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金メダル報告会見

きょうは、ドーハのアジア競技会で金メダルを獲得した7人制日本代表の報告記者会見が行われた。直後に行われたU19アジア大会に佐野監督が参加していたためだが、会見では当日の映像も公開され、改めて快挙の余韻に浸った。

Goldsebunzu

出席したのは、7人制の継続的強化にあたる7人制統括の本城和彦さん、佐野順監督(写真中央)、山本英児キャプテン(写真右、九州電力所属)、そして決勝トライをあげた山田章仁選手(写真左、慶應義塾大学3年)。前後半20分の死闘の末に韓国代表を27-26と逆転で下した勝利について、それぞれが思いを語った。

「アジア各国は7人制を強化しており、金メダルをかけた真剣勝負の場で韓国に勝てたことは価値が高い。引き続き継続的な強化をしていきたい。長期的な目標は、2009年の7人制ワールドカップでの世界トップ8入りですが、単年では春の香港セブンスをターゲットにしていきたい」(本城統括)

「辰巳での練習で選手達に初めて会ったときから、目標は金メダルと言い続けた。それが現地で、何が何でも金メダル、という言葉に変わりました。選手は底抜けに明るく、いい雰囲気で、コンディショニングも100%上手くいきました。これからはIRBのワールドセブンス・シリーズでも活躍したい。国内での露出度も高めていきたいと思います」(佐野監督)

「僕は4年前の釜山にも参加したので、アジア大会で勝つことの難しさを伝えることが役割だったし、金メダルをとる強い気持ちを持ち続けようと言い続けました。決勝の20分、力を出し切ろうと言ってきて、それが山田君のトライにつながったと思います」(山本キャプテン)

「最後のトライは、築城さんがトライを防いだり、内側の選手が仕掛けてくれたりした積み重ねすべてがつながった、チームのトライだと思っています。最後は一度自分が仕掛けてから、さらに大きく展開して、また回ってきたボールだったので、ヘトヘトで、とにかくトライを目指して走りました。余力がなく、きついのと嬉しいのとで、その場に長居してしまいました」(山田選手)

実際に逆転トライの山田選手は、しばらく立ち上がれず、ガッツポーズすらできない状態だった。それくらい全員が力を出し切ったトライだったということだ。前回のアジア競技会までは、15人制と7人制が並行して行われたためにメンバー編成が難しかったのだが、今回からは7人制に限定されたことで継続的に強化してきた7人制向きの選手を送れたことも金メダルにつながった要因だった。

本城さんは、「7人制の強化については、15人制につながる、スキル、フィットネス、海外経験を積ませる場と位置づけています。これからも若い選手を起用し、7人制から15人制の代表を出していきたいと考えています」と諸外国同様の強化策を語り、7人制の重要性を強調した。ちなみに、金メダルの影響力というのはやはり絶大で、山本選手は社長表彰、山田選手は塾長賞、佐野監督も社長特別賞を受賞するなど、周囲からの評価は驚くほど高いようだ。

この写真はオマケですが、僕が山田選手の金メダルを見せてもらっているところを、ライターの大友さんが「ブログ用に撮ってあげるよ」とパチリ。せっかくなので紹介させていただきます。山田選手、大友さん、ありがとうございました。

Murakamikinn


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    コメント

    昨夜お話を伺った岩渕選手もワールドゲームスという大会のセブンスで活躍されておりました。自由奔放感が発揮され、イマジネーションがかき立てられる面白い競技だけに、もっとメディアに採上げられたらいいのになあと思います
    その岩渕選手ですが、昨夜はほろ酔い気分でお話を伺っているうちに、ふとキムタクと混同してしまう瞬間が何度か有りました
    そう思って拝見すると、頬や口の周辺がキムタクとそっくりな事を発見「こりゃ松村より似てるわ!」なんて感心していたら肝心の内容がそっちのけ....
    でも、声はホントにそっくりでした。ナワルさんの時の様に一曲歌ってもらっても良かったかも

    投稿: ナベゾ | 2006年12月26日 05:39

    村上さん、自分のメダルみたいに嬉しそう。

    投稿: ちぃ | 2006年12月26日 00:55

    セブンスの強化の継続を強く望みます。
    今回の金メダルは非常にその意味で大きかったと思いました。これで終わりではなく、7人制のスペシャリストを育てる強化の継続やもっと日本でもセブンス大会を増やし、もうひとつのラグビーを一般化してもらいたい。
    今回もせめてNHKが中継したいたらいままでセブンスを知らなかった人からもどれだけの反響があったか・・・。残念。
    フォルクスワーゲンさんが主催していたジャパンセブンスを復活させてほしい。世界のプレーをまじかで、それに対抗するジャパンを生で見せてほしい。
    春はセブンス祭りっていうぐらい春の風物詩として香港セブンスみたいに文化として根付かしてほしい。
    『七人の侍』の認知度が上がることを願っています。

    投稿: ターボ | 2006年12月25日 21:38

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