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再びトゥールーズ

10日の朝は、パリからトゥールーズへ。ここでも、飛び立つ前の機内で乗客が倒れて出発が遅れた。大事には至らなかったが、毎日、確実に何かが起こる。運の悪いことは我々が引き受けるから、日本代表には勝って欲しいと願うのみだ。

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機内のアナウンスで、トゥールーズは気温26度だと知った。空港から、日本代表の練習するコロミエクラブのスタジアムへ移動(写真、W杯開催中ということでスポンサーに配慮し、広告看板にすべて黒いビニールがかぶせてあるのが印象的)。日差しは強いが、空気が乾燥しているから、日陰に入ると厚手のジャケットを着ていても暑くない。午後4時からの練習は、最初の20分だけ公開であとは報道陣シャットアウト。フェンスの外から聞こえる声はかなり気合いが入っていた。練習前は、太田GMからフィジー戦のメンバーが読み上げられ、カーワンHCが報道陣の質問に応じた。なお、オーストラリア戦で途中退場した佐々木隆道選手は、左膝の内側側副靱帯損傷で全治1か月の診断が出て帰国することになった。オーストラリア戦でも体を張ってチームを鼓舞していただけに残念なことになった。代わって、バックアップメンバーから浅野良太選手がリザーブ入りしている。数少ないW杯経験組でもあり、その経験を生かしてくれると信じたい。

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カーワンHCはこう言った。「浅野については、ここ1か月、ずっと一緒に練習してきていますし、ポジティブな選択だと思います。フィジー戦には選手は何をやるべきかよく分かっています。フィジー戦は日本ラグビーにとって夢をつかむ試合です。賢く戦っていきたい」。報道陣からポルトガルやナミビアなどの頑張りについて質問が出ると、「セカンドティアネーションが強豪に食い下がり、ハートを見せてくれているのは刺激になります。次は我々の番。アジアの代表として勇気と心意気を見せるときが来ました」と語った。

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箕内拓郎キャプテンも気合いが入っていた。「5月がフィジーの実力だとは思っていませんが、僕らも成長しています。まずディフェンスをしっかりして、組織を崩さず80分間ファイとしたいです。1か月準備してきたことの結果を出すだけです。はじめの2、3分が大事でしょう」

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練習後、警察のバイクに先導されて競技場を後にする日本代表のバス。選手の表情はみな引き締まっていた。

◎対フィジー代表出場メンバー
1西浦達吉、2松原裕司、3相馬朋和、4大野均、5ルーク・トンプソン、6ハレ・マキリ、7フィリップ・オライリー、8箕内拓郎(c)、9吉田朋生、10ブライス・ロビンス、11遠藤幸佑、12大西将太郎、13今村雄太、14クリスチャン・ロアマヌ、15有賀剛、16猪口拓、17山村亮、18熊谷皇紀、19浅野良太、20矢富勇毅、21平浩二、22小野澤宏時

フィジーのメンバーは以下の通り。SOにベテランのニッキー・リトルを入れてきた。キャプテンのSHラウルニとともにゲームに安定感をもたらしそうだ。FLにはNECグリーンロケッツのセミシが入っていて、箕内キャプテンとのNEC対決になる。

1 Graham Dewes、2 Sunia Koto、3 Henry Qiodravu、4 Kele Leawere、5 Wame Lewaravu、6 Semisi Naevo、7 Akapusi Qera、8 Sisa Koyamaibole、9 Mosese Rauluni (c)、10 Nicky Little、11 Isoa Neivua、12 Seremaia Bai、13 Seru Rabeni、14 Vilimoni Delasau、15 Kameli Ratuvou/16 Vereniki Sauturaga、17 Jone Railomo、18 Netani Talei、19 Aca Ratuva、20 Jone Daunivucu、21 Gabiriele Lovobalavu、22 Norman Ligairi

追記◎オーストラリア代表のほうも、日本戦でマーク・ジェラードが膝を痛めてW杯でのプレーが絶望となり、代わって、キャメンロン・シェパードが登録された。イングランドのジョニー・ウィルキソンの怪我もW杯での出場が難しいとの報道もある。

深緑郎さん観察日記◎きょうの深緑郎さんは、移動の飛行機の中でずっと新聞を読んでいた。情報収集怠りなしである。ただし、トゥールーズがこんなに暑いとは考えず、半袖をもって来なかった上にコートを持ってきてしまい、飛行機から降りるときに、そうとう落ち込んでいた。「あ~ぁ」

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    コメント

    村上さん、そっちではジダンがラグビーに転向したの見ました?

    日本でも流してくんないかなぁ。前回はアディダスだったからベッカムとウィルコの共演は日本でも見えたけど、オランジュじゃ日本では流れないか。

    でもロックと並んでるジダンがちっちゃくてかわいかった

    http://taggy.jp/article/detail.do?media=video&id=13646325
    フランスの携帯電話のCMから・・・。

    投稿: ターボ | 2007年9月11日 23:50

    イングランド対アメリカでは、イングランドの選手の動きがとても鈍く見えました。しかも、ウィルキンソン選手がダメとなったりしたら、いよいよイングランドの長い歴史で始めて9月に敗退する事になるのかな~?もっとも9月の不敗神話と言っても、過去2試合しかしてないそうですが。
    イングランドの監督は自分達は見くびられているから、南ア戦は勝機があるとか言ってたように思うけれど、イングランドが南アに勝ったら、それはアルゼンチンがフランスに勝った以上の番狂わせだと思います。

    投稿: rugbyhead | 2007年9月11日 22:28

    深緑郎さん日記、ただの観察報告じゃぁねぇ。
    関西人らしゅぅ、もっと笑いを!期待しちょります。

    投稿: おなか | 2007年9月11日 21:20

    飛行機に乗る前に倒れたのが、深録郎さんでなくてよかったです。深録郎さん、暑さで倒れないで下さいね。

    何とかフィジー戦、勝利を!

    投稿: らぐじ~ | 2007年9月11日 10:03

    145点の時は悲しくて腹立たしくてTVを消しましたが、オーストラリア戦は点差こそついたものの、そういう試合ではありませんでした。フィジー戦のメンバーにも伝わるものはあったでしょう。皆に感動を与えられるような試合を期待します!

    投稿: 社長 | 2007年9月11日 08:50

    フィジー戦、勝利の鍵はディフェンスとトライ。
    今大会の初トライ、早く見たいもの。泥臭いトライでいい。
    それと、リザーブメンバーが興味深いですね。

    投稿: マスター | 2007年9月11日 08:15

    >運の悪いことは我々が引き受けるから、日本代表には勝って欲しいと願うのみだ。

    村上さんたちには悪いけど 多くの人たちが そう思っていることでしょう
    なんとしてもフィジー戦に勝利を

    投稿: はんぞう | 2007年9月11日 05:55

    そうなんですよね〜
    ポルトガルやナミビアのプールに入ってなくて良かったなあと思います
    フィジーやカナダの方がまだ割り切って考えやすそう

    投稿: ナベゾ | 2007年9月11日 05:23

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