« 2006年4月2日 - 2006年4月8日 | トップページ | 2006年4月16日 - 2006年4月22日 »

2006年4月9日 - 2006年4月15日

今村雄太、初キャップへ

Mokurenn

モクレン。いまいち可愛くないか? 木蘭といえば、「木蘭の涙」、スターダストレビューである。「逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが…」。毎年、庭の木蘭が咲くと、この歌が頭から離れなくなる。

日曜日はいよいよ日本代表の本格始動である。アラビアンガルフ代表戦のメンバーが、14日午後、発表になった。フランス合宿を経て選ばれた27名のアジア地区予選メンバーを23日の韓国戦も含めてほぼ出場させる方針のようだが、第一戦はなかでもキャップ数の少ない選手達が軸になっている。一番若いのは、CTBで出場する今村雄太。やったね、初キャップ。SOも初キャップとなる23歳の安藤栄次。遠藤、大畑、水野のバックスリー(WTB、FB)に今村となれば俊足選手が揃う。これをSH池田、SO安藤、CTB大西で動かすことになるわけだ。ゲームキャプテンは大畑大介。メンバーの中では断トツの52キャップ。ぐいぐい若手を引っ張ってもらおう。

キャプテンについては、エリサルドHCがSHを終始する発言をして以降、なにかと話題になってきたが、フランス合宿を終えたところで、FWでは浅野良太、BKでは大畑がリーダーとして落ち着いたようだ。そして、両選手が出場する場合は浅野がキャプテン。ということは、これから2007年ワールドカップに向かっていく日本代表は浅野が先頭に立って引っ張っていかなければいけないわけだ。僕はいい人選だと思う。今回は浅野選手は出場しないので、FWはNO8木曽がリードする。また、エリサルドHCは、SH池田にもFWのリードを期待していた。アラビアンガルフはベテランが軸なので、スピードで翻弄してもらいたい。

エリサルドHCは、アラビアンガルフ戦に向けて、フランス合宿での2つの課題を挙げた。
①ボールに対して外に開きすぎる傾向の修正 ②キックの使い方
①に関しては、サポートが開きすぎるということのようだ。もちろん、スペースがあれば外で勝負だが、ボールの近くで細かいパスをつなぎ、スピードで突破するようなプレーも織り交ぜて欲しいということだろう。②は、陣地の進め方など戦略的なキックの使い方だろう。このあたりは、安藤のキック力と判断にも期待がかかる。いい内容の試合をして、23日の韓国戦に臨まねば。過去の日韓戦を見てきた経験上、メンバーを落としたり、甘く見たりしたときは必ず負けるか大苦戦だ。危機感を持って戦ってもらいたい。

★ここからは愛好情報をいくつか。
1)先日からお伝えしていた秩父宮ラグビー場の存廃問題と前回東京オリンピック時の存廃問題についての記事は、15日(土曜日)付けの東京中日スポーツのに掲載されるようです。
2)4月16日のアラビアンガルフ戦では、恒例の場内FM放送があります。FM88.5MHzで放送。上田昭夫さんと石塚武生さんが出演予定。ラジオ持参でどうぞ。
3)U19日本代表世界選手権大会第3戦試合結果
U19日本代表 0-48 U19スコットランド代表(前半0-19)
※本結果により、U19日本代表は予選10位となり、9~12位決定戦に進出。次戦は、U19サモア代表(17日)です。

追記◎わらびーさん、僕は今季に関してはハリケーンズが好きです。ファアタウのランニングはしびれますね。ロッド・マックイーン監督時代のブランビーズも好きでした。僕の場合は、そのときどきで好きなチームが変わります。それから、以前ご質問のあった、ビデオレフリーについては、僕も頼りすぎだと思います。慎重になって、なんでもビデオ判定していると、トライの興奮が薄れますよね。でも、きょう収録したスーパー14第10節のブルーズ対フォース戦は、ビデオレフリーのシーンがかなり面白いです。見てみてください。

| | コメント (4) | トラックバック (3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

U23日本代表

4月13日、U23日本代表のNZ遠征スケジュールとメンバーが発表された。この世代が、2011年ワールドカップで世界ベスト8を狙う中心になるだけに有意義な遠征にしてもらいたい。代表選考にあたっては、過去4年間のU19アジア、世界大会およびU21世界大会遠征メンバー、06大学東西対抗候補、関東学生選抜メンバー、セブンズ代表候補、05日本学生代表より約220名の対象者の中からセレクションされたということだ。メンバーは非常に魅力的。キャプテンは佐々木隆道、バックスリーダーに有賀剛、野村直矢である。あれ? サントリーばっかりやん(笑)。ちなみに、フッカーの青木選手は合宿で手の指を負傷し、その時点で遠征参加は難しくなっていた。

