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2005年10月9日 - 2005年10月15日

お薦めマッチ_1015

夕方、赤坂プリンスホテルの近くを歩いていたら、「青山通りはどこですか?」と道を聞かれた。東京に来て18年。それくらいは簡単と思いながら、しばらく考え込んだ。答えはたぶん合っていたと思う。確か、あっちが秩父宮ラグビー場だったよなぁ。僕の場合、すべての起点はラグビー場である。

さて、トップリーグは第5節を迎える。

◎10/15(土) 14:00 三洋電機ワイルドナイツ対福岡サニックスブルース(秩父宮)
◎10/16(日) 13:00 セコムラガッツ対サントリーサンゴリアス (仙台スタジアム)
◎10/16(日) 13:00 クボタスピアーズ対NECグリーンロケッツ(柏の葉 18:00~JSPORTS3 当日録画放送)
◎10/16(日) 13:00 トヨタ自動車ヴェルブリッツ対神戸製鋼コベルコスティーラーズ(瑞穂 12:55~JSPORTS3 生放送)

土曜日の試合ではサニックスのマルティン・カフカ選手がCTBで初先発。三洋電機の榎本、山内のCTBコンビとの対決は楽しみだ。三洋は、なかなか出場機会の巡ってこなかったWTB石川が先発出場。角濱との両WTBって、ド迫力だなぁ。仕事人のルーク・トンプソンもFLで出場する。三洋優位だが、サニックスのあくなき攻撃ラグビーに期待だ。

山下、小野澤のエース級BKを怪我で欠くサントリーは、瓜生がCTBで先発し、浅田がSOに入る。そして、大久保直弥がNO8に入って、上村、高野の機動力あるFLで臨む。セコムはセットプレーさえしっかりすれば、面白い試合ができると思うが。

NECとクボタも面白い試合になるはずだが、クボタはケフの欠場が痛いね。この両チームは、13日午後、つくばエクスプレス秋葉原駅構内で、コーチ、選手が出てきて試合のチラシを配布した。地道な活動に頭が下がります。

そして、今節一番の注目カードといえば、瑞穂のトヨタ自動車対神戸製鋼だろう。ようやく1勝をあげた神戸製鋼は、前節途中出場で素晴らしいトライをあげた八ツ橋がFBで先発出場。LOウイリスも戻ってきてメンバーを眺めるだけで安心感が出てきた。一方の、トヨタ自動車も、負傷者が戻り、豪華なメンバー編成になってきている。フラヴェル、ティアティアの強力コンビをFWに並べ、アイイ、セコベという決定力あるランナーを後半投入する作戦だろう。これ、強烈そう。もちろん、神戸製鋼も後半、ホラが出てくるはずで、選手交代のタイミングも勝敗に影響を与えそうだ。

◎愛好情報
 高校に部活動がない高校生の受け皿として「クラブユース」がある。日本協会のクラブ委員会もこれを支援しているが、既に活動中のユースチームの交流試合が、トップリーグ試合の前座として試験的に実施されることになった。ぜひ観戦してください。

<対戦> 福岡ユース 対 神戸SCIXユース
<期日> 10月23日(日) 10:00KO(30分ハーフ)
<会場> 近鉄花園ラグビー場
※神戸製鋼コベルコスティーラーズ 対 福岡サニックスブルース(12:00KO)の前座試合として

●今週末は、大学の試合の放送もあります。10月16日、慶應大対筑波大、早稲田大対日体大戦を、2試合連続。11:50~JSPORTS2にて生放送。

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お昼にフォー

木曜日昼間は打ち合わせで六本木に行った。ベトナム料理屋さんで「フォーボー(牛肉うどん)・ランチ」を食べる。旨かった~。このお店、けっこう好きでよく利用している。軽く食べたいときには、フォーがいい。ベトナムコーヒーも好きなのだ。海外取材の時、ランチであっさりした美味しいモノを食べようとすると、けっこう探すハメになる。ベトナム料理はわりと便利だ。2003年W杯では、シドニーでもフォー食べたなぁ。というわけで、この日記は、レイザーラモンHGとは無関係です。

アンテナ男さん、きのうの「ラックについて」のサポートコメントありがとうございます。ルールを文章で説明するのは本当に難しいですね。スクラムでの再開される部分は、ちょっと端折ってしまっていました。助かりました。

