)をどうやって得ているのですか? というのがあったが、今はインターネットで各国協会のサイトを見ることができるし、たいていはインターネットで情報は得る。6か国対抗などは記者登録すると、試合の詳細なデータも送ってくれるので膨大な情報を得ることもできる。

僕がラグマガにいた頃は、まだインターネットも今ほど普及していなかったので、イングランドやNZの雑誌を定期購読したり、海外の新聞を集めて情報を得ていた。あとベースボール・マガジン社はパリにヨーロッパ支局があるので、フランスの情報はかなり詳細に入ってくる。あとは通信社の記事。これは会社が契約していた。

僕と一緒にJSPORTSで解説している小林深緑郎さんは、ずっと個人で仕事されているわけだが、イングランド、フランスなど海外の新聞をこまめに読み、世界中の試合のパンフレットを集め、短波放送で海外の放送を受信して聞いていた。だから日本で見られない試合のことも異様に詳しかったのである。海外ラグビーの情報収集力では深緑郎さん以上の人に会ったことがない。だから僕は、深緑郎さんに出会ってから、ず~っと、頼りっぱなしだ。深緑郎さんに言わせれば、インターネットは間違いも多いので、確かな情報をどうつかむかが大事だということ。情報があふれているからこそ、その取捨選択がプロの腕前ということなのだろう。

そんなわけで、僕もJSPORTSで放送されない試合は見られないので、海外の記事を読むしかない。英語苦手の僕にはしんどい作業だが好きなことだから頑張るよ~。

◎歌舞伎鑑賞教室で「義経千本桜」を観ました。
国立劇場って、でかっ。最初の30分で歌舞伎の基礎知識を学び、義経千本桜の一幕だけ観る趣向だった。初心者だから、ここから入ろうと思ったのだ。学生は1,300円、一般の一等席でも3,800円だから安い感じがした。歌舞伎を観る新しいお客さんを開拓する試みで、こういうのはとってもいいと思った。市川右近さんの身軽さというか、動きのキレも感心した。笑わせてもくれるしね。今度は本格的なのも見に行ってみるか。


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    コメント

    僕もネットで海外ラグビー情報を収集していますが、深緑郎さんの域には全く及びません~長年の経験には本当に頭が下がります。(村上さん、前にもお願いをしましたが深緑郎さんの紹介の回を是非!)

    海外ラグビー中継の試合後のインタビューは僕もFL7さんと同様にJスポーツさんにリクエストをしたいです。試合中は物凄い顔をしている選手達がノーサイドの後に見せる表情は素晴らしく、ノーサイドの光景はラグビー文化の魅力の一つだと思います。マオリ戦では監督を肩車したり勝利のハカなど感動的な光景でした。実況を被せなくても、スタジアムの音を流すだけでも臨場感があって充分です。

    投稿: 軍曹 | 2005年7月12日 23:21

    Jskyの解説陣の方々が、どのように情報を入手しているのかが垣間見えました。毎日お疲れ様ですね。感謝しております。
    これからも、ナイスな情報をよろしくお願いします。

    投稿: エンドー | 2005年7月12日 20:29

    こんにちは。いつも、楽しく読ませてもらっております。初投稿で、いきなり質問のご無礼をお許しください。

    先日、友人から「ラグビーで、一番多くのポジションをこなした選手は誰か?」と、聞かれました。ロック・フランカー・ナンバーエイトやセンター・ウイング・フルバックの兼任は思いつくのですが、それ以上多数のポジションをこなした選手となると、思いつきません。村上さんが、ご存知でしたら、ぜひ、教えていただけませんか。よろしくお願いします。

    投稿: 虎鷹 | 2005年7月12日 14:25

    村上さん、こんにちは。
    豪州対南ア戦の情報ありがとうございます。
    グレーガンの怪我は痛いですが、SHに関しては若いヘンジャックに期待したいと思います。
    トゥリヌイはスーパー12から調子が良かったのでこれも残念。
    怪我人が多くなってきてるので若い選手達に頑張ってもらいたい、と同時にベン・チューンの代表復帰を願っています。

    投稿: チロ | 2005年7月12日 09:40

    村上さん、いつも楽しく読ませていただいています。前にもチョットかかせていただきましたが、試合後の選手等のインタビューまで放送することって無理なんでしょうか?先日のライオンズの試合後
    表彰と両キャプテンのインタビューがあったようですが。。できればそこまで放送していただきたいです。私だけでしょうか?
    試合後の選手の声を聞きたいのは、日本ではまったく報道ないし悲しい限りです。
    J-sportの都合もあるのでしょうが、出来れば聞いていただく事ってできますか?
    失礼を承知で書いています。

    投稿: FL7 | 2005年7月12日 08:16

    >それにしても、そのあとすぐトライネイションズに入るなんて、彼らは本当にタフだ。
    私も本当にそう思います。一方我らのナショナルチームのことを振り返って考えてみると正直「弱小国」なのに試合数が少なすぎないか、と思います。オーストラリアの国内リーグはどうなっているのか知らないですけど、NZと南アは国内の州代表、スーパー12、フランスなどの北半球の強豪国とのテストマッチ、そしてトライネイションズとあらゆるレベルで厳しい試合を数多くこなしているのを考えると選手の皆さんはきついでしょうけど、もっと鍛えていかないとどんどん置いていかれると思います。「スーパー8」が始まるようなので期待します。

    投稿: 神戸ファン | 2005年7月12日 02:02

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    » 小林深緑郎さんて パート2 [瑞穂のラグビー好き]
     ラグビー研究家という職業(?)であることは十分わかりました。 でもなんで、スティーブなんでしょう{/eq_1/}実は英国人だったりして?? 村上さんはもちろん選手経験がありますが、小林さんはどうなんでしょう{/eq_2/} 意外と昔はFWで ガッツンガッツンしてたりして{/roket/} うーん気になる。教えて村上さん{/dogeza/}... [続きを読む]

    受信: 2005年7月12日 04:54

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