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2005年4月17日 - 2005年4月23日

リアクション

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近所のお寺は、八重桜の見頃であります。花粉症が楽になってきたから、きのう少しお酒を飲んだら、やっぱりちょっと鼻の具合が悪くなったなぁ。まだまだか。

ところで、トラックバックしてくれた向山選手(NECグリーンロケッツ)のブログにも書いてあったが、彼も「チャレンジ2011サポーター」に署名したみたい。もちろん、僕もすでにしました。2011年、日本のワールドカップ招致を応援してやろうと思っている人は、ぜひどうぞ。画面左下のリンク集から行ってみて。ちなみに、読み物として僕が今泉清さんにインタビューしている記事と、小林深緑郎さんがワールドカップの豆知識を披露してくれてるよ。けっこう面白い。

さて、表題の「リアクション」について。ここ数年、各チームの選手もコーチもしきりに使う言葉だ。【reaction=反応、反動】と辞書にある。ラグビーで使うのもそのままの意味で、タックルした選手がすぐに起きあがったり、一つの仕事をして、またすぐ次の仕事に反応していくって感じで使う。

きのうは、スーパー12(トゥウェルヴと読もう。ときどきジュウニと読む人がいるゾ)の、NZ対決、ハイランダーズとハリケーンズの試合を解説した。リアクション、凄かった。特にハイラダーズ。相手一人を常に3人くらいで囲むほどのディフェンスだった。しかもどんどん前に出るから、ハリケーンズにミスが続出する。つまり、全員が常にボールを見て動いて休まない。FW陣は、190㎝以上の110㎏クラスがずらり揃っているのにだよ。自分たちがミスをして相手ボールになると、普通はボール奪った方がチャンスなんだけど、きのうのハイランダーズはリアクションが素晴らしいので、すぐに誰かがタックルしていた。感心した。今、スーパー12で一番強いと思う。フランカーのジョシュ・ブラッキーは今が旬。オールブラックス入るかもね。視聴可能の人は、ハイランダーズの試合を見逃さないようにしてください。

あれだけ大きな選手たちが動き回ると、日本と比較して絶望的になるけど、少なくとも体の小さな方が運動量では上回れるはずだから、頭を使って休まず動き回るという点だけは負けないようにしてほしいね。日本のラグビーはそこが弱いから。

愛好日記も休まず動き続けよう!

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春のキノコ

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庭にアミガサタケが生えていた。これは、桜の花が散り始める頃に庭先や林の中などに発生するらしい。フランス料理の食材のひとつでもあるんだって。食うつもりないけどね。ブエノスアイレスから大友さんの熱いメールが届いたのに、ゆるい始まりの日記で申し訳ない。

3月1日以来、連日更新を続けたので、記事がたくさんたまった。知人から「バックナンバーが見つけにくい」というアドバイスをもらたったので、カテゴリーを細かくし、バックナンバーを週別にしてみた。興味あるところ、読んでみてください。「ポジションについて」と、「ルール&防御」は、うんちくモノです。うんちくたれたい人はどうぞ!

きのうの日記に大学時代の同級生からコメントがあった。神戸でバーをやっている志賀君だ。学生時代の友人や先輩、後輩からのコメントは、なんだかほっとする。東京に出てきてもう18年になるけど、とにかくサイクルの速い街だから、突っ走ってしまうところがあるからだ。彼らのコメントで、自分が何者だったか、原点を確認できる。そうなんだよ。僕がマッチを歌い始めたのは社会人になってからで、大学時代は尾崎豊だったんだよなぁ。って、そういうことじゃないっつうの。

きのう発売の「ラグビークリニック」に、タグラグビーで日本一になった汐入ホワイトベアーズの指導法が書いてあった。鈴木コーチのコメント。「子供って、単純なことでも勝てば喜ぶんですよね。ちょっとしたことでも、勝って嬉しければ飛び上がって喜びます。負ければ悔しいから、次は勝つためにもっと一生懸命になる。その繰り返しですよ」。ほんと、子供って負けると悔しがる。僕も何度か子供たちとタグラグビーをやっているが、負けたチームの子供と握手すると、睨みながらギューって、握る子が多いもんね。あれが、いいんだよなぁ。そして「怒らない」指導もいい。怒らない=素晴らしい、ではないけど、ほめられると頑張るよ。

