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2005年7月3日 - 2005年7月9日

我孫子とライオンズ

abiko

NECグリーンロケッツの取材で、我孫子に行ってきた。練習見てたら、寒かった~。新キャプテンの浅野選手インタビューは、ラグビーマガジン9月号(7月25日発売)に掲載されるもの。
高岩ヘッドコーチは「箕内は存在自体が一目置かれていた。浅野は努力家で自分がやって見せていくタイプ」と言い、箕内選手も「僕とは違うタイプで、自分にも周りにも厳しいキャプテン。いいチームになるのではないですか」とのこと。

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期待の浅野キャプテンは、今年のチームについて、そして8月20日のニューカッスル・ファルコンズ戦(国立競技場)について語ってくれた。
「またとない機会なので勝ちたい。お客さんたくさん来て欲しいですね」
この試合に向けて、NECは例年より早くチームを仕上げる。この日もチームを二つに分けて競争意識を高め、激しいコンタクト練習も行われた。SH辻選手が額から出血するほどの激しさで、NECの強さの一端を見た気がした。詳しくはラグマガ9月号にて。

みなさん、8月20日は国立競技場へ、ぜひとも応援に行きましょう。
ファルコンズ来日記念として、ジョニー・ウィルキンソンもどきのポーズとってみました。

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協力:左から藤戸恭平、安藤栄次、磯岡正明、松尾健の4選手
「愛好日記、載っちゃうぞ~」

さて、ライオンズNZ遠征最終戦の直前情報である。例によって、ラグマガの森本優子さんのメールを紹介します。
【きょう(8日)からホテルのフロントの人は全員オールブラックスのジャージーを着ています。街中にも赤いジャージーを来た人があふれています。こちらにいる人に聞くと、いつもの金曜と比べると、人出はかなり多いとのこと。昼間は石を投げれば当たるくらい、たくさんいたライオンズのサポーターですが、夕暮れになると、ぱったりいなくなりました。なぜか。パブで飲み始めたから(笑)。
 どのパブも満員で、気炎をあげています。掛け率は1対6。圧倒的にNZ有利です。月曜日には160ドル(約13,000円)だったライオンズのジャージーですが、日々値下がりしとうとう今日は69ドル!(5,000円)。もっと笑えるのは、バーミーアーミーのTシャツ。定価1枚30ドル(2,300円)が、今日は5枚で40ドル(3,000円)。絵柄は、というとライオンがキーウィをやっつけているもの。空しいかも…。
 ライオンズのオフィシャルストアに行くと、サインをしているおじさんが…。誰かと思ったら、先ごろ引退したレフリー、パディー・オブライエンさんではありませんか! 著書を出版して、そのサイン会が行われていたのです。サインをもらう人なんているのかと心配になって少し観察していたら、本を求める人や握手をしてもらう人がひっきりなし。若いカップルで、女性がサイン本を買って、彼に「オブライエンさんのサイン、もらったの!」と喜んで見せていました。オブライエンさんも慣れたもので、ニコニコしながらサインを書いていました。もちろん引退したこともあるのでしょうが、サポーターとレフリーの「幸せな関係」を見た気がしました】

僕は日比谷でパブリックビューイングです。オールブラックスも好きだけど、ライオンズも意地見せてほしいな。明日は赤いシャツ着ていくか。それって、ジャパンの時に着ていたのと一緒やんか! って、一応、自分で突っ込んどきます。

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栄華は儚い

7月5日の日記に「ムクゲ」という夏の花のことを書いた。先日あるご縁で知り合った方からメールをいただいた。ムクゲが、大韓民国の国花であることを触れなかったことを悔いた。メールにはこうあった。
【あの強靱な生命力にちなんで、韓国の人はムクゲを国花にしたのだろうと、これは何となく納得がいきます。ムクゲは、一般には「木槿」ですが、「無窮花」とも書くのだとか。ただあれは、ひと花、ひと花はまことにはかなくて、朝早く開花して、もう夕方にはしぼんでしまいますね。「槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)」という言葉を、ある夏、私の家に泊まっていった家内の伯母が、庭の大きなムクゲを見ながらいかにも感じ入ったようにつぶやいていました】
花はいろんなことを表現しているんだなぁ。栄華は儚い…か。

