« トップチャレンジ第1節 | トップページ | 就職について考えたこと »

同期からのメール

月曜日は、マッチ箱のダビングをしながら、基本的に家で仕事していた。15日に行なわれた大学東西対抗の西軍コーチとして、僕の大学時代の同期で現在は大体大でコーチを務める長崎正巳君が帯同していた。その様子を僕にメールで送ってくれたのだが、けっこうほのぼのしていて、いい感じなので、本人の許可を得て転載させてもらうことにした。では、西軍コーチから見た関西弁レポートを紹介します。

【村上へ。試合結果は、最終的には38-67と大差になってしまいましたが、後半の26分には西軍のトライ&ゴールで3点差にまで迫るゲームとなりました。毎年、本来の力の差よりもフィットネス(遅くまで試合をしていた選手数)の差が出るのがこの東西対抗の傾向なのですが、今年は試合の時期が早かったこともあり、また同志社の選手はもちろんのこと、大体大の6名及び他大学の選手も大バテすることもなく最後まで良く頑張ってくれました。
 試合で印象に残った選手は、MVPの首藤選手。下半身の安定感は抜群で、スピード・ステップの切れなどグラウンドで見てても惚れ惚れとしました。足腰の強さでは、有賀・矢冨も印象に残りました。ええ選手やし、よく鍛えられていますね。あとはフィリピーネです。西軍が3点差に迫ってから連続4トライされているのですが、うち3トライは彼の腕力でターンオーバーされたボールをワイドに展開されたものです。西軍の選手に聞いたところ、「捕まえられたら動けず、片手でボールを奪っていきよる」と言ってました。相当なパワーのようです。
 西軍では、ポンギ(花園大)です。前半をWTBで、後半をCTBで起用しましたが、強さはもちろんのこと走りこんでくるタイミングやコースもええもん持ってました。何よりも性格がええ奴で、「ポンちゃん」ってみんなから慕われてました。終わって”楽しかった?”って声かけたら、”花園で出来たのがうれしかったし、今までで一番楽しいゲームでした”って流暢な日本語で言ってました。卒業後はホンダでプレーし、現在帰化申請中だそうです。
 他には同志社のBK陣は非凡なセンスを持った選手が多く、君島はキックよりもパスの正確さと走りこみながらラインを動かすのが印象的で、前半の曽我部vs君島のボールの動かしあいは面白かったです。
 今日は役者がトライをしとったって感じで、特に両チームのバックスリーは特徴があって見てて楽しかったです。有賀の力強いランニングvs正面のやわらかいランニングのFB対決、首藤vs宇薄の決定力対決(これは首藤の圧勝)、岩本vs濱島のハンドオフ・ヒット・ランのパワー対決も観客が沸いていました。
 今回感じたのは、やっぱりみんなかわいいなあ。2日間まるまる一緒にいた西軍の学生達とのコミニケーションや同宿していた東軍の選手達の言動(夕食・朝食・深夜のコンビニなど)も見ていておもろかったです。試合終了後のロッカールームではみんな裸で写真撮影会をやってました。こんな経験が出来る俺も幸せものですわ】

 ありがとう、長崎。楽しげな雰囲気が伝わったわ。

 僕も大学4年生の時に東西対抗に出場した。三洋電機の宮本監督や、元神戸製鋼の武藤選手あたりも一緒だった。僕の時は会場は瑞穂陸上競技場だった。星野監督率いる中日ドラゴンズが見に来たのをよく覚えている。というか、チームメイトとグラウンド上で「うわっ、中日来てるわ」って話していたのだ。たくさんの選手と交流ができたし、今でもそのことを語り合えるのは幸せだ。東西対抗自体は続いて欲しいと思う。ただ、今の東西対抗が難しいと思うのは試合日の設定だ。僕らの頃は日本選手権終了後だったから、なんの問題もなかった。でも今はシーズンの最後に日本選手権がある。簡単に書けないので、またいずれ触れたいと思うけど、よ~く考えないとね。

|

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • « トップチャレンジ第1節 | トップページ | 就職について考えたこと »

    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    昨晩、TVKで大学、高校東西対抗戦のダイジェストを観ました。司会の方か、川合レオさんどちらか忘れましたが、清宮監督も開催時期に関して問題を持っているようだ、とおっしゃってました。
    私見ですが、開催時期が問題になるのは、この試合のステータス(?)が低いから負担の掛からない時期を選ぶ意見が出るようになってしまうのではないのでしょうか?
    学生の場合は試験、ここまでの試合日程などの都合もあるのでしょうから、開催時期はこの辺りにして、勝った方は選抜チームとして日本選手権出場権を得るとか、なんか勝利以外の報償を設けることで、やる意義もステータスも、注目度も(これは選手達にはあまり関係なくて申し訳ないのですが)上がるような気がするのですが・・・
    人のブログに長々と意見を書いてしまって申し訳ございませんでした。

