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2007年5月27日 - 2007年6月2日

トンガ戦結果

土曜日は、JSPORTSのスタジオと控え室でずっとテストマッチを見ていた。まずは、パシフィック・ネーションズカップのフィジー対ジュニア・オールブラックス戦の解説。放送は日曜日だが、ジュニアの安定感ある戦いに、日本代表の課題になっているゲームマネージメントの意味がよく分かる。

そして、注目のトンガ代表対日本代表戦。こちらの解説は小林深緑郎さんだったので、僕は控え室でテレビを見ていた。日本代表は立ち上がりに続けてスクラムのコラプシングの反則をとられるなど流れが悪く、ゴールラインを背負ってのディフェンスでピンチの連続。しかし、これを全員が身体を張ってしのぐと、相手ボールを奪ってのつなぎからFB立川がタッチライン際を快走し、相手陣22mライン付近でできたラックからSO安藤が右オープンにキックパス。WTB遠藤が外側から内へいい角度で走り込んでこれをキャッチし、そのままトライ。練習で何度も繰り返してきたプレーが生きて、10-7と逆転に成功した。

総じて日本代表選手の丁寧なプレーぶりが印象的だった。それだけフィジー戦の敗戦でひとつひとつのプレーの大切さを痛感したということなのかもしれない。スクラムも修正され、ラインアウトも安定し、前に出る防御でプレッシャーをかけ、後半14分には、PKからの速攻でNO8箕内がインゴールに飛び込むも、トライは認められず。レフリーが確認できないようにボールを包み込むタックルにスーパー14レベルの選手達の巧さが垣間見えた。

劣勢のトンガに反則が続き、シンビン(一時退場)でトンガが14人になった後半なかば過ぎ、日本代表はゴール前のラインアウトからモールを押し込んで20-7とリードを広げ、勝利の可能性を大きく膨らませる。ところが、開き直って自陣から大きくワイドにボールを動かし始めたトンガに防御網を破られ、立て続けにトライを許し、約10分を残して、20-17と3点差に迫られる。ここからは、ひたすら粘りの防御。途中出場、PR山村が相手ボールに絡んで反則を誘う値千金のプレーもあって、なんとか逃げ切った。

カーワンHCが、スタッフ席で歩き回っているのがテレビで映し出されていたが、視聴者のみなさんも同じような気持ちだっただろう。僕もメモを取りながら、何度も大きく息をはき出した。ふ~っ。世界ランキングで日本より上位のチームに勝つのはそう簡単ではない。後半残り20分は戦い方が不安定になったし、ボール出しも遅くなり、防御ラインも破綻するなど危なっかしいシーンは多かった。でも、勝って反省できることは何よりだ。突き放す力は今の日本代表にはまだ身に付いていない。しかし、経験の浅い選手にこの勝利は自信になっただろう。相手のミスはあったとしても、粘りきったことが力になる。今はW杯に向けて一戦一戦進歩していくことが大切。簡単に穴を開けてしまった防御ラインは原因が分かりやすい。攻撃選択でキックを使いすぎだと感じたが、それも修正できるはず。ボール争奪戦などのベースのところが向上しているので、もう少しボールをキープしての素速い仕掛けがほしい。来週の相手は、さらに強いオーストラリアAだが、着々と課題を修正していきたい。

広報を通じての勝利コメントは次の通り(要約)。
◎ジョン・カーワンHC
「ゲームプランがしっかりでき、選手が自分を信じてプレーしてくれた。箕内キャプテンもゲームマネージメントをしっかりやってくれた。今週はゲームマネージメントの部分を集中して練習してきたので、今日の出来には満足している。PNCで初めて勝てたことは我々にとっても日本のファンの皆さんにとっても誇りだと思う。我々はまだまだ成長できる。明日からまたスタートする」

◎箕内拓郎キャプテン
「相手のフォワードを下げてから攻撃をしたかったので、キックを多用した。前半風下できちんとしたゲームができたのが良かった。ディフェンスでボールを獲れるようになってきたので、ディフェンス中心のゲームプランを組んでいる。終盤危ない場面もあったが、テストマッチは楽に勝てない。若手にもいい経験になったと思う。先週の試合があったからこそ今週80分間切れずにプレーすることができた。80分間体を張り続けた選手に感謝したい。色々なことが積み重なった勝利だと思う」

◎日本代表の試合結果
6月2日(土)オーストラリア・コフスハーバー
トンガ代表 ●17-20○ 日本代表(前半7-10)

