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2005年7月17日 - 2005年7月23日

緊張の金曜日

暑いのは苦手である。僕の仕事場は自宅の二階なのだが、太陽に照らされた屋根の熱気がそのまま伝わる感じで、思いっきり汗をかきながらパソコンに向かっている。クーラーはあまり好きではないので時々入れて涼んでいる。ふ~っ。

さて、金曜日の午後、日本ラグビー協会の新しい副会長に就任された和田文男さんにインタビューした。これは8月に発行される協会機関誌に掲載されるものだ。和田さんは京都大学ラグビー部のOBで住友商事では副社長を務められ、今は人材派遣の株式会社パソナの特別顧問をされている。大手町のオフィスに伺ったのだが、ドラマに出てきそうなオフィスで緊張した。僕はフリーになって8年目、適当に生きているからきちんとした会社は緊張しまくりである。話はとても面白かった。僕が興味をひかれたのは、和田さんが京都大学4年生でキャプテンを務めたとき、星名秦さんが監督だったという話だ。星名さんといえば、66年(昭和41年)、日本協会が代表チームの本格強化を始めた時の最初の技術委員長であり、大西鐵之祐さんと一緒に68年(昭和43年)オールブラックス・ジュニアを破った日本代表の礎を作った人だ。海外の最新の技術書を翻訳し、日本ラグビーに伝えた伝説的な人物でもある。その星名さんに、和田さんはCTBとしてのテクニックを仕込まれたそうだ。ボールを受ける前に動いて相手を翻弄するプレーは、面白いように抜けたという。ボールを受ける前に、スライドするように外に走り、いったん止まってまたずれる。そしてボールを受ける瞬間に縦を突くと簡単に抜けたそうだ。そういう動きのできるCTBは今は少ない。継承されていないのは残念な気がした。しかし、とても興味深い話だった。またゆっくり聞きたいなぁ。副会長としても、マーケティングの面などでかなり行動派として頑張ってもらえるように感じた。

きのうのコメントに「なぜ日本には南半球の選手が多く、北半球の選手は来ないのか」という主旨の質問があったが、これはプロ化のシステムの違いによるところが大きい。南半球のプロ選手は、各協会と契約している。たとえば、スーパー12のクルセーダーズはカンタベリー協会との契約という具合に。つまり、南半球のプロ化は基本が地域代表選手以上であり、かなり活躍の場が限定されている。クラブレベルでは報酬を得てもそれで生活できるレベルではない。一方の、フランス、イングランドは、クラブがプロ化しているので、プロ選手の活躍の場が広い。NZや南アの選手もイングランドやフランスに渡るワケである。もちろん経済の問題もある。日本の企業ラグビーの外国人選手への報酬は世界的に見ても高額で、その上、比較的試合数が少なく肉体的負担は軽い。南半球の選手にとっては、スーパー12クラスでも日本に来たい選手が大勢いる。

簡単に説明しましたが、きょうは、こんなところです。って筑紫テツヤちゃうねんから。

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ラガッツが熱い

9月17日の開幕に向け、トップリーグ各チームは準備に余念がない。現在も、トヨタ自動車、ワールドが豪州、サニックスが仏ビアリッツで合宿中だ。三洋電機は、25日から豪州・NZ合宿に出発、東芝府中はフランスのコーチを招いて激しい練習をしているようだ。そんな中、セコムラガッツからプレスリリースが流れてきた。

新外国人選手の入団発表である。ピア・エース(Pierre Uys)。南アフリカ代表で1キャップを持つ(2002年スコットランド戦)、198㎝、108㎏の大型FWだ。LO、FL、NO8なんでもこなす。チームディレクターの大村氏によれば「激しい選手」とのことで、空中戦だけでなく、突破役として大いに期待される。スーパー12では、ブルズ、キャッツなどに所属していた。ラガッツは、すでにNZからFW第3列のスコット・カウチ選手(190㎝、105㎏)も獲得しており、強力な補強になった。トップリーグ定着に向けて着々という感じだ。

NECのヤコ選手に続いての南ア代表選手の来日になるが、南アFWの力強さは世界の認めるところ。リコーには、元NZ代表のノーム・マックスウェル(LO)が加入するなど、他チームも強力なFW選手を補強しており、トップリーグのFW戦はさらに激しく熱くなりそうだ。不謹慎ながら、早めに引退して良かったと思っている選手もいるかもね。僕は、もう20年くらい前の選手だが、今のラグビーを見ていると怖くなるときがある。よくやってるよなぁ、みんな。日本選手、頑張れ!

