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刻々と

日本代表ヘッドコーチであるジャンピエール・エリサルド氏の問題は、各紙で報じられている通り、日本協会からの「日本代表のヘッドコーチを専任でやってほしい」という要請に対して、本人から「バイヨンヌの職を辞することはできない。兼務を認めてほしい」という回答があり、これを受けた日本協会が正式な処分を下すことになった。結論は金曜日の記者会見で正式に発表されるようだ。真下昇専務理事は「日本代表に専念してくれとの要望を出したが決裂した。彼が退く可能性が高い」と話しており、契約が解除される可能性が高まっている。

今回の件では、いろいろと書いてきた。エリサルド氏が兼務をしようとしてことについては、代表ヘッドコーチとしての責任感に疑問を感じたし、この職を辞してもらいたいと思った。ただ、彼にそれだけの時間の余裕を与えたのも、国内シーズン真っ盛りのこの時期にフランスにいることを許しているのも日本協会側なのである。これは、こちら側の問題なのだと思う。今回、一連の問題がなぜ起きたのか、契約内容の不備はどこにあったのかなど検証して、今後同様のことがないように対処しなければならない。

こうして日記を書いている現在も、エリサルド氏の処分をめぐる問題は、刻々と状況が進んでいるので、あらためて書きたいと思います。きょうは短くてごめんなさい。

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    コメント

    すべてはこれから、ですね。
    村上さんも、この問題についてはこれからが本当にお忙しくなるのだろうと推察いたします。どうか頑張ってください。
    個人的希望としては、
    ①前の方も書かれていますが、何故協会の公式発表がないのか
    ②太田氏が「オファーを事前に知りながら(ブログより)」何故事前に止められなかったのか(問題長期化の原因)
    を突き止めていただきたいのと、
    もしできれば、この問題に関するトップリーグの選手や指導者の感想、を取材していただきたいです。
    取材される側にメリットがないし、難しいとは思いますが、有名な選手や指導者の生の(怒りの)声があれば、マスコミももっと取り上げるような気がするのです。

    投稿: のびた | 2006年9月27日 18:30

    今回の件では、本当に村上さんのお力、大きかったです。ありがとうございました。

    ところで、契約不備の件ですが、上田昭夫さんなどは、「兼任禁止事項がなかったようだ」と書かれていますが、もっとオールマイティーに、「協会はあなたをいつでもクビにできる」という一項を織り込む事は、できなかったのでしょうか? 

    サッカーなど代表監督が良く代わるので、当然そういう条項が入っていると思います。それはラグビー界では、常識でない、のでしょうか? それともそういう条項の常識事態はあったのに、条項はやはり入っていなく、日本ラグビー協会に、常識がなかったのでしょうか?

    また、残り契約期間約15ヶ月の給料も、払わないといけないのでしょうか? そのうちまたレポートして下されば、本当に嬉しいです。ラグマガ誌上とかでも構いませんので、いつかレポートして下さいませ。厚かましいカキコミ申し訳ありません。

    投稿: ラグビー愛 | 2006年9月27日 16:15

    村上さんを始めとするマスコミの方々にお願いがあります。
    エリサルド問題の発生と、その処理の追及を厳しくやっていただきたいのは無論ですが、今回の問題が起きてから今に至るまで、日本協会からファンに向けての公式の発表は一切ありません。
    昔はいざ知らず、現代は「HP」という代物があって、これこそファンに向かって開いた窓と考えていますが、「代表監督の予選直前の職場放棄」とでも呼びたい大問題が勃発したのに、発生も経過も結果も、そこに一言も書かれていないというのは異常ではないでしょうか?
    今までも我々ファンはマスコミ発表の後回しにされてきました。今度という今度は心底我慢出来ず怒りに震えています。ファンの心情を代弁して、
    「なぜファンにも直接発表しないのか?」を徹底的に追及してください。

    投稿: 雀 | 2006年9月27日 12:48

    ようやく新聞ネタにもなってきました。協会幹部が口を開き始めましたからね。専務理事は「契約解除の方向」と語りつつ、代表監督(ヘッドコーチ)契約そのものの重さをどれほど感じ、契約書の文言の意味を理解できているのか。村上さんが指摘されている問題点を、深く追求し本質を抉り出すことは、ラグビージャーナリストの使命でしょう。これは日本ラグビーの「アイデンティティー」を問う戦いの端緒なのだと思います。協会もジャーナリストの皆さんもファンも、安易な幕引きは許されない、歴史的現場に立ち会っているのだと覚悟しなければ。

    投稿: マスター | 2006年9月27日 08:23

    エリちゃんのクビはもちろんとしても、同時に協会執行部は総辞職だろうと思いますが。
    W杯が近いからなんて理由でお猿さん並みの輩がのうのうとお手当だけ頂戴なんていうのは絶対許せません。
    今度はもっとオトナのお仕事出来るメンバーで組織しないと。同じ轍を踏む繰り返しを断ち切るために、心ある人間ならば自ら退いて欲しいものです。

    投稿: ナベゾ | 2006年9月27日 05:59

    エリサルド氏に、兼任できるような契約を締結をしてしまった協会のユルさと甘さ。相変わらずです。いい加減に協会幹部たちには、自分達の役割を自覚し、責任を持って行動してもらいたいです。

    今回の件について村上さんから発信された、いろいろな情報はとてもありがたく心強かったです。

    協会からの正式な情報なんて、何もありませんでしたからね。太田GMのブログ、きのう26日は更新されていません。心労でしょうか。

    投稿: サファイヤ | 2006年9月27日 02:41

    協会、HCの問題で確かに日本ラグビー会は揺れていますが私一人の力ではどうすることもできないのが現状です。 私にできる事といえば、日曜日にできるだけ仕事の調整をつけてジュニアの子供達にラグビーを教え続けていくことくらいです。 たとえ来年のワールドカップでよい成績が残せなくても、今しばらくラグビーが日の目をみなくても絶対にあきらめません。 それだけ私にとってラグビーは魅力ある競技なのです。 だから43歳の中年になっても楕円球を追いかけます。 ジャパン候補の選手の皆さんも決して現状の体制に失望せずに未来の子供達のためにこれからの日本ラグビーの為に必殺のタックル、必死なプレーを見せてください。 それがある限り日本ラグビーは絶対にすたれる事はないと信じています。 ゲーム同様、皆ができることでNO sideまであきらめずに戦い続けましょう!

    投稿: CRS kobayashi | 2006年9月26日 23:44

    やっと本来の方向に向かいつつあり、ほっとしています。
    エリサルド氏には、選手の人格や能力に関係なく、SHをキャプテンに、と言った辺りで疑問を感じていました。
    日本人はまだ契約に対して、歴史が浅く、認識が甘いのかもしれませんね。
    それだけ善意の人たちの集団だったのでしょう。これを良い経験にしてほしいと思います。

    投稿: メリ- | 2006年9月26日 23:37

    こんばんは。
    村上さんがお書きの通りです。
    エリサルド氏の処分はそれとして、協会にも問題があるのは日を見るより明らか。
    ジャパンに残された時間は少なく、課題山積ですが、ここで改めないと本当に「天下百年の計」を誤ります。

    しかし、この問題をあまりにも真剣に考えたためか、かなり疲れました(苦笑)。
    でも村上さんは、これからが正念場ですね。
    私には何もできないですが、疲れたなんて言ってはいけません。
    新しいジャパンを、一層応援したいと思います。
    そのためにも・・・ヘンな人事はやめてくださいね。

    投稿: ユニオンジャック | 2006年9月26日 22:08

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