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グルジア戦の日本代表

グルジア戦(14日)の日本代表メンバーが発表になった。

1久富、2松原、3山村、4大野、5佐藤、6菊谷、7浅野、8木曽、9池田、10安藤、11 遠藤、12吉田、13今村、14大畑、15武井、16山岡、17相馬、18中居、19熊谷、20伊藤、21大西、22水野

注目のSOは安藤栄次選手。韓国戦でいい動きをした大西選手に負けないように、いいゲームメイクを見せてほしい。大西選手は控えだが、後半投入もあるだろうし、SO、CTBどちらの可能性もある。今村雄太選手は実力をしっかり認められている気がする。テストマッチのトライ世界タイ記録にあと「2」と迫る大畑選手にアシストのパスを。LOの大野、佐藤両選手は、エリサルドHCが期待するコンビ。正ポジションを確かなものにしたいところだ。菊谷選手には、突破役としてグルジア防御を切り裂いてもらいたい。グルジアはキックも多用してくると思われるので、FB武井選手のフィールディングも重要になる。

おそらくほぼ全員が出場することになるはず。パシフィックファイブネイションズのメンバー入りに向けて、最後のアピールだ。キックオフ直後から飛ばしてほしい。

コメント、TBにもあった通り、矢富選手の辞退は僕も残念。今回発表されたメンバーを見ても、22名の中に入る可能性は低かったわけだが、日本Aでのパフォーマンスが評価されての選出だけに辞退するべきではなかったと思う。日本Aの試合後、14日にスライドする選手に残ったことを聞いて困惑の表情を浮かべる矢富選手に遭遇した。すでに代表には2人のSHがいるので選ばれないと思い、早稲田での出場を心に決めていたようだった。でも、選ばれなかった選手や日本代表を目指す若い選手たちのことを思えば、代表に残ってほしかった。個人の価値観では片付けられない立場にいるということに思いが至らなかったのかもしれない。周囲が助言できなかったものか。ただ、このことによって日本代表のステイタスが揺らぐとは考えたくない。矢富選手も日本代表に憧れを持ってきたのだし、今後も代表を目指すだろう。今回は特殊な例として、二度と起こらないことを祈るばかりだ。

ここからは、京都出身ラグビーマンの戯言である。僕は京都のラグビースクール、高校でプレーしていたので、今回の矢富選手の気持ちが少し分かる。京都のラグビー選手にとっては、京都ラグビー祭に参加して西京極で試合するのは目標だし、同志社大学ラグビー部は英雄的存在。高校時代は全国的に無名だった選手が早稲田でレギュラーを獲得して、地元・西京極で同志社と対戦するというのは、もう、ほとんど夢物語である。加えて最後の学年だ。もしも僕が大学生で同じ立場だったら、そんなことあり得ないけど、悩むなぁ、きっと。日本代表と天秤にかけるなんて、おかしいのだが、それが若いってことなのかもしれない。

追記◎NZでは、オールブラックスのキャプテンは、リッチー・マコウになると報道されているようだ。当然かな。


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    「日記」カテゴリの記事




    コメント

    代表の威厳は、何よりも優先されるべき、そんなの正論。

    ただし、代表の試合と京都のイベントが、同日に開催される協会のマネジメントのミスマッチは、選手を軽視しているという点で、重い責任がある。

    以前、五郎丸が、選手権直前の東西対抗であごを骨折した事件があったが、あれもスケジューリングにミスだった。

    矢富の判断だと批判する気持ちも充分にわかるが、大学所属の一プレーヤーが所属監督からの出場要請を受けた場合、現実的に拒否できるのか?

    拒否した場合のその後の処遇を考えれば、矢富に選択枝はない。

    それ以前に、協会、GM、早稲田首脳陣が、なぜ事前にその状況を把握し、調整を行わなかったのか?

    代表に選出されれば、ラガーマンなら誰だって参加したい。

    今回の問題は、3点。
    ・協会のマネージメントミス
    ・早稲田のマネージメントミス
    ・報道者の勉強不足

    だと思う。

    矢富を個人批判するのは、あまりにも酷だ。

    あ、ちなみに、早稲田ファンですから、あしからず!

