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2007年1月14日 - 2007年1月20日

トップチャレンジ大一番

脇町のラグビーにつながりのあるみなさんが反応してくれて嬉しいです。脇町パワー恐るべしです。他にも「ラグビー饅頭」のようなものがあったら、教えてくださいね。そういえば、21日の夜、人気テレビ番組「情熱大陸」で早稲田大学ラグビー部の中竹竜二さんの一年を追ったドキュメンタリーが放映されるようだ。

21日(日)、秩父宮ラグビー場で行われる大学オールスターゲームのことは、きのう書いたが、他にも、忘れてはいけない注目の戦いがある。福岡の博多の森陸上競技場にて行われるトップチャレンジ第2節のマツダ対ホンダヒート(12:00キックオフ)、九州電力対近鉄ライナーズ(14:00キックオフ)戦だ。

マツダとホンダヒートは、東京ガスとともに地域リーグ2位の「トップチャレンジ2」に参加しており、3チームの総当たり戦で1位通過すればトップリーグ11位との入替戦に進出できる。つまり、リコーブラックラムズが相手。地域リーグ1位チームの「トップチャレンジ1」では、九州電力、近鉄ライナーズ、三菱重工相模原が戦い、1位、2位がトップリーグに自動的に昇格。3位は、トップリーグ12位の日本IBMビッグブルーとの入替戦になる。トップチャレンジ1では、14日、九州電力が三菱重工を破っているので、21日に近鉄にも勝てば、1位通過が決まる。同時に日本選手権出場も決まるわけだ。もちろん、近鉄も強い。いい試合になりそうだ。トップリーグは、サニックスとコカ・コーラが残留を決めているし、九州ラグビー、活気づいてますね。 

というようなことを書いてアップした直後、入替戦の予定が発表になったので追記します。
◆2月12日(祝・月) 秩父宮ラグビー場
12:00 日本IBMビッグブルー対トップチャレンジ1の3位
14:00 リコーブラックラムズ対 トップチャレンジ2の1位

◎愛好的読書日記
光文社新書「スクラム 駆け引きと勝負の謎を解く」(松瀬学著)を読んだ。僕も、いろんなポジションをやらされたけど、FW第一列で試合に出たことはない。高校時代にチーム内の紅白戦でやったことがあったくらいかな。だから、細かなことは分からない。今も見た目で判断することしかできない。当然、この本を読んでも理解はできない。でも、数多くのフロントローの肉声に、笑って、泣いた。あの7連覇時代、新日鉄釜石はほとんどスクラムトライを狙わなかった。当時のプロップ石山さんが「そんな美学は持ち合わせていない。苦しいから、いかないだけ」と言う。めちゃくちゃ強かったのに、かっこいい。スクラムで1m押してくれたら、僕らBKはめちゃくちゃ楽になる。逆にファーストスクラムで1m下がれば、もう試合に負けるような気分になったものだ。だから僕は、最前線で身を削る男達を尊敬している。

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ラグビー饅頭

知人からこんなお饅頭を送ってもらった。徳島県美馬郡脇町の名物「ラグビー饅頭」(川田光栄堂本店)である。説明書によると、「昭和4年4月、故長谷川茂雄先生が、脇町中学校(現脇町高校)に着任しラグビー部を創設され、四国で初めて楕円球が転がったのであります」とある。脇町中学は、昭和9年に全国大会初出場。以降、常連校となって脇町の町民のあいだでもラグビー熱が高まった。ラグビー饅頭は、この会社の創業者が熱狂的なラグビーファンだったことからできたとか。昭和32年には全国菓子博覧会で金賞を受賞している。

Wakimachi

思いっきり宣伝みたいになってしまったけど、誰に頼まれたわけでもありません。ただ、ラグビー熱のある地域の話を聞くと嬉しくなってしまう。もちろん、全国にこうした場所はいくつも存在するわけで、またこんな話題があったら書きたいと思います。

きのうは、プレーオフの記者会見のことを書いたが、同日の昼、大学選手権準決勝で敗れた早大・中竹監督のインタビューに行ってきた。これはラグビーマガジン3月号(1月25日発売)に掲載されるもの。精神的なショックはあったようだが、監督がいつまでも落ち込んでいられないし、「決勝戦の夜から日本選手権のことを考えていました」と、すでに前を向いていた。なぜ負けたのか、敗因を淡々と語ってくれたのだが、指導者の責任を何度も口にしていた。コーチというのは選手達に愛情を注がないとできないし、愛情があるからこそ負けたときは選手に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。過去にもそうした話はいろんなコーチに聞いてきた。そのたびに、コーチの役割の重さを痛感する。学生の人生を背負っているようなところもあるしなぁ。清宮監督の後を引き継いだ監督1年目で精神的プレッシャーも強かったと思うし、準優勝は恥ずかしくない成績である。日本選手権でいい試合ができるよう祈りたい。