さて、ライオンズのNZ遠征はいよいよ最終戦だ。オールブラッスのSOはマカリスターになった。マコウは怪我でソーイアロがFLに入るようだ。ライオンズのほうも第2テストから5名のメンバー変更。ウィルキンソン、ヘンソン、ロビンソンといったところが外れて、FBはアイルランドのジョーダン・マーフィー、SOはウエールズのスティーブ・ジョンソンになった。僕は、FBとしてはロビンソンよりマーフィーのほうが上手いと思っているので楽しみだ。

現地の様子だが、ラグマガの森本さんによると、街はアルコールの臭いが漂うほど盛り上がっているようだ(?)。以下のようなトピックスも送ってくれた。

【NZヘラルド紙の1面にはなんとジョー・フレイザーの写真が。全盛期のモハメド・アリやジョージ・フォアマンのライバルだった、伝説的なボクサーです。なんと彼は「ライオンズを盛り上げる試合」のためにNZにやって来ました。今日はオークランドの北、ノースショアでボクシングがあり、エリック・ラッシュ(元NZ7人制代表)やフランク・バンス(NZ代表CTB最多キャップホルダー)、フラノ・ボティカ(元NZ代表SO)、マトゥア・パーキンソン(元サニックス)らがボクシングの試合をするために集まったのです。フレイザーもそのひとり。一応、南北対決のようです(バンスの相手は元ウエールズ代表のリチャード・ウエブスター)。このメールを書いている時点では、フレイザーはまだ登場してませんが収益は何らかの基金になるとか。TVを見た限りでは「お遊び」。いくらライオンズで盛り上がっても「そこまでするか?」という感じ。良くも悪くも、ライオンズは「お祭り」のようです】

いろんなことやってるなぁ。これって、いかにNZでラグビーがメジャーかってことでもあるけどね。

◎LAST SHOW 観ました。
作・演出=長塚圭史。主演の風間杜夫さんが見たくて行ったのだが、永作博美、北村有起哉、古田新太といった出演者の皆さん、みんな良かった。たぶん人によってかなり好き嫌いあると思うけど、僕の観劇経験の中で、最もいろんな種類の感情がわいた芝居だった。ほのぼのしていたら頭を殴られたり、笑っていたら刃物で刺されたりするような感じだ。その逆もある。怖かったし、気持ち悪かったし、泣けたし、笑うこともできた。長塚圭史、30歳か。才能がグツグツ音を立ててる感じだね。

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レオンも怪我

きょうもラグマガの森本さんがNZから情報送ってくれた。仲間の協力はありがたいね。7月9日のオールブラックスのメンバーが発表になった。SOは元ヤマハ発動機のレオンちゃんだった。楽しみ倍増だと思ったのも束の間、レオンも足の付け根を痛めたようで、ハイランダーズのニック・エヴァンスが緊急招集された。すでにリザーブ入りが決まっていたマカリスターもいい選手だが、僕はSOとしてはエヴァンスのほうが柔らかくて好きだ。さて、SOどうなるかな? 

 では、メール割愛して紹介します。トピックスは2つだ。

1.【今日は(6日)10時半から、NZ協会の2011年W杯招致記者会見が開かれました。ちょうどライオンズシリーズの最中とあって、会見場には英国のラグビー記者の顔もちらほら。なかなか効果的なアピールです。出席者はNZ協会チェアマンのジョック・ホブス(87年のW杯前に引退した名FL)、チーフエグゼクティブのクリス・モラー、そして政府からスポーツ&レクリエーション担当大臣のトレバー・マラード。
 キャンペーンタイトルは、「ALL RUGBY」。シンボルマークは、もちろんBLACK FERN.招致のアピールはなんだか選挙演説みたいでしたが、鋭いところをついています。
 たとえば、「人々はみな英語を話す。しかし、より重要なのは国民は”ラグビーを話す”」。日本と違って英語圏、そしてラグビーの国であることをアピール。開催時期は豪州大会と同じく「ラグビーのベストシーズンである」9月から11月。そのために国内シーズンの日程も変えるとのこと。スタジアムも国内最大級のイーデンパークを改築するようです】
 
