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2006年12月3日 - 2006年12月9日

佐々木・有賀と吉田コーチ

きょうは府中にあるサントリーサンゴリアスのクラブハウスに行ってきた。年末の高校大会などで配布されるJSPORTSのフリーペーパーの取材である。高校、大学ラグビーで活躍した、佐々木隆道(啓光学園→早大)、有賀剛(日川→関東学大)の両選手に話を聞いた。きのうの日記に書いた東芝・立川選手に続く、1月6日の府中ダービーに向けてのインタビューは別の選手になる。

Sasakiariga

写真は撮影風景。大学時代はライバルとして戦ったわけだが、いまはすごく仲が良さそう。佐々木選手が「ゴウはもっとラグビーのことしか考えない、真面目人間だと思ってました。そういうヤツにこれまで接したことがないから、どうしようと思っていたら、意外に普通でした」と、今はラグビー以外でもいろんな話をするらしい。有賀選手は「佐々木とか青木とかとチームメイトになって、理論的にもしっかりしているし、早稲田が強い理由が分かった気がしました」と話していた。

サントリーは、10日の日曜日に山梨でトヨタ自動車ヴェルブリッツとの対戦。ベテランPR長谷川選手、復帰するようだ。

Planet

さて、きのうの話になるが、JSPORTSのスタジオで「ラグビープラネット年末スペシャル」の収録をした。プラネット生きてます! ゲストは、元日本代表CTBで神戸製鋼でも活躍、現在は、京産大のコーチを務める吉田明選手、じゃなくて吉田明さん(写真左、右はMCの矢野武さん)。実は吉田コーチは京都出身で、実家が僕の実家と同じ通り沿いにあることが発覚。「え~、ほな、まっすぐ行くだけやん」と、控え室で盛り上がった。吉田コーチは、呉服屋さんの「ぼん」なのである。近況をいろいろ聞いていくと、いまも学生と一緒にトレーニングするし、神戸製鋼のグラウンドにもしょっちゅう出かけて、情報交換をしているのだという。

番組の話題は、日本代表から高校ラグビーまで多岐にわたった。有賀選手のインタビューや、高校大会の優勝候補・東海大仰星のレポートもある。12月23日、放送の予定。今回は、同じ内容で、KBS京都、サンテレビでも放送される。プラネットはテレビ神奈川で放送されたことはあったけど、こんどは関西方面地上波進出である。京都の友達、見てくれ~。

◎愛好情報
12月10日に同志社大学大学院で「ラグビーワールドカップ招致を考える」というシンポジウムが開かれる。これに「字幕スクリーン」による情報保障がつくことになったらしい。これは聴覚障害を持つ人のための設備で、先日紹介した好著『静かなるホイッスル』を読んだ大学院生が「聞こえない人もシンポジウムに参加できるようにしたい」と働きかけて実現したのだとか。一般のスポーツのシンポジウムでは貴重な試みだ。会場では、この本の即売もあり、著者、柴谷晋さんも販売コーナーにいるようだ。ご本人が情報を教えてくれた。

「ラグビーワールドカップ招致を考える」
国際スポーツイベントと地域振興
日時:2006年12月10日(日) 13:10~16:10
場所:同志社大学 今出川キャンパス 明徳館 1番教室
登壇者:森喜朗、平尾誠二、林敏之、大八木淳史、真山達志
コーディネーター:横山 勝彦
~来聴歓迎~
入場無料・予約不要
http://sosei.doshisha.ac.jp/class/20061108/20061108rugby

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立川剛士、元気です。

Ichou

今年の東京は、銀杏が色づくのが遅かったらしい。5日から7日にかけてココログが長時間のメンテナンスに入っていたため更新できなかった。まったく忘れていて、どうして更新画面にアクセスできないんだ~、と焦ったりした。お知らせせず、申し訳ありません。僕は昨年の3月1日から今年の2月末まで丸1年連日更新を続けたのだけど、よくこうした長時間のメンテナンスがなかったものだと改めて思う。

Tatikawa

きのう書きたかったのは、写真の選手のこと。6日の午後、府中にある東芝ブレイブルーパスのクラブハウスに行き、立川剛士選手のインタビューをしてきた。写真通りの、さわやかっぷりであった。9月30日のセコムラガッツ戦で股関節を痛めて以降、長期欠場していたが、11月に完全復帰。12月2日のリコーブラックラムズ戦に出場した。もう足の状態は大丈夫らしい。立川選手といえば気になるのは、昨季の右足首の脱臼骨折のこと。夏に足を見せてもらった時は通常の倍くらいの太さだったのだが、今はほぼ元通りの太さに落ち着いていた。驚異的な回復力だと思っていたのだけど、やっぱりちょっと痛いらしい。2か月以上も入院して、長らく足を固定していたのだから可動範囲が小さくなるのは当然だし、普通は痛いよなぁ。「まあ、これは仕方ないんで」と笑っているのが、なんとも頼もしい。痛くても練習できる性格だから早い復帰も可能だったのだろう。

