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川合レオ・コーチ

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玉川大学でラグビー部のコーチをしている元日本代表CTB川合レオさんに会った。相変わらず男前です。聞くところによると、彼のお父さんはイタリアと日本のハーフで、お祖父さんはイタリアとフランスのハーフだったのだそうだ。しかし、それぞれが妻に迎えたのは日本人だった。レオさんは、クウォーターということになるのだが、聞いているうちに、なんだか頭がこんがらがってきた。レオさんは、日本でイタリア人として育ち、20歳の時に帰化した。現在、2人のお子さんがいるのだが、カイト、ルイと名付けた。かっこいいね。

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レオさんは、NECグリーンロケッツで活躍したわけだが、首のヘルニアで引退を余儀なくされ、縁あって昨年7月に母校の玉川学園の教員となり、大学ラグビー部のコーチにあたっている。ちょっと練習を見させてもらったが、自らタックルの見本を見せたり、優しくも厳しい指導で選手に接していた。NECの選手達のラグビーに取り組む姿勢を説明すると、学生達も熱心に聞いてくれるのだという。そりゃ日本一チームなのだから、説得力あるよね。選手達はみんな挨拶をしっかりしてくれて好感が持てた。コーチの教育の成果かな。

玉川大学は、現在関東大学3部リーグに所属、部員数も少なく、体格もレオ・コーチが一番大きく見えるくらい小さい。レオ・コーチは、NECの練習を整理して大学で使えるように準備したらしいが、結局使えなかったとか。つまり体格もスキルも違うので、今の学生にあったものにアレンジしなければならない。練習時間も短く、勝つために最低限のことをやろうとすると、いろんなものを捨てなければならないのだ。絶対的な練習というのはないということだよね。多くのコーチが「日本チームは海外の練習を模倣するだけでは勝てない」と断言するワケだ。

今回のインタビューは、NECスポーツのファンクラブ「ロケッツクラブ」の会報誌(9月中に発行予定)に掲載される。レオさんは、今、学園の教員をしながら筑波大学大学院でスポーツマネージメントも学んでいる。
「現役時代に悔いはないですか?」
「誰だってあるでしょう。できるなら50歳くらいまでやりたいし、そこで辞めても、もっとやりたいと思ったでしょう」

プレーし続けることこそ、スポーツ選手の究極の夢。それが確認できて嬉しかった。

川合コーチのブログはこちら

◎試合結果
・高校日本代表オーストラリア遠征第2戦
高校日本代表●30-69○クインズランド高校代表

・第1回80-80国際大会
JAPAN15 ●8-67○タイ

※高校日本代表は後半は、19-19の同点。最後まで頑張ったようだ。80-80大会の大敗は急造チームで仕方ないけど、選手はさぞ悔しいだろう。きっと準備不足を悔やんでいると思う、でも、これは選手の責任じゃない。85㎏未満のラグビーは、日本ではやっていないんだから、準備しないと勝てるわけがない。国際大会に代表チームを派遣するときの準備不足は昔から改善されない。悔しい思いをするのは選手なんだから、もっと考えてあげようよ。

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    コメント

    お父さんとお祖父さんの話は、私も読んでいても頭がこんがらがりました。川合選手が現役の頃、秩父宮でひたすら、「レオさま~、レオさま~っ!」と応援する女性ファンがいたのを思いだしました。
    ところで、コーチングについてですが、チームを構成している選手は、そのチームごとに体格もスキルも違うわけですから、それに合った練習メニューを作るのは当然です。川合さんは、それを見極めて工夫をしているということでしょうから、玉川大学の学生たちは恵まれてますよ。ラグビー上手くなって欲しいな。

    >多くのコーチが「日本チームは海外の練習を模倣するだけでは勝てない」と断言するワケだ。

    そういうことです。ジャパンも安易にフランス流をただ模倣するだけでは、勝てませんよ。日本流にアレンジしなければ。

    投稿: サファイヤ | 2005年8月11日 20:07

    村上さんの日記にも紹介されてますが、川合さんのブログって本当におもしろいです。 文章の上手さにはいつも感心させられます。 大学のコーチだけでなく、たまに小、中、高のチームにも顔を出されていますが、いつだったか、マセた小学校高学年の女児たちとのやり取りは秀逸でした。
    その行間ににじみ出てるいのは、ラグビーに対する純粋な思い、ラグビーに取り組む若者への暖かい眼差しであり、愛情です。

    ところで村上さん! 川合さんもいくつになってもラグビーやりたいとおっしゃってるようですが、村上さんも同じ思いだということは過去の日記を見て確信しております。
    ありますよ! おじさん、いやおじいさんになっても「現役」でラグビー出来るところが。
    私は村上さんの大学の先輩でもある「ぷちラーカム」氏と同じクラブでラグビーの「現役」をやってる46才ですが、是非やりましょうよ。 前向きに考えて下さいね! 

    投稿: ぷちスペンサー | 2005年8月11日 19:26

    川合選手は、もの凄いハードタックラーでしたね。強力な外国人CTBに対してもナイスタックルを決めていましたね。大和魂とラテンの情熱の結晶か。コーチとしての成功を祈ります。

    投稿: エンドー | 2005年8月11日 12:14

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    » あまり話題にはなってませんが… [Paint It Red!!]
    今、タイやったかな〜? あの辺で、ラグビーの85kg未満の国際大会をやっている。 やっぱりラグビーって体格差の影響出易いから、 柔道みたいに体重制限を設けてそのハンデを減らそうという考えもあるみたいで…。 で、わが日本はというと代表として流通経済大学が参加している。 (試合結果はこちら→http://www.rugby-japan.jp/national/inter/2005/id1600.html) それは別にいいとして、 腑に落ちないのは日本協会の対応ですね。 なんか発表自..... [続きを読む]

    受信: 2005年8月11日 23:44

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