2.【午後からは、オールブラックスのテストメンバー発表会見。こちらのほうが、記者の数が倍くらい多かったのはなぜ? 負傷したカーターの代わりに、マクドナルドがSOに(その後、負傷)。そして、ウマガがセカンドファイブエイス、ウェリントンのチームメート、コンラッド・スミスが今年初スコッド入りで、コンビを組みます。
 ウマンガがセカンドファイブエイスに入ることに関して質問が集まりました。こちらでは、単なるCTBの左右が入れ替わったということではないんだと感じました。
 FWのスターターは、第2テストと同じ、ただしリザーブがギッベスからジェームス・ライアンに。メイジャーのケガで召集されたマカリスターもリザーブ。出場すればファーストファイブとゴールキッカーを務めるようです。ケガではずれたのは、カーター、ヘイマン、メイジャーとオリバーの4人】

◎愛好的豆知識【ファイブエイス】=日本で言うSO(スタンドオフ)の別称で、意味は、フォーメーションを8列に区切った5番目に位置することからこう呼びます。NZではこの呼び方がスタンダード。SOをファーストファイブエイス、第1CTB(インサイドセンター)をセカンドファイブエイスと呼びます。NZではファイブエイス2人がセット、センターは一人という考えなので、セカンドFEかセンターかは大きな問題なのです。 

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トップリーグ日程発表

トップリーグの日程がやっと発表された。詳細は日本協会のHPにて。
開幕は、9月17日、秩父宮では東芝府中ブレイブルーパス対神戸製鋼コベルコスティーラーズ、クボタスピアーズ対ヤマハ発動機ジュビロが行われ、同日の花園ラグビー場では、トヨタ自動車ヴェルブリッツ対サントリーサンゴリアスという好カードだ。ちなみに、JSPORTSは、開幕節全試合を放送する。

東芝府中は、去年の開幕節で神戸製鋼に敗れたあと連勝街道を突き進んだ。昨年トップリーグに忘れたものがあるとしたら、神戸製鋼戦の勝利だろう。壮絶な試合になりそう。優勝候補の一角であるヤマハ発動機とトヨタ自動車がどんなスタートを切るかも楽しみだ。クボタのジョー・ロフや、ヤマハのブニンバカなど、新加入の外国人選手の動きも目が離せない。待ち遠しいなぁ。

ところで、数日前のコメントで「菅平の楽しみ方」についての質問があった。最近は社会人チームが北海道や海外へ出かけるので、いまの菅平は大学ラグビーを見るのが面白くなっている。8月21日には早稲田と関東学院の試合が行われる。8月の後半は強豪チームが練習試合のために合宿しているので、いい試合がたくさんある。試合予定は、7月25日発売のラグマガに掲載されるし、各チームのHPなどで確認を。午前中は練習を見て、午後から試合を観戦するのがスタンダードな見方。ただし、夏合宿の結果がシーズンの結果には直結しないので、あくまでチーム作りの過程を観察するのが大事っす。抜擢された若手選手がそのままレギュラー定着なんてことに遭遇するかもしれないしね。

