« 2005年8月21日 - 2005年8月27日 | トップページ | 2005年9月4日 - 2005年9月10日 »

2005年8月28日 - 2005年9月3日

グレーガン、最後?

9月3日のオークランドは快晴。強い日差しが降り注いでいる。天気予報は、最高気温18度、最低気温8度。しかし、日向はもっと暑く感じる。ただ、湿気はなくて、日陰では涼しい。上段の写真はオールブラックスが宿泊するホテルからスカイタワーを見たところ。空は雲一つない。風もなく、最終戦はベストコンディションで行われそうだ。


tawer
harber

正午前に街に出てみたが、ハーバーサイドにはワラビーズのジャージーを着た人が目についた。ラグビーショップのディスプレーもオールブラックスとワラビーズが並べてあり、色の関係でワラビーズが目立つ。街の雰囲気はまだ静か。試合の告知もそれほど目につかない。やはりオークランドは大都会だ。ダニーデンやクライストチャーチだと、もっとラグビー一色という感じになるのだが。

wallabiie
town

新聞のスポーツ欄は、もちろん試合のことを大きく取り扱っている。「グレーガン、最後か?」の見出しも。論調はこんな感じ。きょうで114キャップと、イングランドのレナードが持つ世界最多キャップ記録に並ぶが、もし負ければ、今季のトライネイションズで全敗となり、エディー・ジョーンズ監督は解任されるだろう。そうなれば、グレーガンはもう選ばれないのでは? 

newspaper

僕はグレーガンは、次の監督に代わっても選ばれると思っているが、どうだろう? ウマンガもグレーガンを擁護している。

こちらの賭け屋は、オールブラックスの勝利に、1.11ドル、ワラビーズに6ドルをつけている。つまり予想は圧倒的にオールブラックス有利。点差も13点以上の確率が高くなっている。

愛好日記的注目点は、ワラビーズのジョージ・スミスのNO8、マット・ロジャースのSO。オールブラックスは、復活してきたハウレットと、先週大活躍だったロコゾコの両WTB。楽しみだ。

午後2時半からテレビでNPCを見た。ランファリーシールドもかかった、カンタベリーとタラナキの試合である。カンタベリーのLOに三洋電機にいたジョージ・ナオウプが出場していた。なんか嬉しい。カンタベリーが勝って盾を保持。でも、ポール・ティト率いるタラナキも大健闘だった。さて、これからイーデンパークに向かいます。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スティーブ、身柄拘束?

ニュージーランド時間の9月2日午前11時半、オークランド着。ツアー参加者のみなさんは着々と税関を通過して表に出てきた。ほぼ全員が揃う。うん? 一人いない。スティーブこと、小林深緑郎さんである。添乗員の方が見に行くと、なにやら奥に連れて行かれているとか。

「スパイ容疑ですかね? 実は国際指名手配中だったりして?」

謎の多いスティーブに関して、ジョーク混じりに話が盛り上がる。我々は先にホテルに向かい、結局スティーブは1時間ほど遅れてホテルにやってきた。話を聞いたら、本当にブラックリストにある日本人名と照らし合わされたとか。さすが、国際ラグビーの秘密調査官と呼ばれるスティーブであった。ちょっと怪しく見えたかな? もちろん、最終的には何の問題もなく係官とラグビー話で盛り上がったとか。

ari

ツアーのみなさんは幸運だった。ホテルに入った時間は、同ホテルに宿泊しているオールブラックスの面々が食事を終えたところだった。写真中央はアリ・ウイリアムス選手。ほとんどの選手がロビーを通過したので、みなさん一緒に記念撮影していた。こういう時のオールブラックスの選手は実にフレンドリーだ。JSPORTSディレクターのO氏は、リッチー・マコウと同じエレベーターになり、「何階?」と聞かれて、答えたら、ボタンを押してくれたらしい。いいヤツやん、マコウ。

karter

少し時間があったので、カルロス・スペンサーがオーナーを務めるというカフェに向かう。途中でダニエル・カーターの下着ポスターに遭遇。これを母親が見たら、そりゃ事故起こしそうになりますね。

spencer

スペンサーのカフェは、日本で言えばドトールのようなチェーン店の一つで、この店だけスペンサーがオーナーを務めているようだ。大型スーパーの一角にあった。ポンソンビークラブ、オークランド州代表、オールブラックスのジャージーがサイン入りで飾ってあり、Tシャツなどの記念グッズもあった。

lions

帰りに立ち寄ったラグビーショップでは、ライオンズ・グッズが安売りされていた。それでも、オールブラックスの3連勝を記念したジャージーは、210NZドル(約16,000)と高額だった。当然ながら、新聞などは大きく土曜日の試合を取り扱っていた。こちらでは、ウィップーとロコゾコが注目され、ハウレットの復帰も大きく扱われている。

