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2005年3月27日 - 2005年4月2日

男ならロック

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ロックなもんじゃねえ! 浅野良太選手(左)、熊谷皇紀選手(右)のNECコンビ。ジョークではなく、NECのロック陣がやっているブログのタイトルです。

NECのロック陣といえば、前述の2人に安田知生、三浦洋平などの選手達。ブログの執筆は浅野選手が多いようだが、コニアや石井といった引退選手の写真と紹介があったり、日本代表ではタケオミ君の寝姿とか、けっこう面白いのがある。実は3月24日の日本代表合宿時に上の写真を撮影して「ネタ切れの時に紹介してください」と言われたのだが、今回はネタ切れじゃないけど、紹介したよ。みなさん、一度のぞいてみては。

「男ならロック」と言っても、えーちゃんではありません。それはROCK。ラグビーのポジションは、LOCKと書く。岩ではなく、錠、つまり鍵だ。フォワードの第二列目で、あの身長の高い一番大きな人がやるポジションである。スクラムでがっちり鍵をかけるようにバインドするから、LOCKなんだろうね。昔、ニュージーランドでは子供達はみんなロックをやりたがったと、聞いたことがある。一番強い選手がやるポジションだからだ。僕は最近、ロック好きである。数年前から、神戸製鋼のロイス・ウイリスには何度も感動させられているし、昨季のトヨタ自動車トロイ・フラヴェルにも感心した。強いだけでなく、しぶといタックルを何度も見せてくれる。強いチームには必ず優秀なロックがいる。
 キックオフ、ラインアウトを確実にキャッチし、ときには突進し、スクラムではプロップのおしりを強力に押し、モールの核になり、ラックでは相手をどかんと押し込む。そして、大きなストライドで懸命にカバーディフェンスにかえり、相手のトライを防ぐ。頼りになる選手がロックの正しい姿だ。ラグビー王国の子供達が憧れたのもよく分かる。ラグビーは、ボールを確保しないと攻撃できないスポーツだ。ロックの働きはボール保持時間を拡大してくれる。ぜひ、ロックに注目を。試合を見るのが楽しくなるよ。

 そして、相手に睨みをきかせるのもロックの役目。大八木さんは、きっとそれを考えて強面で頑張っていたんだろうなぁ。ロック伝説といえば、60年代後半から70年代前半に近鉄、日本代表で活躍した小笠原さんだ。スパイクのポイントをヤスリで研いでいたというのは、あまりにも有名。本人に確かめたところ、「馬鹿野郎! 昔はみんなヤスリで研いでたんだよ」と叱られた。そう、現在60歳以上の人達が選手時代は、ポイントは革を重ねて靴底に釘で打ち、あとで形を整えていたのだ。まあ、それをちょっと尖らせるくらいのことはやったかもしれないけどね。……軽口叩いて、すみません。

◎愛好ニュース
◇ヤマハ発動機ジュビロの新スタッフが発表になり、木曽一選手がキャプテンに就任。
◇U19日本代表、初戦のルーマニア代表に5-15で敗れる。次戦は5日、対イングランド代表。

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◎ワラタス対クルセイダーズ(スーパー12第6節 5日深夜1時初回放送)

全勝で首位を突っ走るワラタスに、1敗で追うクルセイダーズ。みんなに見てもらいたい中盤戦屈指の好カードだ。きょうは、ハリケーンズとチーフスの試合を解説したが、ウマンガは凄いし、ハリケーンズの新鋭SOゴッパースの動きもいい。チーフスのケラハーも頑張る。でも、ちょっと雑なところがある。ワラタスとクルセイダーズは、ミスの少ない緊張感ある試合になるだろう。ワラタスのFBで出場予定のヒューアットは、ちょっと面白い動きをする。クルセイダーズには、ヤマハで活躍したマクドナルドに、昨年のNZ最優秀選手カーター(SO)がいる。視聴可能の人は見てね。