「それ以前には大きな怪我はなかったっけ?」
「ないっすよ」
「そうだっけ?」
「ああ、膝の靱帯は内側と前十字切って、6か月くらいかかりましたね」
「それ、大怪我なんじゃないの?」

てな感じで、事も無げに言っていた。面白い。日本代表復帰にも意欲を見せていた。これはラグマガ2月号(12月25日発売)のインタビューで、サントリーサンゴリアスとの府中ダービーのプレビュー企画である。近々、サントリーの選手にもインタビューに行く予定。立川選手にもサントリー戦への思いをいろいろ聞いた。いい話をしてくれたので、それはラグマガをお楽しみに。いろんな話をした中で、立川選手の運動能力の高さを表すエピソードがある。立川選手は中学時代サッカー選手だったのだが、陸上競技の大会に駆り出され、ぶっつけ本番で400mを走り、県2位になったのだそうだ。タイムを聞いたら「52秒くらいでした」とのこと。中学3年で52秒はめちゃくちゃ速い。しかも、その日が初体験で予選から3本走ったというのだから驚く。そのあたりを佐賀工業高校ラグビー部の小城監督が見逃さなかったわけだ。小城先生は陸上や柔道の大会を見て歩き、素質のいい選手に声をかけている。この人材発掘は日本ラグビー界に大貢献である。

Weat

取材帰り、東芝のクラブハウスに新設されたウエイトトレーニング場を見せてもらった。色がカラフルで可愛い器具だった。よく見ると、バーベルの重りに東芝のマークが入っている。これがまた愛らしい。薫田監督が通りかかり、「スタッフもトレーニングしているんですよ」と一言。「来年あたりは、各チームのスタッフ同士の試合もやりたいですね」と笑っていた。そうなると、どこが強いかな?

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箕内拓郎、世界選抜デビュー

きょうはデスクワークの一日だった。香港で美食生活を楽しみすぎたツケかもしれない。なんだかめちゃくちゃに忙しい。プレスリリースも数枚送られてきて、大学、高校の全国大会の組み合わせに続いて、全国クラブ大会の組み合わせも発表になった。それぞれ日本協会HPでご確認を。また、JRFUメンバーズクラブが「ラグビー サクラスタイルクラブ」なる新組織を立ち上げた。日本のラグビーを応援する店舗が中心になって、メンバーズの会員証を提示することで、いろんな特典があるらしい。詳しくは、JRFUメンバーズクラブWEBサイトでどうぞ。

さて、日曜日に英国レスターで行われた南アフリカ代表対世界選抜の試合だが、我らが箕内選手、控えスタートだったものの、後半10分あたりから味方選手の出血交代による10分間、そして最後10分間は正式交代によって、約20分間プレーできたようだ。試合内容の詳細は、1月にJSPORTSでも放送されるので避けたいが、試合後、本人に話を聞いた関係者によると「すごく楽しかった」と言っていたそうだ。「南ア選手の大きさには驚かされた。ダラーリオが小さく見えた。でも、チームとして低く早いディフェンスを磨いていけば日本代表でも通用するのではないかと思えた」とのこと。頼もしい言葉だ。ただ、試合前にNECグリーンロケッツが敗れたことを聞いて、かなり落ち込んだらしい。そりゃそうだ。心機一転、帰国したらまたトップリーグで大暴れしてもらいたい。

もう一つ、日本ラグビー界にとって嬉しいお知らせ。平林泰三レフリーが、北半球最高峰シックスネイションズのタッチジャッジに指名された。3月10日のイタリア対ウエールズ戦(ローマ)と、3月17日のフランス対スコットランド(パリ)の2試合。小林深緑郎さんが数日前に教えてくれたのに書くのが遅くなってしまった。ごめんなさい。平林レフリー、また快挙である。このままワールドカップのレフリーにも名を連ねてもらいたいところだ。

◎お知らせ
先日の日記に書いた、岩渕健輔選手と僕とのクリスマス・トークイベントは、まだ僅かですが空席があります。受付中ですので下記の要領にてお申し込みください。

◆岩渕健輔・村上晃一 クリスマストークイベント
「フランスラグビーとフランスW杯」
日時:2006年12月25日(月)午後6時~8時
場所:芝パークホテル「フィフティーン」
会費:5,000円(*当日、受付でお支払いください)
募集人数:40名様

