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2006年11月12日 - 2006年11月18日

香港戦前日

Jordan

香港の繁華街は、新しいモノと古いモノが混在している。日本でいえば、渋谷や新宿のど真ん中にデパートと並んで高層住宅がある感じが面白い。きょうの昼間は、日陰に入るとさわやかな風が吹いていて、気持ちが良かった。下はコーズウエイベイにあるタイムズスクエア。そびえ立つビルがカメラに収まりきらず。街を歩くと、あっちこっちにアンディ・ラウがいる。ここにも。

Times

Japan

香港代表戦前日の日本代表は、朝10時より、九龍半島側のキングスパークにあるグラウンドで約1時間、試合に向けての最後の調整練習をした。試合会場の香港フットボールクラブのグラウンドは香港島側にあるので、バスでの移動。選手達が宿泊するホテルは試合会場のすぐそばにある。ここで練習もできるのだが、ホテルの部屋からすべて見渡せる位置にあり、サインプレーなどの練習がやりにくい。そこで離れたグラウンド使っている面もあるようだ。

Honkon

テストマッチを控えたチームが練習を非公開にするのは通常行われていることで、報道陣も最初の15分でグラウンドから出されることはよくある。今回の日本代表はそこまでしていないが、カーワンアドバイザーは、テストマッチ前の緊張感を漂わせている。練習を撮影中のJSPORTSのスタッフに「あれは誰?」と問い合わせる場面も。香港戦は確実に勝てるという雰囲気がある中で、選手の緊張感が緩まないように引き締めているようにも思えた。

選手達には、やや疲れがあるようだが、それでも今回のメンバーは魅力的に映る。チーム全体でのコンビネーションでは、箕内が突進し、後藤がさばき、大畑、小野澤、有賀が走る。日本代表で10年選手の大畑から明日が初キャップとなる有賀まで、日本ラグビーの才能がすらり勢揃いしている感がある。いい試合をしてもらいたい。

Kawan

こちらは、明日の試合のメンバーに入っていない選手に歩み寄り、トレーニングを手伝うカーワンアドバイザー。香港戦については「最初の20分で力を出し切ることが大切です。そうすれば自信が出てくる。強い気持ちで臨んでもらいたい」と語った。前半から圧倒したいという言葉は、太田HC、大畑キャプテンからも聞かれた。

「課題のディフェンスをしっかりやり、最初の20分で勝負をつける。それくらいのプレッシャーをかけることを意識したいですね」(太田GM兼HC)
「明日の試合で力を見せつけることで、韓国にもプレッシャーをかけられるような試合をしたい。ファースト・コンタクトで相手に強さを印象づけたいです」(大畑キャプテン)

大畑選手は、春にテストマッチのトライ世界記録を塗り替えながら、足の怪我などで代表戦から遠ざかっていた。現在、65の記録を、この予選で大きく伸ばしたいところ。それが日本の勝利を呼び込む。「65のままでは終わりたくないですからね。でも、明日はサムライが頑張ってくれますよ」と、侍バツベイ選手を引き合いに出して、最後は質問を煙に巻いた。

初キャップのFB有賀剛選手は、往年の名WTB有賀健さんと親子二代でのキャップ保持者となる。これは日本ラグビー史上初のこと。「ようやく父と同じ土俵に立てた気がします。まだまだ及ばないけれど、結果を出したいです」。

日本代表の取材を終え、食事をしてホテルに戻ったら、本日香港入りした韓国代表の選手達が入ってくるところだった。そこに、たまたま箕内選手が通りかかったのだが、韓国の選手も箕内選手に引けを取らない体格をしていた。大きく感じたなぁ。

どうでもいい話◎カーワンアドバイザーに、スパイ疑惑をかけられたJSPORTSのカンちゃんは、見た目が香港の人っぽく、報道陣のあいだでは後で大笑いになった。実は、僕も深緑郎さんもチャイニーズ系なので、どこへ行っても広東語で話しかけられる。僕と深緑郎さんって、同じ人種なのか? 香港は、僕と深緑郎さんが世界で一番とけ込める場所かもしれない。