    投稿: J.デービス | 2006年1月19日 05:00

    村上さんのコメントに同感です。ビデオで確認したら試合後のボンギ選手は有賀君に握手を求められすごく嬉しそうだったしボンギ選手に東軍選手は労ねぎらってきてたもんね。彼が選ばれて一番嬉しかったのではないかな!いいシーンでした・・・私は選手の皆さんと個人的に勝田さんにも・・ありがとうございました。

    投稿: robinson | 2006年1月18日 00:03

    サッカーの天皇杯も以前は大学生チームの優勝が目立っていました。
    というのもラグビー同様に社業がメインで、仕事終わってからの練習だったと川渕さんがおっしゃられていました。
    時代が変わってから社会人選手も技術向上を考えて、社業よりもサッカーで頑張りたいという時代になって大学生が社会人には勝てなくなり、その内プロ思考の強い選手が多くなってJリーグができたようですね。

    自分が気になるのは今のトップリーグや下部組織の社会人チームの選手でどのくらいの人間が本当にプロ化を望んでいるかって事です。
    それ次第で日本選手権の役割も変わってくるからです。

    投稿: | 2006年1月18日 00:02

     かなり荒っぽい案になりますが、「来年からマイクロソフトカップがなくなる」、「日本協会がトーナメント大会の冠スポンサーを応募している」などの事象をかんがみてみると、今のマイクロソフトカップの形をそのまま日本選手権にして「マイクロソフト日本選手権」を作ってみるというのはどうでしょう。
     ただ、大学チームを完全排除というのもどうかと思うので、例えば「トップリーグ8位vs大学選手権優勝」などの予選は行なうべきだと思います。
     あと、ひいきの神戸製鋼が2シーズン連続でトップリーグ5位なので「負け惜しみ」のようでいやですがあえて書かせてもらうとトップリーグの中位チームを差し置いて2部リーグのチームとクラブチームが日本選手権に出られるのは絶対に腑に落ちません。これは来年以降どのような形になろうとやめていただきたいと思います。

    投稿: 神戸ファン | 2006年1月17日 22:08

    dragonさん言っちゃいました。
    我慢できなかったもので・・

    でも一方通行の意見が横行する
    よりはっと思って書いちゃいました
    色々とサポート感謝です。

    投稿: 瑞穂 | 2006年1月17日 21:14

    社会人が強くなったのか?学生が弱くなったかですが?
    分かりやすい例は、アメリカンフットボールです。今年は、社会人が勝ちましたよね確か!?でも、学生もよく勝っていますよね。
    学生は、同じメンバーで毎日定刻に練習できますが、社会人は仕事を終えてから、あるいは各自で練習を行なうという状況があります。このため、学生が勝利するとが出来るのです。
    ラグビーの場合も、昔は、仕事を終えて夕方もしくは夜に集合して練習です。残業等あれば、それも行なうので、ろくに仕事も出来ないこともあったようです。近鉄OBの話を聞くと、車掌をしていたから、電車走らせていたよという時代もあったようです。それが、現在、昼間での仕事で後は練習、海外からトップ選手の参加、トップ学生の勧誘、海外遠征、夏合宿(日本特有のスポーツ文化)など、強化が非常にされています。このため、4年間という何事も限られた中での運営なので、差が出るのは必然なわけです。
    学生が弱いことを嘆くよりも、むしろ歓迎すべきであります。学生がトップのスポーツは、あまりレベルが高くないスポーツだと言われていますので、社会人年代がトップレベルであることは、ごく当たり前なことなのです。

    投稿: dragon | 2006年1月17日 20:56

    瑞穂さん、遂に言っちゃいましたね!誰もが考えていることを。この競技の難しい一面がありますね。サッカーの天皇杯やイングランドのFAカップは、うらやましいものです。高校生すら予選出場でき、日本一を決める挑戦権が開かれているからです。対して、ラグビーはそうではありません。ここ数年特にです。学生が社会人に勝ったりしましたからね。逆に、社会人が強くなり、学生と差が出るのは当然であり、競技レベルがアップしたと喜ぶべきことですが。ここに、コンタクトスポーツである、ラグビーの難しさがあります。
    社会人は、世界トップレベルのプレイヤーが存在し、それはコンタクトひとつをとっても学生レベルでは想像を逸しているおのであり、プロを相手に学生のアマチュアが挑戦することの意義がどこにあるのか、危険ですらある。(世界のトップは、20才ぐらいでも第一線で活躍していることもある)同じレベルのもの同士が行なってゲームが成り立つからです。ラグビーの世界では、点差が50点もあくようなゲームは「ミス・マッチ」として捉えられることがあります。ワンマッチ制ではなく、トーナメント方式で競い合わしていますが、大学選手権後の試験休暇や間延びで、必ずしもベストの状態ではないですしね。
    現行では日程も厳しいですしね。
    そうか、大学選抜チームをセレクションして、トップチームに対戦させればどうですか?嫌がる監督も沢山いるでしょうが、大学強化、敷いてはジャパンの強化の登竜門でしょう。

