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2007年4月8日 - 2007年4月14日

ふたつの空

土曜日は、JSPORTSでスーパー14の解説のあと、この日記でも紹介した「共同写真展 ふたつの空~東芝・サントリー ラグビーのかたち~」(4月15日まで開催)に行ってきた。目黒駅でラグマガの田村編集長と会う。田村氏は帰り道だった。場所を確認して歩く。ギャラリーコスモスは、目黒駅西口から権之助坂を下り、そのまま道なりに歩いて山手通りを越えてすぐの左手にある。

会場に入ると、東芝の写真を撮り続けている志賀由佳さんがいた。普段はもうひとりの長尾亜紀さんと2人でいるらしい。東芝の渡邉選手のお母さんがいらっしゃっていた。試合写真、練習風景などゆっくり見て歩く。練習風景は両チームの雰囲気の違いが出ていて面白い。東芝って、いい意味でやっぱり泥臭い感じが似合う。志賀さんはモノクロ写真が好きみたい。僕も好きだな。ゆっくり見て、志賀さんと話していたら、顔見知りのファンの方が一人、二人と入ってきた。目黒駅までの帰り道、東芝の選手にばったり会う。サントリー、東芝ともに選手がよく顔を見せているようだ。

この写真展は明日(15日)まで。ご興味のある方はぜひどうぞ。GALLERY COSMOS(ギャラリーコスモス)。11:00~19:00。東京都目黒区下目黒3-1-22 谷本ビル3階 山手線・東京メトロ南北線・東急目黒線 目黒駅西口より徒歩12分

日本代表の韓国戦、香港戦までの合宿スケジュールが発表された。4月14日~20日まで、23日~27日までが千葉の日本エアロビクスセンターでの練習になる。厳しい練習の中での試合だから、体力的にきついと思うが、アジアの2か国相手にも正確なプレーをしてほしいと思う。韓国代表のメンバーは、いつも韓国情報を寄せてくれる見明さんによれば、W杯予選敗者復活戦のトンガ戦に出た選手が軸で、初代表も4名含まれている。韓国では春シーズンが開幕しており、選手の体調も万全のはず。侮ってはいけない。

日本IBMラグビー部ビックブルーの、2007年度新体制、新加入選手、および引退選手が発表された。ヘッドコーチ=安藤裕樹(新任)、アシスタントコーチ=山田晋司(新任)、アシスタントコーチ=八百山雪男、アシスタントコーチ=岡野干城、チームセクレタリー=徳力拓(新任)。
新規加入選手=安江祥光(帝京大)、石田雅人(関東学院大)、竹山浩史(関東学院大)、佐藤拓(帝京大)、道廣裕太(帝京大)、重見彰洋(関東学院大)、勝俣啓太(流通経済大)、ジョシュア・ギャムジー(オーストラリア体育大)。
引退選手=安藤裕樹(FL)、カール・テナナ(CTB)、サイモン・カスプロウィックス(FL)、山田晋司(LO)、文原俊和(PR)、南方誠支(LO、No8)。

北アイルランド・ベルファストにて行われている「U19世界選手権大会」
U19日本代表第3戦の試合結果。
■試合結果
U19日本代表●12-28○U19サモア代表(前半5-14)


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人間とスポーツ

金曜日は、朝からミーティングなどで出かけていたのだが、少し時間ができたので早稲田大学の西早稲田キャンパス2号館1階企画展示室で開催中の「大西鐵之祐と早稲田ラグビー」に行ってきた。ちょうど連日午後14時からビデオ上映されている大西先生の最終講義「人間とスポーツ」(1987年)に遭遇。後半部分だったが、しばし見入る。講義録を読んだことがあったので内容は知っていたのだが、実際の声で聞くのは初めてだった。「ルールを守るのがフェアじゃない。きれいか汚いかなんです」。闘争の倫理を教えるのはスポーツしかないという話を聞きつつ、胸が熱くなった。

大西さんが監督1年目に出会い、惚れ込んだ天才選手・谷口進一郎さん(20歳で急逝)の手紙に惹きつけられた。50年以上前の手紙なのに、文字も文体も古い感じがしない。大西さんが緻密に戦術を計算したノート、メモ書き、なにもかも貴重なものばかりだった。特にスポーツの指導者は、この展示を見ておくべきではないかと思った。

