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2006年12月24日 - 2006年12月30日

花園2回戦

1g

大会3日目の2回戦はシード校が登場。地元大阪勢も出揃うとあって、ご覧のように第1グラウンドのバックスタンドも満員になっていた。空は晴れ渡っていたのだが、風は冷たく、花園らしい寒さになってきた。

きょうはシード校が苦しむ試合が多かった。第3グラウンドの第一試合の序盤で大分舞鶴が広島工にリードを許したり、茗溪学園が西陵と大接戦を繰り広げたほか、優勝候補筆頭のAシード・東海大仰星も東海大翔洋の厳しいディフェンスに前半なかばまでトライが奪えず、大阪桐蔭も流経大柏に大苦戦。佐賀工業は正智深谷を追いつめたが一歩及ばず。熱い戦いが多く、全体に実力は拮抗していたが、結局は、シード校がすべて勝ち残った。

前年度王者・伏見工を下して出場を決めた京都成章は、八幡工を43-5で破る快勝発進。Aシードの東福岡、桐蔭学園も力差を見せつけた。1回戦で125得点という大勝で期待された四日市農芸は、仙台育英に12-46の完敗。仙台FWの力強さが印象的だった。

四日市農芸の下村監督は「この1か月、FWの強化を集中的にやってきた。他校との練習試合でかなり力がついていると思ったので、FWでの真っ向勝負を挑んだが、予想以上に仙台育英が強かった」と唇をかんだ。四日市農芸はBKにもいい人材がいたのだが、これを生かせなかったのは悔やまれるところ。それだけ、仙台育英がいいチームだったということだろう。

下村監督によれば、今夜、新チームのキャプテンを決め、3日の準々決勝はチーム全員で観戦し、4日から練習をスタートさせるという。そういうことなんだよなぁ。終わりは、始まり。敗れた多くのチームの再スタートはすでに切られている。

【ひろくんを救う会】=メインスタンド前で募金活動が行われている。山口県在住の阿波宏典くん(3歳2か月)は、「特発性拘束性心筋症」(心臓の筋肉が堅くなり、ポンプ機能が低下する病気)という難病で、一刻も早い心臓移植が必要。このためアメリカのコロンビア大学での手術を受けることになっているのだが、そのために莫大な費用がかかるため、「ひろくんを救う会」が募金活動をしている。

追記◎きょう置き引き犯が一人逮捕されたようだが、観戦に訪れるファンのみなさんは、引き続きお気をつけください。

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大橋選手と金選手

全国高校大会2日目終了後、同志社大学ラグビー部の大橋由和(よしかず)選手に会った。大学選手権1回戦で慶大に敗れ、今は「中学生の時以来」という、ラグビーのない年末年始を迎えている。大学1年から3年までベスト4に進出しながら、最後の学年で願いは叶わず。しかも、右膝を痛めた状態で十分なプレーもできなかった。終わったあと1週間は、自分が何を考えていたかも覚えていないくらい、精神的にきつい時間を過ごしたようだ。

Ohhashi

この取材は、慶大・山田選手や早大・今村選手のインタビューをしたのと同じ、1月18日発売のナンバー誌のもの。写真の通り、今はすこし元気になったのかな? 大橋選手は、卒業後は神戸製鋼コベルコスティーラーズ入りが決まっている。早大の今村選手とCTBコンビを組むのか、それともWTBなのか。本人は「試合に出られるなら、どこでも」と言っていた。話を聞いていて、大阪工大高仕込みのラグビーに対する真摯な姿勢は頼もしく感じた。入社は4月からになるから、先輩達からは「社会人になったら遊べなくなるから、今のうちに遊んでおけ」と言われているそうだ。でも、膝を痛めているから、スキーなどにも行けないらしい。

僕も大体大時代、大学選手権の1回戦で負けると異様にヒマだった記憶がある。とりあえずは決勝戦までスケジュールは空けているわけだし、それが突然終わってしまうんだから、な~んにもすることがなくなるわけだ。大橋選手も、汗をかかないのが気持ち悪いから、サウナなどに行っているらしい。ゆったりとした時間を、そのまんまゆったり過ごしてほしいな。そういう時間は、たぶん今しかないと思うから。トップリーグでの活躍を期待しよう。