僕も高校で本格的にラグビーを始めた3日目くらいかな。監督に「おまえ、センスあるから、辞めんなよ」って言われて、頑張ろうって思ったもんね。

◎愛好日記的結論=子供は競争させながら、誉めて育てましょう。

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愛好速報!0421

 アルゼンチン・ブエノスアイレスの大友信彦さんからメールが届いたよ。概要ですが、さっそくお伝えします。
《日本代表試練の地球一周遠征も、最後のアルゼンチン戦まであと2日と迫ってきました。アルゼンチン戦のメンバーは、こちら時間できょう夕方、日本時間で金曜日の早朝に発表される予定ですが、練習を見ての予想先発メンバーをお知らせします。

1高橋、2塚越、3山村、4熊谷、5ワシントン、6大野、7マキリ、8箕内(C)、9村田、10森田、11小野澤、12元木、13ルーベン、14大畑、15立川

 大畑はブラインドWTBです。萩本監督は「フランス流の、扉を開ける、動きはできつつあるけれど、ウルグアイ戦では取りきるところまで行かなかった。開いた扉に入る人を置きたい」と変更の趣旨を話しています。ウルグアイ戦は出場わずか6分間に終わった元木の奮闘に期待したいです。

 ウルグアイでは本格的な練習を見る時間がありませんでしたが、ブエノスアイレスに来て19日の火曜日、2部練をまるまる見ることができました。エリサルド、ジョルダン両氏の指導で行われるメニューは、箕内主将が「日本では見たこともない、すべてが実戦と同じ判断を求められるメニューです」と話す面白いものでした。2対2の抜き合いなんですが、まず1対1が出て、その後自分が決めたタイミングで2人目が(AT/DFとも)出る。1人目は当たっても抜きに行くのも自由で、2人目はそれと相手の動きを見て、コールしながらベストのオプションを選択するわけです。DF側も同じです。コンタクト、ブレイクダウンあり、判断あり、コミュニケーションあり。多くの要素が入っていて、見ていてヒジョーに面白いメニューでした。

 昨日20日は、今遠征で初めての終日オフでしたが、選手9人を含む13人がブエノスアイレスの日本人学校を訪問してきました。スタッフに指名された選手は4人でしたが、そのほかに自分から「行きたい」と手を挙げて参加した選手が5人もいました。HPを持ってる村田、浅野、所属チームでラグビー教室に慣れている小野澤、高橋は意外でもなんでもなかったけど、学生の森田も参加したことに新鮮な驚きを感じました。実はウルグアイのときは日本人学校がなく、現地の普通の小学校を訪問したのですが、そのとき「もう一生ないんじゃないかというくらいモテまくった」(某スタッフ)ほどの熱烈歓迎を受けた話がチーム内に流れ、今回の参加者が増えた模様です。ともかく選手の意識が高くなっていることを感じる1日でした。ブエノスアイレスの日本人学校には小中学生29人が在籍。一緒に歓迎してくれたお母さんたちの中に、神戸製鋼の清水線と旭野高で同級生だったという人がいて「まだ現役ですよ」と教えてあげたら目を丸くして驚いていました。
 昨日は箕内主将にもインタビューしました。「絶対に結果を出したい。結果は新聞にも絶対載るわけですから、そうなればみんな、この遠征でジャパンが何をしてきたかに興味を持ってくれるはずです」
 ぜひともそうなってほしい(!)。でも何より、ここで選手の姿を見ていると、勝ってほしいというシンプルな気持ちが一番なのですが。心配なのはやっぱりスクラムですが、何とか奇蹟を起こしてほしい。
 では皆様。次はアルゼンチン戦勝利の報をお届けしたいと思います!
 チャオ! ブエノスアイレス 大友信彦》

 大友さん、ありがとうございます。今回、日本から大友記者しか取材に行かなかったことについて、箕内キャプテンは、昨秋の大敗がマスコミの関心度に影響していると、心を痛めているようだ。僕も実際、昨秋は行ったのに、今回は行けなかったもんなぁ。申し訳なくなったきたよ。達成感のある、いい試合してほしいね。

