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2007年7月8日 - 2007年7月14日

急ぎのお知らせ

緊急のお知らせ◎先日、このブログでもご案内した『ラグビーマガジンMicrosoft CUP関東ミニ・ラグビー交流大会2007』が台風4号の影響で延期になりました。7月15日(日)、16日(月・祝)、長野県上田市菅平高原で予定されていたものです。延期時期などは、改めてお知らせします。

昨日のプレスリリースでは、各種全国大会の日程が発表になり、全国大学選手権は、1回戦=12月16日、2回戦=12月23日、準決勝=1月2日、決勝=1月12日に行われる。全国クラブ大会は、1回戦=1月13日、準決勝=1月14日、決勝=2月17日。日本選手権は、1回戦=2月23日、2回戦=3月1日、準決勝=3月8日、決勝=3月16日の予定。すでに発表されているトップリーグのプレーオフは、準決勝=2月17日、決勝=2月24日。今季は、W杯開催の影響で、約1か月長いシーズンになる。

13日、W杯一次リーグで日本と同組になるフィジー代表のスコッド30名が発表になったのだが、注目のWTBザウザウ、春はキャプテンを務めたFLドヴィベラタはメンバーから外れている。BKは、ベテランSOニッキー・リトルや、リガイリ、バイ、デラサウなど決定力ある選手がずらりと並ぶ。BKは、春のパシフィックネーションズカップから大幅に変わるが、FWは日本戦メンバー中(控えも含め)、7名がメンバー入り。

土曜日はトライネイションズのニュージーランド代表オールブラックス対南アフリカ代表スプリングボクスが対戦する。スプリングボクスは、ケガのスキンスタッドが欠場するなど、メンバーはさらに苦しくなっているけど、地元のオールブラックスはもちろんいいメンバーだ。きょうの両WTBは、シヴィバトゥ、ハウレット。マカリスターはインサイドCTBに入り、アウトサイドは、トエアヴァ。得点力の高いBKラインだと思う。きょうは、僕と藤島大さんで解説です。放送予定はコチラ

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四宮選手・府中・ブルネイ

みなさんのコメントで情報いただいている通り、四宮洋平選手がNZの地区代表選手権Air New Zealand Cup(ANC)のマナワツ代表のメンバー入りし、7月14日には、プレシーズンマッチのノースランド戦にWTBで先発出場する。プレシーズンマッチは、もう1試合あり、19日にもタラナキ戦が行われる。今年のANCは、7月26日(木)、昨年の覇者ワイカト対マナワツ戦で開幕。四宮選手が出場すれば、ANCでは初の日本人選手の出場となる。

ANCは、一昨年まで行われていたNPC(NZのナショナル地区代表選手権)のディビジョン1が名を変えたもので、チーム数もNPC時代の10から14に拡大。昨年は、これを7チームずつの2組に分けて行われたが、今年は総当たりではなく、14チームが10週間試合して順位を決め、上位8チームが決勝トーナメントに進む。決勝戦は10月20日。つまり、ワールドカップ期間中も、大会は並行して行われる。なお、NPCディビジョン1では、サントリーの大久保直哉選手が2004年にサウスランド代表としてプレーした。

四宮選手も「今の自分のゴールはここで活躍する事」と自身のHPで書いている通り、レギュラーに定着して活躍することを祈りたい。

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金曜日も前日に続いて府中に行ってきた。これもJRFUメンバーズクラブの会報誌の取材で、8月中旬に会員のみなさんに届く予定のものだ。気の早い話だけど、トップリーグのプレビュー企画で、東芝ブレイブルーパスのテクニカルコーチ島崎正吾さんと、サントリーサンゴリアスのBKコーチ沢木敬介さんの対談だった。ともに昨年度で引退を表明したが、実はお2人の言葉を借りれば「保険」で選手登録もしているのだとか。もしも、BKが次々に負傷してしまった場合は、控え選手に名を連ねたりできるようにということだろう。実際、沢木コーチは春の試合に出ていた。

ともに学生時代から選抜チームなどで一緒にプレーしたこともあるし、社会人では数え切れないくらい対戦している、と言っていた。SO島崎、CTB沢木のコンビもあったらしく、「島崎さんはほんとに周囲を生かしてくれるSOで、やりやすかった」と誉めていた。しかし、今年のことになると話は別。「モールにこだわらずに、ボールを動かして勝ちたい」と島崎コーチが言えば、沢木コーチも「サントリーも強くなっている。東芝のやりたいことはさせないようにしたい」と早くも気合いの入った言葉が出ていた。