ところで、セコムは、今季より、WRS KooGaとのスポンサーシップ契約も発表している。「KooGa(クーガ)」は、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどで人気のラグビーウェアのトップブランドだが、一部の選手がヘッドギアなどで着用していた以外、日本のチームはどこも契約していなかった。今夏やってくるニューカッスル・ファルコンズは、クーガのジャージーを着用している。来年あたりから、日本でもいくつかクーガのジャージーが見られるようになるかもしれない。ラガッツ、勢いあるね。この勢いを試合でも是非とも。そしてトップリーグを盛り上げてもらいたい。

ところで、ラガッツのチームディレクターの大村武則氏は、大学時代に一緒にプレーしていた。僕が一年上である。俊足WTBだった。NZ留学もしていたが、その後、ヤマハ発動機に所属して、昨季はヤマハのチームディレクターもしていた。今季からセコムラガッツ。頑張ってな(標準語ではなく、京都っぽく読んでください)。僕の大学の仲間は、多くのトップリーグのチームに関わっている。関東に出てきているOB同士けっこう仲が良くて、よく集まるのだが、東芝、IBM、セコムあたりが一つの席に並ぶと会話が微妙だったりする。そこに取材者側の僕なんかが並ぶと、よけいだ。言えないこと、あるもんね。いくら後輩とはいえ、「書かへんから、教えて」、なんてことは言わないよう肝に銘じている。たぶん、言ってないはず…。

◎愛好情報
今週木曜日発行の「R25」に、大友信彦さんがラグビーについて書いている。この雑誌は首都圏の駅・コンビニ・書店など3000ヵ所」で配布しているとのことです。ゲットしたら記事探してみてください。また、R25のホームページでも読めるようです。


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新強化体制

7月20日、日本協会から、日本代表の新しい強化体制が発表された。ヘッドコーチは、春にアドバイザーを務めたジャンピエール・エリサルド、チームアドバイザーに、ピエール・ヴィルプルーという2人のフランス人が就任した。

日本代表が監督制を廃止したことは、ヘッドコーチに名前が変更されただけであって、僕は大きな変化はないと考えている。海外の場合は、日本流に言う部長がディレクター・オブ・ラグビーで、監督がヘッドコーチなのだが、これは言葉の問題であって要するに現場を誰が仕切って、マネージメントに誰が責任を持つかという話だ。明確であればそれでいいと思う。

ただ、これまで日本協会の強化委員長はすべてのカテゴリーの代表チームを統括していて、監督は日本代表チームのマネージメントまで考えなければいけなかった。それを考えると、今回の代表強化体制は、GMが代表チームのマネージメントを担当し、ヘッドコーチは現場の指導に専念することができる。ユースなどは技術委員会が担当して、すべてを統括するのは強化事業部の常務理事(浜本剛志氏)だ。役割が限定されると同時に責任も明確になった。この新組織が有効に機能することを願うばかりだし、その推移を見守っていきたい。

さて、新首脳だが、フランス流の導入が話題になった春の日本代表強化を今後も継続していく人事ということになった。だが、実際にやるのは日本人であり、僕は新ヘッドコーチのエリサルド氏が、日本人に合ったコーチングをしてくれるものと期待している。5月に韓国で行われた日本代表対韓国代表の試合をエリサルド氏も見ていた。彼の試合後の深刻な表情は印象的だった。韓国の俊敏な動きに衝撃を受けていたと思う。アジアのチームが世界に勝つためのヒントを感じてくれたはずだ。アドバイザーとヘッドコーチでは、責任がまるで違う。エリサルド氏の手腕をじっくり見させてもらいたい。