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ラグビークリニック

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本日(4月21日)、ラグビークリニック発売。自分の部屋で撮影したからイマイチですが、表紙です。チーム作りは早稲田の清宮監督、キャプテンは東芝府中の冨岡鉄平選手、コーチング哲学で啓光学園の記虎総監督、スクラムは中村直人さん(サントリー)、タックルが難波秀樹選手(トヨタ自動車)。このラインナップ、かなりラグビーファンを刺激してるよね。興味深い話が満載だ。

難波選手のタックル。「相手を倒すだけではダメ。起きあがるまでがタックルと意識づけよう」って、いいこと言ってるなぁ。当たり前のことだけど、これがなかなかできない。僕にも経験あるけど、会心のタックルが決まると、けっこう満足して余韻に浸っている時とかある。そうなると、一人死んでいることになる。つまり、その瞬間は14人で戦っていることになるわけで、とにかく立っていれば何かの役には立つ。だからラグビーは「立って、立って」と言うわけだね。この話は、啓光学園の強さにもつながっている。啓光学園の選手はとにかく、反応がいい。すぐに起きあがって走り出す。その意識の高さは、大学、社会人でもかなわないほどだ。

啓光学園のパスは「人に放るな」と教える。受け手に対して投げると、たいていパスは後方へ行ってしまう。だから、ディフェンダーのいない空間に放る。すると、受け手の選手はどんどんスピードをつけてそこに走り込める。でも、これって両者にスペース感覚が共有されいないと単なるミスになるので、けっこう高度だ。とにかく啓光の教え方は理にかなっている。勝つための理屈がしっかりしていて、選手がそれを理解している。指導者の手腕としか言いようがないよね。

話は変わるが、きのうは、渋谷のパルコ劇場で、Shuffle(シャッフル)という芝居を見た。もちろん、仕事の合間を縫ってね。たまにはこういう息抜きもしなくては。子供の頃好きだった石野真子さんが見たかったんだけど、芝居のリズムも良く、予想以上に面白かった。伊原剛志さん演じる刑事が、犯人を追って高いところから転落し、その後、人の姿と名前の組み合わせがバラバラになるコミカルな話。もっとバタバタしていると思ったけど、バランス良くまとまっていた。ここでも、スポーツでいう監督の手腕を感じた。作・演出の後藤ひろひとさん、やるね。

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「勝負する」

きのうは、スーパー12のブルズ対レッズ戦を解説した(20日、22:00~JSPORTS3で初回放送)。南ア勢は、いつもスーパー12では振るわないけど、ブルズが凄くなってきた。攻めまくる。一人一人が勝負するんだよね。

スポーツには、それぞれ独特の業界用語がある。ラグビーなら「裏に出る」、「顔を出す」とかね。これ、分かりますか? 業界用語の解説はおもしろいので、小出しにするね。ちなみに「裏に出る」は、ディフェンスラインを突破すること。「顔を出す」は、突破した選手のところにサポートに出てくる感じ。これはちょっと説明しにくい。

「勝負する」っていうのは、ラグビーでは、ボール持った選手がディフェンダーを自分でかわしたり、吹っ飛ばしたりすることを言う。つまり、一対一の勝負を仕掛けろってことだね。もちろん、一般的に試合で勝負することにも使うけれど。

かなり前だけど、元の大東大監督の鏡さんと試合を見ていたとき、「詰まったときに思い切って前に出る選手はいいよね」って言ってた。ディフェンダー数名に囲まれると立ちすくむのは、本能的なことかもしれないけど、相手が何人いようが思い切ってスピードをつけてぶつかっていける選手は、間違いなくいい選手。これ、僕のいい選手を見るときの一つの条件である。箕内選手あたりは、この点素晴らしい。全員が常に相手と勝負するチームは、見ていてアグレッシブで面白い。日本でも、そんなチームにたくさん出てきてもらいたいな。