ブルネイにいる平林泰三レフリーから、試合の様子を伝えるメールが届いたので、ご紹介します。
《夜の8時30分キックオフにてブルネイ対カンボジアを担当しました。結果は、カンボジアがブルネイを30-8(前半10-3)で下しました。カンボジアは、オーストラリアやフランスから6名の外国人選手を擁し、パワーラグビーで圧倒しました。ブルネイには、サモア人の選手が1名おり、彼も活躍しましたが、終盤の健闘虚しく敗れました。
 試合前のセレモニーでは、VIPの挨拶という事で、最近引退されたスポーツ省大臣で元将軍が来られ、選手やレフリーと挨拶を交わしました。また、元将軍よりブルネイキャプテンへのパスによる始球式も行われました。
 さて、試合の内容はというと、チームの中での選手レベルにかなりの差があり、良いプレーが生まれたかと思うと、びっくりするような予期せぬプレーが起こったりします。例えば、カンボジアのノックオンがあり、レフリーが笛を吹いてノックオンのジェスチャーをすると、ブルネイチームが全員サッと10m下がっていったり…。「ペナルティじゃありませんよ。スクラム。しかもブルネイボールです」と何事もなかったかのように説明して事なきを得ました。
 でも、ナショナルチームなので、コンタクトをする際はかなり厳しく行っていました。カンボジアチームは「カンボジアの歴史の中でも最高のパフォーマンスだった。ゲームを支配し、かつスピードを発揮できていた。」とのコメント。一方のブルネイチーム監督は、「カンボジアは多くの良い選手を抱えていて非常に強いチームだが、そのチームに対して十分にチャレンジ出来たし、試合終盤のプレーは我々の誇りです」との話していました。
 ブルネイでの史上初のインターナショナルマッチを担当出来て非常に光栄でした。とても良い経験が出来ました。普段担当しているレベルでは体験出来ない事や、違ったマネジメントの難しさがあるので、一試合ごとに刺激と学びがあります。
 また次の試合に向けて準備しようと思います。こちらはとても蒸し暑いので…》

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吉田朋生選手とナイター照明

木曜日は東芝ブレイブルーパスのSH吉田朋生選手の取材で、府中に行ってきた。これは、JRFU(日本ラグビーフットボール協会)メンバーズクラブの会報誌に掲載されるもの。

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この春の日本代表のことから、今後の目標など聞いたのだが、クラシックオールブラックスで対戦したSHジャスティン・マーシャル選手のゲームコントロールには刺激を受けたらしい。「劣勢の試合に途中から入っていって流れを変えるのは難しいのですが、マーシャルが入った瞬間に流れが変わりましたよね」。また、パシフィックネーションズカップの最中に見たオーストラリア代表SHジョージ・グレーガン選手のパスさばきの良さに刺激を受けたようだ。「いったんボールを持ち出してから放るのですが、パスのモーションも、パス自体のスピードも速いのでSOがプレッシャーを浴びないですよね」。攻撃のテンポアップ、防御でもっと前に出て行くことなど、課題を克服したいと語っていた。

その吉田選手は、京都出身なのだが、サッカーのフランスリーグで活躍する松井大輔選手とは同期で、藤森中学でともに学んだのだそうだ。その後、松井選手は鹿児島実業へ、吉田選手は東海大仰星に進んだ。そしてともに3年生では全国大会に出場し、吉田選手のほうは日本一に上り詰めた。その時、報道陣から松井選手のことを質問されたりしたらしいのだが、実は藤森中学は11クラスほどあって、一度も話したことはなかったのだとか。「話しておけば良かったですね~」。とはいえ、中学時代に将来、サッカーとラグビーの代表選手になるなんて、想像できないだろうしね。

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午後、秩父宮ラグビー場に行くと、ナイター設備が! ちょっと分かりにくい写真だけど、見えますよね? なお、ナイター開きとなる、8月10日(19時30分キックオフ)の「日本代表対アジア・バーバリアンズ」のバーバリアンズのスコッドに松田努選手(東芝ブレイブルーパス・FB)が追加となった。過去のワールドカップ経験者が多数出場する壮行試合も、ぜひ赤い色でスタンドが埋まってほしいなぁ。