13日の午後は、日本協会にて、IRB(国際ラグビーボード)の理事会で来日しているIRBのマイク・ミラー事務局長が会見。トップ10カ国と日本を含む第2グループ国の実力差を埋めるため、今後3年間で約90億円を第2グループ国(日本、アメリカ、カナダ、ルーマニア、トンガ、フィジー、サモア)の強化に充てることを表明している。
日本にも約2億円の支援をするとのこと。事務局長は「ラグビーが世界に広まるには日本が強くなる必要がある」と、スタッフをプロフェッショナルにすることが日本の課題のひとつとし、それがアジアのラグビーの発展につながると話した。

この会見の詳細は、25日発売のラグマガに掲載されます。

◎【ドライビング ミス デイジー】観ました。
池袋の芸術劇場にて。作=アルフレッド・ウーリー、訳・演出=丹野郁弓。劇団民藝と無名塾の公演で、奈良岡朋子さんと仲代達矢さんの豪華共演。なんとしても観たいと思っていた。凄かった。めちゃくちゃ感動した。72歳のユダヤ人の未亡人と、黒人運転手の不思議な友情が描かれるのだが、25年間の老いと友情を、ときにコミカルに演じたお二人の熟練の技に感服した。仲代さんのおどけた演技、意外だったけど良かった。背中で老いる切なさを感じさせるところ、かっこいい。僕はおばあちゃん子だったので、この手のものに弱い。祖母の老いとだぶるのだ。最後は奈良岡さんを抱きしめたくなった。いまは余韻に浸っている。客席は、僕の父母の世代がほとんどだったが、きっと、いいもの観たと思っているはずである。というわけで、相変わらずお芝居は無邪気に観ております。

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ラックについて

夜10時頃、アクセス件数をのぞいたら、「?000」というジャストの数字が。なんか縁起いいかも。

さて、ラックについてこんな主旨の質問があった。
【ラックで手を使うことは「ハンド」として反則で、ボールは足でかきださないといけないってことはわかるのですが、近頃よく言うジャッカルとかで手を使ってボールを奪ってるのは「ハンド」にはならないのですか? また、ラックから、相手ボールが出ているのか、出ていなくてオフサイドなのか素人目に見てよくわかりません。なんか選手も出てるのかよくわかんなくてボールにいけず躊躇しているような。見てわかるラックの定義というのを教えてください】

ではできるだけ簡単に書いてみます。ラックというのは、地面にあるボールを、少なくとも一人のプレーヤーが相手側のプレーヤーと身体を密着させてボールを奪い合っている状態です。つまり敵味方2人でラックはできます。でも、そんなシーンはほとんどなくて、普通は、タックルされた選手のところに防御側の選手がボールを奪いに来る。立った状態でボールを取りに来ているのを「ジャッカル」と言います。NECのマーシュ選手が得意のプレーですね。ポイントは両足でしっかり立っていることです。ジャッカルは豪州発のラグビー業界用語。日本のラグビー界では、一般的になりました。

ジャッカルに来た選手がしっかりボールを奪えば、ターンオーバー成功です。でも、まだボールをつかみ切れていないうちに攻撃側の選手もやってきて身体を密着させてしまったら? レフリーが「ラック!」と言います。その瞬間、ジャッカルしようとしている選手は手を離さないといけない。つまり、ラックになる前にボールをしっかりつかめれば、その後ラックのように見えても、そのままプレーは流れます(たださわっているだけではダメ)。ただ、ボールをつかめないうちにラックになってしまった場合、そのまま手を使っていたら「ハンド」です。ラックのボールは足でかき出すのが原則です。

ボールの奪い合いは、必ず立っていなければならず、オフサイドもダメです。ラックのオフサイドラインは、両チーム最後尾の選手の足の線です。ラックには自陣側のオフサイドラインの後ろから参加しなければならない。だから、横から入るのはオフサイドだし、横にうろうろして、そこからディフェンスに飛び出すのもオフサイドです。

では、ラックの終了は? ボールがそこから出たときです。この判断もレフリーがするので、レフリーが「プレーオン」などの声をかけると、防御側が飛び出すシーンをよく見ますよね。また声がかからなくても明らかに出た場合は選手も飛び出します。分かりにくいのは、ボールが最後尾の選手の足下にある時です。出ているのかどうか選手も半信半疑。目安としては、空からラックを見たとして、ボールがラックの外に出ていたらって感じですね。観客席からでは分かりにくいです。

ラックから両チーム意図的ではなくボールが出なかった場合は、直前に前進していたチームのボールでスクラムになり、どちらのチームも前進していなかった場合は、攻撃側ボールのスクラムで再開です。

