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2007年8月12日 - 2007年8月18日

網走フェスティバル

School_2

18日、網走トレーニングフィールドでは、網走ラグビーフェスティバル2007が行われた。午前中は、地元網走だけでなく、帯広、美幌などから駆けつけたラグビースクールの少年達が交流試合。その後、網走発「カニチョッ筋体操」の実演。可愛かったなぁ。

Kani

Kobesun

メインの2試合は、トップリーグ上位チームが対戦したが、まずは第一試合で、サントリーサンゴリアスが開始直後から神戸製鋼コベルコスティーラーズを圧倒。最初の10分に、3トライをたたみかけた。先制トライは膝の怪我がようやく癒えたCTB山下大悟選手。3人、4人とタックラーを鋭角的なステップワークで外し、復活ぶりをアピールした。その後も、サントリーは優位に立つスクラム、モールで前進し、CTBニコラス、FL元らが大きくゲイン。神戸製鋼を翻弄した。後半は、大きくメンバーを入れ替えたが、新外国人選手のWTBハビリも力強い突進力を見せ、後半20分あたりで52-7と大量リードを奪った。しかし、神戸製鋼も意地を見せ、後半登場のSH苑田、FLマパカイトロらが防御を破り、今季好調のWTB小笠原らのトライで28-52まで追い上げた。

サントリーの山下キャプテンは、後半途中で下がったが、1年半ほど回復にかかった膝にまったく不安を感じさせないプレーぶり。「膝のことは全然怖くなかった。でも、プレーはまだまだですよ」。ニコラス選手とのCTBコンビは強力だった。

一方、神戸製鋼の平尾総監督は「完敗でしたね。こちらのスタイルはあるけど、それをさせてくれなかった。いい経験です。セットプレーにも課題を残した。でも、サントリーがトップレベルなのだから、ここに照準を絞って、シーズンには越えたいね」と語った。

第2試合は、東芝ブレイブルーパスとトヨタ自動車ヴェルブリッツが激しい肉弾戦を繰り広げた。立ち上がりに2トライを奪ったのはトヨタWTB水野。アングルを変えてトップスピードで防御を突破、すぐにスワーブを踏んでゴールラインを駆け抜けた走りは見事だった。しかし、東芝もCTB冨岡らの突進で攻め込み、SO廣瀬の絶妙のグラバーキックをLO望月が押さえて反撃。前半終了間際にはドライビングモールでトライを奪い、FB吉田大樹が難しいゴールを決めて、14-12と逆転した。

後半4分、トヨタの新加入選手、フィジー7人制代表のスター、FBライダーが観客の度肝を抜いた。BKラインのサインプレーでゴールに迫ると最後はスピードの緩急をつけた驚異のステップで逆転トライ。その後も、何度も大きくゲインした。東芝がモールの押し込みと、SO廣瀬の力強い突破で引き離しにかかると、トヨタもWTB徐のトライで再逆転するなど、二転三転するシーソーゲームになったが、最後は、東芝LO望月が勝負を決めるトライ。35-31で競り勝った。

東芝では、この合宿からチームに合流した元フィジー代表LOラトゥバも及第点の活躍。ルーキーのNO8豊田も先輩達に見劣りしない力強いプレーを見せた。トヨタでは、正面がCTBで先発。タイミング抜群のロングパスなど万能BKとしての才能を存分に発揮していた。

この時期は各チームとも仕上げ段階ではないのでシンプルなプレーが多かったが、どのチームも選手層の厚さを感じさせたし、目指す方向がかいま見える興味深い2試合だった。

Hirose

僕は、現場で谷口広明さんと場内用の実況解説をした。さすがに目の前で選手が動いていると、細かいことは話しにくかったので静かにしゃべらせてもらった。でも、いい試合が見られて楽しい一日だった。試合後は、選手達とのじゃんけん大会で、詰めかけたファンのみなさんに、各チームのレプリカジャージーなどがプレゼントされた。このフェスティバルの様子は、ハイライト番組として、9月29日、12:00~JSPORTS ESPNで初回放送(リピート多数)の予定。お楽しみに。

追記◎深夜の日本代表戦については、日曜日の深夜ないし、月曜の朝に感想を書きたいと思います。

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リアル&アイラ

明日の18日深夜(日本時間)はイタリア戦。日本の先発メンバーも発表になったが、壮行試合とはまったく違う名前が並ぶ。内容が問われる。

きょう(17日)の網走は、昼に20度ほどあって、きのうより暖かかった。選手やコーチに話を聞くと、一昨日までは30度を思いっきり超える猛暑だったというから、僕は幸運だったみたいだ。