その他のテストマッチについては追々書いていきたい。

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きょうは我孫子

明日の土曜日は日本代表対トンガ代表戦の日。両キャプテンは、今季、NECグリーンロケッツでともにプレーする箕内拓郎選手と、ニリ・ラトゥ選手。しかも両方ともFW第三列。偶然だけど、珍しい対決だと思う。

きょう(金曜日)は、そのNECグリーンロケッツの本拠地・我孫子に行ってきた。NECロケッツクラブ会報誌の取材だったのだが、まずは、木下剛選手(写真・右)と、日高健選手のショートインタビュー。負傷のため昨シーズンはほとんど活躍の場がなかった両選手だが、それだけに今季にかける意気込みは強い。

Kinoshitahidaka

木下選手は、東海大仰星、京都産業大学と大畑大介選手の同期。大畑選手は、現在アキレス腱断裂からリハビリで懸命に復活を目指しているが、木下選手も昨年2月に腰椎分離症の手術を受け(なんと手術は8時間にも及んだという)、懸命のリハビリでようやく昨年11月に復帰を果たした。腰は長年の持病のようになっており、ずっとしびれなどと戦っていたようだが、今は完治して身体のバランスも良くなり絶好調。「スピードも増しました」。右PR、LOと、ポジションはどちらに落ち着くか分からないが、そのパワフルなプレーは、今季のグリーンロケッツの大きな戦力になりそう。

日高選手も肩の脱臼骨折からの復活を今季にかける。明大中野から明治大学ということで、ラグビーのエリートコースという気もするが、高校は普通に受験して入学し、そのあとにラグビーをすることに決めたのだという。ちなみに、社会人野球をしていたお父さんの影響で、中学までは野球部。プロ野球はカープファンだとか。FLとしてレギュラー獲りを目指すが、FW第三列は、前述の2人に加えて、大東毅、浅野良太、グレン・マーシュなど好選手がひしめく。持ち前の「スピードで勝負したい」と言っていた。

その後、新しい監督の細谷直さん、ヘッドコーチのアラン・ポロックさんに話を聞いた。現在発売中のラグビーマガジンにもインタビューがあり、お二人のプロフィールも詳しく掲載されている。細谷さんは、明治大学で現日本代表GM太田治さんと同期。NECでは早くに現役を引退し、主にマネージメントサイドでチームを支えてきた人だ。だから、今回の監督就任も現場には出ているものの、全体像を描きつつ、自らが推薦して契約となったヘッドコーチのアラン・ポロックさんにイメージを伝え、少し引いた形で指導にあたる。シーズンインまで数多くの試合を組んでおり、「日本代表選手が帰ってきたときに、レギュラーになるのが難しい、と思ってもらえるようなチームにしておきたい」と意気込みを語っていた。グリーンロケッツは、現在の日本代表30名に5名を送り出しており、この選手達を抜きにして、チーム作りを進めなくてはいけない。ワールドカップイヤーの今季は、多くのチームが同じ悩みを抱えるが、選手層の厚さが優勝争いに直結するシーズンになりそうだ。

アラン・ポロックさんは、昨年まで3年間、NZノースハーバー代表ヘッドコーチを務め、BKが売りのチームで好成績をあげている。FWの強さには定評のあるNECにどんな変化をもたらすのか興味深い。

◎お知らせ
日本代表応援サイトがリニューアルオープンしました。6月1日(金)より。日本代表戦ダイジェスト映像や、日本代表選手やスタッフによるコラムもあり。きょうからは、日本代表戦のダイジェスト映像も配信されています(4/22日韓戦、4/29香港戦、5/9・5/12クラシック・オールブラックス戦)。また、パシフィック・ネーションズカップの日本代表戦や8月のラグビーワールドカップ壮行試合のダイジェスト映像も順次配信予定とのことです。コチラからどうぞ。

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トンガ戦の日本代表メンバー

早朝に成田に着き、リムジンバスで帰宅。なんだかんだとやることがあって、ひたすらデスクワークに追われている。6月2日のトンガ代表戦の日本代表出場予定メンバーが発表になった。箕内はなんとか間に合うようだ。先週の試合でも、ゲームの運び方が課題になっただけに、経験豊富なキャプテンの存在は心強い。

日本予定メンバー=1西浦、2松原、3相馬、4大野、5トンプソン、6渡邉、7マキリ、8箕内、9吉田、10安藤、11ロアマヌ、12大西、13ロビンス、14遠藤、15立川、16山本貢、17山村、18熊谷、19佐々木、20矢富、21今村、22小野澤