展示をじっくり見ていたら、早稲田の名CTBで日本代表でも活躍された南川さんにお会いした。JSPORTSも見てくださっていて、昔の早稲田の話などうかがった。先日、上井草のグラウンドを初めて見て、昔の東伏見とあまりに違うので驚かれたそうだ。「あれなら勝たないとね」と笑っていた。実は僕は高校生の時に南川さんにサインをしてもらったことがある。偶然の出会いに、実はけっこう感動していたのだが、照れくさくてあまり話せず。

1時間くらい展示を見て、出てきたらキャンパスが学生であふれていた。授業の終わり時間だったのかな。駅までの歩道にも人があふれている。僕が通った大阪体育大学は1学年400人くらいの小さな大学だったので、こういうのには圧倒される。そして、こんな大きな大学に勝とうとしていたんだな、と大学時代の熱い思いが甦った。ふと、『侍ジャイアンツ』がイメージされた(ちょっと違うか?)。

◎NZU来日シリーズ第1戦
15日(日)、大阪の近鉄花園ラグビー場で午後2時より、U21日本代表対ニュージーランド学生代表(NZU)の試合が行われる。メンバーが発表になったが、日本はFL権丈がキャプテンを務め、PR滝澤、SOアンダーソン、CTB釜池、WTB宇薄、FB五郎丸らが出場する。

◎ATQ第二次海外派遣選手
サントリーサンゴリアスの前田航平選手が、4月16日~7月13日(予定)まで、シドニーのNSW協会に派遣されることが決まった。

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12日の代表合宿

Center

12日の木曜日は、千葉の日本エアロビクスセンターに日本代表合宿を見に行ってきた。今週、来週といろんな仕事が重なって、なかなか合宿に行けないのだが、やっと取材することができた。朝7時に起きて自分の車でエアロビクスセンターへ。カーナビ頼りのドライブで、なんとか10時の練習開始に間に合った。写真の通り、快晴の空と緑が心地よかった。

Ruck

フィットネス中心の合宿と思いきや、それに加えてゲームで起こりうる状況に対応する細かなコーチングも施されていた。午前中は、ラックでの相手のはがし方を激しくやったり(写真)、午後は、素速く並んで素速く投げ入れるラインアウトや、BKラインのサインプレーなどなど。「一つ一つのパーツを作りつつ、全体を結合させる」(カーワンHC)練習が行われていた。W杯本大会に向けてチーム作りに時間がない中で徹底的に効率よくやっている印象を受けた。なにより、選手が楽しそうなのがいい。

James

こちら、注目のSOジェームス・アレジ選手。練習中はピンポイントのキックパスを何度も見せていたし、全体練習後は、志願のプレースキック練習でさまざまな角度から1時間ほど蹴りこんでいた。日本語も簡単なコミュニケーションは問題なく、箕内キャプテンも「アレジはすごく頭がいい。今回の外国人選手達はみんな日本語が上手いし、彼らだけで固まらずに日本人選手にとけ込もうとしている」と感心していた。アレジ選手のこの笑顔は、人気が出そうである。

キック練習の傍らには、廣瀬佳司キッキングコーチ、そして4月いっぱい来日して指導にあたるスキルコーチのマイケル・バーン氏がいた。バーン氏は、オールブラックスのスキルコーチで、48歳なのだが、2mを超える長身。数十種類のキックを正確に蹴り、日本代表選手を驚かせている。元々はオーストラリアン・ルールズ、日本で言うオージーボールのプロ選手で、その後ユニオンに転じてスキルコーチとして世界的に高い評価を得ている。キックだけでなく、SHのパスや、ラインアウトのキャッチ、ラックへの入り方など、あらゆるスキルを教えることができる。見ていて感心することが多かった。

有賀選手など数名の選手にも話を聞いたが、練習以外の時間はミーティングが多く、終わったら眠るしかない状況のようだ。心身ともにラグビー漬け。それでも、練習では笑顔が絶えないのだから納得してやっているということだろう。もちろん、ワールドカップイヤーならではの緊張感は漂っている。最終的には、30名しか本大会には行けないわけだから。