ジャパンの情報は、また現地からのメールがあり次第、アップしますね。

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ちょっと気になる12

◎ロイス・ウィリス、味噌汁を注文

NZの友人から久々にコネタが届いたよ。オークランドの空港の日本食屋での出来事。
体格のいい男性が、店員にニコニコと日本語でオーダーをした。

サーモンロールとミソ汁
「日本語お上手ですね」
日本に住んでます。神戸製鋼です
「お名前教えてください」
ウィリスです。応援して下さい!」

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お答えします。パート3

月曜日の夕方、3月1日からの累計アクセス件数が10万件を突破した。ちょうど0が並ぶところを見たかったのに、一気に行ってしまった。数字が多いかどうかはともかく、たくさんの人に読んでもらえて嬉しい。みなさん、ありがとう。コメント、TBも感謝です。きのうの日記に書いた通り、このブログは「仲間作り」です。ラグビーを、そしてスポーツを愛好する人に、いっぱい読んでほしい。

そこで今回は「お答えします。」のパート3。まずは旬なところから。

Q=南米ってラグビー盛んなのですか?
A=アルゼンチンは、競技人口が5万人以上いる。国の人口が3500万人くらいだから、これって人口比にすると、日本より多いってことだよね。チリも1万人以上いるかな。ウルグアイは競技人口3000人弱なので、これはとっても少ないし、選手はほとんどアマチュアです。映画「生きてこそ」(1993年)は、1972年、チリへ遠征中のウルグアイのラグビーチームを乗せた旅客機がアンデス山脈に墜落。72日後に16人が生還したという実話。この中の生還者の一人が、ウルグアイ協会会長で、今回日本の選手も会えたらしい。だからウルグアイ・ラグビーの知名度は高いっす。いまひとつ答えになってませんが、どう考えても日本の方が環境的に恵まれているので、頑張らないとね。

Q=1930年(昭和5年)にカナダ遠征で6勝1分けの好成績を残した日本代表はどんなメンバーで、カナダは強かったのか?
A=もちろん当時から、英国、NZのほうがはるかに強かったです。カナダでは1889年にブリティッシュ・コロンビア・ラグビー協会が作られ、英国遠征したり、NZのチームと戦っているので日本より試合経験は豊かだったはずだけど、この時代の強さは僕にもさっぱりわからず。日本は、早稲田、慶応、明治、立教、法政、東大、京大の7大学の学生とOBで構成されていた。ベストメンバーを選んだというより、主要大学の選手に経験を積ませて、日本にラグビーを普及させる目的もあったみたいだね。
 この遠征では、のちに中学の国語教科書に取り上げられる美談がある。遠征第6戦で、日本のトライゲッター鳥羽が負傷退場。当時は選手の交代は認められておらず、日本は14人で試合を続行しようとしたが、カナダのティレット監督が「交代選手を出せ」と申し入れてきた。日本がルール違反を理由にためらっていると、カナダが一人選手を下げた。そこで日本も交代選手を了承し、対等の15人で残り時間を戦ったというもの。正々堂々とフェアに戦いたいという気持ちが現れたエピソードだよね。

Q=キャプテンといえば、大体代の稲田選手を思い出します。彼は村上さんと同期?
A=稲田君は、僕のひとつ下です。キックのコントロールが抜群のSOで、23歳以下日本代表のキャプテンも務め、精神的に非常に強い選手だった。今は京都の中学の教員として、素晴らしい選手をたくさん育成している。男前だし(意味不明)、僕の自慢の後輩の一人だ。

Q=どんな外国人選手が日本ラグビーに有効でしょうか。
A=トヨタのLOトロイ・フラヴェルのような、2m近い長身で体重もあり、モールラック、ディフェンスでの仕事量の多い選手は日本には少ない。世界的なLOを獲得すれば、チームは一気に強くなる。あとは、デカイCTBかな。つまり、日本人にないものを持っている選手ということだよね。

うわーっ、また長くなっちまった。きょうはこの辺で、おしまい。

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愛好速報!0418

◎ウルグアイ戦、大友記者はどう見た?