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オフサイド

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庭の椿はこれからが見頃。ちょっと遅いかな。


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木蓮は咲いている。

 年度末はずっと家にいた。仕事でトラブルもあって、けっこうバタバタした日だった。ふーっ。きのう人工芝について書いた。「高いのでしょうか?」という質問があったが、値段は様々のようで確実な数字ではないけど、全面敷くと1億円以上はするみたいだ。それでも、日々の芝生の管理費を考えると安いんだろうね。人工芝は10年は持つらしいので。

 きょうから4月だ。3月30日からトップページにカレンダーを入れた。振り返ると、3月1日の開設から連日更新を続けることができた。なんか達成感があるなぁ。4月からも連日更新するつもりだけど、あまり気合いを入れると続かないので、ほぼ連日ということで頑張りたい。

 さて今回は、オフサイドについて。ラグビーのルールは難しいと言われるし、僕も曖昧であることを数日前に書いた。オフサイドは特に分かりにくいと思っている人が多いだろう。ラグビーのオフサイドを一言で説明すると、「先回りしない」ってことになる。要するに、先回りはダメ! ずるい!ってことだ。だから、ラックやモールの密集戦には、横や相手側からは入っちゃいけない(オフサイド)。キッカーの前から走り始めてもいけない。必ずボールの位置の後ろから攻撃に参加するのが原則である。パスを前に投げるスローフォワードの反則も、この原則に従っているよね。だって、ゴールラインで待ち受けている選手が、パスもらってトライしたら、「ずるいよ~」と言いたくなるでしょう。
 ラグビーというのは、ボールを持った選手が常に先頭に立って、堂々と正面から戦うスポーツなのだ。それもしっかり立って(寝ている選手はプレーできない)。それを味方は後方からサポートする。だから、アメリカンフットボールのように、前へパスはできないし、ボールを持っている選手を守るためにタックラーをブロックしてはいけないわけだ。ちなみに、ノックオンは手でボールを前に進めてはいけませんっていう反則だ。だから頭とか胸はノックオンにならないわけだね。
 この原則を頭に入れておくだけで、ほとんどの反則は理解できる。ただし、反則をしても相手の有利になれば、笛は鳴らない。それがアドバンテージの適用である。と、ここまで書くともっともっと書きたくなってしまう。例外もあるからね。でも、これが悪い癖なのだ。まず最初に「先回りしない」ってことだけ頭に入れてもらうだけでいい、それでいいのだ。って、なんかバカボン・パパみたいな終わり方になっちゃった。

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お薦めマッチ_0331

きのうテレビを見ていたら、現在のマッチが、スニーカーぶるーすや、愚か者を歌っていた。振りを覚えようとしたら、普通に渋く歌ってた。渋くやりすぎだよ~。「愚か者」もいいんだけど、「純情物語」をおじさんが上手に歌うとかっこいいことを、最近発見した。おじさんたち、やってみて。

おい、試合情報は、なしかよっ。 コンドー、です。

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人工芝

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上井草の早大グラウンドには、全面と半面のフィールドがあるのだが、半面のほうが人工芝になった。29日に完成したらしい。

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当たり前だけど、人工芝は最初から白い芝がラインになっている。昔の選手なら誰もが経験した、メジャーで測って線を引く仕事がなくなるわけだ。楽だね。

 30日は早稲田大学の清宮監督のインタビューをした。花粉が「非常に多い」日で辛かったよ~。4月21日発売のラグビーマガジン別冊「ラグビークリニック」の取材だった。詳細はそちらをご覧ください。
 清宮監督のことは、大学2年から取材しているのだが、あの頃から将来間違いなく大物になると思っていた。プレーは熱いが理論派。頭の回転は抜群に良かった。なにより話していることにオリジナリティがある。
 今回も、歯切れが良かった。結果を出しているから当然だが、この監督の凄いところは、チーム作りのデザインが非常に明確ということだろう。全体像が描けているから、コーチングにブレがない。選手が迷わずついていくのがよく分かる。
 言葉数が少ないにも自信の表れだろう。あれこれ言われるより、やるべきことを絞って言ってもらった方が選手もやりやすい。現役時代にちょっと教えてもらいたかったな~なんて、思ってしまう監督である。

