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2006年6月11日 - 2006年6月17日

サモア戦結果

Japansamoa

6月17日、日本代表対サモア戦。ニュープリマスのヤロースタジアムにて。後方に見えるのがはメインスタンドで、バックスタンドのほうが観客はたくさん入っていた(観客数=4,200人)。朝から雨が降り、試合開始直前には晴れ間ものぞいたが、気温10度前後、次第に下がっていったと思う。記者席はバックスタンドの観客席最上段にあったのだが、寒さで手がかじかむほどだった。

サモア戦前の1週間、日本代表は前に出るディフェンスに重点的に取り組み、この日のキーワードも「プレッシャー」。密集周辺のディフェンスを固め、激しく前に出て相手に攻撃するスペースを与えないのが狙いだ。サモアSOヴィリのキックオフで試合は始まったが、さっそくCTB守屋が低いタックルで反則を誘う。以降、25分までは日本の出足の良さがサモアに有効な攻撃を許さなかった。スタンドからの歓声と拍手が日本健闘の証だった。

SO安藤の2本のPGと好判断のDGで9-5とした直後も、守屋のタックルとNO8木曽のボールへの素速い仕掛けで前進しサモアのゴール前へ。ここからのモールでオブストラクションの反則をとられたのは痛かった。以降は次第にサモアの連続攻撃が出始める。健闘したNO8木曽が言っていた。「サモアのコンタクトの強さに足が止まって、一歩二歩と出遅れるようになりました。でも、このままならいつもと一緒や、と声を掛け合いました。気持ちは最後まで切れませんでした」。残り10分、サモアの波状攻撃を食い止めたところに選手の意地が見えた。

「最初の25分は練習の成果が出ました。あと55分は課題です」とエリサルドHC。トライがとれない攻撃面について報道陣から問われると「攻撃選択が適切ではなかった」と、判断ミスをあげたが、大畑など決定力ある選手が欠けていることも要因にあげていた。

攻撃面の課題は相変わらずだが、ディフェンスに関してはよく前に出たし、スクラムも次第に向上している。徐々に良くなっていることは確かだ。ただし、再々前に出る好タックルがありながら、2番手、3番手が続かずにつながれてしまうシーンは多々あった。前に出るディフェンスにはそれなりのスタミナが必要だ。辛抱強く毎試合これを続けていくしかない。

Ohno

試合直後、テレビのインタビューを受ける大野選手。キャプテンとして身体を張ってチームを牽引した。下は、サモアのマイケル・ジョーンズHCと、キャプテンのN08シティティ。ジョーンズHCは「前半は日本のディフェンスが素晴らしかった」と賞賛していた。

Jones

今回も痛感したが、一瞬の迷い、たった一つのミスが即失点につながる。世界で勝つためにはプレーの正確性は何より重要だ。特に個々の強さでは劣る日本は細かなプレーの精度が生命線になる。日本国内の試合でもここはこだわってほしいし、トップリーグでも、もっと素速く前に出るディフェンスが主流になってもらいたい。それにしても、ジュニアやサモア、トンガのメンバーを見ていて、この顔ぶれの中に日本代表が入っていることの貴重さを再認識する。この中に入って得られることの多さは限りない。だからこそ、やることを明確にして課題を検証、修正していけるよう、内容のあるゲームをしてほしい。

Mtaranaki

基本的に曇り空だったのだけど、一瞬、顔をのぞかせたマウント・タラナキ。日本を知る人たちは、「ニュージーランドの富士山」と呼んでいるようだ。それにしても寒かった。北島のニュープリマスでこれだと、南島のダニーデンはどれだけ寒いのか。ちょっと怖くなってきた。

第2試合は、ジュニア・オールブラックス対トンガ代表。記者会見を終えて、試合を見たら前半30分時点で、10-3とジュニアのリード。一対一の当たりでまったく見劣りせず、堂々と戦うトンガに感心した。しかし、ジュニアのボールつなぎの上手さは、今大会も群を抜いている。いつのまにか点差は広がった。来週は、日本がジュニアにチャレンジだ。本日同様、低く素速いタックルをやり続けるしかない。