ラックはほとんどタックル後に起こります。観戦ポイントは、タックラーが倒れた選手を抱え込んでいないか(すぐに退かずに抱え込んでいたら、ノットロールアウェイの反則)、倒された選手がすみやかにボールをパスするか、ボールを置いているか(ボールを放さなければ、ノットリリースザボールという反則)。そして、ボールを奪いに来る選手がしっかり立った状態で味方の後方から入っているか、ということになります。要するに、タックル成立後は、ボールに対してお互いがプレーできるように、倒れた選手はさっさとボールを生かしなさいってことです。ラグビーは倒れた選手はプレーできないことになっていますからね。

タックルした選手の一番いいプレーとされているのは、タックルで倒した後、瞬時に立ち上がってボールを奪うプレーです。これが出たら、大きな拍手を。

ルールを文字で説明すると、どうしても長くなりますね。これくらいの前知識を入れて試合を観戦し、理解を深めていただければと思います。ただし、ここが重要ですが、ラグビーは、レフリーがその時々の場面で臨機応変にルールを適用していきますので、くれぐれも杓子定規に考えないでくださいね。

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W杯招致のこと

きのうは大学ラグビーのことに触れながら母校・大体大の初勝利を書くことを忘れていた。母校愛、薄っ。ほんとうは嬉しかったです。頑張れ。

関西大学リーグは序盤戦に昨年の1位~4位がすべて戦い、5位~8位も総当たり。これから上位と下位の戦いに入っていく。最終的にまた順位決定戦があるので、まずは4位に入るのが優勝の条件である。下位グループでは天理大学が好調のようで番狂わせがあるかもしれない。

さて、ワールドカップ招致はどうなのか、というご質問があった。今のところ「可能性は十分ある」としか言いようがない。ラグビーワールドカップリミテッドから立候補3か国に対する入札分析報告書が10月6日、日本協会に届いた。詳細は招致公式HPにて。日本は大会を成功させるに十分な能力を持っているとしながらも、主要な国際的なラグビーイベントの経験実績が少ないこと、現状の観客動員数から推察してW杯開催時の観客数の懸念、ヨーロッパのテレビ市場を中心とした場合の時差からくる放映権料収入の比較など課題を投げかけている。

しかし、これらの課題は今すぐに解決できるモノではない。時差はどうしようもなく(NZも時差は同じことだ)、日本の課題は観客動員だけにも見える。日本協会としては、さきごろ来日したボブ・ドワイヤー氏が「日本で開催しないことは、ラグビーの後退を意味する」と言ったように、IRBが歴史的な一歩を踏み出す意義を強調し、課題については納得できうる展望を語らなければならない。

日本開催実現の鍵は、投票する理事たちがIRB主要8か国以外の国に初めてW杯を持ってくる歴史的英断が出来るのかどうか。そこに行き着く。

11月18日の投票では、立候補3カ国をまず2カ国に絞るのだが、その際、立候補国をのぞいた9カ国と4地域協会で投票が行われる。全票数は「19」。7票をとれば確実に2カ国に残れることになる。現状では、オーストラリア協会の2票、アジア協会の1票を仮に計算できたとして、あと4票。 2007年開催国投票時に日本はフランスに投票してる。フランスが日本を支持してくれれば、あとは2票を持つスコットランド、アイルランド、ウエールズあたりから1カ国が…。しかし、これも希望的観測でしかない。

日本協会は、10月18日のイタリア協会を手始めに、今月中にフランス、アイルランド、ウエールズ、イングランド、スコットランドなど各協会にプレゼンテーションを行う。南アはすでに世界行脚を終え、NZは日本と同時期。NZの雑誌を見たが、あまり大きくは取り上げられず、おとなしめ。様子見なのかな。南アは観客動員で03年W杯を上回る200万人を見込んでいる。強敵だ。そして11月17日が最終プレゼンテーション。あと約1か月で勝負は決まる。

追記◎日本協会が『オフィシャルグリーティングカード』の配信を開始しています。日本協会のトップページにあるので、希望の輪を広げましょう。

◎キャッツ観ました。
周囲に「忙しい、忙しい」と漏らしながら連休中に「CATS(キャッツ)」を観てきた。21年目の公演にして初めてである。大学生の頃、西梅田にあったキャッツシアター前で写真を撮ったことがあるので観たような気になっていた。観てへん、観てへん。知り合いに誘っていただき、ナイスなタイミングで時間が合った。観劇後、劇団四季に入りたくなった。子供の頃に観ていたら目指したかも。舞台とお客さんが一体化して、理屈抜きに楽しいのだ。実際、子供の頃の夢を実現している「猫さん」もいた。お客さんはリピーターも多いみたい。これから見る人にお勧めしたいのは、猫のキャラクターを覚えていくこと。そのほうが、より楽しめる。この理屈抜きの楽しさ、温かさが、ラグビー場にも必要なんだろうなぁ。