夜は、ツアーのみなさんとホテルで食事。すぐ近くの席でオールブラックスも食べていたが、試合を控えているので、みなさん声をかけるのは遠慮していた。偉いね。選手たちは、いい感じでリラックスしているように見えた。

試合の直前情報を、うまくいけば送ります。試合後、結果はすぐに送らないほうがいいと思うので、レポートは4日の夜に帰国してから書きますね。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お薦めマッチ_0902

NZ行きの飛行機に乗る前に書いてます。現在8時、飛行機の出発が3時間遅れになっています。ツアー参加者のみなさんは、北は札幌から南は鹿児島の方までさまざま。でもみなさんラグビー好きです。これがアップされる頃は空の上であることを祈ります。明日の日記には現地レポート書くつもりですが、もしインターネットがつながらなかったりしたら、帰国後(4日夜)に書きますね。たぶん、大丈夫でしょう。

「メンバー選考で疑問に思うことはありませんか?」というコメントがあった。もちろんあります。でも、あくまで日本から見ていてということだから、チームの空気とか、その選手がチームにどのような影響を与えるかまでは分からない。

だけど、優秀なコーチが選んだメンバーは、驚くような編成でも必ず結果を出す。先日のオールブラックスのマクドナルドのスタンドオフも、そうだった。ポジションチェンジだったけど、きちんと結果を出した。グラハム・ヘンリー監督は、NZのあらゆるレベルで9割を超えるような高い勝率を残しているが(ウエールズ代表の監督をした時は別)、勝つために大切なことをつかんでいるのだろう。

さて、土曜日はトライネイションズ最終戦が行われる。現在、優勝を争うNZ(10)と南ア(13)の勝ち点差は3点。NZが勝てば、4点が追加され優勝。負ければすでに試合を終えた南アの優勝になる。

◎NZ代表オールブラックス対豪州代表ワラビーズ(9月3日 JSPORTS1 16:20~初回、生放送。JSPORTS3 22:00~)

会場はオークランドのイーデンパーク。ホームのオールブラックスが圧倒的有利だが、南ア戦で活躍したSHウィップーが足を痛めたようで、シニオが先発する可能性もある。バックアップとして、ジミー・カウワンが招集された。また、ジェリー・コリンズがラフプレーで出場停止となったFLには、シオネ・ラウアキが入る。NZもベストメンバーとはいかないようだ。

ワラビーズでは、SOにマット・ロジャースが入るのが注目。ラーカム、ギタウ、フラットリーに怪我などが相次いだための苦肉の策ではあるが、攻撃的なロジャースのSOは面白そうだ。彼がディフェンスを引き付けることができれば、アウトサイドCTBに入るラスボーン、WTBトゥリヌイ、FBミッチェルのランニングスキルが活きてくる。

ワラビーズのキャプテンのSHジョージ・グレーガンは、この試合で114キャップとなり、イングランドのジェイソン・レナードが持つ世界記録に並ぶ。

いま、隣に小林深緑郎さんがいます。
緊急インタビュー。

◇小林さん、今度のハカは、どっちでしょう?
「それはキックオフ直前まで分かりません。質問に誰も答えないらしいです」

◇どっちが勝ちますか?
「オールブラックスでしょう」

◇何か面白いネタはありませんか?
「レフリーのクリス・ホワイトさんは、今回でトライネイションズ、3.5試合になります」

◇えっ? 0.5とはどういう意味ですか?
「2002年の南ア対NZの試合で、レフリーのデヴィッド・マキューさんが暴漢に襲われたのを覚えていますか? あの時、交代で入ったのがホワイトさんなんですよ」

