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2006年9月17日 - 2006年9月23日

サテライトリーグ

金曜日朝のサンケイスポーツ紙にも紹介されていたのだが、本日(23日)から、トップリーグの「サテライトリーグ」が始まる。参加するのは関東の5チーム(三洋電機、サントリー、クボタ、リコー、セコム)。発端は、サントリーの清宮監督と東芝の薫田監督の「若手にも試合の機会を与えたい」という話からだったという。トップリーグは、40数名の選手を抱えるチームが多く、若手選手の試合機会の少なさは以前から問題視されてきた。ただし、今回は、東芝が怪我人が多いという理由もあって参加を見送るなど、地理的な条件なども考慮に入れると、全チーム参加は難しく、可能なチームでとにかくスタートしてみようということになったようだ。

自主的な発案であり、任意のリーグということになるが、試合方式は、トップリーグに準ずる。優勝だけではなく、得点王、トライ王などの個人表彰もある。ただし、試合開催については当事者同士で臨機応変な運営を行う予定で、外国人枠もフレキシブルに対応することになりそう。また、リーグに参加していなくても、スケジュールがあれば、積極的に練習試合が組まれるようだ。このBチーム同士のリーグについて、中心的な役割を果たしているサントリーは、23日、ヤマハ発動機と14時からサントリー府中スポーツセンターで試合する。

今季のトップリーグは、すでに番狂わせも起きており、14チームへの拡大によって懸念されていた大差の試合もない。各チームのレベルアップは着々と進んでいるということだと思う。開幕するサテライトリーグで若い選手がトライ王になり、注目を集めてレギュラー入り、そしてトップリーグでも活躍する。そんな形になっていけば、日本ラグビー全体の選手層に厚みが出てくる。関係者のみなさんの英断は、きっとトップリーグの発展を促進すると思う。楽しみだ。

[TLサテライトリーグの予定]
(※変更の可能性もあります。各チームのHPなどで確認してください。原則として左のチームのホームグラウンドで開催)

・9月23日 
13:00 三洋電機対リコー
14:00 クボタ対セコム    
・10月8日
13:00 サントリー対リコー
・10月22日
14:00 三洋電機対サントリー
・11月11日
14:00 サントリー対クボタ
・11月18日
12:00 三洋電機対セコム
12:00 リコー対クボタ
・11月25日
14:00 セコム対サントリー
・12月3日
未定 クボタ対三洋電機
・12月30日
13:00 セコム対リコー

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衝動買い。

Kumakuyoudai

きょうはほのぼの系です。ちょっと前の話だが、オールブラックス・ベアーを衝動買いした。実は夏前にNZへ行ったときに中くらいの大きさのは買ってきたのだけど、一番大きいのがどうしても欲しかったので友人に送ってもらった。身長60㎝くらいかな。ずいぶん前に僕のラグビー人形コレクションを紹介しようとして止まっていたので、またボチボチ紹介したいと思います。最近はちょっと重い話題が続いたので、和んでください。

書くのが遅くなってしまったが、18日に京都から戻ってきて、17日の早稲田大学対オックスフォード大学の録画を見た。早稲田の22-20という辛勝だった。SO曽我部のロングパス、それをパスを受ける前にディフェンダーをずらして抜き去るCTB今村。このコンビは、かなり高い精度でディフェンスをずらせる。以前、このブログにも取り上げたFL東条キャプテンは、ボール争奪戦で、いい位置に入って相手を押しのけるなど渋い仕事を淡々とこなしていた。でも、後半に畳みかけられないところは、まだまだ。関東大学対抗戦も苦しい試合があるかもしれない。その中で成長していくしかないのだろうなぁ。

オックスフォード大学のほうでは、なんといってもジョー・ロフである。前半終了間際のトライは、ラックから出てきたボールに対して、いいタイミングで攻撃参加してきたが、ディフェンスラインを突破する瞬間のスピード、瞬時のコースチェンジ、見事だった。失礼ながら、ぜったいに練習不足だと思うのだが、ここ一番は体が自然に動くということなのだろう。19歳からワラビーズだもんね。当然か。彼を見ていると、つくづくラグビーはスピードの緩急が大事だと思う。足が遅くっても、ペースを変えれば相手をかわせるもんなぁ。