GMの発表は後日になるようだが、こちらはマネージメントサイドであり、信頼のおける人物であってほしい。願うのはそれだけだ。

◎村上春樹、読んでます。
いま、村上春樹さんの短編集「象の消滅」(新潮社)を読んでいる。彼の若いときの本はたくさん読んで刺激を受けた。不思議な頭脳を持った人だ。「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「ノルウェイの森」「ダンス・ダンス・ダンス」など読みまくっていた時期もあったが、最近ずっと読まなかった。それが衝動買いである。象の消滅は、1980~1991の短編集でアメリカで出版されたモノを逆輸入する形で出版されている。装丁が綺麗なので買った。僕は編集者でもあるので、本のデザインにけっこう敏感である。村上春樹さんは、シドニー五輪の頃、ナンバー誌に寄稿されていたことがある。シドニー五輪の完全保存版が出版されたときは、村上龍さんとの競演が話題になった。スポーツ紙の広告には、確か「ダブル村上競演」というニュアンスで盛り上げられていた気がする。村上龍と村上春樹の文章がスポーツ雑誌に同時に掲載されているわけだから、売りになるよね。
しかし、広告の目次のなかに、滝本誠のインタビューをしている村上晃一の小さな名前を発見した人は、たぶん僕だけだった。そして僕は、こうつぶやいた。
「トリプルやっちゅうねん」

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ラグビー活性化プロジェクト

みなさん、いつもコメントありがとうございます。たくさん宿題をいただいている感じなのだが、なかなかすべてに順序よく答えられない。可能な範囲で頑張るので、懲りずにコメントください。今回は後半で人工芝について答えます。

まずはお詫びです。7月15日の日記に、8月5日に網走で行われる【激論!ジャパンラグビー トップリーグ】を見に行くツアーができそうというお知らせをしたのだが、結局、実現できなかった。急な話だったこともあるのだが、この時期どうしても航空券が高くなってしまい、お得なツアーを作れないためだ。これだったら各自で段取りした方が安くなるような感じだったので。期待していた方、申し訳ありません。でも8月4日には、東芝府中とNECの好カードもあるし、5日のトークイベントも東芝府中(薫田監督、冨岡キャプテン)、ヤマハ発動機(バティヘッドコーチ、木曽キャプテン)、NEC(高岩ヘッドコーチ、浅野キャプテン)、サントリー(永友監督、田中キャプテン)という豪華な出演者が予定されている。ぜひ、見に来てください。僕も東芝とNECの試合から行っています。一緒に観戦しましょう。

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19日の午後、秩父宮ラグビー場の日本協会会議室で「ラグビー活性化プロジェクト」の記者会見が行われた。出席したのは、日本協会の森喜朗会長、真下副会長、神戸製鋼所の犬伏社長、平尾誠二氏だ。7月31日、8月1日、2日に、北海道の夕張で行われる「第1回全国高校合同チーム大会」の特別協賛に神戸製鋼グループがついたことが発表された。同時に神戸製鋼グループは年末年始の花園の全国大会の協賛をすることも発表。今後、高校ラグビーをサポートしていく姿勢を明確にした。夕張の大会は、17歳以下、18歳以下のカテゴリーに分けられ、これまで単独高校ではチームが作れずに合同チームで全国大会予選に参加していた選手達や、高校1、2年生で公式戦出場機会の少ない選手らにチャンスを与えるものになる。もちろん、この世代での選手の発掘育成が大きな目的だが、少人数で頑張っていた高校生達に、学校の枠を取り払って光があてられるのは喜ばしいことだ。