Hasegawa

この写真は、サントリーサンゴリアスの長谷川慎コーチの指導風景。中村直人コーチとともに、プロップを鍛え上げている。これだけスクラムにこだわっているチームはないような気がする。サントリーは、春に膝を痛めた篠塚選手も順調に回復しているようで、トップリーグ開幕には間に合いそう。キャプテンの山下大悟選手も元気に走っていた。

東芝ブレイブルーパスの練習をのぞくと、ちょっと人数が少ない気がした。日本代表が5名、負傷で合宿に参加できない選手が5名ということだった。明日のトヨタ自動車ヴェルブリッツとの試合も、FWは若い選手が主体になりそう。ただし、BKは、伊藤、廣瀬のHB団に、冨岡、マクラウドの両CTBと強力メンバーだ。

Yoshida

こちら、FBを務める吉田大樹選手。「やわらかカツサンド食べましたよ」と声をかけてくれた。リアル・ガチャピンの異名をとる。

明日は、網走トレーニングフィールドで、正午からサントリーサンゴリアス対神戸製鋼コベルコスティーラーズ、東芝ブレイブルーパス対トヨタ自動車ヴェルブリッツが行われる。

Beer

最後に、昨日飲んだギネスです。たぶん、日本最北端のアイリッシュパブ、「アイラ」にて。

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網走は、寒かった。

山積していた原稿書きをなんとかこなし、木曜日の早朝、羽田空港に向かった。人が多くて驚く。危うく乗り遅れそうになりつつ搭乗。そして1時間半ほど。なんと、女満別空港は、気温14度だった。半袖では肌寒い。網走も気温が変わらないが、きのうは30度あったらしい。ものすごい気温差である。

Memambets

Kobe

網走のトレーニングフィールドに到着すると、神戸製鋼コベルコスティーラーズが3チームに分かれて激しいコンタクトをともなうアタック&ディフェンスの真っ最中だった。後藤翔太キャプテン、苑田、伊藤剛臣らが厳しい指示を飛ばし、平尾総監督が、櫓の上から声を枯らす。今季より加入のジョシュ・ブラッキーは別メニューも合宿中には復帰できそうな怪我らしい。松原、大畑といった日本代表組、トンガ代表のホラ以外は、ほぼ全員が練習に参加。「やっぱり人数が多いと練習の質も上がるね」と平尾総監督。激しくやってますね、と言葉をかけると、「そうしないと、勝てないわ」と言っていた。

Sea

Sea2

レンタカーを借りたので、昼休みにドライブへ。オホーツクの海岸線を気分良く飛ばした。この写真、あまりにベタだけど、ここで集合写真を撮るのが定番みたい。そのまま30分くらい走ったかな。原生花園に馬の群れを発見。こうして見る馬はほんとうに優雅で美しい。

Horse

18日午後、網走トレーニングフィールドでは、サントリーサンゴリアス対神戸製鋼コベルコスティーラーズ、東芝ブレイブルーパス対トヨタ自動車ヴェルブリッツの2試合が行われる。これ、JSPORTSで9月にハイライトで放送される予定で、そのために僕も網走にやってきた。2日前に網走入りできたので、いくつかのチームの練習を見て歩こうと思っている。

追記◎どのくらいの頻度でネットを見ているかというご質問ありました。実はあまり見ていません。知り合いのブログなど、数カ所頻繁にチェックするものはあるし、IRBのサイトも見ますが、って、やっぱりけっこう見てますね。でも一日に30分以内だと思います。

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あと24日

日本代表は移動は大変だったみたいだけど、イタリア・アオスタに到着。W杯への準備を開始したようだ。W杯まであと24日。各チームのメンバー30名も次々発表になり、眺めているだけで気持ちがワクワクしてくる。

それにしても、イングランドは今大会もベテランをずらりと並べてきた。マイク・キャット、ローレンス・ダラーリオを筆頭に、前大会でも活躍した選手が多い。一次リーグでの南ア戦、楽しみだ。日本と同じプールのウエールズは、95キャップのガレス・トーマスがキャプテン。サモアは、5度目のW杯となるブライアン・リマがいる。なんだか、30歳を過ぎた選手ばかりに目が行ってしまうなぁ。オールブラックス最後の一人は、サマヴィル入れてきましたな。

