« 涙腺が緩んだ | トップページ | 己を知る。 »

ラグマガ発売日

毎月25日は、ラグビーマガジンの発売日である。今月号は各全国大会特集。マイクロソフトカップ、日本選手権が残ってるので、メインの記事は大学選手権と高校大会だ。伏見工業の高崎監督には藤島大さんがインタビュー。高崎監督がいかに「パスで抜く」ラグビーを作り上げたのかが語られていて興味深い。たとえば、こんな感じ。「サイズのない分、ひとつのスペースを複数で攻める。いまディフェンスが内側を固めてくるんで、どうしても外に流される。伏見は内からの圧力に向かっていくことを徹底した」。いいこといっぱい言ってるなぁ。

早稲田大学の佐々木キャプテン、五郎丸選手の対談は僕がやったのだが、佐々木キャプテン、かなりいいこと言ってます。敗れた関東学院の有賀キャプテンのインタビューもあり、あの涙について答えている。社会人のほうも、トップリーグを制した東芝府中の冨岡キャプテン、ホルテン選手が登場し、強さの理由を語っている。日本代表エリサルド氏のインタビューは小林深緑郎さん。世界のラグビーニュースは、スーパー14や今年のテストマッチ日程など、あらゆる情報が盛りだくさんだ。というわけで、思いっきり宣伝みたいになってますが、全国大会に賭けた多くのラグビーマンの想いが詰まった一冊なので、どうぞご一読を。

最近、たくさんのコメントをもらっていますが、なんかバタバタしていて、あまり答えられなくて申し訳ありません。きのうのコメントに「いい外国人選手がたくさん来ているのに、なぜ差が出るのか」という趣旨の質問がありました。取材していて感じるのは、チームの戦術に確固としたものがあって、そこに加えられた外国人選手が多くの場合活躍するということ。東芝のホルテン選手、マクラウド選手、NECのマーシュ選手などはそういうタイプだと思います。日本の文化を理解し、謙虚に適応しようとする選手は力が出るのも早いのですが、少し上から見る感じの選手は難しいですね。それから、怪我を抱えて来る選手も多い。トップリーグもレベルは高くなっており、海外のトッププレーヤーといえども、万全の体調でないと活躍することはできません。期待はずれに終わる選手の多くは、怪我が治りきっていない選手です。クボタのケフ選手は、2007年のワールドカップでオーストラリア代表復帰が言われているくらいだから、体調も万全ですからね。凄いワケです。日本に来る心構えの問題は、大きいと思いますね。だからビッグネームより、骨惜しみせず頑張る選手に来てもらいたいなって、僕は思います。

◎愛好日記トークライブのお知らせ
1月25日発売のラグマガ3月号57ページにも告知されていますが、愛好日記ライブ版の開催が決まりました。題して【村上晃一「ラグビー愛好日記」Page.1】。場所はJR三鷹駅至近です。ご予約は、下記のメール、FAX、電話(17時以降)にて。会場になる文鳥舎さんのHPで座席の確認ができます。第1回のゲストはみなさんご存じ、スポーツライターの藤島大さんです。二人でラグビーの魅力を語ります。どんな話になるか、僕も楽しみ。ラグビー文化を表すエピソードがたくさん聞けると思いますよ。お時間のある方は、ぜひどうぞ。終演後、懇親会もありますので、ご希望の方はお申し込みください。観戦初心者の方も大歓迎です。

◆日時 3月11日(土) 午後5時開演(4時半開場)~7時 
◆場所 『文鳥舎』三鷹市下連雀3-32-3 グリーンパルコB1
Tel:0422-79-3777
Fax:0422-79-3777
bunchou@parkcity.ne.jp
http://www12.plala.or.jp/bunchousha/
◆入場料 2,000円 定員約50名
◆懇親会 3,000円 定員約30名(終演後、1時間半程度立食パーティー)


|

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • « 涙腺が緩んだ | トップページ | 己を知る。 »

    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    村上さん、初めてメール致します。名前の通り、現在会社の都合でアメリカに住んでおり、ようやく最近日本から送って来た大学選手権のビデオを見たところです。同志社ー関東学院戦は、もちろん関東学院のほうが力が上であるのは間違いありませんが、思ったほどは力の差がないなと思いました。もし、同志社に経験豊富なゲームリーダーがいたら、逆転も可能であったろうと思います。村上さんのご意見をお聞きしたいのですが、今日本のラグビー界でかつての平尾選手や、ミラー選手のように1試合を通じてゲームコントロールできるゲームリーダーはいますか?自分自身で、平尾選手のゲームメイクで印象に残っているのは、V3の時の三洋電機戦と95年の南アのワールドカップのアイルランド戦です。戦力的に力が上の三洋電機に対して最後までペナルティーキックで点差を射程圏内に置き最後の十五分ボールをキープしながら攻めまくって最後にイアンのトライと細川のゴールで逆転した試合。アイルランドには前半執拗に元木、吉田の両大型センターに縦を付かせて、相手のディフェンスを引きつけておいて、後半の勝負どころで両センターをおとりに使ってループで自らトライを取るシーン。最後はスクラムトライなど力でねじ伏せられましたが本当によく考えてゲームメークしているなと素人目にも良くわかりました。前回のワールドカップで善戦したのも、ミラーのゲームメークに負うところがかなり大きかったと思います。村上さんの目で見てこの選手は!と思う人を教えてください。