お知らせ◎7月15日(日)、16日(月・祝)、『ラグビーマガジンMicrosoft CUP関東ミニ・ラグビー交流大会2007』が長野県上田市菅平高原にて開催されます。また、7月14日~16日には『第20回サッカーマガジンMicrosoft CUP 少年大会』も同時開催され、両大会あわせて、全国から3,000人を超える小学生ラグビー選手・サッカー選手が集結し、互いの交流なども行われることになっているようです。

追記◎コメントでご指摘のありました「リンク集」、更新しました。お知らせ頂き、ありがとうございます。

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ブルネイよりメール着

9月の恒例行事になった日英大学ラグビー対抗戦の概要が明らかになった。今年来日するのは、ケンブリッジ大学で、以下の2試合が予定されている。いずれも、秩父宮ラグビー場にてナイターで行われる。

第1戦 9月9日 17:00キックオフ 対全関東学院大学
第2戦 9月16日 17:00キックオフ 対早稲田大学

関東学院は、このあと英国遠征が予定されており、オックスフォード大学とも試合するようだ。全関東学院大学となると、トップリーガーも含めて有名選手が揃っているし、メンバー編成が楽しみなのだが、すでにこの時期はワールドカップが開催されているので、僕はフランスにいる。すでに日本の第一戦(対オーストラリア)は終わっている。さて、どうなっているのか。

平林泰三レフリーからメールが着た。今、ブルネイにいるようだ。ほんと、いろんなところに行ってるなぁ。メール紹介します。

『今、ブルネイにいます。アジアテストシリーズのディビジョン6で、ブルネイ・カンボジア・ラオス・インドネシアが総当たりにて対戦します。
 ブルネイは王国なので、街中に王様の看板が掲げてあり、少し異様な感じです。この王家は500年以上も続いていますが、この王様は浪費の王様らしいです。お父さんは国民の事を想いお金を使わなかったらしいのですが、息子は使いまくっていて、世界中に家を買ったり、自分用の大きいモスク(礼拝堂)を作ったりしているとか。今日の試合会場のスポーツ施設も、友人の為に作ったそうです。
 こちらに着いてから、昨日と今日にかけて、各チームを訪問して、「ルール・スクール」を開催しました。ラオスの選手たちは、ラグビーを始めたばかりの選手が多く、ラックの定義等の初歩的なところから説明をしました。
 試合は、1日おきに2試合ずつ行われ、3日間にわたって開催されます。今日は、カンボジア対ブルネイの試合を担当します。おもしろそうです』

試合の様子はまたメールが送られてきたら、紹介しますね。

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スピードのNZ

火曜日は、 JSPORTSの「熱狂再び!ラグビー ワールドカップ名勝負24選」で1995年準決勝 イングランド代表対ニュージーランド代表オールブラックスの解説をした。イングランドは、1995年のファイブネイションズ(現シックスネイションズ)でグランドスラム(全勝)を達成しており、優勝候補の一角。一方、オールブラックスも優勝候補の一つではあったが、前年にはフランスに連敗し、選手も新旧交代の時期。万全ではなかった。

この準決勝、20歳の怪物ジョナ・ロムーのド迫力のトライがある。1987年のジョン・カーワンの独走トライにも匹敵するインパクトなので、視聴可能の方はぜひご覧ください。NO8ジンザン・ブルックのロングドロップゴールもあり。華があって、見ていて楽しいものだった。オールブラックスのボールを動かす速さには改めて驚かされたが、1991年大会で敗れて以降、ニュージーランドのラグビーが、さらなるスピード重視にシフトしていったのは確か。世界の進化を日本もしっかり感じていなければいけなかったのだろう。SHバショップのボールさばきも素速い。1999年には日本代表としてワールドカップに2大会連続で出るわけだが、彼に匹敵するSHはそう見あたらない(2カ国にまたがって代表になれない規定は2000年より)。

他にも、FLクロンフェルド、SOマーテンズ、WTBウィルソン、FBオズボーンらの若手が縦横無尽にフィールドを駆け回る。クロンフェルドのサポート、つなぎ、ボールへの絡み、すべて文句無し。マーテンズは可愛すぎる。先日やってきたクラシック・オールブラックスのキャプテンの12年前である。イングランドのLOは2003年大会の優勝キャプテンとなるマーティン・ジョンソン。細いなぁ。会場はケープタウンのニューランズ。開会式が行われたグラウンドだ。そして超満員。いいね、ほんとに楽しい解説だった。