21日は、秩父宮ラグビー場で全国大学オールスターゲームが行われるが、そのメンバーが、18日付けで日本協会ホームページにアップされている。

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マイクロソフトカップ記者会見

またしてもココログのメンテナンス時間を忘れていた。最近、「毎朝、見てますよ」という声をよくかけていただく。素直に嬉しいし、できるだけ連日更新できるように書いていきますね。

Mscuppress

16日は、トップリーグのプレーオフトーナメント「マイクロソフトカップ」出場4監督による記者会見があった。出席したのは、東芝ブレイブルーパスの薫田真広監督、サントリーサンゴリアスの清宮克幸監督、ヤマハ発動機ジュビロの堀川隆延監督、トヨタ自動車ヴェルブリッツの朽木英次監督。1月28日のセミファイナルは、東芝対トヨタ自動車(秩父宮)、サントリー対ヤマハ発動機(花園)の対戦になる。会見からさっそく微妙にプレッシャーをかけあう様子が面白かったのだが、第一声は以下のような感じだった。

薫田監督「ディフェンディング・チャンピオンのプライドを保ちつつ、チャレンジする気持ちを忘れずに戦っていきたい」

朽木監督「ぎりぎり4位に滑ることができた。東芝に救ってもらった形だが、その東芝と戦うことになった。これからの2週間、チャレンジスピリットを他のチームより多く持てるような時間を過ごしたい」

清宮監督「ヤマハの3位は望むところ。リーグ戦で敗北を喫し、ぜひリベンジしたかった。一番倒したいのは東芝。負けたチームに勝ってマイクロソフトカップをいただきたい」

堀川監督「チームの目標である日本一へ、スタートラインに立てて嬉しい。リーグではやりたいラグビーをやって結果を出したわけではない。グラウンドの幅をいっぱいに使ったボールを動かすラグビーにフォーカスして挑んでいきたい」

記者会見のあと、午後7時からは、青島健太さん司会による「ぴあトークバトル」が行われた。この様子は、ダイジェスト版でJSPORTSでの放映される予定。ここでも舌戦はあったのだけど、やはり、それぞれ負傷者の情報や戦い方については、言葉を濁していた。盛り上げ役の清宮監督は強気の言葉でガンガン攻めた。清宮監督が薫田監督に「モール、本当はやめたいんでしょう? そんなことしなくても点を取れるじゃないですか。12人入るのはやめましょうよ」と突っ込むと、薫田監督も「モールは肩の位置が10㎝高いか低いかで押せるかどうか決まるもの。だからこそ小さい選手でも押せる」など、技術論に持ち込む。すかさず清宮監督が「なんて言いながら、こっちもモールで来てくれた方が良かったりしてね」と腹の探り合い。

もちろん、東芝とサントリーが決勝でぶつかるかどうかは分からない。前回の対戦ではどのカードも接戦だった。一発勝負は何が起きても不思議はない。天候や負傷者も影響するだろうし、焦点をいかに絞り込んで戦うか。そんな駆け引きも重要になる。すごく楽しみなプレーオフである。

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それぞれの進路

大畑選手がアキレス腱を痛めた件、非常に残念だけど、今は治療に集中して、他に怪我を抱えている部分も含めてじっくり治してもらいたいと思う。楽観視は禁物だが、W杯までは約8か月ある。人並み外れた肉体を持つ大畑選手のこと。完全復帰を祈りたい。

トップ選手の多くは、大なり小なり怪我を抱えつつ戦っている。NECの箕内選手も昨春、怪我などで日本代表を久しぶりに外れたのだが、その間にじっくりトレーニングしながら調整し、シーズン中のパフォーマンスは素晴らしかった。不運にも怪我でしばしグラウンドを離れる選手たちのことは、前向きにとらえて復帰を待っていたいと思う。

月曜日のプレスリリースは、2007年度の入部内定者のお知らせだった。発表したのは、ヤマハ発動機ジュビロと、ワールドファイティングブルの2チーム。ヤマハは、すでに発表していた3名に加えて、4名を追加発表。その中には、早稲田の矢富勇毅選手の名前があった。大学選手権決勝を戦った選手達の進路はさまざま。早大は、CTB今村選手が神戸製鋼コベルコスティーラーズ、SO曽我部選手がサントリーサンゴリアス、LO後藤選手はトヨタ自動車ヴェルブリッツ、WTB首藤選手はNECグリーンロケッツ、関東学大のSO藤井、CTB高山両選手は東芝ブレイブルーパスと、来季からのトップリーグでは彼らの対決も話題になりそうだ。