詳細は日本協会のHPをご覧いただきたいのだが、日本代表にいますぐ入ってもいいような選手もいて、このメンバーがNZの同年代の選手とどれくらい戦えるかは楽しみ。最終戦のNZUは、母国でやる時には強力メンバーを組んでくる。

遠征は、4月15日から30日まで。
4月19日 U23マッセイ大学
4月23日 U23ワイララパ・ブッシュ
4月26日 オールドボーイズU23ヴィクトリア大学
4月29日 ニュージーランド学生代表

2011年なんて、すぐにやってくる。この世代が順調に成長し、今日本代表にいる中堅選手と合体して、5年後に世界を驚かせるようなチームになってもらいたい。一貫した強化方針の下でのチーム作りをしなければ。この世代の選手達が日本がやるべき戦いを体感してくることを期待したい。

追記◎トークイベントたくさんありますから、時間のある方はぜひ参加してくださいね。4月15日夜の銀座は自由参加。22日の名古屋、そして5月28日の神戸は、現在申し込み受付中です。名古屋では廣瀬佳司選手、麻田一平選手、内藤慎平選手と間近で接することができますよ。神戸では神戸製鋼の増保監督の話をじっくり聞きましょう。

| | コメント (5) | トラックバック (3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

神戸でトークイベント

日本代表のワールドカップ・アジア地区予選のメンバーは発表になった。大学生では、矢富勇毅と今村雄太が入っている。この2人に関しては、その運動能力の高さは前早大監督の清宮さんも「モノが違う」と言っていたし、今村選手の母校である四日市農芸の下村監督に聞いたところでは、高校1年生の時に握力が80㎏以上あったのだとか。矢富選手については、東芝府中の冨岡キャプテンが「いい筋肉してます」と実際に戦った感想を述べていた。順調に成長してもらいたいと思う。

で、この2人が、日本代表のメディカルチェックで「驚いた」というのが、トヨタ自動車の遠藤幸佑選手の肉体。「人間って、こんなに大きくなるのかと」(矢富選手)。その遠藤選手もCTBでメンバー入りしている。このあたりの話は、日本ラグビー協会の機関誌(明日発行予定)に曽我部選手も含めた学生トリオのインタビューが掲載されています。日曜日の秩父宮ラグビー場でも販売されるかな?

日本代表はフランス合宿から本日帰国、明日の午後にアラビアンガルフ戦のメンバーが発表されるようだ。

トラックバックに、「ラグビーの聖地、秩父宮を守れ。 (ココロミ)」とある。都知事の発言を紹介してくれているのだけど、東京オリンピック招致のメインスタジアム候補地として、神宮球場と秩父宮ラグビー場を壊せば、という話をしている。もちろん、例としてあげているのだけど、伝統ある2つの競技場を壊してまでやるべきことなのか。どれだけ多くの人の思い出が詰まった場所だと思っているのだろう。疑問符だらけである。

◎愛好情報
5月28日(日)、神戸でのトークライブが決まりました。神戸製鋼の増保監督と僕が対談します。場所は、この企画をしてくださったホテル・トアロード。午後6時半スタートで、約1時間半のトークのあとは、ホテルのコース料理を食べながらの懇親会。ゆったりした落ち着いた感じのイベントになると思います。当日は神戸製鋼の灘浜グラウンドで神戸製鋼とサニックスブルースの試合が行われるので、増保監督もそのあと駆けつけてくれるようです。申し込み、企画内容の詳細は、ホテルトアロードのHPにて。本日より受け付け開始コチラです。また、電話、FAXでも申し込めます。定員は48名。

| | コメント (4) | トラックバック (3)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

インフォメーション

きのうの日記でお知らせした東京中日スポーツの記事掲載が変更になったこと、失礼しました。急な変更だったとはいえ、ごめんなさい。秩父宮ラグビー場の存廃問題と前回東京オリンピック時の存廃問題についての記事は、今週の土曜日に掲載される可能性が高いようですが、またハッキリしたらお知らせします。みなさん関心ある問題だと思いますので。

