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トライネイションズ第2戦

abashiriko2

東京に帰ってきたら、やはり網走より蒸し暑かった。今年の網走は暑い、暑いと書いてしまったが、夜は20度台の前半になるのでよく眠れる。食事も美味しい。カニ、旨かったっす。網走湖があまりに綺麗だったので、思わず撮影した。

高校日本代表は、豪州遠征第1戦を、ジャパンが2003年W杯で戦ったタウンズビルで行い、北クインズランド高校代表を27-22で破った。先日紹介した第1回80-80国際大会では、JAPAN15がオークランドに0-84で敗れた。

網走から帰って、トライネイションズ第2戦をテレビ観戦。見入ってしまいました。文末に結果を書くので、知りたくない人はこれ以上読まないでください。

南アフリカのニューランズで行われた南ア代表対NZ代表の試合は、激しいプレッシャーの掛け合いで、両者一歩も引かない展開だった。開始早々にNZ代表SHケラハーが、レイト気味のタックルでダメージを受けたのは勝敗を左右した気がする。まもなくそのケラハーのパスがインターセプトされ、南アCTBデヴィリアスの70m独走トライが生まれる。NZからすれば、WTBリコ・ギアが鋭角的なステップで大きくゲインした後だっただけにもったいなかった。もちろん、南アの素晴らしいプレッシャーがもたらしたトライではあったけどね。

しかし、その後、NZは自陣からでも思い切ってボールを大きく動かして、20分には、リコ・ギアが逆襲のトライで10-13に迫った。このあたりからの両者の攻防は息をのむ迫力だった。NZのジェリー・コリンズと、南アのスカルク・バーガーのタフなプレーぶりには、感嘆のため息しか出ない。

NZは本当によく展開したと思うけど、南アのプレッシャーというか、タックルの強さと回数は凄い。自分たちの最大の強みであるタックルを嫌と言うほどオールブラックスに叩き込んだ。ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ相手には正確なプレーを見せたダニエル・カーターも、イージーミスが目立った。南アの圧力がNZ最高の頭脳を混乱させたということだ。

80分間タックルし続けることができる南アの地力を感じる試合だった。ホームでの連勝は、南アにとって大きいが、豪州、NZともに7点差以内の負けで、勝ち点1を得たのも大きい。もし、ホームチームが全部勝つ展開になった場合は、南アは不利になるだろう。

2試合を見て感じたことだが、意図を持ってよくボールを動かしたのは、豪州、NZだった。それを激しく前に出るタックルでプレッシャーをかけ、一気のカウンターアタックでスコアするのが南アの形だ。いつものことと言われればそれまでだけど、タックルの出来る選手を揃えるのがいかに大切かということだよね。

でも、こうプレッシャーがきついと、パスがつながらないので、面白くないと思う人もいるだろうなぁ。第3戦は、8月13日、豪州代表対NZ代表。ラーカムが肩の負傷で今季絶望となったのは残念だが、ギタウもいる。やれるよ。いいトライをたくさん見たい。

◎トライネイションズ第2戦
南アフリカ代表スプリングボクス ○22-16● NZ代表オールブラックス

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    コメント

    トライネーションおもしろかったですね。またまた南アが勝ったのでうれしいかぎりです。
    ボックスとオールブラックスはほんとうにスピードが速くなって面白いラグビーになりましたね。

    しかし、なぜ監督のジェイク・ホワイトはヤコを出さないんでしょう。プレトリアス(スタンドオフ)は蹴ってばかりで、せっかくのトライチャンスでもドロップゴールを蹴って入らないことが2回もあり、南アファンからも大きなブーイングでてましたよね。ヤコだったらもう少し点が入ったと思うのですが。9番ももっと早く変えるべきだったと思います。

    issa さん
    >国歌斉唱時で気になったのですが>マオリの選手は誰も歌っていませ>んでしたよね?あれ何でですか

    えーとそれはもしかして、ウマンガとかロコゾコ、ジェリー・コリンズのことですか?
    彼らはマオリではなくてウマンガとロコゾコはフィジー人で、コリンズはサモア人です。
    リコ・ギアやケース・ミューズのようなマオリは歌っていると思いますが。

    投稿: りさりさ | 2005年8月 8日 11:04

    網走でのお仕事お疲れ様でした。開幕戦に続き密度の濃い試合で面白かったですね。敗れはしましたが、オールブラックスは誰もがボールを繋ぐ意識が高くて驚きました。来週のワラビーズとの対戦で完成度が高くなるか楽しみです。
    スプリングボックスは連勝で優位に立ちましたが2連覇にはアウェイでの勝利が必要です。その点でまだオールブラックスが優勝候補の一番手と思いますが、村上さんはどう思われますか?

    投稿: 軍曹 | 2005年8月 7日 23:39

    NZファンの私としては 残念な結果でしたが ラグビーファンとしては
    本当に満足のいく 面白いゲームでした。南アのタックル凄いですね、
    やっぱりラグビーはタックルです。
    NZはコンタクトの瞬間にパスをほうるような 攻撃が 前のオフロードのように繋がるようになってくると 面白くなりますね

    投稿: さんぼ | 2005年8月 7日 23:36

    こうプレッシャーがきついと、パスがつながらないので、
    面白くないと思う人もいるだろうなぁ。
     →そうですね。ルールがわからない人には、
     BKでまわす試合のほうが面白いですよね。
     ちょっとかじったらFW戦が面白いと判るんですがねえ。
     2試合ともいい試合でした。あと4試合楽しみです。

    投稿: 瑞穂 | 2005年8月 7日 20:05

    2001~2003頃は、迷走していた南アフリカ。ホワイト体制になって、強さを取り戻しましたね。厳しい国内情勢にも関わらず、ボクスを世界のトップクラスに引き戻す指導力は立派だと思います。今後の課題としては、敵地での試合でしょうか?その点、ワラビーズは伝統的に敵地でも強さを発揮するチームだと思います。失礼します。

    投稿: エンドー | 2005年8月 7日 11:54

    いつも楽しく読んでいます。
    昨日の試合の国歌斉唱時で気になったのですがオールブラックスのマオリの選手は誰も歌っていませんでしたよね?あれ何でですかね?見ていて気になりました。やはり歴史的背景などあるからですかね?

    投稿: issa | 2005年8月 7日 09:54

    連続投稿失礼します。村上さんにお聞きしたいことを忘れていたもので。
    >・・・、豪州、NZともに7点差以内の負けで、勝ち点1を得たのも大きい。
    今さら言うまでもなくボーナス勝ち点には「7点差以内の負け」と「4トライ以上」の2種類がありますけどこれを区別する専門用語はあるんですか。いつもくどくど「7点差以内の負けの勝ち点1」とか「4トライ以上の勝ち点1」って言わなければいけないのが面倒な感じがするもので。万国共通の言い方があれば便利だと思います。

    投稿: 神戸ファン | 2005年8月 7日 01:13

    いや~トライネイションズまだ4試合ありますけど、正直先週と今週の2試合だけで「お腹いっぱい」って感じです。それくらい見ごたえ十分です。
    南アのラインディフェンスでのプレッシャーがすごくてオールブラックスのパスがかなり乱れてましたね。今さらですけど、やっぱりトライネイションズはレベルが高いです。

    投稿: 神戸ファン | 2005年8月 7日 01:02

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