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トークライブ第7回

土曜日の夜、愛好日記トークライブの2年目が始まった。ゲストは、大西アヤさん。名将・大西鐵之祐さん(故人)の奥様である。ラグマガの森本優子さんにも手伝ってもらい、普段着の大西鐵之祐さんのことや、日本代表や早稲田での教え子達の話など聞いた。大正生まれのアヤさんだが、本当にお元気で記憶も確か。「私で大丈夫なの」と心配されていたのだが、興味深い話がつぎつぎに出て、あっという間の2時間だった。

Ayasan

アヤさんは、新潟出身で、高等女学校卒業後は、地方事務所で召集令状を振り分けたりする仕事をされていたようだ。ご実家は、有名な菊水酒造。戦前、従兄弟が早稲田のサッカー部のマネージャーをしていたところから、鐵之祐さんと知り合った話から、戦争中の交流、捕虜になったときに、いかに生き延びたかなど、生きるか死ぬかの話ではあるのだが、それをユーモアたっぷりに話してくださった。

鐵之祐さんが、試合の前日などに精神を集中するために日本刀をじっと見つめていた話も、その日本刀を購入するときの話まで披露してくださった。話を聞く参加者のみなさんの目が輝いているのが分かった。あとで、「これから生きていく目標ができました」と言葉をかけてくれた人もいた。あんなに素敵な年の重ね方をしたいということなのだと思う。

けっこうジョークをとばしまくり、「絶好調!」とお客さん達を笑わせていた。懇親会にも参加して熱心に語りかけるファンのみなさんと、長い時間、お話しされていた。その姿を見ていて、僕のほうがエネルギーをもらった感じだ。家に帰ると、アヤさんからメールが届いていて、「我ながらハチャメチャで村上さんに御迷惑をお掛けしてしまったな~と反省しております。ゴメンなさい! でも皆さんが本当にRugbyを愛していらっしゃるのをヒシヒシと感じました」というメッセージ。日本ラグビー史の生の声に触れて、なんとも幸せな時間だった。

1968年、大西鐵之祐監督率いる日本代表は、オールブラックス・ジュニア(23歳以下のNZ代表)を下し、世界を驚かせた。その伝統あるジュニアの称号を引き継ぐ、現在のジュニア・オールブラックス(NZ・A代表。23歳以下の代表は80年代に廃止された)に対して、日本代表がどんな試合を見せてくれるのか。楽しみに秩父宮ラグビー場に向かいたいと思う。

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    コメント

    トークライブに参加させて頂きました。楽しい時間をありがとうございました。
    気になったのですが、前列に座っていたからでしょうか、皆さんがデジカメで撮影するフラッシュが目に痛くて気になりました。撮られる雛壇の方はいかばかりかと...。
    それより、「写真撮ってもいいですか?」と一言の声かけもなく、バシャバシャ撮影するのは如何なものでしょう?有名人にプライバシーはないのかもしれませんが、少なくとも今回のゲストに対しての配慮が足りなかったように思います。
    今回が初めてだったもので、マナーの悪さに驚きました。毎回許容されているのでしたら、すみません。

    投稿: 紫蘭 | 2007年6月26日 11:24

    aya-tetuサロンに出入りしてこそ日本のラガーメンになれるのですね。花園より神聖な場所があったんだ
    文鳥舍に出入りして真のラグビー・ラブを語れる様に

    投稿: ナベゾ | 2007年6月25日 04:44

    【愛好日記トークライブ】2年目を迎えることができました。みなさまのご支援に深く感謝しております。
    第2クールのテーマは「温故知新」。
    その先鋒をきっての登場は大西アヤさんでした。
    飾らないピュアな言葉はわたし達に人として女性として生きる目標を示してくださいました。
    (でもとってもお茶目で可愛い方でしたね)
    アヤさん、村上さん、森本さんお疲れさまでした。そして満員の参加者のみなさまありがとうございました!
    次回は8月11日(土)。
    ゲストに外国人選手のパイオニア、ノフォムリ・タウモエフォラウさんをお迎えします。
    たくさんのご参加お待ちしております。

    投稿: 文鳥舎 | 2007年6月25日 01:12

    村上さん、昨夜はありがとうございました。
    アヤさんのお話は、とても興味深く、有意義な時間をすごさせて頂きました。とても素敵な方でした。
    あの本が出版されたのは、アヤさんの存在なくしては実現しなかったのですね。人生の伴侶とはこういうものなのですね。なんだか人生観が変わりした。

    投稿: サファイヤ | 2007年6月24日 23:09

    「空飛ぶウイング」「地を這うプロップ」には大爆笑でした。今も思い出し笑いが...

    投稿: みずむら | 2007年6月24日 22:33

    楽しいライブでした!貴重なお話を生で聞かせていただいたことをうれしく思っています。こういう機会を作っていただいて本当にありがとうございます。今日、JAB戦にてスタンドで大西アヤさんに再会させていただくことができました。「昨日はありがとう!」と声をかけていただきましたよ。記事をTBさせていただきました。よろしくお願いします。

    投稿: SANDA | 2007年6月24日 21:07

    ゲストは大西アヤさんだったんですか。早稲田の試合を見に行くと、たまにお姿を拝見していましたが、その時は大西アヤさんだとは知らなかったのですが(そばにいた学生も)。うーん、お話を聞けず残念。絶対、元気がでるだろうな。参加できた方がうらやましいです。お疲れ様でした。

    投稿: らり坊 | 2007年6月24日 19:05

     村上さん、トークライブお疲れ様でした。
     早稲田ファン暦20年の私としては、今までのトークライブの中でも、最も濃密な時間を過ごすことができました。
     アヤさんのお話は本当に面白く、80歳を過ぎているとは思えないほどお元気で、ただただ圧倒されるばかりでした。
     懇親会ではサインまで頂くことができました。メールアドレスを教えて頂こうかと思いましたが、さすがにそこまでは...
     次回のトークライブも是非参加させて頂きたいと思います。運良く、予約が取れれば、の話ではありますが(笑)

    投稿: 西岡 洋和 | 2007年6月24日 15:38

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    === ラグビー愛好日記トークライブpage.7 === [[attached(1)]] 「ラグビーの父なる母」 小生はその方のことをそう思った。よく読んでみると意味不明の言葉だが・・・・ 大西アヤさん 故・大西鉄之祐の未亡人でいらっしゃる。 この日のトークライブのゲストである。 会場の文鳥舎に伺う前、J..... [続きを読む]

    受信: 2007年6月24日 21:03

    » 「愛好日記 page7」 トークライブ [ココロミ]
    1年目の本も発売になり、いよいよ2年目に突入したトークライブ。2年目のテーマは『温故知新』ということで、ゲストは故 大西鉄之祐さんの奥様、大西アヤさんでした。 生い立ちから大西鉄之祐さんとの出会い、戦中、戦後から現在にいたるまでを駆け足でお話ししてくださったのですが、とにかく、とにかく素敵な方で、感銘を受けました。大西鉄之祐さんが、ラグビーに傾注できたのも、アヤさんの支えがあればこそだったのだと感じました。古き良き日本人の心を持ったアヤさんのお話を拝聴し、忘れていたことを思い出させてくれました。少し... [続きを読む]

    受信: 2007年6月28日 16:26

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