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香港にて。

成田から香港に向かう便が夜だったので、香港の空港に着いたのはすでに23時くらいだった。香港島のホテルに向かう道すがら、密集する高層住宅にまず目を奪われた。香港は10年ぶりだ。なんか、懐かしい。夜なのに、外はTシャツ一枚でも大丈夫。やっぱり暑い。ホテルに着いたら、ロビーでアジア予選の告知を発見。香港の選手が真ん中。当たり前か。

Posterr

11月18日(土)、Hong Kong Football Clubにて行われる日本代表メンバーが発表になった。有賀選手は初キャップである。

1西浦達吉、2山本貢、3山村亮、4大野均、5ルアタンギ・侍バツベイ、6木曽一、7フィリップ・オライリー、8箕内拓郎、9後藤翔太、10沢木敬介、11小野澤宏時、12大西将太郎、13吉田英之、14大畑大介(キャプテン)、15有賀剛、16松原裕司、17久富雄一、18赤塚隆、19浅野良太、20伊藤護、21北川智規、22正面健司

16日の日本代表は練習を休んだのだが、すでに香港入りしている記者の方に聞いたところでは、午後6時くらいに、太田GM兼HCと、カーワンアドバイザーが報道陣にコメントをした。カーワンアドバイザーは、今回のメンバーについて説明し、香港戦を迎えるにあたって、1.ラックの激しさ、2.一対一のタックル、3.ディフェンスで速く上がれることの3点を求めて選出したことを明らかにしたようだ。過去2試合のパフォーマンスで選んだとのこと。このメンバーは香港戦のゲームプランに沿ったもので、韓国戦には少し入れ替わる可能性もある。ただし、前記の3点については、今後も日本代表の課題となるものであり、今回のメンバーはその能力を認められたことになる。

有賀、正面両選手は、16日、人工芝グラウンドでのプレースキックの練習をしていたそうだ。後藤選手もやってきてパス練習を繰り返していたというから、後藤選手は本当に練習の虫である。そういえば、カーワンアドバイザーがコメントしていたところに、元オーストラリア代表の名SOマイケル・ライナーさんが現れたらしい。別の仕事で来ているようで、カーワンアドバイザーに会いに来たようだ。さすが、世界のJKである。

今回の出張は、いつものことながら小林深緑郎さん、JSPORTSのカンちゃんと一緒だ。ホテルに入ったのが夜遅かったのだが、3人ともやや空腹だったのでホテルの近くを歩いてみたら、イングリッシュ・パブを発見。今週の土曜日は、イングランド対南アフリカの放送もするようだ。


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日韓戦、生放送決定

次は香港からと書きつつ、まだ日本です。本日、JSPORTSより11月25日に香港で行われるW杯アジア最終予選の「日本代表対韓国代表戦」を生放送することが発表されました。最終的な開催地がなかなか決まらなかったりして、調整が大変だったみたいです。18日の香港戦は放送ありませんが、ハイライトで紹介できるようです。韓国戦ですっきりと予選突破を決めてくれることを祈りましょう。とり急ぎ、ご報告でした。

◆放送予定
11月25日 (土) 19:00~ 22:00 JSPORTS 2
日本代表 対 韓国代表 生放送です。 

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熊谷&マーシュ

Futari

きょうはNECグリーンロケッツの本拠地・我孫子に行ってきた。クラブハウスでグレン・マーシュ選手と熊谷皇紀選手のインタビューをした。NECスポーツのファンクラブである「ロケッツクラブ」の会報誌に掲載されるもので、どちらかというと写真がメインのショートインタビュー。休日の過ごし方などを別々に訊いたのだが、2人とも、ラグビーの話になるとやはり熱くて止まらなかった。それは僕にとっては嬉しい時間である。

