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決勝戦を見よう。

月曜日は、日本選手権関連の原稿を書いていた。愛好日記へのアクセス件数は、先週の日本選手権2回戦翌日と変わらない多さだった。早稲田が敗れたことで、日本選手権がなんだが一段落してしまった感じがあるのだが、まだ頂上決戦が残っていますからね。早稲田を応援するために秩父宮ラグビー場へ行ったみなさんも、ぜひ決勝戦を見てください。健闘した早稲田をあっさりと退けた東芝府中の戦いを最後まで見てほしいし、その東芝と互角に戦うNECの粘りの防御も見応えがあります。よろしく。

さちこさんのコメントに、僕が清宮監督と「カイロの話をしていた」とありました。爆笑しましたよ~。確かに僕と話しているとき、清宮監督は携帯カイロをモミモミしてましたね。でも、それは手の動きだけであって試合のことについて話していたんですよ。

僕が東芝のHO松尾選手と話していると、向こうから来てくれました。試合についての感想を一通り聞いた後、「監督退任の記者会見はするのですか?」と問うと、「いえ、しませんよ。新しいほうはしますけどね。まだ数日はグラウンドに行きますから」との答え。22日は、佐々木組の追い出し試合が行われるようです。

松尾選手に聞いたのだが、後半、早稲田の選手が疲れて足が止まるのが分かったそうだ。「他の大学だったら、もっと早く止まったでしょうね。ほんと頑張ってましたよ」と言っていた。あの試合を見ていて、つくづくラグビーというのは厳しいスポーツだと思った。どんなに工夫をこらしても、コンタクトプレーで吹っ飛ばされてしまったら何もできなくなる。真っ向勝負で耐えられる最低限の力強さは必要だ。海外からパワフルな選手が次々に加入してくるトップリーグが、まずはフィジカルの強化に走るのは当然の成り行きである。そういう意味ではトップリーグは進化の途上だ。フィジカルの差が拮抗してくるにつれて、その先の戦術の部分が磨かれていくことになるのだろう。

◎愛好情報
JSPORTS海外ラグビー情報番組「トータルラグビー」が放送を再開している。最新のものは、まずは今年8月にカナダで行われる女子ラグビーW杯についての情報。アメリカ代表がスコットランド、アイルランド、イングランドAに勝利したとのこと。ウエールズ、スコットランド、アイルランドのセルティックリーグ、イングランドのプレミアシップ、ハイネケンカップ(欧州カップ)の決勝トーナメント組み合わせ。アフリカ諸国のスーパー16の様子もあって、モーリシャス対ブルキナ-ファソという国の対戦も。ワールドセブンズシリーズ。スリランカで津波の被害にあった地域の復興試合。シックスネイションズのみどころも。勉強になりますよ。2回目は22日の深夜初回放送です。


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    コメント

    そうですよね、日本ラグビーが強くなるにはまずフィジカルがあってのことだと思います。東芝のラグビーはつまらないと言う声はよく聞きますが、この強靭な肉体を作り上げてそこから先にもう1つ上に行けるのだと思います。東芝のフィジカルと対等以上に戦えるチームが増えたときに日本ラグビーの展望も開けるはずです。

    投稿: nksmtyfm | 2006年2月21日 23:54

    村上さんと清宮監督の会話中に、清宮監督のポケットから、2つもカイロが出てきたので、すっかり寒さ対策もバッチリって感じに見えて。しかも、清宮監督の顔が笑顔で自慢気に見えたので・・・。勘違いしました。
    決勝もたくさんのラグビーファンが来るといいですね♪

    投稿: さちこ | 2006年2月21日 23:22

    日本のラグビーの試合と海外(スーパー14など)との決定的な違いはハンドリングの上手い下手にあると思う。トップリーグの上位チームの選手のハンドリング技術は向上しているように思うけれど、最後のラストパスを受ける時のボールに対する執着心がずいぶん違うなと思う。日本選手権決勝では、トップチームの勝利に対する執着心みたいなものの強さを見たいと思う。

    投稿: ヨッシー | 2006年2月21日 22:34

    決勝もいきたい!!でも2週連続の東京は懐がさむいかも、、、TVで観戦だ!!  しかしよくお客さんはいってたなあ、、やっぱ早稲田だから入ったんだろね。近くの居酒屋のおやじさんが「今日は何があるの?」「ラグビーの試合ですよ、早稲田対東芝です」っていったら「どっち応援するの?」って「東芝っていったら」「うーん・・・」って言ってた(笑)早稲田っていっとけばよかったかな、、、  

    投稿: 堀内 | 2006年2月21日 22:30

    私は携帯カイロをモミモミしている清宮監督の姿を想像して、笑っしてしまいました。
    松尾選手のコメントは、早稲田の強さを物語っていますね。早稲田の選手たちは、体づくりをしっかりしていたということでしょう。タマリバクラブの桑江選手は、とても大きくなりましたもんね。トップリーグのチームも、鍛えなくてはいけません。
    さて、決勝戦。またまたFW陣の激しいプレイが観られそうですね。今シーズン最後のゲーム、両チームの好プレイを期待しています!

