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2006年10月15日 - 2006年10月21日

TL7節、土曜の結果

土曜日の早朝起床して東京駅に向かった。6時台の「のぞみ」で花園ラグビー場に行くためだ。早朝の東京駅、僕はけっこう好きである。いつもは「柔らかカツサンド」を買って乗り込むのだが、今朝は「21世紀出陣弁当」だった。毎回確実に弁当を食べている。楽しみなのだ。ちなみに、いま、帰りの「のぞみ」で大阪名物「まむし弁当」を食べたところである。贅沢してしまった。きょうは三食弁当だった。

さて、きょうの花園ラグビー場は唯一全勝で首位を走る東芝が敗れる波乱があった。逆転また逆転のシーソーゲーム。特に最後の10分は興奮した。後半32分、22-24でリードされていたヤマハがFBレーニーのトライで29-24と逆転。東芝も37分、自陣ゴール前のラインアウトからWTBケプの力強い突進で大幅ゲインすると、次々にパスをつないで最後はCTB仙波が同点トライ。SO吉田のコンバージョンも決まって31-29とリードを奪う。やはり、東芝かと思われた直後のキックオフで、東芝の攻撃を途中出場のヤマハFLフェヌキタウがジャッカル。相手の反則を誘ってPGチャンスを得る。これをCTBウィリアムスが決めて32-31。

ところが、その直後のキックオフで、ヤマハがボールをキープしてモールになったところでヤマハ側に相手の首を持ってモールからはがす危険なプレーがあり、東芝にPKが与えられる。吉田がPGを決めて34-32。めまぐるしくスコアが入れ替わった試合もこれで決着かと思われた。しかし、最後まであきらめないヤマハは、43分、東芝陣内に10mほど入ったラインアウトから、連続攻撃。右タッチライン際でゴール前に迫る。互いにボールに絡み合う攻防の中でボールがタッチライン際で浮き上がった。ここで、東芝側がこのボールを手ではたいてタッチラインの外に出す反則を犯す。故意に手で出すのは反則である。このPGをウィリアムスが決めて試合終了。凄まじい攻防の末の劇的な幕切れだった。

最後のプレーについて、東芝側からはその前にヤマハの選手がノックオンしているのではないかという主張があったが、岸川レフリーは「横にはじいたと判断した」と語った。最後のところの互いの反則は微妙なものだったのだが、東芝の薫田監督も「内容は負けていた」と語った通り、ヤマハのパフォーマンスは素晴らしかった。前半は「東芝のディフェンスが(内側に)寄っていたので」(ヤマハ木曽キャプテン)と、グラウンドを左右いっぱいに大きくボールを動かし、WTB辻井、CTBウィリアムスがトライするなど王者のディフェンスを翻弄した。東芝もドライビングモールで反撃し、一時はリードを奪ったのだが、タックルミスも多く、失点を食い止められなかった。

ヤマハはサントリー、トヨタ戦勝利に続く上位チームからの白星で勝ち点「5」を獲得。計「24」としてトップ4争いに生き残った。東芝も「4トライ以上」と「7点差以内の負け」に与えられるボーナス点「2」を確保し、勝ち点はサントリーと並んでいる。太田では三洋が神戸製鋼に勝って、上位争いもさらに混戦模様だ。

歓喜のヤマハと落胆する東芝という明暗に分かれたが、両キャプテンは冷静だった。

「東芝は(こちらが)守って勝てる相手ではない。積極的に攻め、守る時間を短くする。絶対にボールを渡さない意識を持とうとメンバーには話していました。しかし、東芝に勝てたからと言ってすべてに勝てるわけではない。FWの出来はあまり良くなかったですからね」と、木曽キャプテン。後半戦に向けて気を引き締めた。

東芝の冨岡キャプテンも悔しさを押し殺して語った。「我々の力不足。35点とられたら、負けますよ。理由があるから負けるんです。まだ、チャンピオンをとるべきチームではないということ。負けからいろいろ思い出すことはある。これで締まるでしょう。チャンピオンにふさわしいチームにしていきたいです」

試合後、久しぶりに出会った知人が言っていた。「僕が見た今季のベストゲームですよ。初めて来た試合がこんなのだったら、初心者の人でもまた来るでしょうね」。そんなゲームだったかもね。

