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スコット・ヤングさん引退

日本代表は明日(13日)、ニュージーランドへ出発する。負傷の大畑大介選手に代わって三宅敬選手(三洋電機ワイルドナイツ)が、自己都合により相馬朋和選手から山本正人(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)が遠征メンバーに入った。三宅選手は、ボールを持っていない時の動きもいいし、非常に責任感のあるプレーをする選手だ。ボールキープ力もある。山本選手もスクラムの強い選手だ。活躍を期待したい。

日本代表対イタリア戦でレフリーを務めたスコット・ヤングさんと試合後に話す機会があった。ヤングさんはオーストラリアのトップレフリーの一人だが、この試合が引退試合だった。実は彼のテストマッチのデビューは、94年マレーシアで行われた95年ワールドカップ・アジア予選の日本代表対台湾代表戦だった。僕と深緑郎さんは、その試合も取材していたので、彼の最初と最後の試合を見たことになる。偶然だけれど、なんだか嬉しい。今後はビジネスに専念するようだ。お疲れ様でした。

6月は南北半球の国代表同士の交流が盛んだ。土曜日のテストマッチ2試合を見ての感想を。

◆6月10日(土)NZ代表オールブラックス○34-23●アイルランド代表(ハミルトン)

NZ代表WTBハウレットの先制トライで快勝かと思いきや、アイルランドがキャプテンのCTBオドリスコルのトライを返すと、試合は拮抗した。ダニエル・カーターなど、スーパー14の決勝戦に出場した選手を休ませたこともあって、ゲームメイクに難あり。パワーよりスピードで勝負するタイプのNZは、ボールを素速く動かしたいのだが、接点での攻防ではアイルランドが互角以上に戦っていた。前半は16-8とリード。惜しい試合だった。オドリスコルだけでなく、FBマーフィー、SOオガーラ、CTBダーシーなど、アイルランドはNZに負けないタレントが揃っている。FWの運動量も素晴らしい。後半12分あたりだったか、NZの交替出場でLOフラベルが出てきた。力強いプレーで流れを変えた。さすがです。次週、NZがメンバーを揃えてくる時の試合が楽しみ。

◆6月10日(土)南アフリカ代表スプリングボクス○36-16●スコットランド代表(ダーバン)

キャプテン27試合目のHOジョン・スミットがリードする南アFWがスコットランドを圧倒。スクラムを押し込み、モールで崩して、FLバーガー、WTBポールセなどが次々に快走した。常にプレッシャーをあびた状況でボールをつなぐスコットランドは、攻めては最後にキックしか選択肢がなくなり、とりあえず蹴っては、南アFBモンゴメリーを軸にしたカウンターアタック攻め込まれた。セットプレーの不安定が直接勝負に響いた試合だった。スクラム押されると、すべてが狂う見本のようなだった。

追記◎いつもみなさんコメント、TBありがとうございます。ところで、イタリア戦のキックオフ直後の中居選手のキックチャージがノックオンと判定された件ですが、あれは、そのあと中居選手がボールを拾う時に落としたと判定されたようです。ただ、ビデオで見る限り触っていないように見えますね。中居選手、ナイスプレッシャーでした。

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    コメント

    相馬選手の自己都合って・・・
    ラグビバのインタビューで
    代表への熱い思いを語っていた相馬選手が 自己都合って どういう事なんでしょうか???
    やっぱり エリサルドと 合わないとか そういう理由なんでしょうか???

    投稿: さんぼ | 2006年6月13日 12:50

    先週末はテストマッチの連チャン。プラスサッカーの併用で南ア、オーストラリアの試合は未だ見れず。

    世界のRUGBYはやはり楽しい。単純なミスはないし、そこには感動を呼ぶ驚きのプレイがある。まずはアイルランドってあんなに強かった?接点やサイドの粘り強いタックルはすばらしく、特にSOの長いパスは対面をうまくずらすもので、オドリスコルの特性をうまく生かしたプレイだった。彼はその他数回ゲインを超える見せ、世界に誇るCTBである事を実証した。
    一方、NZの司令塔の不在は大きく、点を取れるところでミスをしていてはゲームの流れが変わる。