Kimu

そしてきょうは大体大のグラウンドに行って、SHの金喆元(キム・チョルウォン)選手に話を聞いてきた。練習中、雪もちらつき、寒かった~。これもナンバー誌の取材だ。写真は1月2日の準決勝に向けての練習後、豚汁を食べる金選手。試合中は闘志満々でプレーするが、ふだんはこの笑顔。好漢である。

高校2年生で韓国を離れ、三重県の朝明高校にやってきた。韓国の高校時代にすでにU19韓国代表に選出されていたが、菅平の夏合宿にやってきて、「日本でプレーしたい」と思ったのだとか。「こんなにたくさんラグビーやっているのかと。日本でもっと上手くなりたかった」。ちなみに、韓国時代はビデオで見たサントリーの永友選手に憧れていたのだそうだ。金選手は、近鉄ライナーズ入りが決まっている。目指すは日本代表だ。同じ大学生では、法政の成田選手を高く評価していて「SHとして分かってるなぁって思います。僕は負けていますよ」と話していた。さて、金選手は、1月2日、持ち前の闘志あふれるプレーで関東学院大学に挑戦である。 

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花園2日目

Hanazono3

28日の花園は、強い雨と風が吹き荒れたかと思えば、ときおり晴れ間がのぞく妙な天気だった。写真は、青空がのぞいた第3グラウンド。ただ、強い風は常に吹いていて選手はプレーしにくかっただろう。僕は現役時代、雨より風が嫌だった。たぶん、多くの選手がそうだと思う。風はキックやパスのコントロールを乱すし、風下になれば陣地をとるのが難しくなる。ほんと、嫌だよねぇ。

僕は第2グラウンドで午前10時にキックオフされた岡山県の関西(かんぜい)と平工業(福島)の試合をまず解説。44年ぶり出場の関西も頑張ったのだが、平工業はボールキープ力があり、ミスなく細かいパスをつないでいた。敗れた関西の白波瀬監督は、力を出せなかった試合を悔やみつつも前向きだった。「確実に歴史の1ページは開けた。あとは、これを継続して歴史を築いていきたい」。

午後1時45分からの若狭東と日本航空第二(石川)の試合も解説したのだが、日本航空第二のブレイクダウンでの押し込みは見事で、タックル後のジャッカルも含めて、15回もターンオーバー(JSPORTS調べ)をしてみせた。若狭東にすれば、スクラムで優位に立ち、トライチャンスもあっただけに惜しい試合だった。

このほか、東海大翔洋、佐賀工業らの花園常連校が順当に勝ち進んだが、数名の報道陣と言葉をかわしたところでは、日川をしつこいディフェンスで破った高鍋、國學院栃木を破った広島工業の評価が高かった。これで、1回戦は終了。30日には、シード校が登場してくる。

ラグマガの編集部のみんなと話しているときに、「なんか、去年より選手達が可愛らしく見えるんだけど。体格が小さいからかなぁ」と言ったら、「それは村上さんが年をとったということでしょう」と言われた。1年で僕は年をとってしまったのかぁ…。

Tlmassage

メイン入り口を入って左に行くと、こんな展示があった。トップリーガーで、花園出場経験のある選手達が高校生にメッセージを送っている。また、その横では、以前にも愛好日記で紹介したデフ・ラグビーの展示が。写真は、好著「静かなるホイッスル」の著者・柴谷さん。ここで販売されている本の売り上げはすべて、日本聴覚障害者ラグビー連盟の活動資金になるという。

Shibatani

きょうは、場内で「置き引き」が発生。2回戦以降に観戦される方、荷物の管理には十分ご注意を。

追記◎コメントにありましたJSPORTS視聴に関するご意見は、会社の方にお伝えしますね。

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全国高校大会開幕!