いまスタジアムの記者室です。取り急ぎ、こんなところです。では、また明日。

◆試合結果
サモア代表 ○53-9● 日本代表
ジュニア・オールブラックス○ 38-10 ●トンガ代表 

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マイケル・ジョーンズ

Taranaki

金曜日の夕方、日本代表対サモア代表戦の行われるヤロースタジアムを見てきた。収容キャパは31,000人だが、タッチラインの外側のスペースが大きく非常に広いピッチだった。明日の天候は雨が降ったり止んだりで、コンディションは悪くなりそうだ。写真は、地元紙「タラナキ・デイリーニュース」の記事。日本のスクラム練習が大きく扱われ、ヘッドコーチのエリサルドさんが、25年前にバスク地方代表としてこの地を訪れたことを伝えていた。スクラムの安定とディフェンス網、攻撃面の整備。これらの課題を克服し、いい試合を。

Taranakidairi

明日は、日本対サモア戦に加えて、ジュニア・オールブラックス対トンガ戦も同競技場で行われる。僕がスタジアムを見学した時間には、ちょうど試合を控えた4チームの首脳陣が集ってプレマッチミーティングが行われていた。その後、日本からやってきている報道陣で、サモアのヘッドコーチである元NZ代表FLのマイケル・ジョーンズさんに話を聞くことができた。「トンガ戦の前半の日本は非常にいい出来だった。今回はさらにレベルアップしているのは間違いなく、厳しい試合になるでしょう」と緊張感を高める発言をしていた。僕はサモア代表と同じホテルに宿泊しているのだが、夜、ロビーでギターと男声ハーモニーの優しい音楽が流れてきた。僕はてっきりホテルが流しているBGMだと思っていたのだが、よく聞いてみると生の歌声である。歌声の出どころに近づいてみると、サモア代表の選手達がギターを弾きながら歌っていた。

その後、マイケル・ジョーンズさんも交えてのミーティングが行われたのだが、その部屋からも何度も美しいハーモニーが聞こえた。あとでジョーンズさんに聞いたところ、聖書を読み、賛美歌をうたっているのだという。サモアの選手達は大半が海外でプレーするプロ選手だが、代表チームでの活動に報酬は無い。交通費だけが支給されるという。ジョーンズ氏も、オークランド大学の職員としての仕事を持ち、サモアのヘッドコーチは無報酬でやっている。「名誉とプライドだけでやっています」。そして、ジョーンズさんは言った。「なぜラグビーの試合をするのか、なぜ我々はサモア人なのか。それを次世代に伝えていくために、ともに歌うのです」。NZ史上最高のオープンサイドFLと評価の高いジョーンズ氏は知的で優しかった。夜、サモア代表のミーティングルームからはウォーダンス(スィヴァタウ)の雄叫びが聞こえていた。

追記◎多くの日本のファンは、「NZで最高のオープンサイドFLはあなただと思っています」と話したら、めちゃくちゃ喜んでいた。ジョーンズさんは、オールブラックスの主将マコウ(クルセーダーズ)と、ハリケーンズのマソイが好きなようだった。

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ニュープリマス

Newpl

無事NZのニュープリマスに到着した。ご覧のように小さな空港だ。気温は12度。この写真を撮影した後から、強い風をともなった雨が降っている。

成田からオークランドまでの機内で映画キングコングを観たのだけど意外に楽しめた。ちなみに今回は小林深緑郎さんと一緒だ。オークランド空港の税関では隣の窓口でチェックを受けたのだが、職員に「彼はあなたのお父さん?」と聞かれて笑った。毎度のことながら、深緑郎さんはブログネタを提供してくれる。僕が若く見えたのか、深緑郎さんが年寄りに見えたのか…。

ニュープリマスのホテルに到着したら、ブライアン・リマがいて驚いた。そう、明日の日本との対戦相手サモア代表と同じホテルだったのだ。数名の選手がホテルのラウンジでリラックスしていた。