初回放送は、12日の深夜1時から。JSPORTS ESPNにて。

お知らせ◎『英国ラグビーとクラブ組織』(佐々木康著 創文企画)が出版されました。文部科学省の在外研修員として、英国に滞在した著者が英国クラブ・ラグビーの強化と経営メカニズムを調査、考察している。僕も読んでいる最中なのだが、強豪レスター・タイガースの取り組みを詳細に紹介。なぜ地元選手を軸にしたレスター・タイガースが常勝チームになったのか。日本のトップリーグのチームにも参考になるはず。

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カツサンドが…

コベルコラグビーフェスティバルの翌日は京都の実家に戻り、ゆっくりした時間を過ごした。そして月曜日、京都駅のホームで衝撃の文字が目に飛び込んできた。「サンドイッチ、一新。」。サンドイッチのメニューが新しくなり、僕の大好物の「柔らかカツサンド」が消えていた。呆然とホームに立ちつくした。失意のうちに東京駅に到着。恐る恐る売店をのぞいてみると、やはり「サンドイッチ、一新。」の文字が。しかし、よ~く見たら、あった! ほっとした。よく考えてみると僕は東京駅でしか「柔らかカツサンド」を買ったことないかも。まあいい、とりあえずあったんだから。カツの柔らかさと、パンにしみこんだソースの味がなんとも好きなのである。だから、なくならないで。

東京駅で、ラグマガの森本さんと待ち合わせ、クボタスピアーズのグラウンドがある船橋に向かった。7月25日発売の『ラグビークリニック』の取材である。先日のトニー・ブラウン選手の取材と同じく、ポジション別のタックルについて聞くものだ。クボタのCTBといえば、吉田英之選手である。ご覧の笑顔で質問に答えてくれた。

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現代ラグビーのCTBの役割、インサイド、アウトサイドCTBそれぞれのディフェンスの違いなど自身の体験をもとにわかりやすく話してくれた。インサイドCTBのほうが身体が小さいイメージがあるのだが、吉田選手によれば、最近はインサイドCTBのほうが、相手とのコンタクト回数も、タックル回数も圧倒的に多くなっており、フィジカル面の強さも求められているという。ディフェンスでの立ち位置など吉田選手の考えも聞かせてくれて、興味深い話だった。お楽しみに。

山神監督と少し話せたのだが、この春は負傷者も少なく小堀選手など、昨年からのケガを引きずっていた選手も続々復帰予定のようだ。そのクボタスピアーズは、9月29日、船橋のグラウンドで、クボタラグビー祭りを開催する。当日は、三洋電機ワイルドナイツとの試合も組まれている。トップリーグを占う上でも興味深い一戦になりそうだ。

本日の、プレスリリースは、「KOBELCOカップ2007 第3回全国高校合同ラグビー大会」開催について。7月21日(土)~23日(月)、北海道・夕張市 夕張市平和運動公園ラグビー場にて。この大会は、全国9ブロックから選抜されたU17代表選手、そして、部員不足の学校の生徒で作ったU18ブロック代表が交流と互いのレベルアップを図るもの。神戸製鋼コベルコスティーラーズからも選手が参加して、それぞれのブロックの担当として各チームに帯同し、コーチ役も務める。参加するのは、元木由記雄、小泉和也、苑田右二、八ツ橋修身、野澤武史、今村友基、辻井将孝、山本大介、森田恭平の各選手。

お知らせ◎元日本代表の名ロック林敏之さんが東京でトークライブを開催するようです。7月20日(金)、午後7時半より。場所はDiscoPants。ナビゲーターは、スポーツライターの大元よしきさん。こちらで詳細を。

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コベルコフェスティバル

7日の土曜日は朝、羽田空港から神戸へ。浴衣を着ている航空会社の人が多く、七夕を実感。それにしても、神戸空港は便利である。空港からポートライナーに乗って15分ほどで三宮に着く。神戸製鋼コベルコスティーラーズによる「コベルコラグビーフェスティバル2007」に参加したのだが、例年通り、盛りだくさんのイベントで、僕もすっかり楽しませてもらった。

Lift

朝からタッチフット大会や、体験コーナー(写真はリフトされる女の子)が行われ、清水秀司選手による、スクラム特訓「シミーズ・ブートキャンプ」など面白企画も。午後2時からは、大畑大介、松原裕司、今村雄太の3選手によるトークショー。僕が司会をさせてもらったのだけど、約30分、日本代表のことからトップリーグへの意気込みまで、楽しい話が聞けた。大畑選手にアキレス腱の治り具合を聞くと「今村には負けるけど、松原よりは速く走れますよ」とユーモアをまじえて回復ぶりをアピール。日本代表の春の戦いについては、「日本代表はかつてないほどまとまりのいいチームになっているので羨ましかった」と、代表選手たちの奮闘を素直に称えていた。まずは北海道でのサマーキャンプでベストを尽くす、とのこと。