第1試合のコカ・コーラとワールドの試合は、13位と14位の対戦で注目されたのだが、ここまで上位チームに対しても常に粘り強い戦いを見せていたコカ・コーラが着実に身に付けてきたディフェンス力を発揮。7割方攻撃していたワールドを抑え、攻めてはSO淵上、WTB築城らが好走して4トライ。ボーナス点をゲットしての勝ち点「5」の勝利で向井監督も会心の笑みだった。ワールドは、個々には力強い突進を見せながら、組織としてディフェンスを崩すことができず、ことごとくチャンスをミスでつぶした。またしても勝ち点はあげられず。ワールドが取り残された形になっているが、秩父宮ではサニックスが日本IBMに勝利したこともあって下位グループの争いも混沌としている。

◆トップリーグ第7節結果(土曜日分)
日本IBMビッグブルー●17-28○福岡サニックスブルース(前半17-7)
サントリーサンゴリアス○43-14●リコーブラックラムズ(前半5-7) 
ワールドファイティングブル●12-29○コカ・コーラウエストレッドスパークス前半0-17)
東芝ブレイブルーパス●34-35○ヤマハ発動機ジュビロ(前半17-17)
三洋電機ワイルドナイツ○44-15●神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半17-10)

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お薦めマッチ_1020

知人にメールを書き、名前を入力して変換したら「村上好位置」になった。なるほど、同じ読みだ。馬ちゃうからね、僕は。

きのうの日記に書いた、FBがメンバー表の最初に書かれる件、FBは背番号1番だった時代がある。NZでもそうだったし、1930年の日本代表FB寺村さんにジャージーを見せてもらったことがあるけど、それも1番だった。理由はまた改めて。

19日もセコムラガッツのプレスリリースあり。積極的な普及策に頭が下がります。10月22日、三ツ沢で「SHALALAラガッツ放送局」が復活。というわけで、対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦で、ラガッツ応援者向けの場内ミニFMサービス「SHALALAラガッツ放送局」を実施する。2004年トップイーストリーグ11(当時10)で誕生し、人気を集めていた企画で、わかりやすいルール解説や、選手の裏話も聞ける。中継内で発表されるキーワードを覚えて応募すれば、ラガッツのメンバーしか手にできないレアなアイテムが抽選で手に入るチャンスも。

実施日時 : 10月22(日) 13:50~(試合終了時まで)
周波数: FMラジオ 87.9~88.5MHzのいずれか(当日、セコムの受付ブースで案内)
放送席 :実況 (MC)セコム株式会社荒川泰氏(セコムラグビー部元監督)
放送席 :解説 セコムラガッツ都出清士郎サポートスタッフ
※ゲストで現役選手も登場予定

さて、トップリーグ前半戦の最後となる第7節である。花園では、現在、13位のコカ・コーラと14位のワールドが対戦。残留争いという意味では重い試合だ。ワールドは調子をあげている。僅差勝負になりそう。同じく花園で行われる東芝対ヤマハ戦はトップ4争いで崖っぷちに立つヤマハがどこまで力を出し切れるか。秩父宮では、日本IBMとサニックスの対戦。先週、コカ・コーラを破ったサニックスは、NO8ミュア、CTBフィフィタが好調。IBMはSO加瀬が戻ってきた。こちらも面白い試合になりそう。サントリーはリコーの挑戦を受ける。順調に勝ち点を積み重ねられるかどうか。太田では三洋電機と神戸製鋼の注目の一戦。ともにトップ4争いの上で負けられない試合。三洋は特にここで負けると苦しくなる。22日の三ツ沢では、順調に勝ち点をあげつつ、どこか乗り切れないNECとクボタが対戦。接戦になる気がする。トヨタ自動車は、ここ2節のスロースターターぶりを、セコム相手に払拭できるか。

◆トップリーグ第7節試合予定
・10月21日(土)
12:00KO 日本IBMビッグブルー対福岡サニックスブルース(秩父宮)
14:00KO サントリーサンゴリアス対リコーブラックラムズ(秩父宮)
12:00KO ワールドファイティングブル対コカ・コーラウエストレッドスパークス(花園 11:50~ Jsports 2  ※生中継)
14:00KO 東芝ブレイブルーパス対ヤマハ発動機ジュビロ(花園 13:50~ Jsports 2 ※生中継)
13:00KO 三洋電機ワイルドナイツ対神戸製鋼コベルコスティーラーズ(太田12:50~ Jsports ESPN   ※生中継)