ヤマハの内定者7名は、次の通り。八木下恵介(NO8 日体大)、矢富勇毅(SH 早大)、中島拓也(CTB 熊谷工業高)、徐吉嶺(WTB 朝鮮大学校)、笠原雄太(LO 流経大)、小林訓也(NO8/WTB 日体大)、越村一隆(FB 中央大)。 

ワールドは、4人の入部内定者を発表。山下誠(CTB 大体大)、日和佐豊(FL 明大)、浦河健布(LO 天理大)、近松拓(FL/HO 大体大)。早期のトップリーグ復帰を目指す。

追記◎年末年始とたくさんコメントでご質問を受けながら、仕事に追われてほとんど答えていなかったので、少しずつですが可能な範囲でお答えしていきます。まずは、移籍規定に関する件ですが、この規定は日本ラグビー協会の「選手移籍規定」なので、カテゴリーには関係なく、すべてのチームに適用されます。基本的に移籍後1年間は出場できません。ただし、前チームの「移籍承諾書」があればプレーできますし、会社が破産したり、ラグビー部が廃部になるなどの、やむを得ない理由がある場合も認められます。

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TL最終節結果

日曜日は秩父宮ラグビー場だった。トップリーグ最終節の戦いの中で、東芝対三洋電機戦をJSPORTSで解説した。試合前、秩父宮ラグビー場入口近くで、三洋のオライリー選手と会った。この日は怪我で欠場。「僕、東芝好き。がんがんやりたかった。病院では2か月かかると言われているけど、1か月で治す」と言っていた。さて、試合のほうは、三洋が勝利すればトップ4の可能性もあっただけに白熱した。

東芝にトライされても、インゴールで「まだまだ!」と声が聞こえたし、SOトニー・ブラウンのPG、モールを押し込んでのFL赤井のトライなどで追撃。後半10分、CTB霜村のインターセプトからのトライで30-33として食い下がった。このあと、大きく崩れてしまったけど、三洋の頑張りには感動させられた。特に、トニー・ブラウンには、しびれた。巨漢・侍バツベイに真っ向タックルし、何度か吹っ飛ばされていたけど、それでもジャッカルでボールを奪い取ることもあったし、難しいPGを次々に決めた。NZでも人気のある選手なのだが、それがよく理解できた気がする。

しかし、東芝は強かった。薫田監督も「やっと納得できるゲームができた」と語り、選手の判断によってボールを動かし、適度な深さのサポートから次々にボールがつながったトライを評価しているようだった。初めて見た人も楽しめる試合だったのではないかと思う。試合前日、冨岡キャプテンに話を聞く機会があったのだが、「明日は、タイトルではないけど、リーグ1位通過というタイトルをとるつもりで、しっかりした試合をしますよ」と話していた。その言葉通りの内容だった。「関東学院の試合を見て、テンションが上がりました。頑張らなきゃ」とも言っていたのだが、関東学院のSO藤井、CTB高山の両選手は東芝入りする予定で、二人のプレーに刺激を受けたようだった。

東芝は1位通過。2位はサントリー。ヤマハ発動機は神戸製鋼を破って3位。4位には、NECの気迫のこもった防御と猛攻に苦しみつつ、トヨタ自動車が滑り込んだ。NECの鉄壁の防御にはプライドを感じた。それをはねのけたトヨタ自動車も立派だった。

残留争いは、コカ・コーラがクボタに快勝して入替戦を回避。11位のリコーと12位の日本IBMが入替戦に、セコムとワールドは自動降格となった。これでトップリーグは一区切り。得点王は、サントリーのライアン・ニコラス選手(159点)、トライ王は、三洋電機の北川智規選手(19トライ)。同じく日曜日に行われていた「トップチャレンジ1」では、九州電力が三菱相模原を、49-12で破り、トップリーグ自動昇格に向け、一歩前進した。

トップリーグ5位~10位のチームはシーズンを終えることになる。すぐに各チームとも来季への準備に入ると思いますが、ひとまずはお疲れさまでした。

上位4チームのプレーオフは、1月28日に行われる。組み合わせは以下の通り。
・東芝ブレイブルーパス 対 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
・サントリーサンゴリアス 対 ヤマハ発動機ジュビロ

◆トップリーグ最終節結果(14日)
NECグリーンロケッツ●15-19○トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半0-8)
東芝ブレイブルーパス○66-30●三洋電機ワイルドナイツ(前半26-20)
セコムラガッツ●24-27○日本IBMビッグブルー(前半7-10)
クボタスピアーズ●34-54○コカ・コーラウエストレッドスパークス(前半22-19)
ワールドファイティングブル●26-35○リコーブラックラムズ(前半12-12)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ●26-37○ヤマハ発動機ジュビロ(前半12-12)

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