愛好情報◎セコムラガッツが、9月24日(日)、埼玉県狭山市の大型スーパーマーケット「カルフール」狭山店の屋外特設ステージでトーク&体験イベントを行うようです。13時開演。選手達との記念撮影、サイン会、プレゼント抽選大会も予定されているので、時間のある方はぜひ。また、神戸製鋼コベルコスティーラーズは、9月23日(土・祝)に、14時より同志社大学と練習試合を行います(灘浜グラウンドにて)。

◎愛好的観劇日記【魔界転生】観ました。新橋演舞場にて。原作=山田風太郎、脚本・演出=G2、出演=中村橋之助、成宮寛貴、藤谷美紀、馬渕英俚可、遠藤久美子、六平直政、山本亨、千葉哲也、升毅、西岡德馬ほか。この世に無念を残して亡くなった者たちが魔界衆として新たに甦る―。妖艶で奇想天外な山田風太郎の傑作時代小説「魔界転生」が堂々の舞台化! というわけで、イヤホンガイドを聞きながらじっくり観させてもらった。僕らの世代は、柳生十兵衛といえば千葉真一だけど、中村橋之助さんも貫禄あって良かったなぁ。人を斬るときの悲しい感じがよく出ていた。あと僕は、宮本武蔵の西岡さん、荒木又右衛門の山本亨さんが印象に残った。すごく分かりやすく作ってある。イヤホンガイドって初体験だったのだが、今回は休憩時間も放送していて、出演者のインタビューなどあり、これ、けっこう楽しめた。

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スッキリしたい。

八強会議は、いろんな略され方をしているのだが、正確には「世界8強進出対策会議」という。元日本代表強化委員長らが集まって(現在は河野一郎氏が議長)、日本代表を強くしていくための議論をしていくところで、この会議で強化の方針を決め、最終決断は日本協会の理事会が下すというのが流れになる。春の日本代表シリーズの結果を受けた会議では、最終的には「エリサルド体制継続」でまとまり、それが理事会で承認された形だった。ただ、今回は時間がないので、8強会議の答申を受けて、会長、副会長を中心に上層部で決断し、エリサルド氏への文書の内容などを早急に決めて動き出すことになる。今月中には返答をもらうことになる見込み。当初の予定では、10月初旬にエリサルド氏が来日することになっていたので、それまでになんらかの結論を出さなければならない。

きのうの夜は、約20名ほどの記者が会議の終了を待っていた。報道陣にとっては拍子抜けの経過報告だった。その報道を読んだみなさんにとっても、まどろっこしい話だったと思う。即解任という結論でもなんら不思議はなかったわけだから。ここで毅然とした結論を出せば、多くのファンのみなさんの信頼を少しは回復できたはずなのだが、その機会を逃したのは残念。この問題を長引かせることは日本ラグビーにとってなんのメリットもない。しかし、「続投」という結論にならなかったことは、せめてもの救いだった。8強会議が「続投」でまとまってしまえば、これが覆ることは考えにくい。会議中、エリサルド氏の行動には厳しい意見が多く出たようだ。さすがに現体制をそのまま維持することの困難さは認識されている。ラグビーを愛好する多くのみなさんが憤る声は届いていたと思う。

文書でのやりとりは訴訟問題に発展した場合の対策と推測される。今後は、エリサルド氏の返答待ちになるわけだが、同時に新体制への準備もはじめられるはずだ。いくつかの選択肢を持ちながら動いていかなければ時間がない。いずれにしても、ワールドカップアジア最終予選のために選手が集合するのは、トップリーグが休止期間に入る10月23日以降。それまでにしっかり体制を固めて、アジア予選突破に集中してもらいたい。この問題については、また動きがあったら書いていきたい。