 さて人工芝である。最近は練習グラウンドを人工芝にするところが多くなった。明治、帝京、東海、流通経済らの各大学に母校・大阪体育大学も。大体大は、一年間、表面の強度などを詳細に測定したのち最良のものを敷いたので、他大学の選手にもすこぶる評判がいい。IRBのお墨付きももらったので公式戦(国際試合)も開催できる。実際、何度か行ってみたが、天然芝よりフラットで走りやすく、スライディングしてもやけどすることもない。葉っぱが人工というだけである。早稲田のもかなり質がいいようで、今後も人工芝を採用するチームはどんどん増えるだろう。使用頻度が高く、芝生の根付かないスタジアムなどは、人工芝導入を考えた方がいいかもしれない。ん? いや、別に秩父宮ラグビー場という意味ではありませんよ。

 ただし、早稲田は全面のフィールドは天然芝にこだわりたいようだ。
「試合する場所が人工芝ならいいけど、試合は天然芝ですからね」
 その通りです。清宮監督は、ほんとに合理的というか、現実的だなぁ。

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小野澤、出発!

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日本代表は、今朝の便でフランスへ旅立つ。前日、小野澤選手のインタビューをした。本欄2度目の登場だが、愛好日記のレギュラーになったわけではありませんよ。 

 スカイパーフェクTVガイド5月号(4月25日発売)の取材だった。いつものようにニコニコ顔で話しを聞かせてくれたが、その笑顔はいつも以上。実は、この日は彼の誕生日だった。って、それはホントだけど、そんなことで会心の笑顔にはならないよね。
 取材は某レストランでやったが、写真撮影はカンタベリーショップ青山だった。僕らスタッフは少し前に店に入り、撮影の準備をしていた。そこにたまたま山口良治さんがいたのである。そう、スクールウォーズのモデルになった熱血先生だ。今は京都市スポーツ政策の顧問を務めるかたわら、伏見工業高校ラグビー部の総監督も継続されている。今回は熊谷ラグビー場で行われる高校選抜大会出場のため上京されていた。
 3月1日の日記に書いた通り、僕は京都のラグビースクール時代に山口先生に指導を受けた。その後も何度も取材でお会いしているので、挨拶をしてしばし立ち話。山口先生は相変わらず熱かった。そして、
「ところで、誰の取材なの?」
「小野澤選手です。明日から遠征なんですよ」
「そうか、じゃあ待ってる」
 小野澤選手とは以前に会ったことがあるらしく、久しぶりの再会となった。店に入ってきた小野澤選手の表情が弾けんばかりに明るくなった。スクールウォーズの大ファンだったらしく、ラグビーマンとしても山口先生を尊敬しているようだった。握手。写真。
「うわ~、きょう来て良かった~」
 これで、機嫌良く遠征に行けるね。いいチームになるよう、頑張ってください。今回は諸事情重なってフランス南米遠征に付いていくことができない。残念。

 ところで僕は、山口先生と会うと小学生の気分に戻ってしまう。僕がラグビーにはまったのは山口先生との出会いが大きい。スクールは日曜日の午前中に行われたが、練習が終わるとよく山口先生にプレースキックを蹴ってもらった。そのボール拾いや、ボールをプレースする手伝いが好きだった。ある時、僕が片づけようとするボールを奪うと、先生は、カゴ目がけてグラバーキック(地面を這うゴロパント)を蹴った。20mくらいはあったと思う。ボールはカゴの前で測ったように跳ね上がり、すっぽり入った。それを何本か続けて見せてくれたときの驚きは忘れない。楕円球もコントロールできるようになるだなって感心した。グラバーキックは跳ね上がる法則みたいなものがあって、何度も蹴っているといつ跳ね上がるか分かってくるのだ。山口先生と会うと、いつもこのことを思い出す。憧れって大事だよね。それで、僕はここまで来てしまったんだから。


 
  

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ちょっと気になる09

四宮洋平選手。
南アフリカでは日本人初のプロ選手として、ボーランド・キャバリアーズ入り。南ア最大の地区代表選手権カリーカップ出場を目指して奮闘中だ。先日の7人制ワールドカップでも日本代表として大活躍した。世界に通用する強さと速さを見せつけたわけだが、セブンズ・ジャパンの帰国会見の言葉もとても立派だった。「僕の後ろには日本のラグビー、日本のサポーターの方々がいると思ってやっています。南アでの挑戦も、いつか日本代表のためになりたいから。代表になりたい気持ちは強いです」。とことんラグビーをやってやるって覚悟。いいね。成功してほしい。カリーカップ出場の朗報待ってるよ。