    投稿: サファイヤ | 2006年2月21日 19:28

    【日本を想い、イラクを翔けた 
    ラガー外交官・奥克彦の生涯】(新潮社)
    昨日届いたので早速読み始めたら
    見事にはまりました。
    世代的に近いことと関西と言う共通点+
    奥克彦さんの人間性に惹かれます。
    まだ途中ですが、まずは紹介頂いた
    お礼まで

    投稿: 瑞穂 | 2006年2月21日 19:19

    追加
    あるラグビー用語の何がラグビー界に混乱させているかを分かっていらっしゃる方は私にメールをください。部外者以外にお願いします。
    ラグビー界とは解説者及び指導者と指導受ける者(ラグビーマン)の三者のこと。そんな混乱が今のラグビー界に存在するため、部外者は到底、理解不能になってくる。
    もし、その混乱が見抜けた方は立派なラグビーマンだし、また、大幅にラグビー愛好人口が増えると断言できる。

    投稿: Y | 2006年2月21日 16:17

    東芝とNECの戦いは楽しみですね~。リーグ戦、MSCと1勝1敗。
    このタイトルを取るために万全を期した東芝と、一発勝負キングNEC。

    個人的予想では安藤栄次選手のキックの出来が勝敗にかかってくる気がします。
    バツベイ選手に狙われている感もありますが、切れずに冷静に。

    投稿: ひなP | 2006年2月21日 07:03

    なぜ、ラグビーのルールや反則は難解(理解しにくい)かと言うことを疑問にもち、
    それで、私、ド素人は昨日、あるラグビー用語をもとに徹底的に調べた(※多分、ラグビーの愛好者のほとんどは簡単だよと言うだろう)。
    やっとこさ、その答を見つけることができた(簡単ではなかった)。
    その答はここでは言わないし、よそでも言わない。
    言わない理由はラグビーを普及する関係者か指導者がすべきものと思ったからである。間違ったラグビーをしないためにも・・・・・・・・・・・・・。

    投稿: Y | 2006年2月21日 06:49

    早稲田に感謝!
    今年の日本選手権は、どこが優勝するのか?という楽しみ以外に、『早稲田』という、もうひとつの楽しみ方があり、プラスαで楽しめた!と思います。
    楽しませてくれて盛り上げてくれた早稲田に感謝!

    そして、決勝は間違いなく、日本のトップチームによるガチンコ対決。
    必ず見ます。楽しみです!

    投稿: ときどきラガーマン | 2006年2月21日 02:11

    私、決勝戦見に行きます!
    準決勝は仕事でテレビでしたけど、決勝は絶対<日本の頂上の戦い>を肌で感じないと。

    花園も大学選手権もトップリーグも負けたチームはたいがい<激しさ、こだわり、気持ちで負けた>とよく口にしますが、昨日の早稲田の試合をみて<強い気持ちを80分維持するための強い体>というものが必要なのだと思いました。
    トップリーグに外国人選手が来て、どこもフィットネスを磨いてという時期になって、ジャパンが世界で負け続けているためか、その強化方法は間違っているとよく言われますが、村上さんのおっしゃるとおり、最低限組み負けない、当たり負けない、気持ちごと吹き飛ばされない肉体を作り上げないと、戦略も戦術も機能しないということが見えた気がします。

    トップリーグが健全だからなのか、ラグビーという競技の性格からかわかりませんが、Jリーグの助っ人やプロ野球の助っ人によく”余力”だけでこなしている風情の外国人選手が見受けられるのに比べると、トップリーグに来てくれている外国人選手たちは、気持ちの強さもよく見せ付けてくれますよね。ああいう姿勢も受け継がれて、本当にジャパンが強くなる日が来ることを信じてます。

    投稿: ”お” | 2006年2月21日 01:29

    大田GMのブログでレフリングに対する指摘がされていました。どこが気に入らなかったのか詳しい説明はありませんでしたが、GMという立場から書かれている以上気になりました。村上さんは以前ラグビープラネットで平林レフリーをお呼びしたことがありましたが、もっと日本のレフリーと世界のレフリーについてブログやラグビープラネットで紹介・解説していただきたいと思いました。
    日本選手権の決勝はバックスタンド最前列で観戦します。今から楽しみです。

    投稿: 元杉並ラガー | 2006年2月21日 01:25

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