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お薦めマッチ_1011

この日のために「お薦めマッチ」のカテゴリーを作ったようなモノである。マッチが、7年7か月ぶりのオリジナル曲を12月14日に発売する。そして、なんと来年元日には、全シングル43曲を収録したCDボックス「マッチ箱」を発売するという。これは買いである。まだ歌えない曲もあるしね。特典のDVDで振り付けも確認できるなぁ。

そうじゃないだろ~、このカテゴリーはっ。

連休中にはたくさんの公式戦が行われた。関西大学リーグでは、好調・京産大が同志社に12-75で大敗した。龍谷大は、近大を破って記虎監督、Aリーグ2年目にして初勝利。関東大学リーグでは、法政が流通経済大に負けた。リーグ戦は実力伯仲で順位争いはさっぱり読めなくなった。しかし、関東学院は有賀を怪我で欠きながら、中央に60-25で勝っている。ただし、前半は大苦戦だったらしい。

10日の午後は、関東学院の有賀選手にラグビークリニックの取材で会った。9月下旬からのイタリア英国遠征で腿を打撲したらしい。わりに早く復帰できそうではあった。

早稲田は、東芝府中のBチームと戦い、17-67で敗れている。東芝は容赦しないね。さて、関東のリーグ戦は次週も面白いカードが並んでいる。

◎10月16日(日)
慶應義塾大 - 筑波大 秩父宮
早稲田大 - 日本体育大 秩父宮
日本大 - 中央大 熊谷
大東文化大 - 立正大 熊谷
関東学院大 - 東海大 三ツ沢


追記◎みなさん、いつもたくさんのコメントをありがとうございます。僕なりにしかと受け止めました。質問などは可能な範囲で徐々に答えていきますね。

まずは、レフリーにはどうやればなれますか? という質問がありましたね。レフリーはまずC級から始まります。これは各都道府県協会が認定するもので、協会によって講習の回数も内容も違うようですから、各都道府県協会に問い合わせてみてください。関東、関西、九州の地域協会でも手続き方法など教えてくれるはずです。

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新潟は晴れ

東京駅から新幹線で約2時間10分。新潟は快晴だった。前日から降り続いた雨でピッチは湿っていたが、ランニングラグビーに悪影響を与えるようなものではなかったようだ。観客は、4,872名。前日の神戸製鋼対サントリー戦を少し上回っていた。

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9日の新潟スタジアムは、中越大震災復興支援チャリティーマッチと題され、「東京ドクターズ対新潟ドクトルカンタ」、関東三部リーグ公式戦「三洋半導体製造新潟対STEEDS(伊勢丹ラグビー部がクラブチーム化した)」も行われていた。

トップリーグ第4節の三洋電機ワイルドナイツとクボタスピアーズの試合は、お互いに攻め合う観ていて面白い展開になった。新潟のラグビーファンの方も楽しめたのでは。

開始4分、三洋電機WTB三宅が、左コーナーにトライ寸前(まさに飛び込む瞬間だった)、クボタのFBマクイナリが思わずハイタックル。これがペナルティトライとなり、マクイナリはシンビン。三洋電機は、6分にもWTB吉田が自らのパントを拾って連続トライ。14-0とする。しかし、これが三洋電機の緩みを生む。「前に出てプレッシャーをかけなくなってしまった」(宮本監督)というように、クボタの反撃を許す。

それにしても、クボタN08ケフは凄かった。もちろん、他の選手がお膳立てはしているわけだが、12分にゴール前のモールから抜け出して強引にトライすると、19分にも2人、3人とタックルを振り切ってトライ。マクイナリのカウンターアタックからのトライの後は、SH西田がモールのサイドにボールを持ち出し、内側に返してケフが、3本目のトライ。一時は、クボタが、26-17とリードした。

流れを変えたのは、三洋の選手交代だった。前半終了間際のゴール前のピンチで、SOブラウンを下げ、FLオライリーを投入してクボタFWの勢いを防いだ。後半も、NO8ヴァハフォラウとオライリーが大活躍。組織ディフェンスも全体によく前に出るようになり、徐々に流れをつかんでいった。

後半、クボタも踏ん張って、27分には、LO赤塚のトライで33-36と3点差まで迫ったが、残り時間は三洋電機が走力で上回った。粘りのディフェンスの中で、プロフェッショナルファウル(反則で相手の攻撃を断つモノ)など、あと2人シンビンを出してしまったのは、クボタにとって痛かったが、上位陣にとって怖い攻撃力を秘めているのは間違いない。