    投稿: もりもと | 2006年5月16日 20:00

    はなっから参加する気がない選手(=選考にすら参加しない選手)はよくて、参加する気はあるが他との利益を衡量した上で参加しなかった選手は悪いなんて論理は意味不明。
    はなっから参加する気がない選手(=代表に貢献しようという気が全くない選手)の方が遥かに重大事犯じゃないか。

    矢富は気の毒だと思います。
    はなっからジャパンへの参加を放棄してきた過去のトップリーガーとは違って、矢富はジャパンへの憧れもロイヤリティも持ち合わせている中での苦渋の選択。はなっからジャパンに貢献する気がない選手より非難されるいわれはない。
    しかも彼はまだ学生。代表に選ばれた以上、学生だからという理由で全てが許されるわけではないが、代表戦に出場できる見込みは限りなく薄いという現実的な状況があったのだから、そこは“大人”が学生に対して積極的に情状を汲み取ってやるべき状況だったのではないですか。学生の小さい頃からの夢を奪ってまで代表戦のスタンドに座らせておくことが代表の権威に繋がるんですか?そんなことで揺らいでしまう代表の権威って何なんでしょう?これもまた辞退した選手に責があるのでしょうか?大人がよってたかって一人の学生に必要以上に重荷を負わせて集中的に攻撃している状況は明らかに“異常”であり、愛情や思いやりの欠如ぶりに悲しみさえ覚えました。

    最後に。
    矢富の行動・選択はそんなに非難されるようなものでしたか?
    マスコミ報道の「代表より早稲田を優先した」という字面だけを読んで短絡的に非難していませんか?

    投稿: 四季 | 2006年5月16日 00:59

    大昔は、どのスポーツにおいても、レギュラーは監督なり、先輩なりに対しては
    服従は当然の事として存在していたが、この10年の間に服従の関係がなくなった部が出てきた。これによって、自然に権威も権力も失せるのも当然の事である。
    権威主義を標榜する人にとっては服従関係がなくなるなんてことは予想もできなかったことであろう。
    今は、大学ラグビー部の9割が服従関係はなくなって、1割未満が残っているとみていい。
    また、私見であるが、現在、高校3年生の子が大学4年生になった頃は、更に立場が変わると予見する。
    このことはどのスポーツでも言えることである。ペナルティなんてやると、逆に反発が大きくなり、スポーツの崩壊にもなりかねないことになる。

    投稿: Y | 2006年5月14日 03:13

    「京都出身ラグビーマンの戯言」

    興味深く読まさせていただきました。

    気持ちはわからないでもないですが、ただそれでも正直今回の件は失望と怒りを感じます。世間の人に「ラグビーの世界は日本代表より早稲田大学の試合」って印象を与えましたから。

    なんだかんだ言ってもただのわがまま。僕も矢富くんにはペナルティーを与えていいと思います。

    投稿: こぶえもん | 2006年5月13日 19:54

    そもそもどうして大阪でジャパンのテストマッチのあるこの日に、同じ関西協会傘下の京都協会主催の京都ラグビー祭が開催されるのかが疑問です。
    各チームレベルの定期戦などでしたら仕方ないと思いますが、協会主催のイベントだったら日程調整すべきだったと思うのですが。

    投稿: 京のひつじ | 2006年5月13日 17:22

    京都ラガーマンにとって・・・という一節、私もそういうことが分からない訳ではありません。
    京都ラグビー祭で早稲田のレギュラーとして、憧れだった同志社と対戦する。京都成章出身の矢富選手の気持ちも分かります。

    だけど、それを勘案しても今回の行動は判断はないですよ。
    代表のセレクションに出る以上、選ばれる可能性があるわけだし、セレクションに出るってことは、「選ばれたいから」出るものでしょう。

    なぜ、日本A代表合宿の時点で辞退という選択をしなかったのか?
    別に早稲田-同志社戦が、テストマッチに優先したということを批判するつもりないです。
    優先するなら、するなりの行動・判断をとるべきだと思います。

    投稿: こざ | 2006年5月13日 11:26

    サッカーなどでも代表を辞退してチームのレギュラーを目指す場合などもありますよね。それを肯定する人も否定する人もいて・・・
    今回は太田GMまでもがブログで少し非難めいたコメントを出されていますが、矢富選手が以前から京都で連戦!と宣言していることを考えるとこんなに波乱を呼ぶ形で発表する前に本人の意向を聞いてあげてもよかったのではないかと思います。
    私自身は今回のことを肯定するわけではないのですが、ジャパンの誇りとブレザーをまとって観戦することと、高校生のときにあこがれたジャージーを着て地元の人々に晴れ姿でのプレーを見せること・・・後者が大きくなってしまう部分をすべて否定して非難するのはちょっと残酷に思います。