熊谷選手は休日はけっこうアクティブ。釣りが趣味とのこと。ふくらはぎの肉離れで、この11月は日本代表に参加できなかった。春に韓国代表に勝った後に話を聞いたときには、「予選の韓国はこんなものじゃないと思う。気を引き締めていかないと」という主旨のことを話してくれたし、日本代表への愛着を人一倍持っているだけに、今回の怪我は残念でならないようだった。日本代表対レッズ戦は国立競技場で観戦し、やはりロックの動きは気になった様子。来年のW杯出場に向けて、トップリーグ後半戦での活躍を期待したい。

マーシュ選手も熱く語ってくれたのだが、来日6年目とあって、ほとんど日本語で会話が成り立つ。「いろいろ仕事してるね。コメンテーターでしょう…、あとは…」。「きょうはライター、あとは編集者」ってな感じで、僕にも質問を投げかけてくるのもマーシュ選手の特徴。試合の激しさとは裏腹に、とても優しく語りかけてくれる。自然を愛し、海辺のカフェでもんびりするのが好きなのだそうだ。我孫子は海まで遠いから、音楽を聴いたり、カフェでリラックスしているという。試合前は、ウォーミングアップをせず、ロッカールームで一人音楽を聴いている話は、よくNECの選手達に聞いていた。何を聴いているの?「その時々で違います。クラシックを聴くこともありますよ」。クラシックかぁ、なんか、かっこいいなぁ。

NECのグラウンドで空を見ていたら、きれいだったので思わずシャッターを。

Sora

ススキもいいですなぁ。

Susuki

おっ、カマキリくん。NECのクラブハウスの駐車場を元気に横切っていった。

Kamakiri1

さて、16日は日記を書けないかもしれません。次に書くのは香港からになります。では、行ってきます。

◎愛好情報
木曜日に発売になるNumber666号の特集タイトルは「越境秘話」。海外へ渡ったアスリートとして、野茂英雄や中田英寿らとともに、ラグビー界からもNZ、南アフリカを経て今季はイタリアでプレーを続ける四宮洋平選手が登場するようです。ローマでのプレーぶりと、これまでNZや南アで経験してきたこと彼が考えてきたことが紹介されています。
また、17日付けの「東京中日スポーツ」特集企画「コンフィデンシャル」紙面で、ラグビーW杯アジア最終予選の展望記事が掲載される予定。
もう一つ、「朝日新聞」土曜版「be」の「逆風満帆」という企画で18日付けから3週連続で大畑大介選手の記事が掲載されます。

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癒しのクマ

Kuma

我が家の門番である。数年前にニュージーランドで買った陶器の熊だ。オールブラックスの初期のジャージーを着ているし、スパイクもブーツだし、気に入っている。きょうは、朝から数日前のインタビューの「テープ起こし」をひたすらやっていた。最近は、ICレコーダーで録音するのに、未だに「テープ起こし」と言ってしまう。長時間やっていたら仕事から逃避したくなって、家の中をうろうろしていたら、なぜか玄関の熊に行き着いた。コイツを見ていると心が落ち着く。

机に戻って、IRB(国際ラグビーボード)のホームページをのぞいたら、イングランドをアウェイで破ったアルゼンチンが、世界ランキングで6位に上昇していた。アウェイで勝つとポイントが高いので、イングランドを抜いちゃったわけだ。着実に上位国から白星を積み上げた成果である。善戦しているだけでは順位はあがらない。強いチームと戦って、勝ってこそ順位が上がるし、強くなれば相手もベストチームを出してくる。そうやって結果を残していくしかない。11月13日現在の順位は以下の通りで、日本は現在19位。

1位ニュージーランド、2位フランス、3位オーストラリア、4位南アフリカ、5位アイルランド、6位アルゼンチン、7位イングランド、8位スコットランド、9位ウエールズ、10位サモア、11位フィジー、12位イタリア、13位カナダ、14位アメリカ、15位ルーマニア、16位トンガ、17位グルジア、18位ウルグアイ、19位日本

