« 2006年3月5日 - 2006年3月11日 | トップページ | 2006年3月19日 - 2006年3月25日 »

2006年3月12日 - 2006年3月18日

シックスネイションズ最終節

今朝は山手線のとある駅でミーティングだったのだが、ものすごい強風で驚いた。電車は遅れて遅刻するし、髪の毛はぼさぼさになるし、花粉症で目はかゆいし、なんだか上手くいかない日だった。午後は、JSPORTSのスタジオでスーパー14の第6節、クルセイダーズ対キャッツの解説をした。

スーパー14は、現在、NZのクライストチャーチを本拠地とするクルセイダーズが首位を走っているのだが、低迷するキャッツとの試合に主力を温存しての試合だった。だから、あまり期待せずに見たのだが、これが意外にもかなり面白かった。最後には、ついに実況の谷口さんが衝撃を受けたトライの時だけに言う「スーパーです!」が出た。ボールゲームの魅力がいっぱい詰まった試合だった。世界最高のSOダニエル・カーターは相変わらずの安定感だが、CTBアーロン・メイジャーもスーパートライを見せてくれる。ヤマハ発動機ジュビロでプレーしていたFBレオン・マクドナルドも絶好調だ。この試合は、3月23日にJSPORTS3で22:00から放送される。お薦めです。

スーパー14では残念なニュースもあった。レッズのエルトン・フラッタリーの引退である。慢性的な脳しんとうに苦しみながらも今季復帰したのだが、視界がまだぼやけるようだ。28歳。フラッタリーといえば、2003年ワールドカップ決勝で延長戦に持ち込むペナルティゴールを決めていた姿が印象深い。頼もしかった。寂しい。

さて、土曜日の深夜はシックスネイションズの最終節がある。現在、勝ち星では3勝1敗でフランスとアイルランドが並んでいるのだが、得失点差でフランスが首位を走る。最終節では、フランスがウエールズ、アイルランドはイングランドと対戦する。優勝争いをしているチームが両方アウェイというのがまた面白い。フランスがウエールズに勝利すれば、リーグ内の得失点差では、27点の差があるのでフランス優勝の可能性が高い。それでもアイルランドとイングランドの結果次第。最後まで優勝の行方は確定しないわけだ。寝不足必至である。

◎3月18日(土)
ウエールズ対フランス 24:15~JSPORTS3生放送
イングランド対アイルランド 26:15~JSPORTS1生放送

| | コメント (8) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

控え室にて。

きのうの第2回ラグプラアカデミー・アウォードの公開収録は、とても雰囲気がよかった。ゲストが登場するたびにお客さんの表情が明るくなったり、欠席の選手がいるととても残念な表情をしていたり。それでも、人気のある選手が来てくれたので参加者のみなさんも満足していただけたものと思う。視聴可能のみなさんは、ぜひご覧ください。JSPORTSで19日夜に初回放送です。

収録後、たくさんの方が声をかけてくださったのだが、「愛好日記読んでます」という方が多く、嬉しかった。よくコメントをくれる方々と会えたのも嬉しかった。“お”さん、さちこさん、サファイヤさん、マヌーサモアさん、ちぃさんもいた。いつもありがとうございます。こうしたイベントは過去に何度もやってきたのだけど、だいたい顔見知りの方が多いのだが、今回は初めてお会いする人が多かった気がする。それもまた嬉しいことだった。

きょうはシックスネイションズで、録画で放送される試合の解説をするためにJSPORTSのスタジオに来ているのだけど、収録時間が遅れたのでこれを書いている。さきほど、ワールドベースボールクラシックで日本が韓国に負けた。悔しいけど、韓国のお客さんと選手の一体感が羨ましくもあった。ラグビーの日韓戦は逆の雰囲気になってほしいなぁ。

昨日、トップリーグのクボタスピアーズの新体制が発表された。監督は、山神孝志さん(同志社大学卒)が新しく就任。キャプテンも、鈴木力選手(関東学院大学)になった。鈴木選手の抱負にはこうある。「我々の最終的な目標である日本一を達成するためには、特にメンタル面の強化が欠かせないと強く感じています。クボタスピアーズを支える全ての人たちの熱い想いを感じ取り、それをグラウンドで表現するために、普段の練習から体力的に追い込まれた状況でも、集中した質の高いプレーができるメンタルの強さを求めていきたいと考えています」。

来季のトップリーグは、東芝、NECの2強に、巻き返しを期すトヨタ、神戸製鋼、ヤマハ、後半失速したが地力をつけた三洋、清宮新監督に期待がかかるサントリーなど、楽しみなチームが多い。ここにクボタが割って入ってくるとさらにリーグは盛り上がる。期待してますよ。

追記◎きのうも書いたパスについて、早稲田の曽我部君に話を聞く機会があった。彼は、走りながらゴールポストにパスを当てる練習を一人で繰り返しているという。「左右とも5回連続で当たったら終わりって感じでやってます」とのこと。ほんとピンポイントの正確さを自ら要求しているわけだ。曽我部選手、いいこと教えてくれてありがとう。

| | コメント (5) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

デフ・ラグビー

kawazu

日本ラグビー協会の事務所脇に咲いていた。早咲きの河津桜かな?

