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JKの言葉

アカデミー賞は「ディパーテッド」が最優秀作品賞かぁ。本家の「インファナル・アフェア」のほうが好きだったし、映画館で観賞後けっこう文句をつけていたので、ちょっと意外だった。門外漢の戯言ですが。

国内ラグビーのほうは一区切りで、これから新体制や引退選手のニュースがどんどん出てくる。今朝のサンケイスポーツには「神戸製鋼・増保監督が辞任」の報。3年で結果が出せず、か。いい新人選手が入ってくるから、もう一年やってほしかった気がするけれど…。トップリーグの監督は結果が出なければ責任を取るのは当然かもしれないが、ラグビーのチーム強化は時間がかかる。辛抱する期間の評価をどうするか、ここが難しい。

現在発売されている「ラグビークリニック」に、日本代表のジョン・カーワンヘッドコーチのインタビューがあるのだが、いい言葉がたくさんある。1987年のワールドカップで優勝したオールブラックスと、以降、勝てないオールブラックスの差を問われると、「人格です。才能は重要です。しかし、人格ほどではありません。能力の高いスーパースターは高い人格と勤勉さも兼ね備えていなければならないと思います」。どのように人間性を高めて来たかを問われると「周囲の人たちから学びました。優れた人格で知られる人物と一緒にいるべきです。たとえば練習嫌いな選手よりも、練習好きな選手とともに行動するべきでしょう」などなど。定期的にコミュニケーションの専門家に自分をチェックしてもらっていることも明かしている。今後の日本代表を見ていく上でもとてもいいインタビュー記事だった。言葉に力がある。

シックスネイションズは、フランスが地力を見せつけている。先週末、日本選手権前日の深夜は3連続テストマッチで、どうやって見るかけっこう悩んだ。思案の末、最初のスコットランド対イタリア戦を見た後に眠り、残り2試合を録画。日曜日の朝にアイルランド対イングランドを見て、月曜日にウエールズ対フランスを観るという方法をとった。健康面を考えるとなかなか効率が良かった。

イタリアの3連続トライには驚かされた。どうしたスコットランド、と言いたいところだが、タックル成功率が試合を通じて95パーセントだったところを見ると、魔の6分だったわけだ。イタリアのFWはパワフル。ワールドカップ本番でも予選同組のスコットランドは苦労するはず。アイルランドは反イングランド感情が凝縮された場所と言われるクロークパークでイングランドを迎え撃ったが、前節のフランス戦と比べて気合いの入り方が数段アップしていた。これでは、さすがのウィルコも存在感がかすむ。ウエールズは健闘したけど、フランスとは決定力に差があった。WTBドミニシの強さ、SOスクレラのキックの正確さに感心した。

来週、3月11日は、2連覇を目指すフランスが、いよいよ大一番のイングランド戦を迎える。


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    コメント

    ラグビーマガジンには「イングランドが優勝候補筆頭」と署名入り記事で書かれてましたが、後悔してません?

    投稿: ガリーオーエン | 2007年3月 1日 01:02

    立川でいえば準決勝のヤマハ戦でもありましたね。
    インゴールに入ってからなお相手の選手に当たりにいってトライ。
    このトライで逆転とか接戦のときなら少しでも真ん中へという意気込みなら分かりますが、あの点差でわざわざあんな力強く当たらなくても。
    なんとなく紳士協定じゃないけどインゴールに入ってディフェンスが来てたらすぐにボールを置くっていうのが暗黙の了解のような^^;
    ラグビーなら紳士的に振舞ってほしい面もある。子供が見て憧れるような。
    時期キャプテンを立川にすれば少しは収まるかも。地位が人を作るってこともあるし。キャプテンが開始早々シンビンってことになるかもしれないけど^^;

    投稿: ターボ | 2007年2月28日 20:36

    瑞穂さんに同感です。トライだけじゃなく試合中のファイトにも?です。
    どうせなら、その意気込みを世界の舞台で発揮してほしいものです。
    中1の愚息ラガーも「なんかがっかりだな」と残念がっていました。
    少し前に日本代表vsレッズ戦でPR西浦選手が最後までFRクロフォード選手に体を張って献身的にタックルする姿に感動しましたが、ラフファイトの気持ちをプレー(タックル)で返してほしいです。

    投稿: CRS kobayashi | 2007年2月28日 18:46

    人格はJKが語る前に自ら律しておきたいところだったのになあ
    ユウェナーリスではないけれど「屈強な肉体は崇高な人格に宿って欲しい」ものです

    投稿: ナベゾ | 2007年2月28日 05:54

    クロークパークでのイングランド戦は感動しました。
    あのスタジアムで「ゴット・セイブ・ザ・クイーン」が流れる意味を考えると、政治的背景を超えてラグビーというスポーツでつながったあの8万人が溢れかえるクロークパーク、本当に歴史的な日でした。
    ラグビーだからこそでしたね。
    アイリッシュ魂はほんとにすごいっ^^;

    投稿: ターボ | 2007年2月27日 23:27

    ついにイタリアが世界ランキング10位の壁を破って、9位になりましたね。

    投稿: 大阪人 | 2007年2月27日 22:47

    選手権終わりましたが、最後の立川選手の
    トライ前のパフォーマンスに違和感を感じます
    代表スコッドにも選ばれている選手ですから
    自覚を持って欲しいと感じます

    投稿: 瑞穂 | 2007年2月27日 20:49

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