12位のイタリアまでと、それ以下がすこし差がある気がする。日本もイタリアの位置あたりまで上がっておけば、トップ8が見えてくる。しかし、長らくラグビー界を引っ張ってきた旧IB8カ国の中にアルゼンチンがしっかり存在感を放っているのは嬉しいなぁ。日本も含めて、トップ8を目指す国々に勇気を与えていると思う。

日曜日の日記にも書いたのだが、高校ラグビーのほうも全国大会出場チームが次々に決まっている。山梨は、日川高校が桂高校を11-10で破って2年ぶり36度目の出場を決めている。山梨の決勝はいつも熱い。大阪の決勝を見に行った友人によると、東海大仰星に対する大阪朝鮮高校のチャレンジは素晴らしかったのだそうだ。タックルにつぐタックル、見ていて感動したとのこと。仰星は今年の全国大会の優勝候補筆頭だから大阪朝鮮高校の実力も高く評価されている。大阪工大高に対する都島工の見事だったらしい。

花園の常連・啓光学園は負けたのだが、実は大阪桐蔭の綾部監督は大阪体育大学出身で、啓光学園の杉本監督との大体大対決だった。ちなみに綾部監督が杉本監督の1学年下である。僕は指導者にはならなかったけど、母校の卒業生が指導者となり、チームを率いて花園に出てくるのはすごく嬉しいし、会うのが楽しみだ。三重県の決勝もここ数年、大体大の指導者対決なのだが、さて今年はどうかな?

◎愛好的ショッピング情報
JSPORTSの放送中にも紹介した「ラグビー日本代表ビーニーベイビーズ」がJSPORTSのオンラインショップで発売されています。11月26日で受付が終わってしまうようです。日本ラグビー協会公認グッズで、日本代表ジャージーに背番号つき。FWのほうが売り切れてしまったようですが、BKは9番から15番まで好みの番号で買うことができます。また、サポーター番号23番を背負ったビーニーベイビーズもあります。以下に紹介しておきますね。また、左下のバナーから、JSPORTSのオンラインショップに行けるようにしました。ご利用ください。

ラグビー日本代表ビーニーベイビーズ BK

ラグビー日本代表ビーニーベイビーズ BK

ラグビー日本代表ビーニーベイビーズ サポーター

ラグビー日本代表ビーニーベイビーズ サポーター


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末恐ろしいアルゼンチン

少し時間が経ってしまったが、土曜日の夜、トゥイッケナム競技場で行われたイングランド代表対アルゼンチン代表の試合をJSPORTSで解説した。イングランドは、前週にニュージーランドに敗れてテストマッチ6連敗。もし、アルゼンチンに敗れれば、1971年~72年以来の7連敗を喫するという崖っぷちだった。主力選手に負傷者が多いこともあって、苦戦は予想されていたのだけど、まさかホームで敗れるところまでは考えられなかった。最終的には、僅差で勝つだろうと大方の人は思っていたはず。

しかしである。試合が始まってみると、アルゼンチンは、スクラム、ラインアウトが安定し、プレースキックやパントキックの正確性はアルゼンチンのほうが上。コンタクト局面でもまったく引けを取らずにぶつかり合う。あのイングランドの巨漢FWがアルゼンチンを崩せない。モールもしっかり止められていた。試合が始まってすぐに「勝つかも」と感じた。前半の終盤になって、イングランドWTBサッキーがトライをあげて10-3とリードするのだが、それもサッキーの個人技で、組織で崩したようなものではなかった。アルゼンチンは、途中出場のSOトデスキーニが3連続PGを決めて12-10と逆転。後半なかばには、そのトデスキーニが途中出場のイングランドSOフラッドのパスをインターセプトしてトライ。コンバージョンも自ら決めて、19-10とする。イングランドも、FBボルショーが意地の50m独走トライで反撃したが最後は届かなかった。