Sennshusennsei

27日、第86回全国高校大会が東大阪市の花園ラグビー場で開幕した。僕は開会式からJSPORTSで解説をさせてもらったのだが、今年の開会式は各校が入場行進に出てくるタイミングを早めていたために、いつもより時間が短かった。この写真は放送席からの眺め。モニターに映っている選手宣誓は、日川高校の中山貴仁選手。前日まで体調を崩していたようだが立派な宣誓だった。「~ラグビーを通してたくさんの人に出会ったことを誇りに思い~」。毎年感じるけど、すらすらとよどみなく、なんでこんなに上手に話せるのだろうと感心する。仲間や両親など、周囲の方々への感謝を述べるのも恒例になった。

初日は、1回戦8試合が行われた。注目カードの古豪対決、天理対盛岡工は、天理が19-5で勝利。盛岡工はスクラムを押し込みながらそれをスコアに結びつけられず、天理のつなぎの上手さに敗れた。盛岡工にとっては、試合直前にHO、SOという軸になる選手が体調を崩すハプニングがあり、難しい試合になってしまった。

僕は八幡工対中標津の試合を解説したのだけど、立ち上がり、中標津のエンジンがかからないうちに八幡工が2トライを奪い、その後も、モールで優位に立ち、キックでうまく陣地をとりながら41-12で快勝した。中標津は、個々には力強い突進を見せながら、反則やミスでチャンスをつぶしていた。HOの加藤キャプテンは「普段の練習で厳しくしていないから基礎がしっかり固められずミスが起きた。後輩達には練習から厳しさを求めてほしい」と語った。中標津にとっては、立ち上がり、まだ緊張感がとれないうちにスコアされた感じで、選手達も何がなんだか分からなかったのではないか。大舞台でのプレーの入りというのは難しいものだと思うけど、そこに経験値が出るのだろう。4年連続出場と、4年ぶり出場の差はあったかもしれない。

実力を見せつけたのは、125得点した四日市農芸。高校日本代表の坂井(CTB)は力強くスピードもある。他の選手も鍛え上げられた身体をしており、2回戦でのシード校・仙台育英への挑戦が楽しみになってきた。このほか、名護、江の川、流経大柏も安定した戦いぶり。徳島の城東は岡谷工を破り、報徳学園は青森北との引き分け抽選の末、2回戦に進出した。

初日は、途中で雨が落ちてくる時間もあったが、マフラーも手袋も不要なほど暖かかった。明日からはもう少し冷えるかな。

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クリスマス・トークイベント

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きのうは午後6時から芝パークホテルにて、岩渕健輔選手とのクリスマス・トークイベントがあった。愛好日記で募集したイベントだったのだが、定員の40名を超える参加者のみなさんが参加してくださって楽しい夜になった。

岩渕選手は現在、トゥールーズに住み、フランス2部リーグのコロミエ・クラブに所属してプレーしている。今季のスタート時点では一軍スコッドに入っていたのだが、腰、足首などに怪我が続いてプレーできない時期が長かったようだ。話の途中で「もう30歳になりまして」と言葉が出たときは、お客さんから「若い」という声が聞こえた気がした。ずいぶん若いときから日本代表で活躍していたから、そういう印象があるのだろう。コロミエの所属選手はみな報酬を得てプレーするプロ選手なのだが、他の職業も並行してできるように練習がお昼の1時間半くらいと夜になっている。岩渕選手もその時間を利用してトゥールーズ大学の大学院に通っているそうだ。社会学を学んでいるようだけど、ほんとに、よく勉強する選手である。

Talk3

トークは2部構成にして、できるだけ岩渕選手とファンのみなさんが直接話ができる時間を多くした。もちろん、僕もみなさんのテーブルのほうに行って、いろんな話をさせてもらった。トークの内容は、ケンブリッジ大学時代から長らくプレーしていたイングランドとフランスのクラブの違いや、来年のフランス・ワールドカップが行われる街の様子、日本と対戦する国の特徴など、世界中の選手とプレーした岩渕選手ならではの話が随所にあって興味深いものだった。「フランスはほんとに決めごとが少ない。イングランドは4次、5次攻撃まで決める。ただ、フランスの選手達とプレーして感じるのは、上手くいかなくなったときに修正するのは苦手なのかなと」などなど。