◎人工芝について、こんなコメントがあった。
【人工芝の普及状況はどうですか? 僕の掲示板で、人工芝に慣れたプレーヤーが天然芝のぬかるんだグラウンドでテストマッチした場合、大丈夫かと心配している方がいます】
 国内では練習グラウンドを人工芝にするチームが増えている。ただし、これはラグビー場が一面しかなくて天然芝だと耐久性に問題があるからという理由が多く、実際に3面の天然芝グラウンドを持つ関東学院などは問題がない。海外も同じ事が言える。そういう意味では、日本こそ人工芝の普及に条件が適しているようだ。
 僕の母校の大体大は人工芝で練習しており、この人工芝は国内で唯一IRB(国際ラグビーボード)が公認したものだ。僕と同期でもある長崎コーチによると「実際に試合で怪我が多くなったデータはありません。公式戦はずっと天然芝ですし、高校生は土でやっているので、みんな条件の悪いグラウンドには慣れています。ただ、人工芝を入れる場合は、試験期間を置くことをお薦めします」とのこと。大体大は、4種類の人工芝を半年間、さまざまなデータをとってテストし、学生だけでなく、ラグビースクールの子供達にも意見を聞くなど、最も天然芝の感覚に近いものを導入した。アイルランド代表もこのグラウンドで練習したが評判は上々だった。慶應も数種類の人工芝をテストした上で、選手が最もやりやすいと答えたものにしたようだ。早稲田の人工芝もかなり良質と聞く。
 人工芝にもいろいろあり、詳しい関係者によると、人工芝と呼べるモノと、ゴムチップ・グラウンドと言ったほうがいいモノがあるようだ。ゴムチップのグラウンドは、柔らかいが、走るとどんどんゴムチップが出てくる。良質の人工芝グラウンドは砂とミックスされていて、ゴムチップは表面に出てこないし、雨でも流れない。安価を求めれば、どうしても質が悪くなっていき、選手の足腰への負担は大きくなる。今は人工芝もどんどん改良されて、天然芝と感覚的にほとんど変わらないモノができている。値段ではなく、慎重に質を見極めての導入が必要のようだ。

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ラーカムと高橋みゆき

SMAP×SMAPの生放送にマッチが出ていた。同世代だが、かっこいいなぁ。なんで、前日に「お薦めマッチ」を書かなかったんだろう。後悔である。なんのために「お薦めマッチ」のカテゴリーを作ったんだよなぁ。ちなみに、僕は「ヨコハマ・チーク」好きである。マッチを見ると口ずさんでしまう。

月曜日もじっくり女子バレーボールを見た。僕はどうしてもラグビーのことを考えながら見てしまうのだが、ベストスコアラーになった高橋みゆき選手がオーストラリア代表のスタンドオフ、スティーブン・ラーカムとだぶった。判断の幅の広さと、攻撃の緩急である。専門外なので間違っていたら申し訳ないけど高橋選手のスパイクがよく決まるのは、他の選手より、打つギリギリまで相手の陣形やブロックを見ていられるからだと思う。ラーカムが世界最高のSOと言われてきたのは、ディフェンスと接近したギリギリのところまでボールを持っていられるところにある。最後までボールを持っていられる能力というのは、ラグビーの、特にバックスの選手にとってディフェンスを破る重要なスキルだ。

トヨタの廣瀬選手が若い頃、平尾誠二さんに「もうちょっとボール持て」とアドバイスされたのは意味深い。ディフェンス側にとってはギリギリまでボールを持たれるとその選手を無視できない。逆に早めにパスするスタンドオフの場合は、ディフェンス側が簡単に次の選手をディフェンスできてしまう。ただし、単なる持ち過ぎはチャンスを潰す。あくまでも他の選手にスペースを作るために、ほんの少し長く持つわけで、ここがセンスなのだ。判断をギリギリまで遅らせることの出来る能力は、いい選手の条件である。元オーストラリア代表のキャンピージもそういう選手だったなぁ。

それにしてもカオル姫は綺麗だ。それだけではなく、あの反応の速さは素晴らしい。CTBとかやると、かつての朽木英次さんみたいな選手になりそう。タイミングのいいタックルと神業のようなパスだ。リベロの桜井選手はオープンサイドフランカーにしたい。ワラビーズのフィル・ウォーみたいにボールに絡みまくるだろう。もちろん、高橋選手はスタンドオフだ。って、いま僕が書いている事ってラグビーに詳しくないと、さっぱり分からないね。とにかく、日本はどんなスポーツでも体格差に苦しむ。それに打ち勝つのはスピードと頭を使っての緩急をつけた攻撃だ。体が大きくてパワーあるチームが常に勝つならスポーツはつまらない。ラグビーだって、大型の南アフリカやイングランドを、NZのスピードが翻弄するから面白いのだ。バレーボール、これからも注目します。