◎愛好的美食日記
こちら、ランチで食べた「ビーフとトマト生卵カレー」。宿舎近くの「ふる里茶屋梵」にて。さわやかな味である。カレーの辛さは10段階。ちなみに僕は3。練習を見に来る方はぜひご賞味ください(月曜は定休日)。

Curry


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甦った記憶

きょうはデスクワークの日。ひたすらパソコンのキーを叩いていた。朝、あまりに車が汚れていたので急いで洗車したら夕方から雨になった。ガクッ。

日本代表スコッドのプロフィールを調べる仕事があって、バックスの選手を中心にいろいろ調べていたら、忘れているようなことをたくさん思い出した。五郎丸選手は、2005年春、U19日本代表として南アフリカで行われていた世界大会に出場後、日本代表のフランス、南米ツアーに合流した。そうだった、そうだった。

センターのブライス・ロビンス選手はスーパー12のハリケーンズにいたのだが、同時期のチームメイトは、タナ・ウマンガ、ジョナ・ロムーなど超有名人ばかり。そしてお父さんは、1985年のオールブラックスWTBブライス・ロビンス(同じ名前)である。そうだったなぁ。

ジェームス・アレジ選手は、以前、ラグマガなどではアーリッジと表記されていたが、NZ時代は、ノースランドのSOとして、強豪オークランドを破る逆転ゴールを決め、2001年にブルーズでスーパー12にデビューしている。そうだった~。カルロス・スペンサーの控えとして注目の存在だった。

廣瀬俊朗選手は、慶応義塾大学理工学部機械工学科。3年生の時に取材したなぁ。吉田朋生選手の小学校4年からラグビースクールに通ったのだけど、当時は身長が140㎝しかなかった。高山国哲選手が高校1年生からフルバックで全国大会に出場していた。などなど自分で取材したり、調べたりしたことがあることなのに、意外に記憶があやふやだったりする。きょうは、他の選手のプロフィールも記憶がたくさん甦った。

日本代表シリーズはまもなく。こちらも臨戦態勢を整えなければ。

平林泰三レフリーからメールをもらった。香港セブンズ、アデレードセブンズともに参加していたのだが、香港では、フィジー対スリランカ、南アフリカ対ポルトガル、イングランド対アルゼンチン、オーストラリア対USA、ポルトガル対スリランカ、フランス対中国、サモア対南アフリカ(カップセミファイナル)を担当。もしニュージーランドが決勝に上がっていれば、カップ決勝のレフリーをする可能性もあったようだ。これについては、残念がっていた。アデレードでは、トンガ対イングランド、サモア対ポルトガル、オーストラリア対ニュージーランド、オーストラリア対イングランド、フィジー対南アフリカ、オーストラリア対南アフリカ(プレート決勝)を担当したらしい。どんどん経験を積んで、世界のレフリングのスタンダードを日本に伝えてほしいと思う。

◎お知らせ
スポーツ新聞社6社が共同主催する『SPORTS CAFE 6』(外苑前)にて、5月2日(水)にラグビーイベント トークショーを開催するようです。出演は、日本代表のジョン・カーワンHC、箕内拓郎主将。詳細は日本協会のHPにて。

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いろいろ情報です。

Kaidoh

ようやく庭のカイドウがいい感じになってきた。

Rugger_man

高校選抜大会決勝戦の帰り道、熊谷ラグビー場で買った「青春銘菓ラガーマン」。レーズンも入っていて、僕の好きな味だった。「トリプル・トライ」は売り切れていた。これは、花ラグ饅頭とか、花園名物ラグビーマンのライバルになるのかな。

ヤマハ発動機ジュビロが、10日、昨季は豊田自動織機でプレーしていたグラント・マッコイドの加入を発表した。185㎝、90㎏、27歳。ニュージーランド生まれで、21歳以下NZ代表ではフルバック、スーパー12(スーパー14の前身)のワイカト・チーフスではセンターを務めた。昨季より日本でプレーしている。「非常にスピードのある選手。ユーティリティプレーヤーとして期待できる。日本での経験もある選手なのですぐにヤマハの環境にとけ込めるだろう」と、堀川監督。