・10月22日(日)
12:00KO NECグリーンロケッツ対クボタスピアーズ(三ツ沢)
14:00KO トヨタ自動車ヴェルブリッツ対セコムラガッツ(三ツ沢)

◆大学ラグビーの放送もあり
関東大学対抗戦 2006 Jsports 2 ※生中継
10月22日(日)11:50 早稲田大学 対 日本体育大学
関東大学リーグ戦 2006 Jsports 2 ※生中継
10月22日(日)13:50 関東学院大学 対 流通経済大学


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いろいろニュース

きのうは、ラグビー界でいろんな種類のニュースがあった。

リコーブラックラムズ所属選手の不祥事は残念。飲酒運転で人身事故。こうした軽率な行動で迷惑を被るのは、いつも真面目に取り組んでいる選手たちだ。当然のことながら、グラウンドで責任あるプレーをするためには、普段から責任ある行動をとっていなければいけないと思う。

オーストラリア首相XV(フィフティーン)のメンバーが発表になった。これ、かなりの強力メンバーである。1試合しかないので、22名ジャストのメンバーだが、同国代表のキャップ保持者6名(PRニック・ヘンダーソン、HOアダム・フライヤー、FLデヴィッド・クロフト、NO8ジョン・ロー、SHマット・ヘンジャック、控えのHOショーン・ハードマン)を含む、スーパー14の中心選手がずらりと並ぶ。両CTBはレッズのジュリアン・ハクスリーとジュニア・ペレササ(と最初に書きましたが、ペレササはウエスタンフォース、ハクスリーは来季よりブランビーズでした。ご指摘ありがとうございます)。FBは、いつワラビーズに選ばれてもおかしくない、ワラタスのピーター・ヒューアットだ。そして、SOは新鋭のダニエル・ハランガフ。7人制、U21の豪州代表で注目を集めてワラタス入りした万能BKである。BKラインは、ランニングスキルの優れた選手が多いので、一対一のタックルでしっかり止めないと大量失点になりかねない。

「オーストラリアのラグビーにとって、首相の名の下に、選手を選抜するよう依頼を受けたことは大変名誉なことである。また個人的には、このチームの監督を任命されたことを大変光栄に思う。この試合は、日豪交流年記念試合であり、日本協会創立80周年記念試合でもある。オーストラリアラグビー協会は、この試合の重要性を十分に考慮し、出来るかぎり可能なベストメンバーを選抜した」(ボブ・ドワイヤー監督)

日本代表の強化にとって、強いメンバーと戦えることはプラスだ。このメンバーに渾身の戦いをすることで手応えをつかみとってほしい。来年のワールドカップに出場が決まれば、この1ランク上のワラビーズと戦うわけだから。

セコムラガッツ「ラグビークリニックin三ツ沢」開催。10月22日のセコムラガッツ対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦に先立ち、球技場近くの公園で、セコムラガッツ選手・スタッフによるラグビークリニックが開催される。第1試合でNECグリーンロケッツ対クボタスピアーズの試合があるため、公園で開催になったようだ。常磐公園運動場広場にて、11:00より開催予定。

同日は、埼玉でも神戸製鋼コベルコスティーラーズ選手による、ラグビースクール生への指導があり、午後2時からは、さいたま市文化センター大ホールにてトークショーがある。増保輝則監督、元木由記雄選手、後藤翔太選手が出演予定。僕が進行役をします。入場は無料。

追記◎瑞穂ラグビー場でメンバー表が配られなかった件、非常に不親切な話だと思います。他の会場では配られているか、電光掲示板などでメンバー表を出すなど、なんらかの方法で知らされているのがほとんどなので、お客さんに対して最低限のサービスとして、運営サイドは徹底してほしいと思います。海外では、僕の取材経験のなかでは、クラブチームの試合でも簡単なメンバー表は配られていました。僕が大学4年でニュージーランド遠征したとき、ミッドカンタベリーU23代表と試合をしたのですが、メンバー表が配られていて、そこに自分の名前が入っていて嬉しかった記憶があります。一番上にFB、つまり僕の名前があって、FBから書くんだ~、と妙に感動しました。のちにいろいろ勉強して、なぜFBが一番上なのかが分かったのですが、新鮮でした。メンバー表のことに関連して、思い出話でした。