 現地まで取材に行っている大友信彦さんからメールが届いた。詳しいことは、東京中日スポーツ、ラグマガ、ナンバーに書かれるので、概略にて。
《今回の日本代表には、それほどナイーブなところ、どうしようもなく許せないミス、というのはあまり感じませんでした。それは私がカメラを持って、タッチラインから平面で試合を見ていたせいかもしれませんが。レフェリングもアウェー。完全トライの普通の平行パスが2度もスローフォワードを取られたし、日本のノットリリースは異常に早く吹かれ、相手のときは日本の倒れ込みが取られる。まあふつうのアウェーです。アウェーの条件下に置かれてもチームが大崩れしなかったのは、実際ポジティブに評価していいと思います。パシフィックリムのアウェーのアメリカ戦では、力が変わらないのにラスト15分で30点差、50点差に広がるという屈辱的な試合を何度も見てきましたので。それよりは、今回のジャパンは逞しいと感じます。ただし萩本監督としては、何度か許せないタックルミスがあったようです》

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勝つって、難しい。

ウルグアイに負けた速報を書き、日曜日は家で原稿書きなどしていた。現地で見ていないので論評は避けたい。しかし、勝つっていうのは難しいよね。村田亙選手のホームページの記述によれば、レフリーの微妙な判定もあったようだ。アウェイでは何が起こるかわからない。だからこそ、周到な準備が必要なのだ。アルゼンチン戦は、23日だ。現地から情報が送られてきたら、ここで紹介するね。実は、土曜、日曜はアクセス件数が減るのが普通なのに、この土・日は逆に増えた。ジャパンへの関心は低くないんだと実感できた。ちょっと嬉しかったな。

一日中、家で仕事していると、現実から逃避したくなる時がある。先日読んだばかりの松瀬学さん著「強いだけじゃ勝てない――関東学院大学・春口廣」を読み返した。何も、息抜きにラグビー本を読まなくてもいいのだが、この本、ほんとに気に入っている。

ここでも勝つことの難しさを再確認した。新興チームが伝統校に勝つことの難しさは、僕にもなんとなくわかる。母校の大体大も新興チームだったからだ。伝統校には最初から、ブランドというアドバンテージがある。僕も初めて同志社や慶応、早稲田と戦ったときは、ほかの試合にない緊張感を味わった。「彼らだって同じ大学生だ」と思えるまでに、まず数年かかる。そしていよいよ勝てると思ったときには、主力がけがをしたり、信じられないミスが起こったりする。伝統校に勝つには、完全に実力で上回らなければならない。そして、それを継続していかなければ勝つ経験は蓄積されない。新興大学の監督さんを見ていると、一流チームに育てるのに、たいてい15年以上かかっている。大体大、京産大、大東大、みんなそうだ。そんなチームも必ず浮き沈みがある。だからこそ、8年連続決勝進出の関東学院は心から凄いと思うのだ。

この本の中に、春口監督が恩師の綿井さん(故人・元日体大学長)から言われた言葉が何度か出てくる。春口さんが学生に厳しく当たりすぎたときに諭された言葉だ。「ラグビーは仲間作りだぞ」。スポーツは、と言ってもいいかもしれない。

そういうことだと思う。命を賭けた真剣勝負だからこそ、仲間との絆も深まるし、相手チームの選手とも仲良くなる。勝負にはとことん厳しきあるべきだけど、周囲を思いやる気持ちはとっても大切だ。僕の経験でも対戦相手の選手と仲良くなることはよくある。今でも試合をしたというだけで、打ち解けたりする。もちろん、ラグビーをやっていなかった人たちとも、僕はラグビーつながりでたくさん知り合いになった。

このブログも仲間作りかもね。

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愛好速報!0417-2

◎試合後のコメント(プレスリリースより)
萩本監督「残念ながら、結果につながりませんでした。きょうの内容を受けて修正を加え、次のアルゼンチン戦では結果を出し、ファンの皆様に良い報告ができるようがんばりたいと思っています」

箕内キャプテン
「残念です。後半10分のところで我慢できなかったのが、日本の弱いところです。しかし、アウェイで非常に大きなブーイングの中、また格上のチームを相手にもこれだけの試合ができたことは力がついてきた事だと思います。ただ、目指すところはもっと上なので、このチームでさらに頑張っていきたい」

クリスチャン・ロマアヌ選手のコメント
「初キャップをとれたことは嬉しいですが、負けたことが悔しいです。私たちはまだこれからです。良いチームを作って頑張っていきたい。もっとコミュニケーションをとれれば、次は絶対に勝てると思います」

※クリスチャンロマアヌ選手は、この試合で、1932年のカナダ戦で丹羽正彦さんが作った19歳0か月15日の最年少キャップ記録を更新した。

◎両チームの得点内訳
日本代表=18(前半2t1g1dg、後半1pg)
ウルグアイ=24(前半1t、後半3t2g)

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愛好速報!0417

◎日本代表、惜敗!