さて、ここからは、JSPORTSのWEBに関するお知らせ。

JSPORTSのラグビーWEBページが更新されて、ワールドカップ特設ラグビー日本代表応援宣言サイトがオープン。選手の一言コメントや、サイズも入っていて面白い。


また、「共に戦えプロジェクト」として、日本代表へのメッセージ&画像を募集中。画像とメッセージはJ SPORTSのWEB上で公開されるようだ。サイトからメッセージ&画像を投稿(携帯からも可)。


J SPORTS STYLE会員募集。「試合中継と Web サイトを連動して、様々な形でラグビーの楽しみ方を提案していきます」とのこと。登録料は無料。今なら日本代表観戦ツアーや、レプリカジャージなど豪華賞品があたるプレゼントキャンペーン実施中。壁紙DLやイベントご招待など会員限定の特典もあり。


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桃の実です。

クーラーがあまり好きではない僕もさすがに暑さを我慢できなくなっている。夕方、庭の植木に水をやる。桃の実が。なんか甘そうだけど、たぶん食べると美味しくない。

Momo

月曜日はひたすらデスクワーク。8月は諸事情あって日本代表の同行取材ができない。ワールドカップに向けて原稿書きも多く、取材もあり日本にいることになっている。9月からはフランスに長期間滞在することになるので、それまでに用事をすべて終わらせて出発できるのか不安だぁ。

本日のプレスリリースでは、2007-2008トップリーグの東海地区説明会開催の情報が流れた。トップリーグ開幕節の10月27日には、静岡・ヤマハスタジアムで、ヤマハ発動機ジュビロ対トヨタ自動車ヴェルブリッツが対戦する。それを盛り上げる意味もある。やはり、地元のメディアで取り上げてもらうことが、集客には一番だから。こうした活動をコツコツ続けていくのが大変だが確実な方法なのだろう。

W杯で解説を担当する試合やトップリーグの解説試合も決まり始めた。こうしてスケジュール表を眺めているだけで、なんだか緊張してくる。ウォームアップマッチでは、先日、ウエールズに大勝したイングランドを、今度は、フランスが21-15で破った。フランス、着々と来てますね。まだウォームアップマッチはあるので、このあとどうなるかは分からないけれど。JKワイン、発売。詳細は、日本協会HPにて。

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第8回トークライブ

Live1

8月11日の土曜日は、第8回愛好日記トークライブの日でもあった。ゲストは、ノフォムリ・タウモエフォラウさん、1985年に日本代表入りし、同時期に来日したホポイ・タイオネさんとともに、外国人日本代表選手のパイオニアになった人だ。僕が着ているのは愛好日記オリジナルジャージである。さすがに暑かった(汗)。

Live2

1980年に来日し、トンガ選手のお父さん的存在であるノフォムリさんは、日本代表の壮行会にも来ていたので、その後一緒に三鷹の文鳥舎に向かった。あまりに打ち合わせ時間が長くて、そこでいい話を聞いてしまった感もあり、大丈夫かな?と思っていたのだが、トークライブは実に楽しい雰囲気になった。トンガにいるときは、日本にはサムライがいると思っていた話や、大東大の寮で、上級生から順にお風呂に入ることに驚いた話など(トンガの学校では、下級生からお風呂に入るらしい)、面白くて興味深いエピソードがいっぱいだった。

もう28年も日本にいるから日本語は抜群に上手いのだが、言葉がストレートで、言わんとすることがビンビン響いた。「グラウンドではいつも自分が一番だと思っていた。そうじゃないと、試合に出る意味がない」など、熱血漢のノフォムリさんの言葉に、お客さんも真剣に耳を傾けていたし、ノフォムリさんも、「みなさんが、真剣に僕の話を聞いてくれて感動しました」と、あとでメールをくれた。

現在、ノフォムリさんは埼玉工業大学ラグビー部のヘッドコーチとして、関東大学リーグ戦1部昇格を目指している。昨季は入替戦で負けているから、今季はなんとしても悲願を果たしたいと言っていた。トークライブには、4年生部員も2人来てくれたから、この日のお客さんは、きっと埼工大を応援してくれるだろう。そうそう、ノフォムリさんに、トンガの歌を唄ってもらうように頼んだら、美声を響かせてくれた。拍手喝采。ノフォムリさん、ありがとうございました。

次回のトークライブは、W杯決勝戦から5日後の10月25日開催予定。W杯期間中、行動をともにする小林深緑郎さんと、W杯の現地報告をします。26日からトップリーグが始まるので、初のウィークデー開催になります。申し込み受付日などは、8月25日前後に、この日記でお知らせします。


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