きょうもいくつかインフォメーションを。きのうの日記へのコメントで15日の「ラグビー講座」(午後1時45分開場、東京・麻布十番、韓国文化院)の告知をしていただきましたが、その夜にもイベントあります。【2006「共に戦え。」前夜祭】と題して、銀座のアイリッシュパブDuffy's(ダフィーズ)にて、19:00開場、19:30開始。 太田治氏(代表チーム事業部ゼネラルマネージャー)、藤島大氏、田村一博氏、そして僕も参加します。フランス遠征の試合映像や選手コメントなども見られるので、貴重な時間かも。お店は通常営業しているので自由に参加できます。

5月21日(日)には【第1回関西ラグビーまつり】が花園ラグビー場で開催されます。詳細は関西協会のホームページで確認していただきたいのですが、めちゃくちゃ盛りだくさん。僕も行こう。というか、これ、参加したくなりますよね。メインゲームは次の4試合。
10:00  伏見工高vs報徳学園高
11:10  天理高vs四日市農芸高
12:35 近鉄ライナーズvs同志社大学
14:00 トヨタ自動車ヴェルブリッツvs神戸製鋼コベルコスティーラーズ

これだけでも魅力的なのに、第二グラウンドも並行してこんなカードが。
◎日本聴覚障害者ラグビークラブ創立10周年記念試合、◎女子ラグビーチーム対戦試合、◎高校生、中学生、スクールなどの試合、◎高校OBチーム(枚方高、啓光学園高、浪商高、守口高、大阪工大高、近大付属高)の試合

もうお腹一杯なのに、交流イベントでは「シャンプーハット」、「なかやまきんに君」も参加。初めてのラグビー体験、選手サイン会、写真撮影会、選手参加のガーデンパーティー(別料金)などなど。入場料=一般 1000円(前売800円)、高校生 300円(前売200円)、男女ペア 1500円(当日販売のみ)、ガーデンパーティー参加券(飲み物別料金) 1000円、小・中学生 500円(幼児無料)

愛好的観劇日記◎【神と人とのあいだ 第一部 審判】(劇団民藝)観ました。紀伊國屋サザンシアターにて。作=木下順二、演出=宇野重吉、補演出=兒玉庸策、出演=大滝秀治、今野鶏三、鈴木智、水谷貞雄ほか。世紀の東京裁判をめぐる木下戯曲の代表作! ということで補助椅子も出るほどの満員だった。検察官と弁護人、裁判長のやりとりが興味深かった。僕は昭和史については、まったくの勉強不足なのだが、アメリカ人弁護士が日本の軍事指導者を真剣に弁護したり、原爆投下について戦争犯罪ではないかと問題提起するところなど、食い入るように観た。パンフレット、じっくり読んでます。

| | コメント (2) | トラックバック (6)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カイドウ3

Kaidou4

カイドウが満開である。このへんがピークかな。下は、いつのまにやら庭に咲いた花。おそらくアイフェイオン(別名:ハナニラ)。月曜日はひたすらパソコンに向かっている。

Hananira

たくさんプレスリリースが流れてきたのだが、南アフリカで行われているU19世界選手権で、U19日本代表がU19NZ代表に10-90で敗れた記録も送られてきた(4月9日)。NZのCTBにティモシー・ベイトマンの名前を発見。昨年のゴールデンウィーク、福岡県宗像市のグローバルアリーナで開催されたワールドユース大会に来ていた選手だ。優勝したクライストボーイズハイスクールのキャプテンである。安定感のあるいい選手だと思っていたが、順調にキャリアを重ねているようだ。こういった選手と日本の若い選手が戦うのはいい経験だと思うし、同年代の選手達から刺激を受けてもらいたいと思う。

きょうは、もろもろ情報を。明日(11日付)の東京中日スポーツに、秩父宮ラグビー場の存廃問題と前回東京オリンピック時の存廃問題について、コンフィデンシャルレビューという企画記事コーナーに掲載されるとのこと。ライターの大友信彦さんが教えてくれた。(★村上より緊急のお知らせ。この日記は10日に書いたのですが、11日朝、確認したところ掲載記事が急に変更になったようです。いつ掲載されるかは、また情報あり次第お知らせします)。

ラグマガ時代に何度かお世話になった神戸のスポーツ史研究家の高木應光さんが「神戸スポーツ はじめ物語」(神戸新聞総合出版センター)を上梓した。芦屋高校などでラグビー部の顧問・監督をされた方なので、もちろんラグビーのことがたくさん書かれている。欧米スポーツ文化の窓口だった神戸の歴史がよく分かります。

4月16日に日本代表と戦うアラビアンガルフ代表の来日メンバーが発表になった。国籍はNZ、オーストラリア、南ア、イギリス、フランスと多岐に渡り、中心選手と目されるNO8デヴィッド・クラーク、WTBジェームス・トメツキ、CTBジェイミー・ターナーも名を連ねる。侮れません。