◇ありがとうございました!

| | コメント (5) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

散歩道と外国人枠

sarusuberi

8月31日は自宅でたまった仕事を片づけていた。昼間、近くのパン屋さんに行く途中、たくさん花を見つけた。一番綺麗に感じたのは、百日紅(さるずべり)だった。花言葉は「雄弁」。

aberia

こちらは、アベリア。下は、鳳仙花(ホウセンカ)だ。家の脇道に咲いている。そしてもう一つ下の花は僕にはなんだか分からない。小さな赤い花で、綺麗だったのだけど。どなたか知っていますか?

housenka
korenani

このところ、夏合宿やファルコンズ来日で、あちらこちら走り回っていたので、花を見る余裕すらなかった。9月からはまた忙しくなる。いい時間だった。

数日前のコメントに、オールブラックス(NZ代表)の外国人枠について質問があった。
NZ代表には基本的に外国人枠はない。他国と同じく、3年居住のIRBの規定にしたがっているようだ。ただし、サモア、フィジー、トンガなどの選手は、NZ生まれの選手がほとんどで、また移住してきた選手も、多くの場合二重国籍を取得している。また、NZ人の多くが、NZだけでなく、オーストラリア、イギリスのパスポートを重複して持っているのが現状らしい。

オールブラックスの場合は、海外でプレーしている選手はNZ人でも代表の対象外なので、たとえば日本にいるトロイ・フラヴェルや、ティアティアが今のままオールブラックスに入ることはないけれど、レオン・マクドナルドのようにヤマハ発動機から帰国して、NZのチームでプレーすれば復帰は可能。

他の国も、基本的には、IRBの代表規定をクリアすれば大丈夫で、縛りは2か国にまたがって代表になれないということだけのようだ。ちなみに、日本代表も明確な外国人枠は存在しない。だから、6人とか入ったこともあったよね。

国内試合の規定は国それぞれだが、イングランドのプレミアシップなどは、EU圏内の選手は外国人扱いにならないなど規定は緩い。僕は少なくともイングランドなど強い国に関しては、国内リーグも外国人枠は撤廃してほしいと思っている。日本の選手がイングランドやフランスのクラブでプレーしにくい理由のひとつが、外国人枠の壁だからだ。みんなそれで苦労した。枠が2人なら、NZやオーストラリアの選手が有利になる。仕方がないけど、日本人が頑張ったら入れてよって感じである。それは無茶苦茶か。

◎セコムラグビーフィールド「グランドオープン」イベントのお知らせ

9月3日(土)、17時セレモニー開会 18時キックオフ
場所 セコムラグビーフィールド
住所 埼玉県狭山市柏原富士塚308-1

15:00 ラグビースクール
16:00 地元高校生対象ラグビークリニック
17:00 グランドオープンセレモニー
18:00 オープニングゲーム「セコムラガッツ対コカ・コーラウエストジャパン」

※天然芝リニューアル、人工芝完成を記念し、イベントを行う。新キャラクター「ラガッツ君」も発表される。来場者には、プレゼントが当たる抽選会もあり。来場の際は、自家用車は避け、極力公共の交通機関を利用していただきたいとのことです。僕は行けませんが、みなさん楽しんで来てください。

| | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

太田GM

8月30日、午後2時より、日本ラグビー協会2階会議室にて、日本代表チーム事業部の活動に関する記者会見が開かれた。会見場は約40名ほどの報道陣で埋まっていた。

ohta

席上、日本代表のジェネラルマネージャーとして、太田治さん(写真中央)の就任と、11月5日に、日本代表がスペイン代表と対戦することが発表された。
大会名称は、【リポビタンDチャレンジ2005 ~2011ラグビーワールドカップ日本招致カウントダウンマッチ~】(秩父宮ラグビー場)。

太田さんは、秋田工業高校から明治大学に進み、1987年に日本電気に入社。日本代表のFW第一列を支える力強いプロップとして活躍し、89年のスコットランドを破る快挙や、91年W杯のジンバブエ戦勝利などに貢献。2002年には、監督としてNECを日本選手権優勝に導いた。

今後、日本代表強化は太田さんがマネージメントを担当し、すでに発表のあったヘッドコーチ、ジャンピエール・エリサルドさんが現場を担当するスタイルになる。会見では、太田さんが「ターゲット2007」として、次の3点をあげた。

