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数字のこと

トップリーグデータ事務局から、第5節のデータが発表になった。タックル数ではトヨタ自動車のフランカー(FL)遠藤正俊選手が、47回でトップに立っている。FLのタックル数が多いのは当然のような気もするのだが、2位・大田尾竜彦選手(ヤマハ発動機ジュビロ)、3位・加瀬隆之選手(日本IBMビッグブルー)と、スタンドオフ(SO)の選手が並んでいるのは興味深い。4位のナタニエラ・オト選手も、WTBだがディフェンス時はSOの位置に入っている。もちろん、本人が積極的にタックルしている証なのだけど、現代ラグビーではSOがタックルする機会が多いという表れでもあると思う。SOにタックルの強い選手がいると、チームとして楽だもんなぁ。

チーム別ランキングでは、5節は日本IBMが東芝ブレイブルーパスに対して「111」回のタックルを繰り出してトップ。累計でもトップになった。苦戦しているということでもあるのだけど、IBMの試合にどこか心を打たれるものがある理由でもあるだろう。神戸製鋼も相変わらず多い。トヨタ自動車に勝ちはしたものの、タックル数は「107」。普通は、守る時間が長くなると負けるのだが、勝つところが神戸製鋼の強さ。サントリーサンゴリアスは、5節までで累計が唯一300を切る「286」回。チームカラーが表れている。もちろん、ラグビーは数字ですべてを語れるものではないけれど、選手のモチベーションをアップさせるのには役立つだろうし、見る側にとっても、一つの楽しみだ。

ラインアウトを見ると、NECグリーンロケッツが「27」で、対戦相手のコカ・コーラウエストレッドスパークスが「22」、合計49回。おっ、僕のカウントで合ってた~、と無邪気に喜んでしまった。ラインアウトなどのカウントは、解説しながらでは無理だし、試合の流れや気づいたことをメモしながら観戦していると難しい。今回も知り合いと話をしながら見ていたのだが、僕なりにいい方法を見つけたかも。しかし、やはり49回は多いなぁ。ちなみに、神戸製鋼対トヨタ自動車戦は「28」、トニー・ブラウンが好タッチキックを連発した三洋電機対サニックス戦でも「36」である。

と、数字のことばかり書いたが、本当は、ぼーっとラグビーを眺めるのが好きである。ぼんやり見ているのに、熱みたいなのが伝わってきて、いつのまにか引き込まれるような試合が好きなのだ。仕事上なかなか難しいが、ときどき観客席に座って、そういう見方を楽しもう。

◎愛好的観劇日記【奇跡の人】観ました。青山劇場にて。原作=ウィリアム・ギブソン、翻訳=常田景子、演出=鈴木裕美、出演=石原さとみ(ヘレン・ケラー)、田畑智子(アニー・サリヴァン)、小島聖(ケイト)、梨本謙次郎(ケラー)ほか。舞台は、実在した三重苦の少女ヘレン・ケラーと家庭教師アニー・サリヴァン、その2人を取り巻く家族の葛藤を描く。見えない、聞こえない、話せない、そんな少女が物には名前があるということに気づいたとき、彼女の中で何かがはじける。ふと思い出しては感動に浸っている。初舞台の石原さとみさんが好演。キラキラ輝いていた。演出の鈴木裕美さんがパンフレットの中で劇中の人々の「孤独の深さ」を感じたと言っている。だからこの物語は、世界中でずっと愛されているのだろう。

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    コメント

    今晩は。
     今週末、瑞穂ではグランパスとトヨタと、同系列のチームの試合が土日に登場しますね。トップリーグはこれから興行権をチームに段階的に分けていくそうですから、これからこういう楽しみな週末が増えていくことを期待しています。欲を言えば、トップリーグとJリーグとで、東海ダービーを同時開催できるように調整していただけたら最高ですが。
     では、皆さん良い週末を。

    投稿: okurala | 2006年10月13日 23:50

    「第5節にIBMの加瀬選手は出場していない。果たしてこのデータは正しいのか?」
     →加瀬選手の数値(41)は第4節のデータと変わっていないので問題なさそうですよ

    投稿: 瑞穂 | 2006年10月13日 21:31

    最近のSOのタックルといえば、NZのカーター選手ですね。 トライネーションにしても要所要所でナイスタックルで敵の攻撃を粉砕していました。 オールブラックスのバックスが横並びで洩れなくディフェンスできるのはどうしてでしょう? 私が大学生の頃はフランスのリブ選手を見て額から流血する姿にあこがれてました。 あの運動量、相手をなぎ倒すタックル、さすがに、自分にそこまではできませんでしたが、今は中一の息子に無理やり教え込んでいます。 昔のビデオが残しておかなかったのが悔しい・・・です。

    投稿: CRS kobayashi | 2006年10月13日 18:18

    第5節にIBMの加瀬選手は出場していない。果たしてこのデータは正しいのか?村上氏の意見をお聞きしたい。

    投稿: ブルー | 2006年10月13日 15:52

    公表されるデータについて、欲を言えば、タックル、ラインアウト、スクラムの成功・失敗の数値あるいは成功率を追加してほしいですね。

    投稿: マスター | 2006年10月13日 14:04

    生業とはそういうことなんですね
    いつも傍にいていて関わっていたいけれど、近くなりすぎると痛みも伴う
    もっと寄り添ってしまう選手や監督は、また違った願望を抱いているのでしょうか
    ホントに好きなら職業にはするなって良く聞きますからね
    でも、禁断の果実は甘い香りで誘うんですよ...

    投稿: ナベゾ | 2006年10月13日 06:33

    私にとって「ぼーっと見る試合」は
    贔屓のトヨタがでていない試合です
    それはそれで楽しい一時です

    トヨタがでているとTV前でもかなり真剣。
    この前はかなり凹みました・・

    投稿: 瑞穂 | 2006年10月13日 05:38

    数字といえば、今期はまだドロップゴールが無いんですよね。ここはひとつ淵上宗志か森田恭平あたりにDGを決めてもらって、太田GMに強く印象付けて代表SOに選出か。
    週末のTLの興味が一つ増えました。

    投稿: 赤ペン先生 | 2006年10月13日 00:41

    こんばんは。いつもお疲れ様です。
    「ぼーっと見る試合」よいですよね。
    私は高校生の試合にそれを感じる時があります。
    応援している高校の試合はやっぱり必死に見てしまいますが(笑)   
    何試合かが同日に組まれているので芝生の上で勝敗を追う事無く「ぼぉっっと」。
    私の至福の時ですね。
    たまには観客席で、おくつろぎくださいね。

    投稿: 友人 | 2006年10月13日 00:38

    なるほど!タックルの数字を眺めながら、どう捉えるべきかと思っていたところです。

    ありがとうございました♪

    投稿: あひる | 2006年10月13日 00:34

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