    投稿: アメリカ在住 | 2006年1月26日 10:54

    ラグビーマガジン買って来ました。
    曽我部くんが大写しなのがうれしくて2冊買うというミーハー買いをして、今一冊読んでいます。

    エリサルドさん(息子はjsportsで見ているけど)は、私にとってはなんというかジーコ監督と同じにおいがあります。ジーコ監督ぐらい意味不明な勝ち運があればいいですね。
    選手のセレクションが時々試合を見て(忙しい時間を縫ってというべきなのか)行われ、彼が考える理想的なシステムを日本人コーチが理解して伝えるという形になるらしいのですが、なんというか日本に強くなってほしいという愛情や強くして見せるというプライドが、観客たちに伝わりにくいというところがとてもジーコに似ている気がします。実際はどうなのかわかりませんが、せめてその伝道者となる日本人スタッフとだけでも、もっと濃密に時間、戦略、哲学を共有したり、染み込ませたりする努力をしないと、だめなんじゃないかなぁと素人は思うわけです。

    そして今日、ラグマガで薫田監督に関するホルテン選手のコメント、早稲田の選手が清宮監督に寄せる思い、伏見工業の高崎監督の濃密な愛情などを読んで、さらにさらにジャパンに不安を感じてしまいました。
    きっとうまくいく!そう信じたいですが、どうでしょう・・・

    投稿: ”お” | 2006年1月26日 00:48

    トークライブ。すでに売り切れでした。
    残念。

    投稿: ちぃ | 2006年1月25日 23:37

    外国人に関して
    日本は、大枚をはたいて有望な若手選手を買っていくことに対して批判もあるようですが、それほど日本のラグビーの環境、企業スポーツは恵まれた環境下にあるといえます。
    Jリーグ設立当時は、盛りを過ぎた有名プレイヤーがたくさん来たことから「像の墓場」だったかな、そんなことをいわれていましたよ。
    軽い気持ちでは、活躍できないことから、日本ではしっかりしたラグビーをやっているということです。(代表になると弱くなる)自信を持つべきです。日本で、育った選手や呼び戻される選手がいることは、育成リーグとしての存在価値もあるということで、トップリーグのひとつの成功を自負してもよいものです。スペクテイター・スポーツとしては大失敗ですが。
    外国人プレイヤーには、日本のラグビー、文化を学んで帰ってほしいですね。(デメ王国をゆく)
    東芝のホルテンとマクラウドは、最高ですね。サントリーの、ウルイとイエレミア、ワシントンもよかったですね。三洋の好調を支えたNO.8とブラウンも。チームにマッチしていましたよね。活躍に目がいきますが、やっぱりチーム・スポーツですね。

    投稿: dragon | 2006年1月25日 22:28

    ラグビーマガジンにはラガーマンにとって載るのは夢でしょうか。
    うちの部も何年か前(在学中)に初めて特集されて載りました!嬉しくてみんな買ってた気がします!思い出の1冊です。
    ずーっと前にコラムで、大学ラグビーについて書いてあった「帰り来ぬ季節」という記事に感動したのを覚えています。

    投稿: C.I | 2006年1月25日 14:25

     マスターKさん。いい企画ですね。
    実現した暁には、愛知から駆けつけ
    たいと思います。村上さんどうですか?

    投稿: 瑞穂 | 2006年1月25日 05:43

    マスターKさん ありがとー!コノ意見企画して下さい!(アカンか!?)

    投稿: THIRD ROW | 2006年1月25日 03:39

     私も「ラグビー愛好日記ライブ版関西開催希望」に1票投じます。
     ジャパンの強化、ラグビー人気向上、そしてやはり関西なので神戸製鋼の建て直し策などについて専門家のご意見を詳しく聞いてみたいです。

    投稿: 神戸ファン | 2006年1月25日 01:00

    愛好日記ライブ版、ぜひ関西でも開催して下さい。
    個人的には「THIRDROW」のカウンター席でもいいのですが。(笑)

    投稿: マスターK | 2006年1月25日 00:32

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)


    コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86642/8317894

    この記事へのトラックバック一覧です: ラグマガ発売日:

    » 花園観戦雑感 [ラグビーフィーバー!!]
    ブログランキング(御協力お願いしマース) 写真①エディージョーンズとアラテ [続きを読む]

    受信: 2006年1月25日 07:06

    » ラグビー 今後の予定!!! [らぐびーあにまる]
    ラグビーシーズン 真っ最中日本では MSC、日本選手権、ヨーロッパで 2/4から 6ネイションズ開幕南半球では 2/14から スーパー14 開幕そして 4月から は JAPANの試合が 9試合も・・・ 考えた だけで ワクワクしますね・・・1/29      マ...... [続きを読む]

    受信: 2006年1月25日 12:27

    » 村上晃一さんのスポーツトークライブ! [子育てもしてますよ〜]
    三鷹でランチの時によく行くコミュニティカフェ・雑多楽やさん。 ここの店長さんは、ラグビーが大好きなんです♪ 先々週の土曜日に行ったとき、 「村上晃一さんに会ったよ!」と! え〜?なんでですか!? とうかがうと、 三鷹の文鳥舎さんで村上晃一さんのトー....... [続きを読む]

    受信: 2006年1月25日 15:48

    » 高崎監督インタビュー [ラグビー観戦記]
    ラグビーマガジン3月号を読んで、伏見工業の高崎監督のインタビューに感銘を受けまし [続きを読む]

    受信: 2006年2月 3日 00:20

    « 涙腺が緩んだ | トップページ | 己を知る。 »