相手SHへ徹底的にプレッシャーをかけるアルゼンチンの出足の良さ、しつこさは勝因の一つ。あれを試合の最後まで続けるフィットネス、集中力は素晴らしい。体格もイングランドとほぼ同じなんだけど、よく動く、動く。試合後のスタッツを見ても、スクラム、ラインアウトなど、ほとんどの数字で互角だった。ターンオーバーも、イングランド「9」に対して、アルゼンチン「8」。タックルミスは、イングランドの「5」に対してアルゼンチンが「13」だから、ここは少し差が出ていて、アルゼンチンが抜かれるシーンは多かった。それでも粘り強い防御は、さすがに世界ランキング8位である。この試合時点ではイングランドが6位だから、国際的な評価でも大して差はないわけだ。日本も防御でプレッシャーをかけ続けることについては、大いに参考にすべきだと思う。

ただ、日本と事情が違うのは、アルゼンチンの先発15人のうち、実に14名がフランス、イングランドなどでプロとしてプレーしており、ほとんどの選手が各チームでレギュラーポジションをつかんでいることだ。ユースレベルからの継続的な強化と海外で活躍する選手の増加は近年のめざましいレベルアップの要因だろう。そして、さらに感じるのは体格面も含めて運動能力の高い選手が多いということ。アルゼンチンといえばサッカーであり、モータースポーツも人気がある。しかし、バスケットボールなどの球技も強い。ラグビーでも現イタリア代表にはアルゼンチン出身の選手が多く、スポーツ選手として優れた能力を持つ人材が多いということの証のように思える。

アルゼンチンは、すでにトライネイションズやシックスネイションズに入っても十分に戦える実力がある。近い将来、いずれかに参加することになるかもしれない。末恐ろしいチームである。2007年W杯では、アルゼンチンはフランス、アイルランドと同組。どうやらここが「死のプール」と呼ばれることになりそうだ。開催国のフランスも、ちょっと嫌だろうなぁ。

◆先週末のテストマッチ結果
アイルランド 32-15 南アフリカ
アルゼンチン 25-18 イングランド
ウエールズ 38-20 パシフィックアイランダーズ
オーストラリア 25-18 イタリア
ニュージーランド 47-3 フランス
スコットランド 48-6 ルーマニア

◎愛好的観劇日記【ジンクス】(ZIPANGU Stage vol.27)観ました。新宿・シアターサンモールにて。作・演出=今石千秋、出演=新田正継、滝沢久美、佐土原正紀、キム木村、西薗優、村上健司、宮本ゆるみ、はなたろう、菊池敏弘、斉藤いさお、渡辺トオル、五十嵐雅史、大沼竣、日澤雄介、浜野隆之、目次里美、阿部明日香、中里圭太。舞台は、結婚式とお葬式をダブルブッキングしてしまったホテル。「痛快 冠婚葬祭コメディ!」と銘打つだけあって、笑った、笑った。人生の節目だから、しみじみする話もある。大騒動の中で悲しむことすら忘れていた故人の妻が突然泣き出す。そういうことだよなぁ。支配人役の菊池さん、熱演。フロント係の西薗さんは可愛いかった。故人の妻役の目次さんは、近所のお葬式から連れてきた人みたいにリアルだった。ジパングステージの芝居を前回見たときも思ったのだけど、出演者全員が魅力的な役どころなのがいい。誰が主演って言えないくらい。舞台が温かい理由だろう。笑いの中にある感動も押しつけないのがいいな。さりげなくって、かえってしみじみする。ラグビー好きの作家・今石さんは、ちゃんとラグビーのことも台詞に入れていた。「東伏見で流した汗」は、知っている人しか笑えませんねぇ。