◎ライオンズNZ遠征現地情報
ラグマガ編集部の森本優子さんが取材に行っているのだが、現地情報をメールで送ってくれたので、割愛して紹介したい。
【オークランドの試合を見てきました。試合は17-13でライオンズ辛勝。オークランドも頑張ったけど、ブレイクダウンの激しさ、いやらしさはオールブラックスとは全然違いました。ライオンズはいわゆる「隙間(すきま)さんチーム」。ライオンズは完全に「ミッドウイークチーム」と「テストチーム」と2チーム別扱いで、試合後の会見に出席したのもマギーカン氏。記者も「ミッドウイークチームは…」と質問していました。
 これでミッドウイークチームは今遠征、全勝達成です。オールブラックスと比べると、相手と力の差はかなりあるし、この1 試合だけの印象で括ってしまうのは早計だけど、TVで見たテストのチームより、チームとしての約束事がしっかりありました。
 会見では「練習も別じゃないのか」、「ウッドワードとコミュニケーションはとってるのか」と質問がとんだけど、そこはマギーカン、大人でした。試合は「ファンタスティック!」というより、「基本ができてるなあ」という印象のほうが強かったです。たとえば、タックルを受けた際の身のこなしとか、まっすぐ走ってボールをもらうとか(当たり前だけど)、「危ない!」というときに自分の身体を差し入れる判断の速さ。そういう、ひとつひとつに、唸らされました。
 たとえば前半22分、ライオンズ3-0とリードで、オークランドのPRアフォアが肉眼ではトライしたかに見えたけど、ビデオレフ。確認してみると、SHドーソンがタックルに行って、腕をアフォアのボールの下に差し入れている。それでグラウンディングならず。そういう咄嗟の動作に(日本とは)絶対的な差があると感じました】

【ちょうどスタジアムに入ったとき、試合を観戦に来た「生」オドリスコルを目にする幸運に浴したのですが、め~~~っちゃくちゃカッコよかった!いわゆる「旬」の人だけが持つ、圧倒的なオーラを発していました】

追記◎軍曹さんへ。慶應のCTB林さんは別人です。林雅人さんは僕より、2年上かな?
もう一つあった。神戸製鋼のTシャツ当たりました! これ、まったくズルなしで応募して当たったんですよ。選手も応募するというので僕も参加したのですが、11番という、いい番号で恐縮です。10日はそれ着て神戸行きます。

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夏の花

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夏の花が咲き始めた。久しぶりのお庭ネタである。「ムクゲ」はハイビスカスの仲間で、これが枝を切っても切ってもすぐ伸びて花を咲かせる。強い花だ。

きのう書いた「1985の思い出」へのコメント、ありがとうございます。その中に「1回戦の相手は大東大では?」とありましたが、それは翌年です。

僕が3年の時は慶應が相手で、橋本、五所、中野のFW第1列(なぜかこの3人はセットで言いたくなる)、LO山越といった強力FWに、生田、清水のHB団、林、青井の両CTB、WTB若林、FB渡瀬など、今でもすぐに名前が出てくるいいチームだった。そのまま慶應が日本一(トヨタ自動車も破って)。翌年は大東大が初の学生日本一になったので、僕らが惜敗したチームが2年連続頂点に立ったことになり、複雑でもあり、誇らしくもあった。大東大も、ラトゥー、ナモア、飯島、青木忍などその後の日本ラグビーの軸になる選手達が揃っていた。こうして振り返ると、やっぱり僕らは雑草だったなぁ。異常に逞しかったけどね。

もう一つ。小林深緑郎さんって何者? という質問があったが、これはご本人に了解をとって詳しく書きたい。なんて、そんなオーバーな問題じゃないか。小林さんは、幼少時代から秩父宮ラグビー場に通い、世界のラグビーを調べ続けている。ラグビージャーナリストであり、海外ラグビー研究家。それが職業だ。僕はラグマガ編集部時代に出会ったが、そのころからもの凄い知識だったし、それを惜しげもなく教えてくれた。小林さんは、IRB(国際ラグビーボード)の機関誌などにも寄稿している国際派である

長らく2人で同じような仕事をしてきたので、僕は深緑郎さんのことに世界一詳しいと自負している(自信満々)。いくらでも書けるので、きょうはこのへんで。小林さんは謎の部分がいっぱいあって面白いのだ。ちなみに、すごくいい人。愛称は、スティーブ。

◎ライオンズNZ遠征、現地情報

コメントにも書かれていた通り、オールブラックスは、ダニエル・カーター、アーロン・メイジャーの代わりに、ブルースの万能BKルーク・マカリスターを招集した。昨年スーパー12にデビューした21歳。攻守に力強く、BKはどこでもこなせる。プレースキッカーとしても優秀である。第3テストは彼をSOで使うか、FBのレオン・マクドナルドをSOに上げるか、このあたり注目である。

ライオンズのジャージーが、早くも一部の店舗で値引きが始まったらしい(全部ではない)。
定価130ドルのレプリカジャージーが100ドル!「たくさん仕入れすぎたんで」と日本人の店員さんは言っていたらしいが、やはり弱いから?