    投稿: dragon | 2006年1月17日 20:36

    村上さん、はじめまして。
    こんな質問を村上さんにして良いのかわかりませんが…時間に余裕がありましたらお応え下さいませ。

    昔は学生が社会人に勝って日本選手権で優勝していた時期もあったそうですが、現在のラグビーしか知らない自分にはちょっと信じられません。どうしてそんな事が起こりえたのですか? 社会人が強くなったのか? それとも学生が弱くなったのか?
    どうなんでしょう?

    御願いします。

    投稿: あずお | 2006年1月17日 20:26

     楽しいレポート拝見しました。
    やっぱ関西弁が良いですね。
    W大の監督の弁??です
    選手権に関係ないラグビーで怪我
    したからの愚痴に聞こえます

    いっそのこと大学生の日本選手権
    出場やめたらって思ってしまいます
    過激すぎる考えでしょうか?

    投稿: 瑞穂 | 2006年1月17日 20:03

     早大五郎丸選手の骨折、痛いです。清宮監督が怒りの会見をしていたと中日スポーツが伝えましたが、確かにこの時期の東西対抗は?協会には9月から2月までのシーズンと強化日程を含む年間スケジュールをしっかり立ててもらいたいと思います。
     結局高校年代からトップリーグまで、世界との距離感が縮まらないというか、むしろ世界とは無縁なところで日本ラグビー界があるように思えてなりません。
     サッカー野洲高校の監督は、「高校サッカーは世界のサッカーの縮図であるべきだが、残念ながら日本の高校サッカーはきわめて異質である」と語っていますが、同じ問題を抱えている様です。
     プライオリティを目に見える形で示してもらいたいです。
     またサポーターも紳士的過ぎるのではないでしょうか。何も暴徒化しろとはいいませんが、横断幕を作るとか、ゲーフラを掲げるとか、協会に届く主張をしていく時期に来たなと思います。
     世界に出ること、列強国に勝つことを優先するなら、自ずと方向性は定まりますし、協賛も集めやすいのでは。

    投稿: 茶畑 元 | 2006年1月17日 12:34

    東西戦で早稲田のGが骨折したとのニュースがあった。1ヶ月で完治らしいが、1年間養生して、4年から出た方がいいと思う。骨折でニュースになるのはスケートの安藤かGぐらいなもの。余程、早稲田は怪我をさせないように特別扱いされていたんだなあと思った。これで、日本選手権はガチンコは無理でしょう。

    投稿: Y | 2006年1月17日 12:01

    臨場感溢れる日記でしたね。ありがとうございます。
    東西対抗...出身地別にやるのも面白いかも?そうなると、西が有利かな。

    投稿: エンドー | 2006年1月17日 08:16

    長崎コーチのリポート、関西弁でいい味出してます。試合をしてる側も観ている側も楽しかったのでしょうね。ポンちゃん、観たかったな。
    それにしても村上さんも東西対抗に出場されていたのですね。(失敬)
    武藤選手はその当時から××だったのでしょうか・・・

    投稿: マスターK | 2006年1月17日 00:37

    こんばんわ、はじめまして東海大学でラグビーをしています。
    毎日ブログ拝見させていただいています。
     僕の夢はラグビーに恩返したい。
    ということでベースボールマガジン社に就職を考えています。他にもいろいろ考えていますが。
     村上さんは学生時代どのように就職のことを考えていましたか??
     時間があればぜひ教えていただきたいです。
      
     
     

    投稿: 大西 一幸 | 2006年1月17日 00:35

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)


    コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86642/8188807

    この記事へのトラックバック一覧です: 同期からのメール:

    » 日本選手権に大学って必要??? [らぐびーあにまる]
    素人考えですが、 日本選手権で 大学チームとトップリーグが 試合をするのは どうなのかな、、、危険じゃないですかね、、、早稲田は クラブチームに勝つと トップリーグの上位チーム 三洋、NEC、トヨタのどれかだと思う、どことやるにしても 差があると思うの...... [続きを読む]

    受信: 2006年1月17日 22:36

    « トップチャレンジ第1節 | トップページ | 就職について考えたこと »