これからラグビープラネットの第2回ラグプラ・アカデミーの公開収録である。その様子をきょうの夜に書こうと思っていたのだけど、よく考えてみると19日の放送日前に書くとみなさんの楽しみがなくなるのだから詳細は書けない。そこで現在編集中(26日放送分)の内容を少し紹介したい。

今年度最後になるラグビープラネットは、デフ・ラグビー(聴覚障害者のラグビー)の特集である。天理で行われた合宿の様子を紹介しつつ、選手や監督の声を聞いている。デフ・ラグビーについては、年末年始の高校ラグビー大会に出場した東海大翔洋スクラムハーフ倉津くんのことで関心をもった方も多いと思う。日本のデフ・ラグビーは、本格的には95年からスタートした。実は、僕が編集長時代のラグマガに掲載された記事から始まった経緯があるので、以来、関心は持っていたのだが、合宿は見たことがなかった。声でのコミュニケーションが大切なラグビーで、聞こえないということはそれだけで非常に難しいと思うのだけど、彼らはしっかり目でコミュニケーションをとる。興味深い内容だし、小さな子供達もやっているので、ぜひご覧ください。

数日前のコメントで、京都の高校生からパスの練習方法の質問があった。左へのスクリューが苦手といくことは、右利きかな? 僕は一人でよくスクリューパスを真上に放り投げていた。誰でもやることだと思うけど、左右の手を換えながら何度も真上に投げ上げる。過去の名選手に聞いたところでは、壁に向かって投げていた人が多い。的を決めて、そこに向かってまっすぐ投げられれば、必ず自分のほうに跳ね返ってくるようになる。僕らの頃は、スクリューパスも受け手がキャッチしやすいように先端が少し上を向いた状態で投げるように指導されたものだが、パスの距離とスピードが重要視される現代ラグビーでは、長いスクリューパスはロケットのように先端がターゲットに向かって飛んでいる。僕の経験だけで言うと、左へのパスなら、右手でボールを下に押さえ込むように回転をつけるとスピードあるボールが投げられる。

文字では説明しにくいっすね。とにかく常にボールを触っていることが大事。神戸製鋼の後藤翔太選手は家に帰ってもずっとボールに触れていると聞いた。頑張ってください。 

| | コメント (7) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

キャプテンって。

きょうは佐々木隆道選手(早稲田大学)を取材した。ラグビーマガジン5月号(3月25日発売)のインタビューである。日比谷公園で写真撮影をした。さて、なぜ彼を取材したのかは、ラグマガの発売日をお楽しみに。今号は、「読者が選ぶベスト・オブ…」の投票結果が掲載され、選手のインタビューが満載である。

今シーズンは、佐々木選手を何度も取材した。会うたびに顔が精悍になっていった。先日、冨岡鉄平選手(東芝府中)と浅野良太選手(NEC)についても触れたが、キャプテンという立場はほんとに人間を成長させる。佐々木選手が日本選手権のトヨタ自動車戦の時、「誰かのために、こんなに勝ちたいのは初めて」という趣旨のコメントをしたが、リーダーとしてチームを勝たせなければならない気持ちのこもった言葉だったと思う。その件についてもインタビューで触れている。

オフシーズンだから、身体をゆっくり休めているのかと思いきや、ウエイトレーニングは続けており、身体がまた大きくなった感じがした。「いま、やばいですよ」とはち切れんばかりの胸で語っていた。うん? 変な表現かな。上着を脱ぐと、おしゃれなネックレスが見えたのでちょっとそのことを聞いてみると、ご両親からの贈り物らしい。「家族の絆です」と言っていた。いい家族なんだなぁ。

彼のラグビーへの思いはインタビューをじっくり読んでいただきたいのだが、一つだけ先に書いておくと、彼は、ラグビー選手としてとことんやる、決意を持っている。それを聞いてとても嬉しかった。

明日の夜は、JSPORTSラグビープラネット「第2回ラグプラアカデミー・アウォード」の公開収録である。いったい誰が各賞に選ばれたのか。放送は、19日になります。

| | コメント (6) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

7人制日本代表

月曜日の午後4時から日本ラグビー協会ににて7人制日本代表の記者会見が開かれ、7人制日本代表統括の本城和彦さん、コーチの高井明彦さんが出席して2006年度の代表スコッドと、3月31日から4月2日の香港セブンズ、4月8日、9日のシンガポールセブンズのメンバーが発表された。

詳細は、日本協会のHPをご覧いただきたいのだが、2大会連続で参加する選手には、7人制のスペシャリスト、ネイサン・アシュレイ(日本IBMビッグブルー)を筆頭に、有賀剛、正面健司、廣瀬俊朗ら魅力的なメンバーが並んでいる。7人制スコッドは、15人制スコッド以外から選出されるため、当初入っていた、早稲田大学の矢富、今村コンビは外れることに。7人制は15人制と同じスペースを使って行うゲームなので、基礎的なスキルがしっかりして、スピードとスタミナがないと戦えない。若い選手達の基礎スキルをアップし、国際舞台の経験を積ませるには絶好の機会だ。