Macaw

部屋に入ると、テレビのガイド誌の表紙にオールブラックスのキャプテン、リッチー・マコウが。このあたりがラグビー好きにはたまらない国なのである。後ろの新聞は、オールブラックスとアイルランドのテストマッチのプレビュー記事だ。トロイ・フラヴェルがLOで先発する。先週のアイルランドとの第1テストマッチでも途中出場で大活躍した。こちらでもかなり注目されているようだ。

◎いつも愛好日記を読んでくださっているみなさんへ。今回のNZでは移動が多く、日記をアップする時間も不規則になり、書けない日もあるかもしれません。可能な範囲で書きますので、またのぞいてやってください。

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サモア戦メンバー

ただいま成田空港です。日本代表のサモア戦メンバーが発表された。キャプテンは大野選手。エリサルドHCは、彼の「心の強さ」を買ったと言う。前々から大野選手の評価は高かった。大野選手は「今できることを、しっかりやり遂げたい。プレーでチームを鼓舞していきたい」と語った。もう、とにかく頑張ってほしい。

◆サモア戦先発メンバー
1久富、2松原、3山村、4大野、5佐藤、6菊谷、7マキリ、8木曽、9伊藤、10安藤、11オト、12吉田、13守屋、14今村、15三宅、16山岡、17山本、18笠井、19北川、20池田、21水野、22熊谷

僕は今村のWTB、三宅のFBにかなり期待している。三宅の元気がみんなに伝わってほしい。言葉少なでごめんなさい。まもなく、飛びます。

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トップリーグ日程発表

Hanayashiki

とある公園にて。和んでください。これは、たぶんマリーゴールドかな。

14日の午後、ジャパンラグビートップリーグ2006-2007の試合日程が発表になった。今季より、チーム数が増えることもあって、開幕は前倒しされ、9月1日(金)である。キックオフは19:00 国立競技場にて東芝ブレイブルーパスとNECグリーンロケッツが対決する。日本選手権決勝戦の死闘(2月26日)から約半年、トップリーグ最終節(1月9日)、マイクロソフトカップ準決勝(1月29日)も含めて1勝1敗1引き分けだから、2006年四番勝負の決着戦というわけだ(「東芝府中ブレイブルーパス」は今季から「東芝ブレイブルーパス」になるようです)。

第一節のこのほかのカードは以下の通り。9月初旬の気候を考えて、ナイター試合が多くなっている。
◆9月2日(土)
15:00 ワールドファイティングブル対セコムラガッツ 岩手県盛岡南
18:00 ヤマハ発動機ジュビロ対クボタスピアーズ 新潟県新潟陸
19:00 コカ・コーラウエストジャパン対日本IBMビッグブルー 東京都江戸川
19:00 福岡サニックスブルース対リコーブラックラムズ 福岡県グローバルアリーナ
◆9月3日(日)
17:00 神戸製鋼コベルコスティーラーズ対サントリーサンゴリアス 大阪府長居
19:00 三洋電機ワイルドナイツ対トヨタ自動車ヴェルブリッツ 大阪府長居

3日の長居も熱いなぁ。清宮監督就任で注目のサントリーが増保監督率いる神戸製鋼と激突するわけだ。三洋とトヨタも優勝候補の一角であり、どのカードも力は拮抗している。夏合宿での仕上げも少し早めないと好スタートを切れない。これで夏合宿を見るのも楽しみになってきた。最終節は、翌年の1月13日、14日。プレーオフは、1月28日(2試合)、2月4日(決勝戦 秩父宮)ということになっている。

今季は、10月最終週から11月いっぱいは、日本代表のW杯アジア最終予選のためにトップリーグは休止になる。日本代表にとっては準備期間が十分にあるわけで、それに応えてもらいたいし、各チームはこの1か月をどう過ごすかが後半戦の戦績に直結する。