Talk2

岩渕選手はサラセンズ時代に、オーストラリア代表CTBティム・ホラン、ウエールズ代表CTBトム・シャンクリン、フランス代表のユーティリティBKトーマ・カステニエードほか、カナダ代表やフィジー代表選手ともプレーしている。参加者のみなさんからの「これまで一緒にプレーしていて一番凄かった選手は?」との質問には、「ホランとカステニエード」と答え、一流と超一流について話してくれた。サラセンズが来日した時、サントリーとの試合で、サントリーのイエレミアからボールを奪って流れを変えたホランのプレーを取り上げ、「パスが上手い、キックが上手いとかではなく、ホランがいるだけで試合が締まる。そういう意味で、この2人は別格でした」と説明していた。

参加者のみなさんが、たぶん嬉しかったと思うのは、彼が日本代表復帰への意欲を持っているということ。現役選手だから当然なのだけど、「来年のワールドカップに出たい」とハッキリ言っていた。最後は、岩渕選手から全員へプレゼントが手渡されて散会。参加者のみなさん、ありがとうございました。

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金メダル報告会見

きょうは、ドーハのアジア競技会で金メダルを獲得した7人制日本代表の報告記者会見が行われた。直後に行われたU19アジア大会に佐野監督が参加していたためだが、会見では当日の映像も公開され、改めて快挙の余韻に浸った。

Goldsebunzu

出席したのは、7人制の継続的強化にあたる7人制統括の本城和彦さん、佐野順監督(写真中央)、山本英児キャプテン(写真右、九州電力所属)、そして決勝トライをあげた山田章仁選手(写真左、慶應義塾大学3年)。前後半20分の死闘の末に韓国代表を27-26と逆転で下した勝利について、それぞれが思いを語った。

「アジア各国は7人制を強化しており、金メダルをかけた真剣勝負の場で韓国に勝てたことは価値が高い。引き続き継続的な強化をしていきたい。長期的な目標は、2009年の7人制ワールドカップでの世界トップ8入りですが、単年では春の香港セブンスをターゲットにしていきたい」(本城統括)

「辰巳での練習で選手達に初めて会ったときから、目標は金メダルと言い続けた。それが現地で、何が何でも金メダル、という言葉に変わりました。選手は底抜けに明るく、いい雰囲気で、コンディショニングも100%上手くいきました。これからはIRBのワールドセブンス・シリーズでも活躍したい。国内での露出度も高めていきたいと思います」(佐野監督)

「僕は4年前の釜山にも参加したので、アジア大会で勝つことの難しさを伝えることが役割だったし、金メダルをとる強い気持ちを持ち続けようと言い続けました。決勝の20分、力を出し切ろうと言ってきて、それが山田君のトライにつながったと思います」(山本キャプテン)

「最後のトライは、築城さんがトライを防いだり、内側の選手が仕掛けてくれたりした積み重ねすべてがつながった、チームのトライだと思っています。最後は一度自分が仕掛けてから、さらに大きく展開して、また回ってきたボールだったので、ヘトヘトで、とにかくトライを目指して走りました。余力がなく、きついのと嬉しいのとで、その場に長居してしまいました」(山田選手)

実際に逆転トライの山田選手は、しばらく立ち上がれず、ガッツポーズすらできない状態だった。それくらい全員が力を出し切ったトライだったということだ。前回のアジア競技会までは、15人制と7人制が並行して行われたためにメンバー編成が難しかったのだが、今回からは7人制に限定されたことで継続的に強化してきた7人制向きの選手を送れたことも金メダルにつながった要因だった。