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結論持ち越し

20日の午後6時半から日本協会にて「世界8強進出対策会議」が約1時間50分にわたって行われた。会議後、強化担当理事の浜本氏が、8強会議に人事についての決定権はないという前提で、報道陣について会議の経過を報告。この会議には日本協会の真下副会長も出席しており、これを答申として日本協会三役に報告し、必要があれば臨時理事会が招集されることになる。浜本氏の会見の骨子は以下の通り。

「エリサルド体制に厳しい意見が多かった。解雇という意見もあった。日本代表ヘッドコーチのポジションは重いもので、兼業できるようなものではない。ただ、日本代表を強くするために何がいいのか議論したが、ここまでエリサルド体制でやってきたことをぶっつり切ることは避けたい。バイヨンヌをすべて辞めて日本代表に専念してほしいと、再度、文書で要請する。太田GMに対して彼が言ったことは文書で残っていないので、しっかり文書でやりとりしたい。彼の答えが再度NOだったときは処置を考える」

これについて、報道陣からは、日本代表に専念すると言えばエリサルド体制は続くのか?という質問があったのだが、「その可能性もある」と明言は避けた。

今回の会議ではっきりしたのは、兼業は認められないという意見が統一されたこと。この要請に対して、エリサルド氏が「日本代表に専念する」と前言を翻すことは考えにくいので、彼は去る方向にいくことになると考えるのが妥当だろう。いずれにしても、この会議の答申を協会三役が受けて、ことが運ぶことになる。取り急ぎ、ご報告まで。意見はまた明日にでも書きたいと思います。

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賢明な判断を

トップリーグは今週末はお休み。ここは、大学ラグビーなどの話題を出していきたいのだけれど、きょう(20日)は八強会議の日。どうしても、そのことが気にかかる。アクセス数は、19日、過去最高を記録した。シーズン前からアクセス数は増えていたのだが、今回の問題が明らかになって以来12日間で一日のアクセス数は平均で1万件を超えている。つまり、12日で12万件以上、正確には13万件以上だ。関心はけっして低くない。結論が出てしまっては、何を書いても無意味なので、くどいようだが書かせてもらいたい。

僕は1987年第1回ワールドカップの頃からラグビーの取材を続けているのだが、過去これほどまでに日本ラグビーの行く末に危機感をおぼえたことはない。マスメディアがこの問題を取り上げないのは、非常識な行動に対してすぐに動かない協会にあきれ返っているのであり、黙殺なのだ。このままの体制が続けば、期待感の膨らむ強化はおろか、ラグビー人気の回復などできるはずがない。

過去、日本代表監督の「手腕」について疑問符を投げかけたことは何度もあったが、それ以前の問題で「解任」すべきと思ったことは初めてだ。フランスでの報道ぶりを訳していくと、エリサルド氏がバイヨンヌからのオファーにためらった様子はなく、いくつかのメディアが「日本代表の監督は辞めなければならない」など、彼の決断に疑問を呈している。渡仏した太田GMの「調査」は、フランスでの報道ぶり、第三者的立場のフランス・ラグビー関係者にも及んでいると信じたい。多角的な報告をしなければ、八強会議は、エリサルド氏とバイヨンヌ側の言い分だけを聞いて判断をくだすことになってしまうからだ。

フランスに住んでフランスのチームを指導したがっている人に日本代表ヘッドコーチを続投してもらう理由はどこにもない。懸念されるのは「いまヘッドコーチを代えるのは混乱を招く」というスケジュール重視、あるいは後任の適任者不在という理由で続投が決まることだ。もしそうなら、来年のパシフィックファイブネーションズで大敗を続けたとしてもヘッドコーチを解任できないことになってしまう。彼はプロのラグビーコーチである。時期には関係なく、不適格と判断されれば解任されるのが国代表のヘッドコーチというもの。それは当人も重々承知しているはずだ。

11月のワールドカップアジア予選は絶対に突破しなければならないが、いまこの問題に対する決断は、それと同等以上に大切な気がするのだ。心から日本ラグビーを応援してきたファンの支持を得ないで予選を突破し、ワールドカップで2勝したところで、日本ラグビーの未来は輝かない。この問題を評価し、結論を出す世界八強会議、日本協会幹部には重い責任がある。賢明な結論を導き出してもらいたい。

