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日曜日の香港

日曜日、日本代表は、午前中、プールでリカバリー。昼前にホテルに戻ってきた選手達を報道陣が囲んだ。有賀選手は昨夜、ホテルに戻るとスタッフに頼んですぐにビデオを見返したらしく、自分のプレースキックをチェック。「ビデオで見るとフォームが悪い。練習しますよ」と、コンバージョンの成功率が低かったのが、さすがに悔しかったようだ。

木曽選手によると、きのうの試合はボールが滑ったので、ラインアウトの並びを急遽変更し、木曽選手と大野選手が前でキャッチするようにしたとのこと。「フィフティ・フィフティのパスが多すぎましたね」と、チーム全体にぎりぎりのパスをつなごうとしすぎてミスが起きていたことを反省していた。他にも数名の選手に話を聞いたのだが、試合内容にはけっして満足しておらず、課題を口にする選手が多かった。

SO沢木、CTB大西、吉田というフロントスリーでは初試合でもあり、その上、前半途中でSH後藤が欠場するなど、コンビネーションがうまく合わない要因はいくつもあったのだが、ボールが滑りやすかったことは事実のようだ。試合球は、春のパシフィック・ファイブ・ネーションズと同じボールのはずなのだが、さらに滑りやすかったという。今後も国際試合でこのボールが使われるなら慣れていくしかない。パスで素速くボールを動かそうとする日本代表にとっては重要な問題だ。

また、人工芝グラウンドに対応して、固定式ポイントのスパイクをはく選手が多かったのだが、これも滑ってしまうことが多かったようで、スパイクのポイントも再考しなければならないようだ。いずれにしても韓国戦に向けて、多くの情報を得られたのはポジティブにとらえるべきなのだろう。

負傷退場の後藤選手だが、太田GM兼HCによると、本人が指先に痛みを訴えてはいるものの骨などに異状はないらしく、大事には至っていない様子だ。したがって、SHの追加招集も今のところ予定されていない。

Img_2279

選手達の取材をしたあと、深緑郎さんと、ホテルの近辺を散策。「小林さん、あんなによく前に出てディフェンスするジャパンって、あんまりなかったですよね」。「うん、抜かれたときにあんなに速く戻るジャパンも初めて見たなぁ」。そんな話をしながら歩く。通りでは、二階建ての路面電車が頻繁に行き交い、クリスマスの飾り付けが着々と進む場所も。

Chirismas

そして、ビルを囲む竹で組んだ足場。これでビルの改装をしたりするのだけど、これは昔から変わらず。いつ見ても怖い。そして、またしても地元の人に道を聞かれた。

Taketakle

◎愛好的グルメ日記
深緑郎さんと、ラグマガの森本さんとワンチャイにある食堂で人気のある牛肉麺を食べた。これで22香港ドルだから、約350円くらい。

Gyuuniku

香港は、安くて美味しいモノが街にあふれている。深緑郎さんの感想では、5年前に来たときより、レベルアップしているといるとのこと。僕は10年ぶりなんだけど、たしかに気軽に入れて美味しい店が増えた気がする。マンゴーやタピオカなどデザートメニューも豊富で、このまま行くとかなり増量して帰国することになりそうである。

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    コメント

    蜂の巣みたいなのはずばり蜂の巣と呼ばれる牛の胃です。ご存知の通り牛には4つの胃があって、第一の胃はミノ、第二の胃は蜂の巣という名前で食べられています。
    セントラルにある九記牛腩が有名ですね。ここではカレー味の牛バラ煮込み麺もうまいです。

    投稿: 元杉並ラガー | 2006年11月20日 18:33

    10年前の香港・・美味しかっ.うぉっと、なつかしいですね。・・ってことは、そのまま香港滞在なわけですね。そりゃー増量間違いなし!いいな~?? Live放映.観戦します。

    投稿: ぜんとく | 2006年11月20日 17:41

    私も日曜日、本屋で見つけて買いました。松瀬学さんの『スクラム』。
    面白くて一気に読みましたよ。
    フロントローの方々の話は、彼らにしか分からない世界ではあるものの、味わいがあって面白い。ただ、書かれている内容はそれだけではありません。
    お奨めできる1冊です。

    投稿: マスター | 2006年11月20日 13:04

    香港協会のホームページのtopに今回の最終予選のポスターがupされていますが、
    JAPANのユニフォームを着ているのは誰なのでしょう?