広報を通じての、ジョン・カーワンHC ヘッドコーチのコメントは以下の通り。
「フィジー戦から、メンバーを3人変えたのは、トンガ戦に向けた戦術的な入れ替えです。FL渡邉に関しましてはアグレッシブさがあるので、その部分を求めています。同じくFLマキリには、これまで積み重ねた経験があるので、それを出してほしい。CTB大西については、他とのコミュニケーションと、ゲームマネジメントの部分を評価してメンバーに入れました。SO安藤との連携も問題ありません」

コフスハーバーでカーワンHCに聞いたとき、「フィジーよりトンガのほうがまとまったチームだと思います。厳しい試合になるでしょう」と話していた。インサイドCTBに大西を入れたのは、ゲームの流れを読める選手をBKに増やしたかったようだ。渡邉は突破力と同時にゲーム勘も買われているはず。試合中に、状況に応じてやるべきことを判断できる選手は、国際試合の経験の浅い選手が多い今の日本代表の中では貴重な存在になる。
大西選手にもコフスで話を聞いたのだが、こう話していた。「インサイドCTBは、SOと同じように大事なポジションだと、JKからは常々言われているし、安藤の見えていないところを僕が指示できればと思います。(自分としては)やっと、チャンスが巡ってきたって感じです。流れを変えるようなタックルもしたい」

土曜日は、パシフィック・ネーションズカップの他にも、オールブラックス対フランス、南アフリカ対イングランドなどのテストマッチがある。日本対トンガ戦については、キックオフ時間の変更でJSPORTSの放送時間も変更になったりしたのだが、最終的には、JSPORTS PLUSで生中継、JSPORTS 2で2時間遅れで録画放送されることになった。土曜日の放送スケジュールは以下の通り。

◎6月2日、土曜日の主な放送予定(JSPORTSのHPなどでご確認ください)
12:25~14:30 トンガ vs. 日本(JSPORTS PLUS 生中継)
14:15 ~16:30 トンガ vs. 日本(JSPORTS 2 録画)
18:55~21:00 オーストラリア vs. ウェールズ(JSPORTS 1 生中継)
21:50~24:00 南アフリカ vs. イングランド(JSPORTS PLUS 生中継)
25:00~27:00 オールブラックス vs. フランス(JSPORTS PLUS 録画)

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コフスハーバーの朝

Sea2

水曜日の朝、ホテルから近いビーチを1時間ほど散歩した。最初は雲が多かったけど、1時間後には、抜けるような青空に。日本代表は、午前中ウエイトトレーニングで、午後は、いつもの学校のグラウンドでトレーニング。ストレングス・コンディショニングコーチの太田正則さんに聞いたところ、「選手のコンディションは良好」とのこと。連日、選手にアンケートをとり、科学的な体調管理がなされているようだ。連戦の中でも疲れを残さず、ウエイトトレーニングも継続することで、筋力も落とさないように取り組んでいる。

Sea1

Citycenter

先日の日記でも書いた通り、他の仕事など諸事情あって僕と深緑郎さんは、いったん帰国し、来週、またタウンズヴィルへ向かうことになっている。コフスハーバーの空港に行く前に、シティセンターを散策し、試合が行われるインターナショナルスタジアムを見てきた。シティセンターから車で5分くらいのところなのだが、ご覧のような広大なグラウンドに、素朴な入り口。ここは、ラグビーユニオン、ラグビーリーグ(13人制)、サッカー、フィールドホッケーなど、なんでも使われる総合球技場のようだ。ラグビーのゴールポストが立っていなかったから、ほんとにここなのか疑わしかったが、それはいつもの姿らしい。サブグラウンドのような場所には、オーストラリアン・ルールズ(日本で言うオージーボール)で使用される4本のゴールポスト(?)も立っていた。

Stadium1

Stadium2

オーストラリアは本当にスポーツが盛んだと実感させられている。昨日紹介した学校の授業を眺めていると、小さな子供達が、広いグラウンドでラグビー、サッカー、クリケット、野球など、様々なスポーツを楽しんでいる。こちらの体育の先生たちは、ハードトレーニングを好むのか、坂道などを使って、生徒をひたすら走らせている授業もあった。ちなみにビショップ・ドルイット・カレッジは、5歳から17歳までが学ぶのだが、入試はなく、いつでも入れるようになっている。ここには日本人の先生がいて、多くの子供たちに「こんにちは!」と挨拶された。その日本人先生によると、コフスハーバーには、日本人留学生が100名くらいいるらしい。きっと、土曜日は応援に来てくれるだろう。

頼むぞ! ジャパン。

こぼれ写真◎ただいまシドニー空港。今回の旅でブログネタを提供しまくってくれた深緑郎さんが、自ら進んでドーナツを食べている写真を撮らせてくれた。美味しそうでしょ?