◎愛好情報
18日の朝、7人制の日本代表がドイツ・デュイスブルクで開催される「ワールドゲームズ2005」に参加するために出発した。試合日は、22、23日。参加8チームが2組に分かれてプールマッチを行い、順位決定戦が行われる。日本は、フィジー、全英、ドイツと同じ組。ネイサン・アシュレイ(日本IBMビッッグブルー)をキャプテンにメンバーは次の通り。端迫、山本、竹山(九州電力)、藤原(日大)、奥薗(大阪府警)、平(サントリーサンゴリアス)、小吹、金澤(リコーブラックラムズ)、上田(ホンダヒート)、鈴木(セコムラガッツ)。コーチは佐野順(ヤマハ発動機ジュビロ)。若くて活きのいい選手が揃っている。朗報を待ちたい。



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ラグビーとバレーボール

ここ1週間、あっちこっち動き回った。動けば仕事がたまる。この連休はずっと自宅にいて原稿書きである。しゃべる仕事はその度に完結していくのだが、原稿を書く仕事はどんどん溜まっていく。とにかく頑張るしかないか。

17日は祇園祭の山鉾巡行だった。京都生まれの僕に「京都に帰りたいのでは」と言ってくれる人もいるが、実はお祭りにはあまり関心がない。もちろん行った。四条河原町を鉾が曲がるところなんて圧巻だし、印象に残っている。でも、住んでいるとかえってその良さに気付かなかったりするのだ。僕の実家からは銀閣寺や平安神宮が近い。御所だって歩いて行けるし、高校時代のラグビーの練習は京都御所の中でやっていた。驚かれるのだが、僕の高校には専用のグラウンドがなく、週に3回、紫野というところのグラウンドを借りていた。だから、残る3日は、御所の中の広場でやっていたのだ。よくボールが転がっていって御所の壁までそれを取りに行くと警報が鳴ったりした。グラウンドを使えない日は御所の周囲をランニングする。たしか4キロくらいかな。大回りするのを、「大御所」、小さくショートカットするのを「小御所」と呼んでいた。観光客には邪魔な集団だったろうなぁ。

子供の頃はあまり考えなかったが、この年齢になって京都がどんどん好きになっている。

話は変わるが、女子バレーボールをテレビで食い入るように見た。別にカオル姫のファンだからではない。キューバに勝ちそうだったもんね。フルセットの末の逆転負け。惜しい。でも僅差勝負に勝つために練習しているわけだから、何かが足りないということなのだろう。いつだったか慶應大学の監督をしていた上田昭夫さんが言っていた。「ラグビーの1点差なんて差はないと言うけれど、そんなことはない。1点差で勝つために練習しているんだから。負けは負けなんだ」。そう思う。

しかし、きょうは大友愛選手に感情移入してしまった。今の女子日本代表の主力では、大友選手の他に杉山祥子選手、高橋みゆき選手がNECレッドロケッツ所属だ。レッドロケッツとグリーンロケッツ(ラグビー部)はけっこう仲がいいらしく、グリーンロケッツが日本選手権優勝時の練習で着ていた赤いTシャツをレッドロケッツが着てVリーグに優勝した。勝った時、レッドロケッツが投げ上げたのはラグビーボールだった。なんとなく親近感がある。大友選手が大事なサーブを外したときは、ブラジル戦に続く勝負時のミスで切なかった。自分で克服すべき問題なのだが、ああいうことってあるし、監督はあの瞬間を乗り越えさせたかったんだろうなぁ。

前にも書いたかもしれないが、バレーボールとラグビーは共通点が多い。誰かがスパイクを打つときは他の選手がダミーで真剣に飛んでいないと相手がつられてくれない。レシーブした選手がすぐに立たないと相手にスペースを与えてしまう。これは、グリーンロケッツの高岩ヘッドコーチと、レッドロケッツの吉川監督、ブルーロケッツの楊監督との座談会で出ていた話なのだが、結局、ボールにプレーしていない選手の動きが非常に大切なのは、ボールゲームに共通する要素だということだ。