1)2007年W杯予選プールで2勝
2)世界ランキング10位を目指す
3)JAPANサポーターを10万人に

「2007年W杯で2勝できれば、2011年のベスト8が見えてくる」

太田さんは年内は勤務先のNECと兼務。来年1月から専任契約となる。基本的に強化スタッフは専任にしていく方針のようだ。上記の3点以外にも、最強のJAPANを編成するための施策などが示されたが、それは後日、日本協会のHPなどでご確認を。いずれにしても、コーチングスタッフなど細部はこれからだ。エリサルドさんと太田さんも今後じっくり話し合うことになるようで、具体的なことは発表されなかったが、「ジャパンスタンダードを備えた若手選手の育成・発掘」に力が入っているのは、いい傾向と思う。

太田さんは、95年のW杯で大敗した日本代表の一員だった。二度とあんな惨めな思いを選手達にさせたくないという思いも強い。具体的にはフィジカル面をもっと鍛える方針のようだ。彼が世界と戦ってきた経験上、日本のフィジカルは弱すぎるのである。プロ化以来10年を経て、ますます強化が加速する世界と戦うには、最低限、同じ土俵に立つパワーは必要になる。「FWで5㎏、BKで3㎏、筋量を上げたい」とも言っていた。サイズではなく体の質を変化させるということだろう。

屈辱的体験もあり、現在の最先端のチーム強化も知っている。そんな太田さんに期待したい。頼みますよ。ちなみに、僕と太田さんは同学年だ。

追記◎9月1日出発で、トライネイションズの最終戦を見てきます。NZ航空とJSPORTSの共同企画のツアーですから、15名ほどのファンのみなさんとも一緒です。試合では、当日の電話レポートなどする予定。質問ありましたが、今回はオールブラックスの選手にインタビューすることはできなさそうです。立ち話くらいはできる可能性がありますが。N山さん、内山選手の情報ありがとうございます。NZからブログは更新する予定ですが、もしつながらなかったらごめんなさい。トライしてみますね。それから、JSPORTSから海外ラグビーの放送が少なくなるのを懸念されている方が多いようですが、僕もみなさんの希望は伝えていきたいと思います。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

何のために頑張るか

ブログのコメントのデザインを少し修正しました。ちょっと見にくかったですからね。瑞穂さん、シルバーファーンに関する詳しい情報ありがとうございます。

土曜日のトライネイションズは、梶原宏之さんとのダブル解説だったのだが、梶原さんは収録が終わると江戸川区の葛西のホテルへ向かった。29日に高校の全山梨を率いて全神奈川と対戦するからだった。山梨は、日川と梶原さんが監督を務める桂の選手が主力、神奈川は桐蔭学園が主力だったようだ。山梨県は、今年もこの2強が全国大会出場をかけて争っているようだが、ほんとに手の内を知り尽くし、仲のいい選手同士の戦いになるわけだね。

8月29日 第60回国体関東ブロック大会(少年男子)代表決定戦
山梨県 ●17 - 31○ 神奈川県(江戸川)

きのう書こうと思っていたことだが、TBSラジオにシンクロナイズドスイミングの名指導者である井村雅代さんが出演されていて、こんなことを話されていた。
「どうやって、あんなに綺麗に動きを合わせられるんですか? という質問をされるのですが、答えは簡単なんです。合うまで練習するんですよ」

なるほど、素晴らしいパフォーマンスは反復練習でしか実現できないのである。もちろん、長時間やればいいというものではない。井村さんはこうも言っていた。
「頑張れ、頑張れしか言わないコーチもいますが、何を頑張るのかと思いますね。私は目標は具体的に示します」

トップリーグは今季も東芝府中が優勝候補筆頭だが、夏合宿でも4日連続で試合をしたり、オーストラリアで強豪レッズに叩きのめされたり、タフな経験をどんどん積んでいる。東芝は練習のタフさでは、トップリーグの中でも頭ひとつ抜けている感じだ。目標は日本ラグビーの頂点に立つこと。そのために必要なことは、細かく示されていることだろう。もちろん、他のチームが楽をしているわけではないし、東芝が本当に勝つかどうかは分からないが、東芝の強さを支えているのが厳しい練習であることは間違いない。