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日本代表HC問題

きのうの日記を書いたあとから、日本代表HC問題についてずっと考えていた。いろいろな思いが浮かんでは消えた。すでに各紙で報じられているとおり、渡仏していた太田GMが帰国した。GMの報告を受け、20日の世界八強会議を経て、必要なら理事会としてなんらかの処分を下すことになる。

明らかになった最も重要なことは、エリサルド・ヘッドコーチが、バイヨンヌクラブのスポーツマネージャーの肩書きを外すつもりはないということ。つまり、兼務を認めるか、認めないか、判断は日本協会にゆだねられたわけだ。ここに至っては日本協会に無断でクラブと契約したヘッドコーチに対する処分の内容にはあまり意味がない。たとえ兼務でも来年のワールドカップで2勝するためにエリサルド体制で行くと決めるか、兼務は許さず新体制で再スタートを切るか、二者択一である。焦点は絞られたわけだ。

僕の考えは「ジャパンのこと」、「ジャパンのこと2」に書いた通りなのだが、日本代表が軽視されていることは重くとらえてもらいたい。ひとつのチームを強くするということが、どれほど大変かはラグビー関係者なら痛感しているはずである。ワールドカップで2勝という目標は、日本に常駐しないコーチがクラブと兼務で達成できるほど甘くはない。日本代表が過去5回のワールドカップで1勝しかしていないことは忘れないでほしい。

そして、この問題で図らずも明らかになった憂慮すべき事態は、マスメディアの関心の低さだ。サッカーなど注目度の高い代表監督が同じことをすれば一面を飾りそうな問題が、今回ほとんど事実関係のみの短信になっている。この問題を考察する記事がほとんど見あたらない。このことこそ関係者は重くとらえるべきだと思う。

日本協会の目標は「ラグビー競技を誰からも愛され、親しまれ、楽しめる人気の高いスポーツにする」ということだったはず。今回の件は、ヘッドコーチの処分をどうするという近視眼的なことだけにとらわれず、これから人気を回復していかなければいけない日本ラグビーの将来のことも考えて決断してもらいたい。

過去20年、多くの名指導者のみなさんを取材してきた。共通して教えていただいたのは「チームは指導者が全身全霊をかけて愛情を注がないと強くならない」ということだった。自分が当たり前だと思ってきたことを、いま何度も書いていることがむなしい。数年前、ある指導者がこんな主旨のことを言っていた。「選手はね、たまに来て偉そうに言うOBより、毎日練習を見てくれる近所のおじさんの言うことを聞くものですよ」。そういうことだと思う。

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雨の京都にて

松本から京都へは、特急列車で名古屋に出て、そこからのぞみで行った。車内アナウンスで「台風13号の影響により、広島より先は運行ができなくなっております」という主旨の説明があった。京都までは行けたけど、もちろん京都も雨模様。西京極競技場も試合の大半は激しい雨が降っていた。

午後5時からは神戸製鋼コベルコスティーラーズとリコーブラックラムズが対戦した。開始直後に神戸がモールを押し込んで、N08クリブが先制トライ。リコーもCTB河野がPGを返したが、31分には、ふたたび神戸がリコー陣深くのラインアウトからモールを押し込んでクリブがトライ。FW周辺をしつこく攻める神戸をリコーは止めきれず、次第に流れは神戸に傾いていった。最終スコアは、19-8。勝った神戸では、雨の中、新人SO森田のロングキックが効果的だったし、SH後藤は相変わらず獅子奮迅の活躍。ベテランFB八ツ橋、WTB瓜生もキレのあるランニングを見せていた。

一方、リコーは、モールに対する防御がいかにも淡泊だったが、FL伊藤、NO8相がしつこくボールに絡んだほか、FB小吹がタックラーをごぼう抜きのカウンターアタックを披露するなど、個々の攻撃力は十分に神戸に通じるところを見せた。後半登場の元オールブラックスNO8スコット・ロバートソンは、スピードある突進だけでなく、低いタックルでも刺さり、ハイレベルのプレーヤーであることを証明していた。今後も、楽しみ。