明日もバレーボール見よ。

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あびこラグビーフェスタ

土曜日のあびこラグビーフェスタは7回目にして一番の出来だった気がする。
Bay-fmなどで活躍するラジオDJのナラヨシタカさんを進行役に迎え、僕は解説役。前半は百村選手がMCで大活躍していた。午後12時半から地元高校生の7人制大会(芝浦工大柏高校が優勝)、ラグビースクール交流試合が行われ、フェスタは午後4時開始。

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選手全員での挨拶、大塚選手リードの準備体操、ラグビークリニック、タグ鬼ごっこなど、次々に選手とファンが交流できるスケジュールがこなされ、午後5時20分からは、新キャプテンの浅野選手、箕内選手、熊谷選手、辻選手が勢揃いしてのトークショー。ナラさんの軽妙な司会で、ときどき僕が専門的なことを聞く流れで進んだのだが、ナラさんが、「選手達がラグビー以外のことで何かできると魅力的ですよね」と振ってきたので、僕が「楽器とかできたりしてね」と言うと、浅野選手が反応。なんと、トランペットをたしなむことが発覚。そして、これがショータイムへのプロローグとなった。

トークショーの最後はそれぞれシーズンへの抱負。
「トップリーグで11連勝して優勝したいです」(浅野)
「まずファルコンズに勝ちます! そしてトップリーグで10連勝し、最後の東芝にも勝ちます」(箕内)
「ここ3年、ひとつずつしかタイトルを取れなかったので、今季は複数取りたい」(熊谷)
「ダンスを見てください」(辻)

辻選手だけは、フェスタの最後に行われるショータイムに向けて気合いが入りまくっていた。いいコメントだ。僕は写真の右端に切れている。

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選手達による、スクラムやラインアウトのデモンストレーションは約3500人集まったファンの度肝を抜くド迫力。写真は、スクラムマシーンに乗る人を募った瞬間に、走り出てきた子供たち。

ハイライトのショータイムは、辻、水山選手を軸にしたダンスパフォーマンス。曲はマツケンあり、氣志團ありで観客も大盛り上がり。最後はチーム一の筋肉マン、東選手の肉体美から力強く叩かれる太鼓に合わせて、三段やぐらを組んで喝采を浴びた。いつもなら、これで終わりなのだが、今回はショーの第2部があった。なんと本格的なミニライブ。藤戸、松尾選手がギター兼ボーカル、岡村コーチもギター、佐藤平選手がオカリナ、浅野キャプテンがトランペット。そして浅野夫人がキーボードを担当。藤戸選手をリードボーカルに「あびこラグビーフェスタの歌」を演奏した。これが藤戸選手が作詞作曲を担当したというから驚く。ギターも歌も上手だったし、曲もなかなかよかった。

「さあ みんな 手をつないで キラキラ 笑いあおう 空のかなた 夢に向かって キラキラ 緑の上で 君がくじけそうになっても 僕は手を離さない 今 みんなひとつになって ララララ 歩いてゆこう!」

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歌詞の抜粋だが、僕は聞いていて妙に感動した。もう暗くなっていたので写真がなくて申し訳ない。最後は約10分間の花火が夜空を美しく照らした。

◎取材こぼれ話
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今回もたくさんのラグビーファンの方に声をかけてもらった。「愛好日記読んでます」が最近一番嬉しかったりする。そのなかに京都から来ている方がいて僕は叱られた。「以前、ロックなもんじゃねえ!(NECのロック陣のブログ)を紹介したとき、NECのロックといえば~、と書いた時に宮村選手の名前を書いていなかった」というのだ。確かに。ごめんなさい。そこで宮村選手の写真を撮りました! この帽子は、NECラグビー部が作る野球部の帽子で、ベテラン選手中心の「瀬戸際ロケッツ」(東監督)のもの。対抗する若手チームは「サンデー・ロケッツ」(熊谷監督)と言って、ときどき試合しているらしい。グリーンロケッツは遊び心いっぱいなのだ。

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もう一つ。あびこラグビースクールの方に、このTシャツをいただいた。「ラグビーやろうぜ」。大人も子供もあびこラグビースクールはみんなこれを着ている。ラグビー広めようって気持ち。嬉しいなぁ。


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