2007年フランスW杯を前にして、岩渕健輔選とともにフランスラグビーの魅力について、フランスW杯の見所(日本代表に限らず)について大いに語ります。軽食と素敵なシャンパンもご用意して、皆様のご来場を心よりお待ちしております。思い出に残るお土産もご用意しています。
参加希望の方は、1)お名前 2)連絡先メールアドレス 3)連絡先電話番号 を必ず明記の上、以下のメールアドレスの「岩渕健輔・村上晃一 クリスマストークイベント委員会」まで、メールをお送りください。申し込み完了の方にはメールを返信させていただきます。
《メールアドレス》
OfficeSlavia10@aol.com
「岩渕健輔・村上晃一 クリスマストークイベント委員会」

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いよいよ全国大会へ

日曜日は国立競技場にいた。早稲田大学対明治大学戦をJSPORTSで解説した。12時過ぎに千駄ヶ谷駅に着いたのだけど、すでに混雑していた。観客数は、40,088人。今季は「タテの明治と、ヨコの早稲田」という伝統的な図式が甦りつつあり、それも会場の盛り上がりに結びついていた気がする。実際、明治がタテに前進し始めるとスタジアムは大いにわき上がった。明治はWTB濱島が2トライと気を吐き、FWの波状攻撃で試合を支配する時間帯もあったが、全体的には早稲田がうまくゲームを運んでいたと思う。

明治ボールのキックオフ直後、早稲田はSO曽我部がハイパントで明治の強力FWを後ろに下げ、リズムをつかんだ。FB五郎丸が先制トライ。以降も、SH矢富、曽我部、五郎丸らが明治を後ろに走らせるキックを多用して、強力FWの勢いをそぐことに成功。明治FB星野がときおり見事なカウンターアタックで大きくリターンしたが、たいていは地域を早稲田が進める形になり、そこからボールを奪って一気呵成に連続攻撃を仕掛ける形になっていた。「大きなFWは後ろに走らせろ」というラグビーの常道をいく、ゲーム運びだった。最終スコアは、43-21。早稲田は、対抗戦で6年連続の全勝優勝を果たした。

「きょうはFWの頑張りを称えたいです。最後の明治の攻めをターンオーバーできたのは自信にしていいと思います。ちょっとずつですが階段を上っている。今後は、一瞬たりともスキを見せず、ひたむきに戦っていきたい」。中竹監督がこう言えば、身体を張り続けた東条キャプテンは、「最後まで仲間を信じて戦うことができて嬉しい。タックルが高くなってしまったところは、大学選手権への課題」とコメントした。

早稲田はタックルの甘い面は課題として残ったが、スクラム、ラインアウトも安定しており、大学選手権制覇に向けて、いい試合ができたと思う。瀧澤、種本、畠山のFW第一列は、いつも通り攻守によく働いていた。この3人の仕事量が早稲田の強さを支えている気がする。SH矢富は何度も防御を攪乱した。横に走って防御を引きつけ、そこに走り込む選手達とのコンビネーションも合ってきている。あの動きは止めるのが難しい。明治は、強力FWを前に出す工夫が必要だろう。BKがいかにFWを前に出してあげられるか。それが大学選手権で巻き返す鍵か。

これで関東大学対抗戦グループの順位が決まり、大学選手権の組み合わせが、ほぼ決まった。開幕は12月17日。早稲田は関西第5代表(関西学院大と名城大の勝者)と、明治は大東文化とそれぞれ対戦する。瑞穂で行われる慶応対同志社は、1回戦屈指の好カードかな。昨日は高校の全国大会組み合わせも発表になった。いよいよ全国大会モード全開である。

早明戦後、トップリーグの試合結果を聞いて驚いた。サニックスブルースが、NECグリーンロケッツに勝ったとのこと。着実に地力をつけてきた感じはしていたが、本物になってきたということなのだろう。ベテランSH鬼束のトライと、FB古賀の2PG。これで残留争いの中では抜け出したかな? NECは、箕内とヤコを欠いていたわけだけど、6位につけてトップ4争いには生き残っている。来週の対戦相手ヤマハ発動機ジュビロは5位。両者にとって負けられない試合になる。

◆トップリーグ第8節結果(12月3日)
ワールド ファイティングブル●12-29○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半0-12)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ○72-17●日本IBMビッグブルー(前半22-10)
コカ・コーラウエストレッドスパークス●10-43○サントリーサンゴリアス(前半3-26)
福岡サニックスブルース○13-7●NECグリーンロケッツ(前半10-7)

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