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大学のこと

東京、快晴です。今朝は久しぶりに朝寝坊。ちょっと疲れがたまっていたので、ゆっくり眠った。25日発売のラグビークリニックに大阪体育大学ラグビー部の坂田監督のコーチング哲学について、長いインタビューをした。きのうはその校正をしていたのだけど、そこに過去の記録を簡単に書く部分があって、関西リーグで何回優勝だっけ? と記憶で数えようとしたら全然ダメだった。僕が大学3年の時に初優勝したのだが、それ以降の記憶が曖昧。すぐに、僕と同期の長崎コーチに電話したら、「4回や」との答え。現役コーチは違いますな。そして、大学選手権出場回数は21回である。関東学院より出場回数は多いわけだ。

僕が大学3年時は3回目で、新興勢力みたいなイメージがあったけど、いつのまにか選手権常連校になっている。関東学院大、京産大も1980年代に頭角を現してきた学校で、その強さを定着させている。共通するのは、指導者の熱。春口監督、大西監督、坂田監督、みんな約30年の指導歴がある。そして、チームを強くするのに10年近くかかっている。ラグビーというのは、そう簡単に強化できる種目ではない。

先週末の大学ラグビーの結果を眺めながら、そんなことを改めて考えていた。龍谷大学は大体大に、10-64の大敗。記虎監督は就任3年目。まだまだ時間がかかるということなのかもしれない。近畿大学は同志社大に、16-17と肉薄。FWでプレッシャーをかけたようだ。関東の対抗戦グループは、明治大が快調に3勝目、帝京大も筑波を下して3勝。リーグ戦グループは、関東学院大が日大を67-0で完封。評判のいい東海大も立正大を61-13で下している。

伝統校の復活や、新興校が強くなっていく過程を見ていくのは、大学ラグビーを見る一つの楽しみ。最近、頭角を現してきた学校が20年後、どうなっているか。う~ん、その時僕は還暦を過ぎているわけかぁ。ラグビークリニックの坂田監督のインタビュー、とても温かい話なので、ぜひお読みください。 

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DVD観戦

録画していたトップリーグ第6節、三洋電機ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアス、サニックスブルース対コカ・コーラウエストレッドスパークス戦を見た。なるほど、観戦した人に聞いていた通り、面白い試合だった。

それにしてもサントリーはアグレッシブだ。試合開始まもなく、FB有賀の50m以上のカウンターアタックがあったけど、夏に膝を痛めて、前節の時点で「まだ30%くらいでしょう」と清宮監督が評していた男とは思えないランニングだった。それでもまだベストパフォーマンスにはほど遠い感じがするから、有賀の潜在能力というのは底知れない。3トライのCTB平、WTB小野澤など、長い距離を一気にトライまで持って行ける選手が多いのも強み。CTBニコラスは攻守に効いてるなぁ。LO大久保直弥もいい仕事をする。1年目のFL篠塚もどんどん成長している気がした。三洋電機がラインアウトの獲得率で苦しんでいたが、サントリーが分析し尽くしているようだったし、それだけでなく篠塚が相手のジャンパーに合わせてボールを奪い取るシーンもあり、他の場面でも相手の動きに素速く反応していることが多く、着々と常勝チームへの階段を上っている感じがした。

逆に三洋は迷っているように見えた。三洋の長所は、あらゆる面での思い切りの良さだ。北川智規はじめ、トップリーグでも屈指のスピードランナーを揃えているのだから、開き直ってアグレッシブに攻めてもらいたい。次節は、神戸製鋼コベルコスティーラーズとの対戦。三洋らしい試合を期待。オライリーは先発のほうがいいように思うなぁ。

サニックスとコカ・コーラの試合も見応えがあった。立ち上がりは、SO淵上のロングタッチキックなどでチャンスを作ったコカ・コーラが、淵上のPGとWTB都成の2トライで13-0とリード。しかし、コンバージョンが入らなかったことと、前半終了間際にサニックスWTB大庭にトライを奪われたことが最後まで響いた。しかし、フィフィタ(サニックスCTB)って楽しそうに走るなぁ。前半最後のトライも、フィフィタがタックルをかいくぐりながらパスしてチャンスを作ったし、後半1分のトライも、NO8ミュアのターンオーバーから思い切って縦に走り込んだもの。これからも観客を楽しませるランニングを見せてくれそうだ。コカ・コーラは最後息切れしたように見えたけど、こうした接戦の経験がきっと今後に生きると思う。次節は、ワールドファイティングブルとの対戦。ワールドも調子を上げてきている。こちらもいい試合になりそうだ。