4月16日(土)16:00キックオフ(日本時間:4月17日4:00)、ウルグア
イ モンテビデオ、エスタジオ(パルケ)ルイス フランシーニ【ESTADIO (PA
RQUE) LUIS FRANZINI】 にて行われた「南米遠征 日本代表 対
 ウルグアイ代表」の試合結果は下記の通り。

残念! もう少し、詳しい情報は、現地からの連絡があり次第ということで。

■試合結果■
第1戦
日本代表 18-24 ウルグアイ代表
    (前半15- 5) 


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ウルグアイ戦直前情報

僕は諸事情あって、南米遠征に行けなかったが、今回、日本のジャーナリストとしては数少ない取材者となっているスポーツライターの大友信彦さんからメールが届いた。日本から行っているのは、大友さんだけのはず。ウルグアイからの貴重な情報をご本人の許可を得たので、お伝えしたい。これは、日記というより『愛好速報』だけど、量が多くなるので日記のカテゴリーで書きますね。大友さん、さすがに熱いなぁ。ありがたいね。

大友さんの貴重なレポートは、トーチュウ(東京中日スポーツ)、ラグマガ(4月25日発売)とナンバー(5月6日発売)に掲載される予定。そちらもみなさん是非読んでください。このブログには、最新情報を大友さんのメールの要約で掲載させてもらいます。

ウルグアイとのテストマッチは、日本時間の17日午前4時。大友さんによると、日本選手のモチベーションは高く、調子もいいようだ。
 
以下は、大友さんが現地で入手したウルグアイの先発予定メンバー。
1* Diego LAMELAS
2* Juan Andres PEREZ
3 Federico CAPO
4* Juan Miguel ALVAREZ
5* Juan ALZUETA
6 Alfredo GIURIA
7* Nicolas GRILLE
8* Ignacio CONTI
9* Juan CAMPOMAR
10* Diego AGUIRRE
11* Carlos BALDASARRI
12 Hilario CANESSA
13* Joaquin PASTORE
14 Ivo DUBONJIC
15 Agustin Perez DelCASTILLO
*は2003年W杯メンバー。W杯主将だったアギーレ兄がSOで出場。SHもW杯組のカンポマール。

以下、メールの要約。
《日本代表は試合前日の15日、午前10時半から1時間足らずプレーの確認を行いテストマッチに備えました。箕内が声を出しながら練習を進める様子はまさしくキャプテンズ・ランという風格が漂っていました。欧州遠征への雪辱に向けた執念を強く感じます。日本選手の体調もよさそうです。史上最年少キャップの記録を73年ぶりに塗り替えるWTBクリスチャンは、痛めていた足首もフランス合宿中に治ったようです。37歳で最年長キャップ記録を更新する村田亙もいい動きをしていました。
 あすの試合会場は「荒天の場合変更があります」とされていましたが、果たして昨夜は大雨。きょう練習したOLD CHRISTIAN CLUB のグラウンドも、スパイクが水に浸かるほどグショグショでした。15日正午の時点では予定通り、市街地からも近いESTADIO(PARQUE)LUIS FRANZINIで行われるとされています。もしも変更となれば、ジャパンがきょう練習したOLD CHRISTIAN CLUB の、古い木製スタンドしかないグラウンドになってしまいます。しかもここは市の中心部から20㎞離れた国際空港よりさらに離れたところにあります。何とか予定通りになってほしいところです。
 日本ではあまり話題になっていないテストシリーズかもしれませんが、選手は意気軒高。個人的には明日の試合が凄く楽しみです》

 日本のメンバーは、日本ラグビー協会のページにあります。さあ、まもなくキックオフだ!

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