コカ・コーラウエストレッドスパークスは、元日本代表キャプテンのアンドリュー・マコーミックさん(40歳)と、アドバイザー契約を結ぶことを発表した。マコーミックさんは、NZ在住で、2005年からは、同チームの臨時バックスコーチに就任していた。スポットコーチとして関わっていた昨季までより、より深く関わるということになるのだろう。マコーミックさんは、1996年~1999年まで日本代表でプレー。99年のW杯ではキャプテンを務めた。

◎韓国戦、香港戦イベント情報
4月22日の日本対韓国、29日の日本対香港戦が行われる秩父宮ラグビー場でのイベントなど、さまざまな情報が日本協会HPにアップされています。「秩父宮ラグビー場名物コロッケカレー」なるものも登場するようですよ。

◎試合結果
4月5日~21日、北アイルランド・ベルファストで開催中の「U19世界選手権大会」のU19日本代表第2戦結果は以下の通り。

・プール戦 第2戦
U19日本代表●6-107○U19ニュージーランド代表(前半:3-64)
[今後のスケジュール]
4月13日 U19日本代表vsU19サモア代表
順位戦1=4月17日
最終順位決定戦=4月21日

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雨の月曜日に

東京は月曜日の午後、雨が降った。きのうの朝は、都知事選の投票に行き、そのまま熊谷ラグビー場へ。そして夜は、1日に亡くなられた金野滋さん(元日本ラグビーフットボール協会会長)の通夜に参列した。金野さんには何度もインタビューさせていただいた。1968年、日本代表がオールブラックス・ジュニアを破った遠征で、金野さんは団長を務めていたのだが、「勝った時、どういう表情をしていいのか分からなくてね」と、あまりのショックに落胆するNZ協会関係者の前で困った話や、地震に遭遇したエピソードなど、面白おかしく聞かせてもらった。日本ラグビー史を語る人がいなくなるのは寂しいものだ。

月曜日、日本代表合宿が千葉の日本エアロビクスセンターで本格的に始まった。僕は他の仕事と重なって行くことが出来なかったが、体力テストなど行ったようだ。午後、NZU来日シリーズに出場するU21、U23日本代表メンバー33名が発表になった。日本代表スコッドでもあるFB五郎丸歩、CTB高山国哲ほか、神戸製鋼のSO森田恭平、京産大の強力PR長江有祐、山下裕史、早大のPR畠山健介、FL権丈太郎など楽しみな顔ぶれである。4月12日よりチーム練習に入り、15日午後2時より花園ラグビー場で行われる第1戦に備える。第1戦はU21、第2、3戦はU23が迎え撃つ。

トップリーグ情報では、ヤマハ発動機ジュビロのマリカ・ブニバカ選手の退部が発表になった。今後の動向が気になるところだが、チーム関係者の方によれば、フィジーに帰国し、現在抱えている怪我を治してから、次のことを考えるとのこと。

◎お知らせ1
4月22日の日本対韓国戦のあと、会場近くでファンの有志のみなさんが集ってイベントが行われるそうです。以下の要領ですが、僕も途中でおじゃまする予定です。貸し切りのイベントですが、愛好日記の読者だと伝えれば入場できるようですよ。

場所:ディスコパンツ Disco Pants
16:00 キックオフ(当日貸切)
エントランスフィー:¥4,000(食事+飲み放題 20:00終了)
※遅刻、早退の割引はありません。ご了承下さい。
韓国戦リプレー放映有り

◎お知らせ2
JSPORTSのWEB上で<セレブアスリートのスイーツ王国>という企画が行われているのですが、現在、三洋電機ワイルドナイツ主将JPこと榎本淳平選手とサントリーサンゴリアスの甘党代表で佐々木隆道選手が登場しています。2人の甘党ぶりを見たい人はコチラへ。

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高校選抜大会決勝戦結果

日曜日は熊谷ラグビー場にいた。全国高校選抜大会の決勝戦である。快晴のコンディションの中で、神奈川の桐蔭学園と京都の伏見工業が熱い戦いを繰り広げた。この模様は4月14日(土)、JSPORTS1(19:00~20:30)にて放送される予定。ということで、テレビを内容を知らないで見たい方は、文末のセブンスの結果までは飛ばして読んだ方がいいかもしれません。