Doughnuts

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深緑郎さん、絶好調

Sky

29日の日本代表は、午前10時からきのうと同じビショップ・ドルイット・カレッジでトレーニング。FW、BKともに基礎スキルの確認、素速く前に出るディフェンスの意識を高める練習などこなし、最後は、試合形式でゲームプランの確認を行っていた。

Japan529

トンガ戦のメンバーはまだ発表されていないが、練習を見る限り、インサイドCTBに大西将太郎選手が入り、アウトサイドCTBにブライス・ロビンス選手が回りそう。FLで渡邉泰憲選手、ハレ・マキリ選手も先発出場になりそうだ。箕内選手はまだ別メニューだが、ほぼ普通に動けるようになっている。正式なメンバー発表は明日になる予定(と、当初書きましたが、正式発表は31日です。失礼しました)。

「きょうは集中して、いい練習ができていた」とカーワンHCも選手達の気合いのこもった練習に満足げ。全体練習後は、WTB遠藤選手に相手のかわし方をアドバイス。タックラーとの間合いや、身のこなしを説明し、最後は、木立の中に遠藤選手を連れて行き、木の間をすり抜けるランニングスキルを教えていた。この練習、僕もカーワンHCが現役時代に行っていた映像を見たことがある。実物を見ることができて、ちょっと嬉しかった。あまり大きく身体を揺さぶらないことがポイントのようだ。

なお、フィジーでの練習中に膝を痛めたグレン・マーシュ選手は、その後の経過が思わしくなく、こちらで検査を受けた。その結果、半月板損傷の疑いとのことでニュージーランドの主治医の診察を受けるために、29日朝、チームを離れた。マーシュ選手の復帰時期がはっきりした後、追加メンバーを招集するか、このまま29人で今大会を乗り切るかなどの結論が出る見込み。

School1

午後は、ラグビー普及と日本代表プロモーションを兼ねて、2名ずつ3カ所の学校訪問。連日練習グラウンドを提供してくれているビショップ・ドルイット・カレッジへは、佐藤剛選手と、矢富勇毅選手が出向いた。この学校は、5歳から17歳までが学んでいるのだが、今回参加したのは、13歳から16歳。ニューサウスウェールズ協会の普及委員のトレーニングセッションに日本代表選手がゲスト参加する形になっていた。練習後は、試合当日のポスターに即席のサイン会。この学校の子供達も、土曜日は応援に来てくれるようだ。

School2

こぼれ話◎日本代表の午前中の練習で、選手達がグラウンドに姿を現す前、広報担当者、報道陣8名ほどが冒頭写真のような青空の下で話をしていたときのこと。

ポタッ!という音。
「やられたっ」と深緑郎さん。
なんと、深緑郎さんのかぶっていた帽子に鳥のフンが!
見上げると、透き通るような青空が広がっていた。
フンは深緑郎さんの頭にピンポイントに落ちたのである。
あわてて帽子のフンを取り除く深緑郎さん。
失礼ながら、報道陣、大笑い。
「きょうは、なんかいいことありますよ、深緑郎さん」

追記◎ジンザン・ブルック氏についてご質問ありました。元NZ代表オールブラックスNO8で、58キャップを持ち、FWながら17トライをあげた伝説的選手です。今の日本代表のジョン・カーワンヘッドコーチと同世代。1987年ワールドカップに優勝したNZ代表メンバーにも名を連ねていたものの、まだその頃は若く、彼が円熟したプレーで観客を沸かせていたのは90年代です。「コンプリートフットボーラー」と呼ばれるに相応しい、マルチスキルを持っていました。特に、1996年から始まったトライネーションズでの活躍は印象的でした。ロングドロップゴールを決めたりもする華のある選手でした。報道されている頭の怪我は、遠征先のスペインでタクシーから降りたときに転んだようですが、命に別状はないようですね。

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コフスハーバーより

Tonga_2

きのうは、シドニーの空港で日記をアップした後、国内線でコフスハーバーに向かったのだが、トンガ代表、平林泰三レフリーと偶然にも一緒になった。金曜日に平林さんが笛を吹いたオーストラリアA対トンガ戦の話題で盛り上がった。平林レフリーは、日本対トンガ戦と同日行われるオーストラリアA対サモア戦のレフリーを務める。写真のような小さな飛行機での移動だった。ほぼ3分の2の席はトンガ代表に独占されていた。やっぱり、デカい。

Beach_1

コフスハーバーはシドニーから550㎞ほど北上した東海岸の町。ワラビーズが合宿するところとしても知られている。マリンスポーツが盛んなところで、冬場はホエールウォッチングもできるとか。この写真は、僕が宿泊するホテルから歩いていける海岸。朝の散歩も気持ちが良かった。