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日曜日の試合結果

日曜日は、JSPORTSで早稲田大学対帝京大学戦の解説をした。秩父宮ラグビー場はシャツにジャケットくらいでは肌寒く、ようやくラグビーの季節らしくなってきた感じだ。この試合は、関東大学対抗戦Aの全勝対決とあって注目されていたし、僕も接戦になるかな?と思っていたのだが、結果的には学生王者・早稲田の快勝だった。

立ち上がりは完全に早稲田ペース。開始1分、ブラインドサイドから右オープン攻撃に参加した1年生WTB早田がタックルを2人、3人とかわしてゴール右隅へ。5分、LO権丈、13分、SH矢富とトライをたたみかけて、17-0とする。ここまで防戦一方だった帝京も反撃開始。LO佐藤らのタテ突進で防御を崩すと、FL堀江がタックルをはじき飛ばしてゴール中央にトライ。以降もFWのタテ突進でスコアを伸ばし、前半を終えて、19-22と食い下がった。しかし、後半2分、SO曽我部が相手のタックルを受けながら内側へ走り込んできたWTB菅野に絶妙のリターンパスを返し、29-19とリードを広げると、あとは、相手のミスや反則に乗じて次々に速攻を仕掛け、CTB今村の連続トライなど、計9トライ。57-19で快勝した。SH矢富、SO曽我部を軸に素速くワイドにボールを動かすラグビーは帝京を翻弄していたし負傷者も戻ってきて、早稲田も上り調子になってきている。FWがタテに切り崩されたあたりは、今後の課題だろう。

「前半は、ブレイクダウンの激しさ、FWの重さにやられましたが、ボールを動かして、早稲田の強みを出していこうと、(ハーフタイムに)話しました。モールなどFWの近場のディフェンスなど修正しないといけない。ひたむきにやるだけです」(早大・中竹監督)

対抗戦で唯一全勝を守った早稲田の次戦は、11月23日の対慶応。副将のLO後藤は言う。「きょうの課題のキックオフを安定させ、春より強くなったスクラムを慶応にぶつけたい。春に負けた悔しさを忘れられるような試合にしたい」。これ、かなり楽しみなのだが、その頃、僕は香港である。録画して見よ。

帝京のほうは、ラインアウトの獲得率が低く、ミスや反則で早稲田にボールを渡してしまっていた。早稲田に上回る部分を持っているだけに惜しい。FL堀江は強かった。このチームが明治とやったらどうなるのか。激しいFW戦が予想され、こちらも興味深い。

関東大学リーグ戦1部の注目カード、東海大対法政大は、東海大が34-16で勝利。法政は全勝を守ることができなかった。関西大学Aリーグも上位対決が始まったのだが、大体大が京産大を12-7と破り、同志社大も天理大に33-18と競り勝って、ともに全勝を守った。同志社大と大体大の直接対決は12月2日。関東大学対抗戦Aのもう一試合は、日体大が22-19で筑波大を下している。

早稲田と帝京の試合に先立って、東日本トップクラブリーグの決勝戦が行われ、タマリバが北海道バーバリアンズを、28-24と逆転で下して優勝した。

なお、日本代表は13日朝、ワールドカップアジア最終予選の行われる香港に出発する。現地で、試合会場の人工芝などに慣れるため、早めの出発となった。

大阪の全国高校大会予選決勝(代表枠は3)で、啓光学園が大阪桐蔭に11-15で敗れ、花園行きの切符を逃した。大阪工大高、東海大仰星は順当に出場を決めている。先日は、京都で前年王者の伏見工業が京都成章に敗れたが、大阪・京都はレベルが高く、全国的な強豪チームでも予選敗退がある。出場チームのみなさん、おめでとう。

情報があまりに盛りだくさんなので、トゥイッケナムでイングランドを破る快挙を成し遂げたアルゼンチンのことは明日に書きたい。凄い試合でしたよ。

追記◎秩父宮ラグビー場で僕に差し入れとメッセージを残してくれたサキちゃん、ありがとう。美味しくいただきました。

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