Talk_1

松原選手はこの春10㎏ほど体重が落ちて、身体にキレが出たことや、ラインアウトのスローイングが改善されたことを具体的に語ってくれた。3人が座った時に今村選手の身体の大きさに驚いたのだが、この春も5㎏ほど増量。日本代表活動中のウエイトトレーニングの成果らしく、上半身もひとまわり大きくなった感じがした。今村選手は木訥とした語り口で言葉も少ない。僕もいろいろ突っ込んで、大畑選手に「しゃべり、教えてあげたら?」と言うと、「僕はいま今村に勝っているのは、しゃべりだけなんで、それは教えられません」と笑いをとりつつ、今村選手のラグビー選手としての能力の高さを語った。

その今村選手が高校時代から自分で髪の毛を切っていることに話が及んだとき。
「自分で? どうやって?」
「すきばさみです」
「道具のこと聞いてまへんがな」
ってな感じで、話を振れば振るほど味が出た。

午後3時からは、NECグリーンロケッツを迎えての練習試合。神戸製鋼は平尾総監督のもと、「超攻撃的ラグビー」を目指しているし、NECも細谷監督がボールを動かすチーム作りをしている。やや防御の甘い面はあったが、互いにグラウンドの横幅いっぱいを使ってボールを動かす面白い展開になった。神戸製鋼がモールからのトライで先制すると、NECもCTBラウエンのトライ、この日大活躍のNO8日高の独走トライなどで応戦。しかし、神戸製鋼はこの春好調のSO大石のリードで果敢に攻め、CTBホラの2トライで、24-12と前半をリードして折り返した。

後半は、序盤からNECが縦突破を軸にペースをつかみ、25分、新加入のFLラトゥの逆転トライで、31-24。しかし、最後は神戸製鋼が横に縦に自在にボールを動かして36-31で勝利した。マーシュ、箕内ら日本代表勢、武井、窪田ら主力の多くを負傷で欠いていたNECとしては十分に手応えのつかめる試合だったように見えたが、細谷監督は「このメンバーに勝つ経験をさせてやりたかった」と唇をかみしめた。一方、神戸製鋼の平尾総監督は、「NECは強かったですよ。後半よく我慢した」と一定の評価をしていた。FL鈴木、LO近藤、CTB大橋、FB濱島ら、1年目の選手もいい働きをしていたし、神戸製鋼は視界良好な感じがした。

Charity

試合後は、クラブハウスの駐車場にて、ファンのみなさんも参加してのアフターマッチパーティー。ここでは、野澤選手の進行でチャリティオークションも行われ、「イケメン選手とイタリア料理を食べる権利」など工夫を凝らした商品が次々に落札された。平尾総監督が選ぶ「きょうのMVP」は、FWを引っ張るLO林選手。新人紹介では、今村選手が「人前で初めてこんなにたくさん話しました」とコメント。そして、パーティーも終わりに近づいたころ、満を持してのダンシングチーム登場。昨年の「Tバックストリートボーイズ」から生まれ変わった「灘浜パンパース」は、辻井選手、コーチ役の石井選手を軸に見事なダンス。歴代のダンシングチームの様子から、昨年「総統」にダメ出しされてから猛特訓したメイキングビデオ上映もあり、今年のダンスの最後には、「総統」が道路の向こうから丸を出す演出。お客さんも爆笑の連続だった。

Pumpers

それにしても、朝からずっと総合司会をしていた、西村愛さんはタフだなぁ。僕は午後からだけでもけっこう疲れたのに。スタッフのみなさん、お疲れ様でした。素晴らしいフェスティバルだったと思います。

夜は、大学時代の先輩が経営するバー「サードロー」でトライネイションズを観戦。スプリングボクスは層が厚い。メンバー総入れ替えでも、ワラビーズと互角に戦うのだから。グレーガン、ラーカムはやっぱり上手かった。僕はここで勢いよく飲み過ぎて、超酔っぱらいの夜になってしまった。反省。

追記◎秩父宮ラグビー場は、改築中に第一次オイルショックに見舞われ、いったん工事が中断。なんとか再開されたのですが、建築資材などの値が上がり、照明設備まではつけられず、そのまま今日に至ったということです。

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