試合前、怪我で欠場中の神戸製鋼・松原、元木、大畑の3選手に会った。元木選手は4節の復帰を目指し、残る2人はまだ調整中とのこと。大畑選手は左足のふくらはぎを痛めているが、指にも包帯が見えたので聞いたところ、右手の中指の関節がまたはずれたようで、今度は完全に固定するため、指の可動域を制限する(曲がらないような)固め方をしているようだ。本人曰く「はしが持ちやすいように、ちょっと曲げた状態で固めてもらってます(笑)」。10月8日の復帰を目指しているとのこと。

第2試合は、開幕から2連敗のワールドファイティングブルと連勝中の東芝ブレイブルーパスが対戦。東芝圧倒的優位の評価がもっぱらだったが、ワールドが立ち上がりから果敢に仕掛けて東芝陣へ。「FWにこだわりすぎた」(グリッグ・ヘッドコーチ)面はあったが、ボールをキープする時間が長かったのは、東芝の攻撃を封じるには効果的だった。

しかし、東芝はSO吉田、WTB廣瀬らのロングキックで一気に敵陣に入り、ゴール前のラインアウト・モールから一気にトライするなど、スコアを重ね、終わってみれば48-3の快勝だった。ただし、薫田監督は、課題を口にした。
「もっとボールが動くような展開にしたかった。安易なプレーが多い。昨年、一昨年にはあった東芝らしさ――フィジカルのハードさなど――がゲームから伝わって来ない」
たしかに連続攻撃も少なく、すぐにキックに移行してしまうなど、手っ取り早くスコアしようという姿勢があったかもしれないが、それでもこの圧勝である。3連覇に向け、勝って反省できるチーム状態は悪くない。FB立川は、ライン参加のスピードや力強いランニングが怪我前のパフォーマンスに戻りつつある。

トップリーグは来週は全チームお休み。9月30日の第4節より再開される。ここで負傷している選手が大挙復帰してくるので、さらに熱い戦いが期待できそうだ。

◎追記=コメントの会場での食べ物の件、改善すべき問題ですね。ちなみに、松本のアルウィンでは、美味しそうなカレーライスが販売されていて、メインスタンドは「加齢臭」ならぬ、「カレー臭」が漂いまくっていました。

◎試合結果(17日)
◆トップリーグ第3節
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○19-8●リコーブラックラムズ(前半12-3)
ワールドファイティングブル●3-48○東芝ブレブルーパス(前半3-17)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○48-24●福岡サニックスブルース(前半31-10)
◆日英大学ラグビー対抗戦2006
早稲田大学 ○22-20● オックスフォード大学(前半19-15)

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松本城

松本の朝は快晴だった。きのうのアルウィンでの試合は、長袖の上着がないととても耐えられないような気温だったのだが、駅前の温度計では昼前に24度あった。

Matumotojo

出発まですこし時間があったので、松本城へ行ってきた。400年以上の歴史を誇る国宝である。現存する日本最古の五重天守とのこと。しばし、戦国時代に思いをはせる。なんて、たいして詳しくないんだけど。敷地内にはこんな花も。

Matumotonohana

きょうは、JSPORTSでワールドファイティングブル対東芝ブレイブルーパス(午後7時キックオフ)の解説をする。この試合の前、午後5時からは、神戸製鋼コベルコスティーラーズ対リコーブラックラムズの対戦。今季の順位争いは混沌としてきた。何が起こるかは分からない。

そばで腹ごしらえ。いざ、京都の西京極に出陣である。

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アルウィンの激闘

土曜日、僕は松本に行った。松本平広域公園総合球技場(アルウィン)でのトップリーグ2試合を見るためである。三洋電機ワイルドナイツのグッズ販売のテントに榎本キャプテンを発見。

あれ? どうして? 
「あっ、今年からこれが役目なので」
いつのもことながら、榎本キャプテンには煙に巻かれてしまう。怪我からまもなく復帰のようなのだが、本人は「僕は温存されているんです」と言い張っている。