本城さんは、「7人制の強化については、15人制につながる、スキル、フィットネス、海外経験を積ませる場と位置づけています。これからも若い選手を起用し、7人制から15人制の代表を出していきたいと考えています」と諸外国同様の強化策を語り、7人制の重要性を強調した。ちなみに、金メダルの影響力というのはやはり絶大で、山本選手は社長表彰、山田選手は塾長賞、佐野監督も社長特別賞を受賞するなど、周囲からの評価は驚くほど高いようだ。

この写真はオマケですが、僕が山田選手の金メダルを見せてもらっているところを、ライターの大友さんが「ブログ用に撮ってあげるよ」とパチリ。せっかくなので紹介させていただきます。山田選手、大友さん、ありがとうございました。

Murakamikinn


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関西2校ベスト4進出

日曜日も花園だった。そして、関西2校のベスト4進出に立ち会うことができた。関西の大学でプレーしていた者として、関東勢の壁を破って国立競技場へ進出することの大変さは身にしみている。選手達の健闘を称えたい。大体大の坂田監督は、記者会見で「関西の高校生達に、関西にもこんなチームがあるという刺激を与えられたのではないか」と語っていたが、関西の大学ラグビー関係者にとっては、関西の高校生が地元に残ってくれるきっかけになればという思いが強いだろう。

試合前は例によって、大体大の選手達が拍手で京産大を送り出し、京産大も第2試合の大体大を拍手で送り出した。京産大の小西キャプテンと大体大の平瀬キャプテンは、東海大仰星高校時代のチームメイトで、小西がFWリーダー、平瀬がBKリーダーを務めたいたという。「両チームで国立に行こうという夢が叶って嬉しいです」(平瀬)。

京産大のベスト4進出は大畑大介選手がいた時以来9年ぶり。大体大は、高橋一彰選手がいた時以来17年ぶりである。ともに当時は後に日本代表の軸になる選手がいたわけだが、今回の両大学は無名選手達の奮闘が際だっていた。ともに全国高校大会で花園出場すらしていない選手が多い。そこが勝利の価値をより高めていた気がする。

僕は京産大と法大の試合をJSPORTSで解説したのだが、ミスが少なく、互いに持ち味を出し合う好試合だった。京産大はラインアウトを完全に確保したほか、長江、後藤、山下のフロントローを軸にスクラムで法大を圧倒。SH田中、FL橋本を軸にショートサイドをしつこく攻めた。タックルされながらのパスも巧みで、コーチングの良さを感じた。最後に控えスタートの小西キャプテンがダメ押しトライしたのも、チームの結束力だろう。

法大も、SH成田の素速い仕掛け、SO文字のロングパス、WTB西條の俊足など随所に素晴らしいプレーを披露して食らいついたが、FW戦での劣勢を跳ね返すことは出来なかった。それでも、両チーム無駄なミスもなく、法大のコンバージョンが決まらなかったのが悔やまれるくらいで、引き締まった試合だった。

第2試合の大体大と明大は互いにミスが目立ったものの、FW真っ向勝負の堂々たる戦いだった。立ち上がりに明大はスクラムを猛然と押し込み、N08杉本が先制トライをあげて好スタートを切ったが、大体大もSH金の走りからWTB平野がトライを奪って同点。以降は、明大のFWがプレッシャーをかけ、これを大体大がしのぐ展開が続いた。14-14の同点で迎えた後半は、大体大の両FL板垣、濱里らが低いタックルを連発。CTB平瀬を軸にしたBKラインの防御もよく機能して次第に流れをつかんだ。明大はFWの優位性を生かすことが出来ず終いだった。

関西の大学が2校、国立に進出したのは13年ぶり。大体大と京産大の組み合わせは初。

◎大学選手権2回戦結果(24日)
関東学院大学○29-10●東海大学(前半10-3)
慶應義塾大学●22-33 ○早稲田大学(前半5-28)
京都産業大学○36-28 ●法政大学(前半19-15)
大阪体育大学○28-14 ●明治大学(前半14-14)

準決勝は1月2日、関東学院大学対大阪体育大学、早稲田大学対京都産業大学の順で行われます。

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