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危機感

日曜日に行われたオーストラリア代表対イングランド代表の試合をようやく録画で見ることができた。結果を知っての観戦だが、ともに課題を克服しようとする姿勢がいい。オーストラリアは、FWの強さを取り戻そうとしているし、イングランドもボールをできるかぎり動かそうとしていた。イングランドWTBバーンデルのランニングスキルの高さは今後も注目である。グレーガンがインゴールでのタックルでボールをグラウンディングさせなかった場面は圧巻。後半、ラスボーンの大幅ゲインからのトライも見事。オーストラリアはフロントローを一気に若返らせた。初キャップの巨漢PRロドニー・ブレイクもいいデビュー戦になった。最終的には、34-3でオーストラリアが勝った。

両チームともディフェンス面では本当によく前に出る。今流行のラッシュアップである。日本代表に照らして言えば、このプレッシャーのかけあいのなかで、ボールをつながなければ世界のトップ10に入ることはできない。日本代表がアジア予選を1位通過すれば、オーストラリア代表とも戦わなければいけないのだ。この相手に勝つ、あるいは拮抗した勝負をするために、日本代表はいかに戦うのか、そこから考えなければいけないし、そうあってほしいと思う。

本日、日本代表はNZへ出発した。ここにきて浅野良太選手がイタリア戦の負傷(左手の指)によって遠征に参加できなくなり、三洋電機ワイルドナイツのフィリップ・オライリー選手が加入することになった。オライリー選手は、昨春の不祥事以降、代表活動から一年間の謹慎処分を受けており、今年の代表スコッドにも入っていなかったが、一年が経過したことと浅野選手の負傷により急遽参戦ということになったようだ。

箕内、大畑、浅野とリーダー格の選手が次々に戦線離脱している今回のNZ遠征は、相当な危機感を持って臨まなければならない。2004年の欧州遠征の際、スコットランドに100点を奪われて敗れたことは、明らかにW杯招致活動にはマイナスに働いた。若手を試しているなどということはテストマッチでは言い訳にはならない。大敗した時点で国際的評価は地に堕ちる。今回も同じようなことが起きれば、パシフィックファイブネイションズに日本が参加していることにすら疑問符が付くし、2015年のW杯招致などと言っていられなくなる。たとえ敗れるにしても、僅差で食らいつき、評価されるに値するチームでいなければ。選手たちの頑張りだけでは限界がある。コーチ陣が選手が力を出し切れる方向に導いてほしい。

僕もサモア戦とジュニア・オールブラックス戦は現地で見てこようと思う。

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スコット・ヤングさん引退

日本代表は明日(13日)、ニュージーランドへ出発する。負傷の大畑大介選手に代わって三宅敬選手(三洋電機ワイルドナイツ)が、自己都合により相馬朋和選手から山本正人(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)が遠征メンバーに入った。三宅選手は、ボールを持っていない時の動きもいいし、非常に責任感のあるプレーをする選手だ。ボールキープ力もある。山本選手もスクラムの強い選手だ。活躍を期待したい。

日本代表対イタリア戦でレフリーを務めたスコット・ヤングさんと試合後に話す機会があった。ヤングさんはオーストラリアのトップレフリーの一人だが、この試合が引退試合だった。実は彼のテストマッチのデビューは、94年マレーシアで行われた95年ワールドカップ・アジア予選の日本代表対台湾代表戦だった。僕と深緑郎さんは、その試合も取材していたので、彼の最初と最後の試合を見たことになる。偶然だけれど、なんだか嬉しい。今後はビジネスに専念するようだ。お疲れ様でした。

6月は南北半球の国代表同士の交流が盛んだ。土曜日のテストマッチ2試合を見ての感想を。

◆6月10日(土)NZ代表オールブラックス○34-23●アイルランド代表(ハミルトン)

NZ代表WTBハウレットの先制トライで快勝かと思いきや、アイルランドがキャプテンのCTBオドリスコルのトライを返すと、試合は拮抗した。ダニエル・カーターなど、スーパー14の決勝戦に出場した選手を休ませたこともあって、ゲームメイクに難あり。パワーよりスピードで勝負するタイプのNZは、ボールを素速く動かしたいのだが、接点での攻防ではアイルランドが互角以上に戦っていた。前半は16-8とリード。惜しい試合だった。オドリスコルだけでなく、FBマーフィー、SOオガーラ、CTBダーシーなど、アイルランドはNZに負けないタレントが揃っている。FWの運動量も素晴らしい。後半12分あたりだったか、NZの交替出場でLOフラベルが出てきた。力強いプレーで流れを変えた。さすがです。次週、NZがメンバーを揃えてくる時の試合が楽しみ。