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1985の思い出

きょうは自分自身の思い出話である。瑞穂さんに「お題」をもらった1985年のことだ。僕は20歳だった。あの日のことは、忘れようにも忘れられない。

1985年11月17日は関西大学Aリーグの歴史に残る日になった。大学選手権3連覇中の同志社大学が大阪体育大学との全勝対決(ともに4勝)に敗れたのだ。スコアは、34-8。立ち上がりから大体大の強力FWが同志社を圧倒した。同志社は関西リーグで71連勝中であり、実に10年ぶりの黒星だった(滋賀県希望ヶ丘)。

当時の同志社は黄金時代だった。大八木、平尾らビッグネームが卒業したとはいえ、SH児玉、SO松尾、FB綾城ら才能あふれるBKに、PR木村、HO広瀬、FL杉本、NO8宮本など後に社会人ラグビーの軸になる選手達が揃っていた。

一方、雑草軍団の大体大選手にとって同志社戦に出ることこそ最高の名誉だった。この試合に出場できれば大体大に入った目的は達成できたと言っても過言ではない。試合前に、親に残す形見の写真として記念撮影している選手もいたほどである。この春にレギュラーをつかんだ僕も、心臓が口から飛び出しそうな緊張感の中で希望ヶ丘にいた。

試合前のウォーミングアップ。坂田監督が「きょうは調子いいんちゃうか」とつぶやいたことをよく覚えている。無心でボールを追い、タックルした。僕は京都生まれで同志社に憧れて育ったのでチームが圧勝ムードで戦っているのが信じがたかった。背番号15を付け、最後尾のポジションからなかば観客のようにFWの大攻勢を見守った。頼もしい仲間達の戦いはもちろん印象的なのだが、目に焼き付いているのは試合終了直後である。

スタンドで声をからして声援を送っていた100名を超える部員がグラウンドになだれ込んできた。いつもは、きつい練習に文句ばかり言っているヤツらがガッツポーズしながら走り込んでくる。どの顔も泣いていた。それを見たら涙があふれた。ブレザー姿の仲間が汚れることなんか気にせず、抱きついてくる。転げ回っているヤツもいる。同志社戦初勝利の歓喜は、想像を超えていた。

夜はなじみの店に集まって飲んだ。誰かが速報を伝える新聞を読み上げた。一文一文に歓声が上がる。翌日は、自転車に乗ってあらゆる新聞を買いあさった。どの新聞も無敵の王者の敗北を大きく取り上げていた。そのまま関西リーグで初優勝。大学選手権では1回戦で上田昭夫監督率いる慶應義塾に敗れたが、僕のラグビー人生のなかでも最も輝いていた時期だったかもしれない。宝物のような時間だった。

と、ここまで書いて思ったが、きょうと同じ日の思い出とか書けばいんだよなぁ。そういう書き方するとネタも増えるね。


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愛好速報!0703

◎ダニエル・カーター、アーロン・メイジャー負傷欠場

ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのNZ遠征の第3テストマッチに、NZ代表のゲームメイカーである、カーター(肩)とメイジャー(肉離れ)が出場できなくなった。現在のスコッドにSOのバックアップはいないので、ニック・エヴァンスあたりが追加招集か? フィジカルな要素の強いラグビーでは怪我はつきもの。オールブラックスの対応能力が問われる。カーターは残念だけど、エヴァンスなら経験もあるし、攻撃的だし、面白いと思う。