互角の勝負になると思っていたのだが、大半の時間、ゲームを支配していたのは桐蔭学園だった。東海大仰星、東福岡を破ってきた実力は確かなもので、FWで圧力をかけて、思い切ってボールを動かした。先制トライは6分、SH西橋が防御のギャップをついて斜めに抜け出したところに、この日はCTBに入っていた油嶋が内側に走り込んだもの。反応して内にパスを返した西橋のプレーは見事だった。

17分、伏見工業はSO鈴鹿が抜け出し、最後はCTB能坂がサポートしてそのままトライ。これもワンチャンスをつかんだもので、試合は桐蔭学園ペースだった。「前半は、緊張して、動きがバラバラになっていました。やはり1年でも全国大会の舞台に出ていないと大舞台の経験が不足するんですね」と、高崎監督。ハーフタイムに「伏見は15人でまとまらないと勝てないんだぞ」と原点を思い出させて、後半は落ち着いたゲーム展開になる。

それでも桐蔭学園は組織的にボールを動かした。ディフェンスの反応もいい。後半10分、ゴール前のスクラムからSH西橋がトライ。以降、何度も攻め込んだが、ゴールラインを背にした伏見工業伝統の粘りがこれを防ぐ。そして28分、伏見工業は、しつこい連続攻撃を仕掛けてHO竹田がトライ。右中間のコンバージョンをFB井口が決めて、12-12の同点となる。規定では決勝戦の同点は両者優勝である。場内はざわめきはじめる。

しかし、両者とも同点は望まなかった。スコアで上回ることにかけたのである。若さあふれる、気持ちのいい攻防だった。まずはキックオフのボールを伏見工業が攻めるが、ペナルティを犯す。桐蔭学園FB仲宗根が決勝PGを狙う。わずかにボールはゴールをそれた。当然、このボールを伏見工業が切り返す。そして大きく敵陣へキック。これをまた桐蔭学園が攻め返したところでミスが起きる。そして、スクラムからの連続攻撃でFB井口の決勝トライは生まれた。同点両者優勝で終わらせたければ、冒険せず、ボールをタッチに出せば良かった。でも、誰も逃げなかった。濃密な約5分の攻防だった。

ただ、桐蔭学園が最後にPGを狙ったところは、逃げ切りたい気持ちの表れだったかもしれない。試合後、仲宗根キャプテンはそのことを悔いている。結局はその不成功から伏見工業に逆襲を許してしまったのだけど、それくらい紙一重の勝負だった。ぎりぎりの勝敗を争った経験は両チームを大きく成長させるはずだ。伏見工業は、選抜大会初優勝。

「桐蔭は強いと思っていましたが予想以上。中身は負けていた。それでも最後までよくやってくれた。素晴らしい奴らですよ。春はチャンピオンになりましたが、課題の多いチームですから、これからまた作り直します」。反省の言葉を口にしつつも、笑顔の高崎監督だった。

過去の記録を見る限り、選抜大会のベスト4チームが花園の全国大会でも優勝を争う可能性が高い。伏見工業、桐蔭学園、東福岡、仙台育英をが軸になるはずだが、今季は昨季の東海大仰星、東福岡のような突出したチームはない。これから年末までの伸び次第でどうなるかはわからない。

◆選抜大会決勝戦結果
桐蔭学園●12-17○伏見工業(前半7-5)

◎セブンス試合結果
4月7日、8日に行われたオーストラリアの「アデレードセブンズ」の7人制日本代表の結果です。

4月7日
・POOLB 第1戦
日本代表○ 19-12 ●フランス代表(前半19-7)
・POOLB 第2戦
日本代表● 0-42 ○南ア代表(前半0-21)
・POOLB 第3戦
日本代表 ●12-22 ○ケニア代表(前半0-17)

4月8日
・ボウル準々決勝
日本代表●12-36○トンガ代表(前半0-31)
・シールド準決勝
日本代表○29-10●香港代表(前半12-5)
・シールド決勝
日本代表●17-43○カナダ代表(前半5-17)

なお、横浜で行われた「YC&AC JAPAN SEVENS」は、決勝戦で東海大学を43-5で破った関東学大が優勝しています。

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