本城さんも、7人制日本代表のミッションの一つに、若手世代の15人制代表への人材の発掘・育成をあげている。世界のラグビー界を見渡しても、7人制で頭角を現した選手が15人制でも活躍するのはよくある話だ。具体的な強化目標は、2009年ワールドカップ・セブンズでのベスト8進出と、今年12月初旬に行われるアジアンゲームズの優勝になるが、それまでにどれだけ選手層を分厚くできるかが課題だろう。有賀選手ほか若い選手達が世界の舞台で確固たる自信を築いてほしい。それはきっと将来、15人制日本代表の層の分厚さにもつながるはずだから。

日曜日の深夜は、シックスネイションズのイングランド対フランスの大一番を解説した。フランスの堅実なディフェンスが光った試合だった。イングランドは攻撃が単調すぎた。この結果、第4節を終えた時点での順位は、1位フランス(3勝1敗)、2位アイルランド(3勝1敗)、3位イングランド(2勝2敗)、4位スコットランド(2勝2敗)、5位ウエールズ(1勝2敗1分)、6位イタリア(3敗1分)。優勝の行方は、最終節のウエールズ対フランス、イングランド対アイルランドの結果次第ということになった。18日の深夜、JSPORTSで続けて生放送される。めちゃくちゃ楽しみだ。

◎愛好情報
きのうの日記では「愛好日記トークライブ」の様子をご紹介しましたが、4月22日(土)に名古屋で別のトークイベントがあります。トヨタ自動車ヴェルブリッツの廣瀬佳司、麻田一平、内藤慎平の3選手が参加して行われます。愛好日記トークライブとは異なり、こちらは現役選手の実感を話してもらったり、体験コーナーもあり、簡単なラグビー知識の解説など、ラグビーの入り口になるような話をしていきます。僕は進行役を務めます。本日(13日)、午後7時より、先行予約開始です。詳細は主催のジャパンラグビーネットワークのHPにて。http://www.j-rugby.net/event_f/event_f.html 左のリンク集からでも行けます。

| | コメント (4) | トラックバック (3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

愛好日記トークライブ

第1回の愛好日記トークライブが無事終了しました。参加者のみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

live

3月11日、午後5時より、三鷹の文鳥舎にて。ゲストの藤島大さんと、楽しくて濃い~トークをした。藤島さんがスポニチの記者時代に都立国立高校ラグビー部に関わり、会社を辞めてからもコーチを続けたことや、早稲田大学のコーチ時代の話、大西鐵之祐さんのことや、日本代表から海外ラグビーまで話題は多岐に渡り、エピソード満載のトークになった。藤島さんとは僕がラグビーマガジンに入った87年当時からの知り合いで、スポーツ全般や記事の書き方などについて、本当にいろんなことを教えてもらった。藤島さんが語るいいエピソードをたくさん知っているので、きのうはちょっと欲張りに質問しすぎたかもしれない。実は事前に「藤島さんからも僕に質問してくださいね」と話していたのだが、たまに問いかけられると口ごもってしまった。進行役になりきっている時に質問されると自分の考えを急にはまとめられないのである。今後も僕がホスト役でゲストの方の話を引き出していきたい。でも、楽しかった。参加してくださったみなさんも概ね楽しんでいただけたようだった。なんとか終えられて良かった~。

P1010471

お客さんの中には三重県の四日市農芸高校を強豪チームに仕立て上げた下村大介監督も来ていて、なんと教え子であり、早稲田のCTBとして活躍中の今村雄太選手をつれてきてくれた。これには参加者のみなさんも大変喜んでいて、一緒に写真に収まるなど、さらに会が盛り上がった。ちなみに下村先生はお店に直接電話して来てくださった。休憩時間中にはこんな感じで最前列のお二人とも話した。ほとんどのお客さんが聞き耳を立てていたのが面白かった。そりゃ、聞きたいよね。今村選手は高校2年生の時にすでにベンチプレスで140㎏を上げていたそうだ。1年生で握力も85㎏あり、下村先生は、将来の日本代表にしなければならないと責任を感じたそうだ。そこで彼をロックからWTBにしたのだという。

トーク終了後は2時間あまりの懇親会。美味しい料理が出たのだが、みなさん会話に熱中してかなり余っていた。文鳥舎では、落語会や詩の朗読会も行われているのだが、そういう時の懇親会はあっという間に食べるものがなくなるのだそうで、こんなことは珍しいらしい。ラグビー好きの人達は話好きなのかもれない。

このブログを始めて1年が経過し、何か違った発信をしていきたいと思っていたので、トークライブ版が実現できたことは、とても嬉しい。今後も基本的に隔月でライブを継続していきたい。第2回は5月。詳細は、またこのブログでお伝えします。


| | コメント (14) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2006年3月5日 - 2006年3月11日 | トップページ | 2006年3月19日 - 2006年3月25日 »