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なんと、59分

 きのうの夜は、スーパー12とプレミアシップの収録があった。59分ってなんのこと?って思うでしょう。これ後半の時間です。インジュリータイムが19分もあったってことだ。長かった~。僕の解説歴では最長試合かな。収録2試合目の後半だったから、終わったときは、ぐったりしてしまった。 

 イングランドのトップリーグ「プレミアシップ」は、5月14日の決勝戦に向けていよいよクライマックス。この日、僕が解説したのは19節のロンドン・アイリッシュ対グロスターの試合だった。有名なところでは、ロンドン・アイリッシュには、元イングランド代表のマイク・キャット、グロスターでは、元スーパー12・クルセーダーズのナイサン・メイジャーがプレーしていた。
 前半は、ボールが動き回って、すごく面白かったが、後半になってラフプレーが多くなってちょっと荒れた試合になった。試合が長くなってしまった原因は、グロスターのFLヘイゼルの怪我だった。首は生命に関わる場合もあるので、ピッチ上で完全に固定してから運び出すことになっているが、それに時間がかかったのである。この間、観客は静かに再開を待ち、選手達は身体が冷えないように軽く走るなど、ヘイゼルを気遣いながらの時間は10分を超えた。緊急時は仕方ないと、みんなわきまえているのに感心した。

 こういう時、ラグビーは危険と隣り合わせのスポーツであることを再認識させられる。ボールを持った時は、相手15人がどこからタックルに来るか分からない。だからこそ、厳しいトレーニングをして肉体を鍛え上げ、緊張感をもって試合に臨むのだ。準備を怠って試合するほど危険なことはない。以前、元日本代表の林敏之さんが言っていた。
「ラグビーのロッカールームからグラウンドまでの通路は、ボクサーがリングに上がる前に通る通路と似ているかもしれないね」
 共感した。死をも怖れず戦いに臨む精神の昂ぶり。だから、涙もにじむ。覚悟を決めて歩く道だから。大げさかもしれないけど、僕はラグビーをしている選手達を尊敬する。自分にはもうできないことをやっている選手達への敬意は忘れないようにしたい。それが見る者の礼儀だと思ってる。選手の気迫とか覚悟が見ている人にも伝わるから、身体を張ったプレーを見ると感動が広がるんだろうね。

 ちなみに、ヘイゼルは試合後は歩くこともできて大事には至らなかったようだ。よかった~。

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曖昧さを楽しめるか

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庭の桃の花が咲いた。色がすごく綺麗だった。日曜日は天気が良かったが、いろんな仕事がたまってしまって昼間は原稿書いたりしていた。全早明に行けなかったのは、残念。

きのう、ユニオンとリーグのことを書いた。いくつかコメントをもらったが、確かにラグビーユニオンは見た目に分かりにくいところが多々ある。ルールもとても曖昧だ。それに競技規則の文面でいくと、とても無理な動きがある。例えば、「ラックを形成しようとするプレーヤー、ラックに参加しているプレーヤー、および新たに参加しようとするプレーヤーは、頭と肩を腰よりも低くしてはならない」とある。でも、現実の試合を見てると、これって無理だよね。ラックでは、ほとんど頭は低くなっている。だから、あくまで競技規則はガイドラインであって、実際のプレーが危険かどうかはレフリーがその場その場で判断することになってる。曖昧なんだよな~。レフリー任せだから。しかし、ここを我慢して見られるかどうかが、ユニオン好きになれるかどうかの線引きになるんだよね。ユニオンは、気持ちにちょっと余裕がないと見られないところがある。だから、昔からラグビーのお客さんは、年齢層が高いんだと思う。試合後、サッカーみたいな危険な騒ぎにならない理由の一つは、これなんじゃないかって僕は勝手に思ってる。