◆6月10日(土)南アフリカ代表スプリングボクス○36-16●スコットランド代表(ダーバン)

キャプテン27試合目のHOジョン・スミットがリードする南アFWがスコットランドを圧倒。スクラムを押し込み、モールで崩して、FLバーガー、WTBポールセなどが次々に快走した。常にプレッシャーをあびた状況でボールをつなぐスコットランドは、攻めては最後にキックしか選択肢がなくなり、とりあえず蹴っては、南アFBモンゴメリーを軸にしたカウンターアタック攻め込まれた。セットプレーの不安定が直接勝負に響いた試合だった。スクラム押されると、すべてが狂う見本のようなだった。

追記◎いつもみなさんコメント、TBありがとうございます。ところで、イタリア戦のキックオフ直後の中居選手のキックチャージがノックオンと判定された件ですが、あれは、そのあと中居選手がボールを拾う時に落としたと判定されたようです。ただ、ビデオで見る限り触っていないように見えますね。中居選手、ナイスプレッシャーでした。

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イタリア代表戦結果

トンガ戦に続く日本代表の完敗だった。ただし、内容はかなり違っていた。大半の時間、ボールを支配されたにもかかわらず、粘り強くタックルしてトライを防ぐシーンも多かった。恥ずかしい試合はできないという選手の気持ちは伝わった。スクラムも劣勢が多かったが、組み方は日本流に改善されていた。しかし、点が取れなくては勝つことはできない。スクラムの劣勢が響いて攻撃面では前に出ることができず、ボール確保が精一杯で気がつけば攻める人数が足りなくなるシーンは多々あった。ディフェンスのいないスペースを日本が突こうとした瞬間には、イタリア防御網がスペースを消している。イタリアの防御の反応の良さは、それがシックスネイションズ(北半球6か国対抗)のスタンダードだということなのだろう。そして、イタリアが繰り出す防御背後へのパントに翻弄されて、7トライを奪われた。

エリサルドHCは「トンガ戦は力が出し切れなかったが、きょうは選手は力を出した」と選手を評価した。確かに単純なタックルミスは少なかったし、気持ちが切れなかったことも評価されていいと思うが、攻撃面の整備を急がないとただ粘る試合が続くことになってしまう。FWの劣勢を覆す根本の強化は進められるべきだが、現状の劣勢の中でスコアする攻撃も磨いてもらいたい。ちょっと言葉少なになってしまいましたが、24日発売のラグマガ8月号にマッチレポート書きます。来週はサモア、再来週はジュニア・オールブラックスが相手だ。まずは勝利を目指して拮抗した時間を長くしたい。相手を慌てさせるようなシーンを作ることこそ、いい経験になるはずだ。

試合結果◆6月11日 秩父宮ラグビー場 第2試合
イタリア代表○52-6●日本代表(前半24-3)

同日11時半からは、U23の日本選抜(YAMATO)と外国人選抜(SOUL)が行われたのだが、こちらは気楽に見たこともあったのだけど楽しかった。SOULは、試合前にNZ流のハカを披露。CTBテビタ(山梨学院大学 U18NZ代表)がパワフルなプレーで目立っていたほか、WTBクリスチャン(埼玉工業大学)は相変わらずの突破力を見せつけ、SOアンダーソン(流通経済大学)も巧みにゲームを動かした。YAMATOは、SH吉田の突破をサポートして先制トライをあげたFB有賀が攻守に安定したプレーを見せ、キャプテンのFL佐々木の仕事量の多さも際立っていた。外国人選抜とはいえ、日本でプレーを続ける以上、日本代表の候補でもあるし、非常に楽しみな選手が多いと感じた。

試合結果◆6月11日 秩父宮ラグビー場 第1試合
U23日本選抜△17-17△U23外国人選抜

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