6節を終了して上位と下位グループはハッキリしてきたけど、トップ4争い、残留争いは、ますます混沌としてきた。次節は、前半戦の最後。勝ち点をどれだけ上積みできるか。各チーム懸命の戦いが続く。三洋とサントリーの試合は、日本代表の太田GM兼ヘッドコーチと、永田コーチが見ていたが、ワールドカップアジア最終予選の日本代表メンバーは23日に発表される。春のメンバーを軸にトップリーグ序盤戦で出来のいい選手が入ってくるはずなので、こちらも注目である。そういえば、そろそろオーストラリア首相フィフティーンも発表になるかな。

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TL6節、日曜の結果

日曜日のトップリーグ第6節は注目カードが多かった。サントリーは三洋電機に41-16の快勝で勝ち点を「26」に伸ばし、東芝に続く単独2位をキープ。九州ダービーは、サニックスがコカ・コーラを24-13で退けている。サントリーは、CTB平が3トライ。攻めまくったようだ。というわけで、これらは伝聞。録画を見てから、改めて感想は書きたいと思います。

Mizuho

僕は瑞穂にいた。いま、帰りの「のぞみ」の中でこれを書いている。瑞穂は気温も夏のように暑かったけど、試合内容も熱かった。まずは、いまだ勝ち点のないワールドの頑張りに驚かされた。SO由良のPGで先制すると、15分、NECのオープン攻撃でのパスミスを拾ってWTB沼田が50mを独走。24分にも、SH中山が防御背後に上げたキックがNECのSOヤコの目の前で跳ね上がり、FB南がタイミングよく走り込んでトライ。17-0までリードを広げた。しかし、NECは、32分、41分とゴール前のモールで2トライをあげると、後半もスクラムで相手ボールを奪うほどの猛プッシュとドライビングモールを軸に追撃し、後半30分、ついに29-23と逆転に成功。最終的には5トライを奪って勝ち点「5」をゲット。勝負強さを見せた。最後の最後に突き放されて「7点差以内の負け」に対するボーナス点を取り損なったワールドだけど、NECのBKラインの攻撃は止めきるなど、粘り強かった。浮上のきっかけにしてもらいたい。

第2試合は、前半、ヤマハの和製FWがモールを軸にトヨタにプレッシャーをかけ、SO大西、CTB大田尾がコントロールするBKラインがよく機能して、24-10で折り返し。後半も先手を奪い、9分のFL本間のトライで一時は34-10と大量リードを奪った。ヤマハの強いタックルとボールへの素速い仕掛けに苦しんでいたトヨタは、ここから開き直って猛反撃。この日大活躍のFB正面が独特の歩幅の小さなステップワークでトライを奪うと、22分、交代出場のWTB水野、34分、再び正面とトライを返し、難しい角度のコンバージョンをSO廣瀬が決めて3点差に迫る。ここからは攻めるトヨタと守るヤマハの白熱の攻防。ついにヤマハが粘り勝った。「感想ですか? 本当に疲れました。その一言に尽きます」。NO8木曽の言葉に、トップ4入りに向けて崖っぷちに立たされたヤマハの頑張りが集約されていた。それにしても、正面のランニングスキルは素晴らしい。廣瀬も完璧にキックを修正していた。さすがです。ヤマハは勝ち点「4」。負けたトヨタも、先週に続いて、4トライ以上と7点差以内の負けに与えられる勝ち点「2」をゲットして、優勝戦線に踏みとどまっている。

◎取材こぼれ話=第一試合のハーフタイム。控え室前の通路でトヨタのマスコットであるライガーくんに遭遇。お~、ライガーくんだ~、と眺めていたら、すれ違う直前、軽く右手を挙げて挨拶された。中身は知り合いか??

トップリーグ第6節結果(15日)
三洋電機ワイルドナイツ●16-41○サントリーサンゴリアス(前半9-17)
ワールド ファイティングブル●23-34○NECグリーンロケッツ(前半17-12)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●31-34 ○ヤマハ発動機ジュビロ(前半10-24)
福岡サニックスブルース○24-13●コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半7-13)

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