そんなことを考えつつ、自分がラグビーに打ち込んだ高校、大学時代を振り返ると、とことん自分を追い込んでいなかったと感じる。目標は国立競技場でプレーすることだった。もっと練習したら、もっと上手くなったかもしれない。もっと筋力トレーニングしたら、酒呑まずに節制したら、もっとでかくなれたはずだ。そうしたら勝てたかもしれない。あとひとつ勝ったら国立だったのに。そうできる環境にいながら、やらなかったということを時々猛烈に後悔する。思わず、叫んでしまうこともある。まあ、とことん努力する才能には恵まれていなかったと自分を納得させるしかない。

ところが若いときは、そういうことが分からない。つい遊びたくなるし、楽をしたくなる。だから、まだ若い選手達は、目標に向かって努力を怠らずに頑張って欲しい。自分では努力していると思っていても、振り返ると、もっとできたと思うことが多いから。

なお、スーパー14については、これから決まることだと思いますので、やる方向で話が進むと信じています。


| | コメント (6) | トラックバック (0)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ニュー・ハカ

きのうの日記にもラジオを聴いていたことを書いたが、最近、僕はもっぱらAMラジオを聴いている。人の話が聴くのが好きで、面白いのだ。きょうは長渕剛さんがエネルギッシュに活動するモチベーションを問われて、「自分の10代を否定したくない」と言っていた。あの時の気持ちのまま走っていると。長渕さんファンではないのだが、その言葉に元気が出た。

帰国したばかりのニューカッスル・ファルコンズは、土曜日にスコットランドのグラスゴーと対戦して、32対11で勝った。NEC戦のメンバーが中心になっていた。その試合の前に、スタジアム内のバーで日本での2試合のビデオが上映されたようだ。ファンからの要望があったようだけど、そういうところ偉いね。

トライネイションズの興奮いまだ覚めやらぬ人が多いと思うが、理屈抜きの勝負を見たような気がして僕も余韻に浸っている。ところで最後のシーン、リコ・ギアがタッチラインの外にボールを投げたのはペナルティでは? とのコメントがあった。僕もそう思ったのだが、その前のブレイクダウンのところの判定で試合は終わったようだ。どちらかのノックオンか、タッチに体が触れていたかかな? 

試合後、ジェリー・コリンズが、ヤコにパンチを振るったとして2週間の出場停止になった。最終戦はコリンズ不在でワラビーズと戦うわけだ。ヘンリー監督が誰を入れてくるかも興味深い。

愛好日記が選ぶマン・オブ・ザ・マッチは、ケヴィン・メアラム。

NZラグビー協会のホームページに、新しいハカの詞が英文と併記で書いてあった。以下、紹介しておきます。

Kapa o Pango

KIA WHAKAWHENUA AU I AHAU!
Let me become one with the land
HI AUE, HI!!
KO AOTEAROA E NGUNGURU NEI!
This is our land that rumbles
AU, AU, AUE HA!
And it’s my time! It’s my moment!
KO KAPA O PANGO E NGUNGURU NEI !
This defines us as the All Blacks
AU, AU, AUE HA!
It’s my time! It’s my moment!
I AHAHA!
KA TU TE IHIIHI
Our dominance
KA TU TE WANAWANA
Our supremacy will triumph
KI RUNGA KI TE RANGI E TU IHO NEI, TU IHO NEI, HI!
And will be placed on high
PONGA RA!
Silver fern!
KAPA O PANGO, AUE HI!
All Blacks!
PONGA RA!
Silver fern!
KAPA O PANGO, AUE HI, HA!
All Blacks!