    投稿: ”お” | 2006年5月12日 23:38

    私も矢富選手のことについては、大きく疑問が残りました。
    正代表に選出されて辞退するくらいなら始めっからA代表に選出されてもそこで辞退すべきだったと思います。

    投稿: てつ | 2006年5月12日 22:14

    ラグビーを知らなかった私でも上手だと思った大学生は矢富選手です。日本代表よりも大学ラグビーを優先にするのは至極当然なことと言えます。
    日本代表選びで、大学生を頼らなければならないと言うのも困ったものです。

    投稿: Y | 2006年5月12日 21:40

    村上さん、コメントありがとうございました!

    投稿: N山 | 2006年5月12日 21:29

     厳しいようですけど、悪例をのこさないためにも協会は「代表永久追放」くらいの厳しい処分をすべき、と私は思います。
     日本正代表は日本にあるラグビーチームの中で最も権威があり、なにを置いても最優先されるべきチームです。それを「たかが」(失礼を承知で敢えてこう書かせていただきます)大学の練習試合を優先などとは言語道断だと思います。
     代わりの選手はいくらでもいるはずです。今後のためにも厳しい処分を期待します。でないと日本におけるラグビー自体の価値も落ちます。

    投稿: 神戸ファン | 2006年5月12日 21:23

    中竹監督もどうしてJAPANに残れ!と言えなかったのでしょうか?言ったのでしょうか?とにかく非常に残念で理解できません!

    投稿: issa | 2006年5月12日 20:58

    今回の矢富選手辞退の件、驚きましたが村上さんの京都ラグビーマンの戯言を読ませてもらって少しわかったような気がします。
    問題はリザーブ22人以上の25人の選手を帯同させていることでは。
    試合に出られる見込みのない3人はなんなのでしょうか。
    スタンドの選手席で応援するためだけに晴れの舞台を蹴って帯同しろとは酷なことだと思います。
    矢富選手だって22人の中に入っていれば辞退はしなかったのではないでしょうか。
    ラグビー選手として現役でいられる期間は短い。
    その貴重な時間を協会ももう少し考えてあげてほしかったですね。

    投稿: カワ | 2006年5月12日 20:26

    もう村上さんがコメントを書かれてしまっているので気がひけるのですが、どうしても気分がすっきりしないので書き込みをさせていただきます。

    私も今回の矢富選手の辞退は残念、というより腹立たしく思ってしまいます。代表よりも練習試合を優先というのは、あまりに代表を軽視した行為だと思います。代表に対する考え方は人それぞれでしょうけど・・。

    ベストを尽くしたのに代表に選出されなかった選手や、これからラグビーをやっていこうと思う人たちに対して決してよい感じを与えないと思います。

    選手が桜のジャージーを着ることに誇りを持って第一目標としないなら、ジャパンはいつまでたっても強くなれない。矢富選手の考えだけでなく、中竹監督のご判断も理解できません。もともと早稲田のファンで、矢富選手にとても期待していただけに本当に残念です。村上さんの“戯言”を読ませていただいて、ある程度はなぜ矢富選手が悩んだのか推測はできるようになりましたが、やはり気が晴れません・・・。

    投稿: KIN | 2006年5月12日 19:26

    矢富選手の気持ちは 分からないでもないですが・・・発表の仕方が いけなかったですね・・・
    協会の 説明を お願いしたいですね。
    グルジア戦は 楽しみなメンバーだと思います。 すっきり 勝ってほしいな!!!
    ABのキャプテン 明日 正式発表ですね・・・楽しみです。

    投稿: さんぼ | 2006年5月12日 19:04

    丁寧なお答えありがとうございました
    ネット上でいろんな意見が飛び交ってますが
    一番共感のできる内容でした。
    (特に最後の戯言、感謝です)

    投稿: 瑞穂 | 2006年5月12日 18:48

    「京都出身ラグビーマンの戯言」、とっても興味深く読ませていただきました。

    ふと思ったのですが、合宿メンバーに選ばれて、出場メンバーに選ばれなかった選手(今回は辞退の矢富と、オト、谷口両選手ですね)というのは、何かの事態に備えて試合に帯同しなければならないのでしょうか。もし帯同しなくていいとすれば、辞退を一日見合わせておけば波風立たなくて済んだのかなぁという気もします……。

    投稿: 山辺響 | 2006年5月12日 18:46

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