    PS蜂の巣のようなものは牛の胃袋だと思います。

    投稿: OnsiekickRecover | 2006年11月20日 13:00

    お久しぶりです。とにかく、勝ってよかったです。
    きのう本屋に行くといい本がありました。以前にラグマガで連載されていた「スクラム原論」に大幅加筆修正されたその名も『スクラム』(光文社新書)。是非、バックスの方にも読んでいただきたいです。

    投稿: 大阪人 | 2006年11月20日 12:21

    牛肉麺、美味しそうですね。
    私も24日、夕方から香港です。
    美味しい店で一献を!!
     韓国チームの技術担当NZ人は、いかがですか?

    投稿: 見明(みあけ) | 2006年11月20日 10:49

    香港...高層ビルからヤカンが落ちてきそうな印象がありましたが、料理が旨い場所だと思います。

    昨日、大体大の試合を観戦しましたが、SH金選手の身体能力は凄いと思います。韓国系選手の能力は侮れないと思いました。

    投稿: エンドー | 2006年11月20日 10:45

    メンバーが多少入れ替わったと言え、同じ日本人がそこまで激変するってことは、ひとえに指導方法と言う事になるのでしょうか
    失われた四年という気がしなくも無いですが、ラグビーは延々と続くと考えれば、大局的に「遅すぎる」って事はないのでしょう
    とりあえず韓国戦を楽しみに待つことにいたします
    村上さんも「空飛ぶプロップ」にならぬ様、グルメジャーナルの継続願います!

    投稿: ナベゾ | 2006年11月20日 08:50

    日本代表チーム、着実にまた一歩前進ですね。
    セットプレーとディフェンスで優位に立てるのなら、アタックでは単純なプレーをいくつか用意するだけで充分、難しいパスを通そうとする必要はないのに、と思っていたら、試合用のボールの問題があるんですね....

    投稿: マスター | 2006年11月20日 08:07

    ここで満足してもらっては困りますね。そうやって選手が個々に課題を持って、よりいいプレイをしようという意識がチーム内にできているのは、いい傾向です。25日の韓国戦へ向けて、きちんと調整しなおして、より精度の高いゲームで勝ってもらいたいものです。
    後藤選手、大事に至らなくて良かったです。

    よく前に出てディフェンスするジャパンに、抜かれたときに速く戻るジャパン。着実に日本代表選手たちは、成長をしているようですね。

    ところで、この竹で組んだ足場はこわいですね・・・。行ったことがないので香港の街の様子も楽しみにしています。

    投稿: サファイヤ | 2006年11月19日 18:47

    牛肉麺に入っている、なにかハチの巣みたいなでこぼこしてるのが表面にあるのは何でしょうか。さっきから気になってしょうがないです。食べてみたいなー。また食べ物系の写真よろしくお願いします。

    投稿: 赤ペン先生 | 2006年11月19日 18:34

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    香港には きっちり勝ちましたね!圧勝とは いかなかったようですが、相手をノートライに抑えたのが良かったですね!いよいよ次は韓国!絶対負けられないし、負ける事はないとは思います・・・この試合こそ圧勝してほしいですね!!!韓国は21日の火曜日に香港戦、そし...... [続きを読む]

    受信: 2006年11月19日 21:58

    » 松瀬学『スクラム──駆け引きと勝負の謎を解く』は、基本的な「謎」の説明を放置している本 [「ラグビーの敵」:Rugby Football Against the Enemy.]
    ラグビーの試合中、スクラムで、コラプシングをとられた側の選手(とくにフロントロー)が、レフェリーに対する不満を漏らしたり、不服そうな顔でいる、という場面をよく見かける。スクラムが崩れたのをどちらかのチーム(のフロントロー)のせいにしてペナライズしたレフェリーに対して、「ええ〜、そりゃないよ」「落としたのはこっちじゃないよ」という異議が生じるわけである。 ラグビーをプレーしていた経験者にとっても、�... [続きを読む]

    受信: 2006年11月22日 12:26

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