追記◎沼人さんより、秋以降、JSPORTSでプレミアシップとNPCの放送予定がないのか、というご質問がありましたが、現在のところ放送予定はないようです。もちろん僕もやって欲しいのですが、他のスポーツとの絡み、予算の問題もあるし難しいところです。ご意見はお伝えしておきます。それから、Ryan Glover選手は、サウスランドのスコッドには入っていたのですが、すねの疲労骨折みたいで、メンバーから外れているようです。

| | コメント (17) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トライネイションズ第5戦

土曜日の午後、トライネイションズ第5戦の収録のため、JSPORTSのスタジオがある台場方面に向かった。首都高速を走りながら文化放送を聞いていたら、みのもんたが、谷村新司に「昴(すばる)」の歌い方を習っていた。カラオケに行きたくなった。

谷村さんは、山口百恵さんに「いい日旅立ち」を提供した時の秘話も披露していた。百恵さんが「いますぐ聞きたい」と言うので受話器に向かってギター弾きながら歌ったらしい。すごいやん、谷村新司。いい歌作ってる。谷村新司と言えば、僕ら世代はアリスだ。「冬の稲妻」とか、「チャンピオン」とか、フォークギターの教則本で練習曲になっていて、ジャンガジャンガとよく弾いた。それは、アンガールズやっちゅうの。

さて、トライネイションズである。元日本代表FL、山梨県の桂高校のラグビー部監督・梶原宏之さんとのダブル解説だった。梶原さんは現役時代からよく知っているのだが、愉快な人で、話すとかなり笑わしてくれる。面白かった。

午後4時20分、収録開始。オールブラックスのニューバージョンのハカに度肝を抜かれた。リードするウマンガの気合いの入っていたこと。この新しいハカは、‘Kapa O Pango’といって、チームのために作ったらしい。伝統的に行われてきたハカは、‘Ka Mate’(カマテ)というが、セカンド・バージョンとして作られたようだ。ウマンガのコメントによると、現在、NZ代表にはいろんな文化を背景にした選手が多く、新しいハカを加えたかったとのこと。マオリ文化に敬意を表してハカが演じられてきたと思うが、確かにフィジー、サモア、トンガなど、現メンバーの母国はさまざまだし、チームのためのモノがあってもいい気はする。

試合は、開始1分、FBモンゴメリーの先制PGで南アが先制すると、5分、NZのWTBロコゾコが、CTBメイジャーがチャージしたキックをキャッチして瞬時の加速。約40mを一気に駆け抜けた。しかし、9分には、南アの切り札WTBハバナがラックからのこぼれ球を拾ってトライ。10-7と南アがリードする。22分には、NZのSOマクドナルドがHOメアラムをサポートして逆転トライ。28分には、ロコゾコがゴール前10mくらいの距離をタックルを4人、5人とかいくぐってトライ。21-10とリードを広げた。

NZは、南アのディフェンスラインが激しく前に出てくるのに対し、FWの密集サイドをSHウィップーが再三突破し、SOマクドナルドも縦に走ってディフェンスの出足を止めた。もちろん緻密な分析による攻撃だと思うが、強烈なコンタクトを恐れずに前進するNZ選手達の気迫を感じた。ハイパントを多用したのも有効だった。ところが、前半終了間際にマクドナルドが、南アSHジャニュアリーにタッチキックをチャージされ、痛いトライを奪われる。

後半は、両者少し疲れたようでミスも多くなった。終盤いったん南アが逆転したが、最後は、NZがモールからメアラムが抜け出して決勝トライ。優勝決定を最終戦までもつれこませた。南アは7点差以内負けのボーナス点1を追加して、総勝ち点13、NZは4トライ以上のボーナス点と勝利で5点を追加して、10点。最終戦で豪州に勝てば、4点が追加されることになって自動的に優勝となる。負けたら、南アの優勝だ。

それにしても、凄い試合だった。実況席では、村上、梶原、土居の順で並んでいたのだが、ノーサイド直前には、梶原さんの足が土居さんの足を直撃。「下半身、大暴れです」と梶原さんも力が入りまくっていた。NZのプライドというか、勝利への執念は感動的だった。そして、敵地でNZを追いつめた南アの底力もまた恐るべきモノだった。見ているのも、力入ったよ~。

僕は、どっちのチームも同じくらい好きだが、最終戦をNZに見に行くので、優勝決定が持ち越されて、正直ホッとした。これで最後も盛り上がるね。

◎トライネイションズ第5戦
NZ代表オールブラックス○31-27●南アフリカ代表スプリングボクス(8月27日) 

| | コメント (8) | トラックバック (3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2005年8月21日 - 2005年8月27日 | トップページ | 2005年9月4日 - 2005年9月10日 »