« トップチャレンジ大一番 | トップページ | NZのカウントダウン »

九州電力TL昇格決定

日曜日、博多で行われたトップチャレンジ第2節は、九州電力が近鉄ライナーズから5トライを奪って41-21と勝利。「トップチャレンジ1」の1位を決め、来季からのトップリーグ昇格とともに、日本選手権への出場を決めた。九州電力は、2月3日の日本選手権1回戦で、大学選手権準優勝の早稲田大学と対戦する。九州電力は、神田監督はじめ、LO吉上、FL松本ら、早大OBが多く興味深い。他にも、明大のSO齊藤、WTB黒木、関東学大のCTB吉岡、同大NO8川嵜など、大学ラグビーで活躍した選手も名を連ね、CTBには、元オーストラリア代表のCTBグレイがいる。秩父宮ラグビー場でどんな戦いを見せてくれるのか。楽しみに待ちたい。

敗れた近鉄ライナーズは、1月27日(土)、花園ラグビー場にて、三菱重工相模原とトップリーグ自動昇格か、入替戦出場かをかけて戦う。また、トップリーグ11位との入替戦進出を争う「トップチャレンジ2」では、ホンダヒートがマツダに快勝。同じく27日の花園ラグビー場で、すでにマツダに勝利している東京ガスとの決戦となった。

日曜日、僕は秩父宮ラグビー場だった。大学オールスターゲームの取材である。年末年始と、各トーナメントの優勝争いや、トップリーグのぎりぎりの戦いを見てきたこともあって、気楽に見せてもらった。東西対抗は、急造チームなのでどうしても個人で防御を崩す形になる。そういう面では、突破力、決定力とも優れた選手が東軍に多く、PR畠山(早大)、LOカウヘンガ(大東大)、SH矢富(早大)らが、やすやすと防御を崩していた。WTB山田(慶大)の決定力もさすがだった。ただ、アタックだけではなく、青貫(慶大)、竹山(関東学大)らは激しいタックルを見せていたし、ここは両者の差だった気がする。西軍も、後半には、後藤、小西、長江という京産大フロントローで、相手ボールスクラムを押し込むなど、特徴は出したが、結局は1トライしか奪えなかった。

東軍・青貫キャプテンは次のように語った。「勝因は一人一人が思いきってプレーできたところです。メンバーはスター選手ばかりだったのでアタックは凄い。僕はタックルしかないと思っていました」

最優秀選手は攻守によく働いた東軍FL竹山(関東学大)、敢闘賞は再三ゲインラインを突破した西軍SH金(大体大)が受賞した。

終了後、東軍のWTB山田選手が多くの報道陣に囲まれていた。その横を「山田君は人気があるなぁ」と金選手が本当に感心しながら通り過ぎていったのは、ほほえましい光景だった。

試合結果(1月21日分)
◇トップチャレンジ第2節
マツダ●10-74○ホンダヒート(前半10-41)
九州電力○41-21●近鉄ライナーズ(前半14-8)

◇第61回東西学生対抗試合『全国大学オールスターゲーム』
東軍 ○72-5 ●西軍(前半45-5)

追記◎以前、コメントで「プロ選手の定義」について質問がありました。一般的には、ラグビーのプレーの対価として報酬を得ている選手を「プロ選手」と呼んでいます。ただし、イングランドやフランスなどのトップクラブは個々の選手がクラブと契約を結ぶプロ選手ですが、日本協会の規定では、企業チームの選手は会社と雇用契約を結ばなければなりません。トップリーグはどの選手も、なんらかの形で会社と雇用契約を結んでいます。その内容として、仕事とラグビーを両立させる選手と、ラグビーだけに専念する選手に分かれる。というわけで、我々報道側としては、後者のラグビーに専念している選手のことを便宜上「プロ選手」と呼んでいます。

|

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • « トップチャレンジ大一番 | トップページ | NZのカウントダウン »

    「試合レポート」カテゴリの記事




    コメント

    昨日は私も、ちょっと一息、という気分で観戦をしていました。東軍の選手たちは、攻守に好プレイを見せてくれましたね。これだけ豪華なメンバーが揃ったゲームを観られて、嬉しかったですよ。でも、急造チームで選手たちは、ちょっとやりにくかったかしら?