現在発売されているラグビーマガジン5月号のテクニカルセミナー欄で、箕内選手がコンタクトプレーのやり方を説いてる。現役選手が、実戦的なことを話すとホントに面白い。「タックルされた時に縦に倒れるとSHがボールを持ち上げないといけないから、横に倒れよう」とか、「ジャッカルで相手ボールを奪うときは、腕と頭を近づける」(つまり、腕だけで行かない)とか、分かりやすいことがたくさん書いてある。改めて教えてもらえて勉強になった。箕内先生、ありがとうございます。こういう実戦的なこと読んでると、ラグビーのレフリーはほんとに難しいと思うなあ。レフリングのことは、また書くね。

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お薦めマッチ_0328

◎シャークスvsブランビーズ(スーパー12第5節、28日22:00~初回放送)

ディレクターのオリティ情報。「シャークスの新加入SH ピナールが魅せます。ピナール・ マジックを起こすんです。後半負傷退場をしますが、アブサスタジアムはスタンディングオベーションです。試合結果はわかりませんよ!」

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ユニオンとリーグ

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JSPORTSのスーパー12担当ディレクターのオリティは、こんな感じで、放送ブースの僕らに指示したりしてます

土曜日の夜は、スーパー12の収録があった。オーストラリアの放送局から送られてきた映像に日本のスタジオでコメントをつけるのだが、最初に送られてきた映像がなんかおかしい。実況の矢野さんと、「あれ、これ前座ですかねえ」って、よ~く見たら、ラグビーリーグ(13人制ラグビー)の試合だった。オーストラリアのプロ・リーグNRLである。現地の放送局の手違いだった。大雑把に説明すると、ラグビーには2種類ある。日本で僕らが親しんでいるのが「ユニオン」。もう一つは、100年以上前にユニオンと枝分かれして独自の発展を遂げた13人制の「リーグ」だ。リーグは、ユニフォームなんかの見た目はユニオンとあんまり変わらないけど、プロの歴史が長いので観客が見やすいように、ごちゃごちゃしたモール・ラックを省き、タックルが成立したらストップして、リスタートを繰り返し、6回のタックルで攻守を交代するようになっている。

イングランド代表のFBジェイソン・ロビンソンは、元リーグの全英代表だし、オーストラリア代表のFBマット・ロジャースはリーグの元オーストラリア代表でもあった。選手としての適性や報酬の問題などで、リーグからユニオン、ユニオンからリーグへと転向する選手は多い。

どちらが好きかは、ラグビーの要素の何が好きかだ。ランニングプレーをたくさん見たい人はリーグ向き、ボールの争奪戦などFW戦が好きな人はユニオン向きである。

手違いで送られてきたリーグの映像を見ながら、僕はつくづくユニオン好きだと思った。モール・ラックがないと物足りないのだ。あの密集戦でボールがどっちに出るかが、見ていて興奮するところなんだよね。そこに職人の技もあるわけだから。もちろん、リーグも立派にプロの興行が成り立っているわけで、ファンは多いわけだが。

ほどなく、手違いの映像はユニオンに切り替わって収録に支障はなかった。現地の放送局の方々、日記のネタくれて、ありがとね。

GOLD

さあ、日曜日の夜は、ラグビープラネット・アカデミーの表彰式が放送になる。各賞の受賞者は誰か。こんな感じで僕がプレゼンターを務めております。さて、モザイクの選手は誰だろう。視聴可能の人はぜひ見てください。

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お薦めマッチ_0327

◎キャッツ対ハイランダーズ(スーパー12第5節、27日22:00~JSPORTS3にて初回放送)

 スーパー12は、全試合放送するので、つまらないのも、面白いのも、いろいろある。僕だって眠くなる試合がある。
でも、完全につまらない試合っていうのはないかな。ミスばかりする試合は、なぜミスするんだろう、ラフプレーが多い試合は、なぜイライラするんだろうって、その意味を考えながら見ていると飽きることがない。未熟な選手は応援したくなるしね。

 さて、この試合は、キャッツのひたむきさが泣ける。キャプテンのファンヒールデン、いいよ。新鋭HOのブリッツも活きがいい。ハイランダーズのディフェンスは、あきれるくらい統率がとれてる。なかなかの試合だと思います。

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