Japanpra2

日本代表は、月曜日の午前中はウエイトレーニング、午後3時半から、地元の学校のグラウンドを使ってトレーニングした。箕内キャプテンの左足の捻挫は重くはなく、本人はトンガ戦出場に意欲を燃やしている。きょうの別メニュー組は、箕内、マーシュの2選手のみで、小野澤選手、山村選手はフルメニューで練習をこなしていた。

Japanpra

土曜日の試合を振り返ったジョン・カーワンHCはこう話した。「(試合の映像を)見れば見るほど、勝てる試合だったと思う。ディフェンスが消極的だったのは悪かった点だし、チャンスをたくさん作ったのにそれを生かせなかった。チャンスを見極めることが大切で、ゲームマネージメントを試合の中で学んでいかなければいけない」

箕内キャプテンも、「負けたときは精神的に落ち込んだのですが、ポジティブに行こうと、ミーティングでも話しました。きょうもいい雰囲気で練習できたと思います」と、気持ちを切り替えてトンガ戦に向かうと明るく話していた。

追記◎フィジー戦を現地で観戦された方のコメントがありました。応援ご苦労様でした。観客席に近づいて挨拶しなかった件、日本では普通はしていますし、するべきですよね。あの日の敗戦後のショック、疲労困憊状態、キャプテンが病院にすぐに直行するなど、さまざまな要因が重なって配慮が足りなくなったのだと思います。

愛好的美食日記◎日曜日、シドニーの空港で深緑郎さんとドーナツを食べた。新宿サザンテラスのお店で行列が出来る クリスピー・クリーム・ドーナツである。行列ができていなかったので、食べてみることにした。定評あるオリジナル・グレーズドは、たしかに美味しかった。深緑郎さんは全然知らなかったのだが、「小林さん、何かの話題で出た時に、『僕、それ食べたことあるよ』と言えば、かなり驚かれますよ」と無理矢理食べさせた。日記ネタを作った感もあるのだが、食べているところの写真を取り忘れたのは大失態。

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再びシドニーです。

日曜日の朝、日本代表は8時の便でナンディからシドニーへ、そしてトンガ戦が行われるコフスハーバーに向かった。箕内キャプテンは捻挫だったようだが、復帰時期などは不明。僕は9時の便でシドニー、そして日本代表を追いかける形でコフスハーバーへ行く。ただいま、長時間の乗り換え待ちである。

深緑郎さんとランチを食べようと思ったら、目の前に大きな体格の男達が。ウエールズ代表の選手達だった。ジェームズ・フックやコリン・チャービスらが買い物などしていた。昨夜は、シドニーで、オーストラリア代表対ウエールズ代表のテストマッチが行われた。この試合、JSPORTSで放送されるので、結果は書かないことにしますね。

そのあと、深緑郎さんと食事を始めたら、またラグビー選手らしき軍団が。今度は、オーストラリア代表ワラビーズだった。一番最初に目に飛び込んできたのは、フィル・ウォー。僕(178㎝)より身長は明らかに低かった。ただし、胸板は異様に分厚い。ロテ・トゥキリ、ナイサン・シャープ、キャメンロン・シェパード。つぎつぎビッグネームが通り過ぎていったのだが、フォースのFBドルー・ミッチェルで僕と同じくらいの身長だったかなぁ。シェパードは男前だった。ワラビーズとウエールズは、6月2日、ブリスベンで第2テストマッチを控えている。

そこに昨年来日したジョージ・グレーガンが。銀座でのトークイベントで僕が司会したことがあったので、声をかけたら覚えていてくれて、パシフィックネーションズカップのことを少し話したあと、「コフスハーバーはいいところだから、楽しんで」と軽く言葉をかけられて別れた。相変わらず感じがいい。

僕はこれからコフスハーバーに行き、練習取材などしたあと、諸事情あって一度日本に戻り、次は、オーストラリアA代表戦の行われるタウンズヴィルに向かうことになっている。明日は、コフスハーバーから更新します。

追記◎みなさん、コメントありがとうございます。いろんなご意見あると思いますが、日本代表の課題が明確に絞り込まれていっているのは、いい傾向だと思っています。

こぼれ話◎フィジーの空港のセキュリティチェックのゲートを深緑郎さんがくぐったら、ブザーが鳴った。「靴を脱いでください」と言われた深緑郎さん、その靴を持ってゲートをくぐって、またブザーを鳴らしていた。失礼ながら、僕は大笑い。

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