◆日本代表フランス合宿練習マッチ第4戦結果(4月9日)
日本代表○20-12●チュニジア代表(前半10-0)

◆7人制日本代表シンガポールセブンズ結果
◇予選プールA(4月8日) 
7人制日本代表●0-52○7人制フィジー代表(前半0-28)
7人制日本代表●0-45○7人制オーストラリア代表(前半0-14)
7人制日本代表○54-0●7人制シンガポール代表(前半28-0)
※本予選プール結果により、7人制日本代表は、ボウルトーナメントに進出。

◇ボウルトーナメント結果(4月9日)
準々決勝=
7人制日本代表○21-5●7人制韓国代表(前半14-5)
準決勝=
7人制日本代表○31-0●7人制カナダ代表(前半17-0)
決勝=
7人制日本代表●0-14○7人制ケニア代表(前半0-7)
※この結果、7人制日本代表は、ボウルトーナメント準優勝。

| | コメント (3) | トラックバック (4)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

高校選抜大会決勝戦結果

Soram

高校選抜大会の決勝戦直前に行われた熊谷ラグビースクールによる「ラグビーソーラン」の披露。可愛かった。きょうの熊谷ラグビー場は、音がするほどの強風が吹いていた。スコアボードの方向から、逆のインゴールに向けてコーナーフラッグが倒れるほどである。決勝戦の模様は、15日、JSPORTS1にて放送されます。内容を知らずにご覧になりたい方は、きょうの日記は気をつけてください。あとで内容を書きますので。

コメントでの質問でリーグとユニオンのことや、医師とラグビーについての質問があったのですが、コメントで別の方がお答えいただいていて恐縮です。僕も詳しくないことは答えられないので助かりました。ありがとうございます。それと、きのうの日記で「古田敦也さんに似ていると言われませんか?」というコメントがありましたが、これ、ものすごくよく言われます。僕が似ていると言われるのは、このほか人間では、俳優の美木良介さん、人間以外では、おんぶお化け、半漁どん、オバQのO次郎あたりです。

それでは、試合内容に触れます。

キックオフ直前、トスに勝った東海大仰星のキャプテン緑川は、風下の地域を選んだ。前半を粘り、後半に強い東福岡を後半風下で追い込むためである。

タッチキックがほとんど真横にしか飛ばない風下で東海大仰星は粘り強くディフェンスした。SO山中は「ちょっとでもギャップがあったら抜こうと思っていた」という言葉通り、前半10分、自陣22mライン付近の左オープン攻撃から抜けだし、ハーフウェイライン付近まで快走すると内側をサポートしたFB宮田にパス。宮田はゴール前10mでタックルを受けたが、そこでこぼれたボールをWTB畑中が拾ってトライ。12-5とリードを広げた。東福岡もSH中村のPGと、LO千布(ちふ)のトライで逆転に成功するが、風上で3点しかリードを奪えなかったことが、最後まで響いた。

後半は、東海大仰星がキックでうま陣地を進め、次第にリードを広げた。前半の手堅い防御と、東福岡の防御のほころびを巧みについた東海大仰星のゲーム運びの巧さが光った。特に密集サイドでの激しいタックルは何度も東福岡を押し込んだ。「前半よく我慢してくれた」と、土井監督も初優勝に満足げ。しかし、東福岡の各選手のラグビープレーヤーとしてのセンスは素晴らしく、土井監督も「東福岡がチームプレーをきっちりやってきたら怖い。凄い能力を持ったチームですよ」と舌を巻いていた。

選手個々の能力の高さは申し分がない。特筆すべきは仰星SO山中のトリッキーな動きだ。ほとんどのトライが彼のパスから生まれていた。パスを左右に振り分ける判断力もいいし、プレースキック、パントキックともに両足で飛距離の差なく蹴ることができるのも強み。身長も185㎝あり、どう考えても将来の大器である。中学の頃からスーパー12を見ており、スペンサーが好きらしい。身体をしっかり作って、キックの正確性を高めていけば面白いSOになる。現状に満足することなく成長してもらいたいと思った。以下は放送席のモニターに映った集合写真。

Gyousei

◆高校選抜大会決勝戦結果
東海大仰星高校○31-15●東福岡高校(前半12-15)
※東海大仰星高校、初優勝

◆YC&ACジャパンセブンズの結果
優勝=三菱重工相模原

| | コメント (5) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2006年4月2日 - 2006年4月8日 | トップページ | 2006年4月16日 - 2006年4月22日 »