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ライオンズ戦の結果

7月2日の2テストマッチについて書きたい。文末に結果を入れますので、まだ試合を見てなくて結果を知りたくない人はこの先読まないでくださいね。

その前に応援スタイルについて「瑞穂のラグビー好き」さんからどうすべきかという質問があったが、ライオンズ戦を見ても、やはりラグビーの応援は両方のサポーターが混在しているのがスタンダード。ライオンズとオールブラックスだって大雑把には分かれているけど、よく見ると赤と黒のジャージーが隣同士で肩を組んだりしている。それがラグビー文化。ただ、サポーターズシートを設け、みんなで声を出して応援したい人と、静かに見たい人の選択肢があるのはいいと思う。社員が団体で来る場合などは固まるのが当然だろうし、応援スタイルは自由なのでバレーボールみたいにするチームがあってもかまわないと思う。だけど、一般の観客席は自由でありたい。

◎NZ代表オールブラックス対ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ
 
 第1テストのオドリスコル主将の負傷と、テストマッチシリーズでの負け越し阻止に向け、チームの闘争心に火がついたライオンズの勢いは凄まじかった。SHピールの速攻からチャンスを作り、1分にキャプテンのCTBガレス・トーマスが先制トライ。PK、FKからも次々に速攻を仕掛けてオールブラックスを慌てさせた。しかし、ウィルキンソンがドロップゴールを外すなど、この時間帯に追加点を取れなかったのが最後まで響いた。17分には意図通りの展開でオールブラックス陣でマイボール・ラインアウトを得ながら、オープン展開中にミス。これをウマンガに拾われ、ダニエル・カーターがライオンズCTBヘンソンのタックルをかわしながら大幅ゲイン、最後はウマンガがトライ。これで流れは一気にNZに傾き、終盤は一方的な展開になった。

 第1テストに比べれば意図的な攻撃を見せたライオンズだったが、いかにも付け焼き刃的な感じがした。テストマッチは全3戦だから、これでテストマッチシリーズの負け越しは決定。「史上最悪のライオンズ」とメディアから酷評された第1テストに続いて、またしてもバッシングの嵐となりそう。日本ではあまり報道されないけど、ライオンズの遠征というのは、イギリスではオリンピック並に報道される。2003年のW杯優勝でサーの称号まで得たウッドワード監督もショックを隠しきれない。最終戦は、7月9日。ライオンズにとっては、まさに絶対に負けられない総力戦になる。オールブラックスは、どんな時も手を抜かないチームなので3連勝を狙ってくる。壮絶な試合になりそうだ。

◎オーストラリア対フランス

はっきり言ってライオンズの試合より面白かった。南ア遠征の疲れもあって劣勢が予想されていたフランスが、SHエリサルド、SOミシャラク、WTBラアラグらを軸にボールを動かし続けた。ベテラン揃いのワラビーズも、SOラーカム、CTBギタウらが再三突破して応戦。1分以上継続する攻撃が随所にあって、まさに息もつかせぬ好ゲームとなった。それにしても、両チーム、タックルされながらのパスが上手い。サポートの選手のコースもいい。ワラビーズNO8ライアンズ、やるね。ポール、セイラー、トゥリヌイも粘り強い足腰を披露した。レイサムのプレーは気持ちいい。しかし、フランスも、後半30分以降は大攻勢。一時は、24-30まで迫った。それでもトライを取り返したワラビーズの底力。ボールつなぎのうまさは、恐れ入った。

粘り強い攻防を見て、ふと思った。日本はオーストラリア・ラグビーをアレンジした方が強化が早いのではないか。ディテールを積み上げる方が日本人には合っている。個人の判断重視ならゲーム全体をイメージできる選手を育てなければならないが、今の日本にそういった選手は非常に少ない。それにフランス・ラグビーっていうのは、観客を驚かせてやろう!っていう遊び心がある。発想が豊かでないと難しい。

◆試合結果
オールブラックス○48-18●ライオンズ
オーストラリア○37-31●フランス

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