小雨が降りしきり、半袖では耐えられないほど肌寒かったが、グラウンドの戦いは熱かった。

まずはセコムラガッツがNECグリーンロケッツに、互角の好勝負を見せる。互いに2トライずつの13-17で前半を折り返し、後半5分には、SOアパヌイが約40mのPGを決めて16-17と1点差に。しかし、ここからNECの粘り強さが出て、セコムゴール前のラインアウトからのモールを押し込み、FLマーシュがトライ。24-16と引き離すと、あとはSOヤコ・ファンデルヴェストハイゼンのキックで陣地を挽回しつつ、最終的には4トライを奪って勝ち点「5」をゲットした。セコムはディフェンス面でもよくプレッシャーをかけていたが、後半開始早々にFWの軸であるFLカウチが膝の負傷で退場したのが痛かった。それでも、十二分に勝利の可能性を感じさせる戦いぶりだった。

さらに熱かったのが第2試合のクボタスピアーズ対三洋電機ワイルドナイツだ。前半1分、クボタSO伊藤が先制PG。クボタFWがNO8ケフを軸に圧力をかけていく。三洋はつなぎのミスが出て、なかなかリズムに乗れない。CTB渡海谷のトライと伊藤のPGで、前半27分の時点で13-0とクボタがリード。しかし、三洋もWTB北川の2トライで14-13と逆転に成功する。34分の北川のトライは圧巻だった。ハーフウェイライン付近からのカウンターアタックで次々にタックラーをかわして50mを走りきってしまったのだ。彼のスピードは桁外れである。50m5秒7の俊足はこれからも各チームの脅威になるだろう。

流れは三洋にかたむき、後半の立ち上がりも三洋ペースだったが、ここでクボタが粘り、一進一退の攻防で試合はもつれる。後半18分、三洋SO入江のPGで、20-20の同点。以降は、両チームが意地を見せ、緊迫のせめぎ合いが続いた。試合を決めたのはクボタSO伊藤だった。後半37分、CTB吉田の防御背後へのパントを追いかけると、三洋陣22mラインを越えたところでボールが胸にすっぽり。そのまま走りきって、インゴールになだれ込んだ。これで25-20とリードしたクボタが、しぶとくタックルして逃げ切った。実は、伊藤はこの直前にインゴールにボールを持ち込んだ際にノックオンと判定されており、悔しいミスを自ら取り返したことになる。CTB吉田英之の瞬時に間合いを詰めてのタックルは、たびたび三洋のチャンスの芽を摘んだ。互いに攻め合う、いい試合だった。

試合後、観客席で涙するクボタの副部長・荻窪さんの姿があった。昨年はチームを率いながら勝ち運に恵まれなかっただけに、選手達の頑張りに感極まったようだった。クボタは4節でサントリーと対戦する。これ、面白い試合になりそう。

試合途中、ヤマハ発動機ジュビロがリードされているという情報が入った。驚いたが、それだけトップリーグの実力は拮抗しているということだ。コカ・コーラの戦力は、上位チームもけっして侮れない。今後も上位崩しを狙ってもらいたい。サントリーは大勝。ヤマハ戦の敗北からいいリスタートを切った。

取材後、元東芝府中ブレイブルーパスの日原大介さんに会う機会があった。トップリーグ初年度の得点王であり、昨季はSOとして東芝の3冠達成に貢献した。この春、東芝を退社し、家業を継ぐために山梨に帰っていたが、今は、薬卸の会社、やまひろクラヤ三星堂・松本支店に勤務。将来のための修行中だ。体重が5キロほど減ったらしく、細く見えたけど、ジムには通っているらしい。「15年間、毎日汗をかいていたのに、汗をかかないということが気持ち悪くって」。きっと、そのうちクラブチームで始めるんだろうなぁ。

◆トップリーグ第3節(9月16日)試合結果
サントリーサンゴリアス○56-15●日本IBMビッグブルー(前半14-3)
セコムラガッツ●21-31○NECグリーンロケッツ(前半13-17)
クボタスピアーズ○25-20●三洋電機ワイルドナイツ(前半13-14)
ヤマハ発動機ジュビロ●13-22○コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半13-8)

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