三洋電機はほんとうに層が厚くなった。オライリーだけでなく、SO中村、WTB角濱ら交代選手がみんな活躍していた。

クボタのベテランSH西田も素晴らしいパスさばきだった。雑な部分も多かったけど、いい試合でした。取材に行けて良かったです。

◎三洋電機ワイルドナイツ○48-33●クボタスピアーズ

この試合を見ていた記者席で、他会場の経過、東芝とリコーが前半12-10と情報が流れ、驚く。夜、家に戻って映像を見た。モールの対処など、リコーがしっかりディフェンスしている。タフな攻防は見応えがあった。リコーも強くなってきたね。コンタクトプレーも激しいし、東芝も思うようにはいかなかった。それでも勝ち点5をゲットしたところは地力がある。東芝と三洋の対決は、今月22日(太田)。東芝は第5節はお休みだから、三洋が次のサニックスブルース戦を乗り越えれば全勝対決になる。この試合は、JSPORTSで放送あります。

◎東芝府中ブレイブルーパス○31-10●リコーブラックラムズ

第4節を終えて、首位は東芝府中(勝点20)、2位は三洋電機(勝点13)、3位トヨタ、4位ヤマハと続く。やはり三洋の充実ぶりが際立つ。

連休最終日は、ラグビークリニックの取材があるので、試合は見に行けない。っていうか、僕は最近、ラグビークリニックの取材が多いなぁ。でも、名選手達の技術の細部に触れるのはほんとうに勉強になる。自分のプレーに悩んでいる選手達には特に読んでほしい内容です。10月25日発売。


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さすがベテラン

土曜日は、秩父宮ラグビー場でサントリーサンゴリアスと神戸製鋼コベルコスティーラーズの解説をした(JSPORTS)。その前に、JRで、9日の新潟行きの新幹線の切符を買った。僕はたいていビューカードを使うのだが、時々、伊勢丹のアイカードを出してしまって、笑われるときがある。今回は慎重に行きましたよ~。

さて、秩父宮の試合である。前半は、解説しながらフラストレーションがたまった。勝ちたい一心なのか、どこか攻めが消極的に見えたからだ。サントリーにとっては、CTB山下の負傷退場は痛かった。攻撃のオプションはかなり限られたと思う。それにしても、大事なラインアウトでの度重なったミスはいったいどうしたことだろう。ミスタックルも多かった。組織としての約束事ができていない。今ひとつ調子に乗れないのを象徴するような試合だった。

神戸製鋼のディフェンスは集中力があった。後半は、NO8クリブらを軸によく攻めたし、途中出場のベテラン小泉、八ツ橋の両選手には感心した。小泉選手はよくボールに絡んでいたし、八ツ橋選手は、途中出場の直後の後半18分、ホラのキックがこぼれたところを、すかさずインゴールに押さえ込んだ。チャンスへの嗅覚、お見事である。ともに長いリハビリを経ての復帰戦で結果を出した。試合のツボを知っている。ツボを心得た選手が少なくなったから、神戸製鋼は調子を落としているのだと思う。今後は、ベテランを軸に試合のツボを若い世代に伝えていくのが課題になるだろう。開幕連敗は深刻だったが、まだ2敗だ。十分巻き返せる。神戸製鋼の復調は、トップリーグを盛り上げるだろう。

◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ○23-18●サントリーサンゴリアス

花園では、ヤマハ発動機ジュビロをワールドファイティングブルが6-3と破った。実は、まだ神戸製鋼の試合の解説中に秩父宮の大型スクリーンにこの結果が映し出された。えーっ! ほんまかいな。ノートライ!? 思わず声が出そうだった。順位争い大混戦である。

9日に新潟で行われる、三洋電機ワイルドナイツ対クボタスピアーズは大注目。見てきます!。

快進撃の東芝府中ブレイブルーパスは、リコーブラックラムズの挑戦を受ける。トップリーグは毎節何が起こるか分からない。予断は禁物である。

ちょっとだけ苦言を。トップリーグの観客数が少ないのは、複合的な要因だと思うが、きょうの神戸製鋼とサントリーの試合もミスが多すぎる。ここまでの試合も、勝敗の面白さ、コンタクトプレーの激しさはあっても、観客を感心させるようなプレーは少ない。プロモーションの問題など運営側が改善すべき点が多いのは分かるが、当事者は、試合内容が面白ければお客さんは来るとシンプルに考えるべきだと思う。試合の質は観客数に直結する。各チームのみなさん、責任重大です。頑張ってください。

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