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辻選手、合流決定

月曜日の香港は、午前中は快晴だったのだが、午後からは曇り空に。夜は半袖では肌寒い感じで、雨も落ちていた。日本代表は午前中、香港戦のビデオを見ながらのミーティングを行い、午後は九龍側にあるキングスパーク・グラウンドでトレーニングを行った。

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練習前に太田GM兼HCから報道陣への報告があったのだが、香港戦で負傷退場した後藤翔太選手は、両手の人差し指の痛みが消えないため、韓国戦のプレーは不可能と判断。急きょ、NECグリーンロケッツの辻高志選手が招集されることになった。春に日本代表で活躍した三洋電機ワイルドナイツの池田渉選手は、負傷が癒えたばかりで本調子でないこともあり、代表経験豊富な辻選手の招集となったようだ。本人には月曜日朝に伝えられ、本日夜に急いで香港入りする予定。後藤選手は、そのままチームに帯同しており、練習場では元気そうな笑顔を見せていたが、指の痛みでパスなどは無理のようだった。責任感の強い選手だし練習熱心だから、もどかしいと思うけど、今後もあるし、いまはじっくり静養してもらいたい。

カーワンアドバイザーは、「後藤の負傷は本当に残念ですが、彼の健康が一番大事です。辻はベンチスタートになりますが、出場する機会は当然あるでしょう」と語った。持ち前の闘志で活躍してもらいたい。

練習のほうは、BKのパスつなぎやFWのラインアウトなど、ベーシックな部分を繰り返す軽いモノ。カーワンアドバイザーも「まだ疲れが残っているので、きょうは軽めですが、明日は厳しくやります」とのこと。例の滑りやすい試合球は、各チームに3個ずつ渡されているのだが、BKのコンビネーションはそのボールを水で濡らして行う試みも。表面の凹凸が少ないらしく、ほんとに滑りやすそう。

日本の練習途中に韓国代表の選手がやってきて、日本代表の練習が中断するハプニングも。ちょっと早く来すぎたみたいだったが、一瞬、緊張が走った。日本代表の練習が終わると、グラウンドに韓国の選手達が入ってきた。当然、我々日本の報道陣は追い出されるのかと思ったら、「きょう見たことは、内緒にしてください!」と愛嬌ある日本語でのお願いのみ。体つきは相変わらずビルドアップされており、動きも俊敏である。キックオフの練習など見ていると、キックも正確。SOのタッチキックもよく伸びていた。気になるのは、コーチングスタッフに、サモア代表、パシフィックアイランダーズなどのコーチを務めたNZ人のジョン・ボー氏がいること。ブレイクダウンの技術などは向上していると見るべきかもしれない。いずれにしても、韓国は明日の夜、香港と対戦するので、おおよその実力は分かるだろう。日本代表もこの試合は観戦する予定。

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さて、僕と深緑郎さんは、午後の練習までに昼食をとるため街中へ。きのうの日曜日は街に出ても人の多さを感じなかったのだが、月曜日の昼は歩道に人であふれていて驚いた。中心部だけなのかもしれないけど、香港は地下鉄の駅ごとに繁華街があって、人が多いのに驚かされる。この密集感は東京以上かも。地下鉄の構内はシンプルで綺麗(上の写真)。車内では、走行中でも携帯電話が使用できる。話している人がたくさんいた。

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◎愛好的美食日記
ラグマガの森本さんに指摘され、「グルメ日記」改め、「美食日記」に。きょうの昼は、地下鉄ジョーダン駅近くにあるネイサンロードの粥麺家で「粥」を食べた。僕が注文したのは「ピータンと豚の赤身入り粥」。味がしっかりついていて、美味でありました。22香港ドルなり(約350円)。どうしても脂っこいモノが多くなるので、粥はほっとします。

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追記◎土曜の香港戦のあと、ホテル近くのパブで、イングランド対南アフリカ戦の終盤を見ることができた。平林泰三レフリーがタッチフラッグを上げているところを見て、なんだか感動した。トゥイッケナムで日本人レフリーがタッチジャッジを務めるのは初めてのこと。イングランドが逆転トライを奪い、連敗を7でストップされた試合は、日本ラグビーにとっても歴史的な日だったわけだ。平林レフリー、おめでとう。

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    コメント

    毎日新聞によれば、後藤翔太選手帰国決定となっていますが本人はできれば帯同したいでしょうね。
    http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=rugby&a=20061120-00000086-mai-spo


    BackUpの辻選手も大変気持ちの強い選手です。死に物ぐるいの韓国相手を上回るような、前回のW杯で見せたタックルで相手をビビらせてほしいですね。


    投稿: ひなP | 2006年11月21日 13:10

    後藤選手については、皆さんが心配され助言されている通り、本人の今後のことを考えた措置が大切だと思います。
    後になって、あの時こうしておけば良かった...なんてことにならないよう、日本代表首脳陣には的確な判断をしていただきたいものです。

    投稿: マスター | 2006年11月21日 08:38

    勢いのある時は”ラグビーが全て”なんて思ったりしますが、怪我したり、されたりすると不安がよぎりますね
    レッドスパークの強化試合初戦は試合中に不慮の事故で車イス生活となったアレックス君の健闘を称えるチャリティーマッチという位置づけでしたが、現実の問題として大きな怪我を負ってしまう者も少なくない事を認識しなければなりません
    後藤選手はまだ若いけれど今しっかり養生しないと、これから将来充分なパフォーマンスを発揮出来なくなってしまう可能性も
    試合を観ていないのでどんなアクシデントだったのか分かりませんが、症状を確認したときに、往年の小林選手(釜石)の怪我を思い出しました
    まだ充分に活躍出来る若さで引退せざるを得なかった小林選手の分も後藤選手には頑張ってもらいたいものです

    投稿: ナベゾ | 2006年11月21日 06:25

    村上さん、お疲れ様です。まずは香港戦快勝の結果を知り、よっしゃ!と思いました。

    でも、皆さんと同じく後藤選手の怪我の様子が心配です。大学時代から、あまり怪我をしない(ように鍛えているからかもしれませんが)印象が強いだけに、両手というのが気になりますね。

    私も、美食日記を読むと、まだ見ぬ香港にますます行きたくなります。個人的には年内で期限切れになるマイレージがあるので、もう少し早く開催地変更が決まっていれば。。。と、ついつい往生際の悪いことを考えてしまいます(苦笑)。

    投稿: あひる | 2006年11月21日 00:46

    後藤翔太は早く日本に帰って精密検査を受けたほうがよいと思います。両手の指のしびれが取れないということは共通部分・頚椎の神経あたりが瞬間的に圧迫されたかも。呼吸がおかしかったということは呼吸中枢へのダメージも考えられます。私は背骨でしたが似たような経験があります。早く帰国して検査してほしい。

    投稿: 赤ペン先生 | 2006年11月20日 23:33

    後藤翔太くんが心配です。もし機会があったら「お大事に」とお伝えください。
    それにしても毎日おいしそうなものを召し上がっていますねえ。
    帰ったら、お顔ぷっくりになっているのでは・・・・。

    投稿: 老松 | 2006年11月20日 23:05

    後藤選手の怪我,長引かないといいですが・・・。
    辻選手のハードタックルは楽しみです。
    村上さんの香港美食日記を読んでいると,香港へ行って,美味しいものを食べて,韓国戦を見たい気分になります。でも,行けない・・・。

    投稿: さちこ | 2006年11月20日 21:29

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    受信: 2006年11月21日 00:01

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