    投稿: サファイヤ | 2007年1月22日 22:06

    オールスターゲームという割には、スコアといい観客数といい、盛り上がりませんでしたね。怪我等で出場を辞退した選手もいましたし。
    この試合って、選手たちにとってどんな意味があるのかよくわかりません。

    投稿: マスター | 2007年1月22日 08:25

    こんにちわ。
    今日アヤさんとお会いしてる時にご挨拶させていただいた新ヶ江(しんがえ)というものです。
    僕は権丈選手や山田選手と中学時代の選抜で同じだったこともあり、今日の試合後にバックスタンドの柵をはさんで山田と話していました。
    すると突然彼がジャージを脱ぎ、僕の隣にいた少年に「汚いけどごめんな!」と言って試合で着ていたジャージをプレゼントしていました。
    もらった少年はとても喜んでいて、たぶん一生の思い出になるんだろうなぁと思いました。
    いつのまにか自分と同い年の選手が子供達に夢を与えていたんだなぁと思ってとても嬉しく、そしてうらやましく思いました笑
    山田選手のことが書いてあったので、ついコメントしてしまいました。
    長々と申し訳ありません。

    投稿: 新ヶ江 周二郎 | 2007年1月22日 01:23

    今、九州に何が起こっているのでしょうか?関西とは真逆です。ラグビー界の地殻変動?

    投稿: rugbyhead | 2007年1月21日 23:21

    コメントを書く



    (ウェブ上には掲載しません)


    コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86642/13607310

    この記事へのトラックバック一覧です: 九州電力TL昇格決定:

    » 歓喜 [FSS 〜Fukuoka Sports Stadium〜]
    歓喜に沸いた博多の森。 トップリーグ昇格を賭けたトップチャレンジ。 既に1勝している九州電力は引き分け以上で自動昇格が決まる。 相手はトップリーグ経験もあるライナーズ。 実は九州電力は創部以来まだライナーズに勝った事がない。 しかし第1戦の勢いがあったのか開始早々にトライを奪う。 その後も一度もリードを許さず、41−21でライナーズから初勝利! これで2戦全勝で悲願のトップリーグ昇格を果たした�... [続きを読む]

    受信: 2007年1月21日 23:15

    » 【挨拶回り動画アリ】そのまんま東 当選! [きっきっ気になる5秒前(にゅーす)]
    政党がまったくバックについていないのに、すごいですね。 横山ノックを思い出し・・・ [続きを読む]

    受信: 2007年1月22日 00:19

    » トップリーグチャレンジマッチ「九州電力−近鉄ライナーズ」観戦記 [M's Silly Talk(社会人野球、きらきらアフロ、ラグビーなどのファン)]
    ≪トップチャレンジ≫ <第2節> ○九州電力(トップキュウシュウ1位) 41−21 近鉄ライナーズ(トップウエスト1位) ● 【九州電力】 前半:得点 14 (T2G2P0D0) 後半:得点 27 (T3G3P2D0) 合計... [続きを読む]

    受信: 2007年1月22日 01:36

    » 大学オールスター東西対抗戦、観たよ [ココロミ]
    『全国大学オールスターゲーム東西学生対抗試合』と、長ったらし~いお名前の試合を観に行ってしまいました。写真は水色のジャージが東軍、黄色が西軍です。 【結果】 東軍 ○ 72-5 ● 西軍 (前半 45-5) ご覧のとおり東軍が圧勝。東軍のメンバーには、早稲田、関東学院、慶應、法政などで活躍中の選手の名前がズラリと並び、豪華な顔ぶれ。私の目はボールも追っていましたが、来シーズンから神戸製鋼に入る早稲田のCTB今村選手を追っておりましたわ。彼の突進力は素晴らしい。相手ディフェンスを振り切り、中央トライも... [続きを読む]

    受信: 2007年1月22日 03:07

    « トップチャレンジ大一番 | トップページ | NZのカウントダウン »