    さて問題児の日本代表は、まず驚いたのが伊の監督はベルビジェ!何とも懐かしい。代表には特にコメントはないがP5Nの最中にこのテストマッチの実施は如何なものか?相変わらずのセレクシヨンミス(SH、左WTBが特に痛い)やかつてこんなに弱いスクラムは見たことが無い。特に不快だったのは安易なキックの多発。このゲームの意図は全く見えず、おそらくトンガ戦の惨敗で、サポーターを裏切らない程度のDFが出来れば良し。それ位しかなかったのではないか。

    協会は客集めに色々と企画している様ですが、興味ナシ。思い切った抜本的改革が必要だし、今後のテストマッチでは確実な敗戦が予想出来るだけに学生のプレイを見てみたいと思うのは私だけでは無い筈。

    投稿: ponta1415 | 2006年6月13日 10:57

    本当にがっかり…もっといい試合を見せてくれると期待しましたが、スクラムは粉砕され、相手のキックに翻弄され、バックスでのラインブレイクもほとんど無し…といいとこなしだったと思います。
    帰ってから見たAustralia v Englandはすばらしかった。お互い相手のキックしたところには必ず選手が戻ってるし、また、Ball possessionに勝るEnglandの時には20次におよぶアタックをとめ続けたWallabiesディフェンスに感動!
    トップレベルと比べちゃいけないのはわかっているが、世界とのレベル差がどんどん広がっている思いを強くしました。

    投稿: アンテナ男 | 2006年6月13日 01:06

    秩父宮で凹んでたあとだったからか、家に帰ってオーストラリアVSイングランドはこれぞテストマッチっていうプレーの連続で純粋に楽しめました♪
    去年は悪夢の7連敗のワラビーズでしたが、やはり立て直してきましたね。さすがです。
    そしてグレーガン!進退問題とかでましたが、やっぱり彼がいなくては!あのインゴールでのトライを最後まで阻止しようとする気迫!!素晴らしい☆あれがテストマッチを戦う姿勢なんですね。
    ジャパンにもああいった気迫で皆の気持ちを押し上げるような選手がほしい。FB有賀なんかは歳が上の人ばっかですが、そういったのを気にせずに声だしができるのであれば今のジャパンには必要な選手だと思うんだけど。スカルクバーガーのようなプレーで士気をあげていく選手になってくれると思います。
    イングランドではWTBヴァーンデルがトゥキリをワンステップで抜き、まだ問題はありますが^^;将来を感じさせた選手でした。
    ところでジェイソン・ロビンソンは引退しらんですか?今シーズンのプレミアでも素晴らしいランを見せていたのに・・。今のイングランドにもロビンソンのような気迫で士気を高める選手が必要だとおもうんですけど。

    投稿: ターボ | 2006年6月13日 00:55

    私はアイルランドの大ファンですが、歴史はそのままでいてほしい。つまり、ニュージーランドはアイルランド、そしてスコットランドには負けてはならないと考えています。しかしながら、惜しい試合でした。ニュージーランドの負けパターンにはまっているような試合でした。現在オールブラックは世界最強だと思いますが、ベストメンバーを揃えたとしても、あのようなイライラする展開に持ち込まれ、そして相手がフランス、南ア、ワラービーなら、確実に負けるでしょう。アイルランドレベルのチームに勝てるチームを2セット持っているという恐ろしい国ですが、どこか安心して見られい。強いといわれながらも負けるところを99年以降何度も見ているせいでしょう。その不安さえなくなれば、惑星最強の名にふさわしいチームです。

    投稿: 大阪人(ジャーナリスト志望) | 2006年6月12日 20:40

     ワラビーズ対イングランド以外、この週末J-SPORTSで放送されたテストマッチを全部見ました。
     アウェーで現在世界のトップに君臨しているオールブラックスとスプリングボクス相手に負けはしたけど怯むことなく戦ったアイルランドとスコットランド。ホームでただなんとなく戦って惨敗を喫したジャパン。
     この違いはなんなんでしょう。プライドが感じらないんですよね。プライドがないものは応援できません。今度の遠征でプライドが感じられなければ長居行きを止めます。先週と昨日のジャパンは見てて疲れます。

    投稿: 神戸ファン | 2006年6月12日 19:04

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