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2007年8月26日 - 2007年9月1日

あと6日/いろいろ情報

Magazine

土曜日の朝、東京は涼しい。W杯まで、あと6日。ここにきて、ラグビーに関する本が数多く発売になっている。ラグビーマガジンの「第6回フランス・ラグビーW杯展望号」、「ナンバーPLUS」は、W杯観戦を楽しむためにぜひ読んでおきたい雑誌。チーム情報はラグマガが詳しいし、ブライアン・ハバナ、マット・ギタウ、リッチー・マコウなどスター選手を現地記者がレポートするなど、情報量は多い。ナンバーも清宮氏の対戦国分析など興味深いものが多く、どちらも面白い。僕も両方に書いているので、ぜひ、お読みください。

すでにご紹介した以外の単行本では、ぴあ株式会社から「勝利がすべてを変える」(ジョン・カーワン著 永田洋光構成)が出版された。JKが、自分の言葉でその哲学を語る。もう一つ、W杯ネタではないけれど、「青き闘球部――東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド」(李淳馹著 ポット出版)もある。先日も紹介した、大友信彦さん著の「釜石ラグビーの挑戦」もまだ読めていないので、フランスに持って行って移動中などに読もうと思う。

World

トップウエストのワールドファイティングブルのファンクラブの方からポスターを送っていただいた。上半分はこんな感じ。激戦が予想されるトップウエストは、10月13日に開幕。いきなり、ワールドと近鉄ライナーズが対戦する。14:00から近鉄花園ラグビー場にて(第1試合は、12:15~大阪府警対NTTドコモ関西)。トップウエストは、総当たり戦が終わったあと、上位3チームでのプレーオフがある。順当にいけば、プレーオフで再びワールドと近鉄が対戦することになるが、ホンダヒート、豊田自動織機、NTTドコモ関西など実力あるチームが多いので、何が起こるかはわからない。

9月9日、16日に、秩父宮ラグビー場にて日英大学対抗2007が行われるのだが、第1戦の関東学院大学のメンバーが発表された。今回は、10回目の記念大会ということもあり、関東学院はOBでメンバーを固めてきた(早稲田は現役の予定)。このメンバーが凄い。トップリーグのスター選手を主体に卒業生のビッグネームが勢揃いだ。NECグリーンロケッツからは、PR久富、HO網野、三洋電機ワイルドナイツからCTB榎本、霜村、WTB三宅、角濱、コカ・コーラレッドスパークスのSO淵上など、ここ数年の関東学大のスター選手が総出演といった感じになっている。

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あと7日/安全祈願

金曜日の午後である。W杯開幕まで、あと7日。今朝は、JSPORTSのW杯プロジェクトチームのみなさんと、都内の神社に行ってきた。W杯全試合放送の成功と、これからフランスに旅立つスタッフの安全祈願である。9月1日にはスタッフの第一陣がフランスへ発ち、僕ら実況・解説陣も順次出発する。4年に一度の世界一決定戦。いよいよだ。

Sarusuberi

写真は、そのこととはまったく関係ないけど、帰り道に撮った百日紅である。それにしても、久しぶりの正座で足が思いっきりしびれた。正座する機会って、日常生活ではほとんどなくなっていることを再認識。子供の頃、そろばん塾や書道教室に通っている時は、ずっと正座だったのになぁ。中学の頃に膝を痛め、その後はラグビーの練習でふくらはぎや大腿部の筋肉が発達し、正座がものすごく苦手になった。きょう、20分以上にわたって正座できたのはどういうことだろう。筋肉がなくなってきたということなのか?

昨日は、春の日本代表メンバーだった佐藤剛選手(前・三洋電機ワイルドナイツ)のホンダヒート入りと、NZでプレーしていた四宮洋平選手の近鉄ライナーズ入りが発表された。選手の追加登録締め切りが8月末なので、毎年、この時期には数名の入団発表がある。

四宮選手は、AIR NZ CUP(NZ州代表選手権)のマナワツ・ターボズの契約選手だったのだが、怪我などもあって出場機会に恵まれなかった。近鉄からは以前から誘われていたようで(このあたりのことは、四宮選手自身のHPに詳しい)、プレーできる環境を求めて日本に戻ることを決めたようだ。近鉄のチーム関係者によれば、9月初旬に合流予定という。激戦のトップウエストを勝ち抜く原動力にと期待されている。

追記◎コメントでご質問ありましたが、選手移籍規定は日本協会が定めているものなので、下部リーグへの移籍でも、退職後、一年間は新しいチームで公式戦に出場できません。ただし、前チームから移籍承諾書が出た場合や、チームが廃部になるなど、やむを得ない理由がある場合は出場できます。

もう一つのご質問ですが、トークライブの関西での開催は予定がありません。昨年は神戸で一度やりましたが、今後、企画する可能性はあります。なお、10月25日の第9回愛好日記トークライブもご予約で満席になりました。ありがとうございました。

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あと8日/大畑選手帰国

Asagao

木曜日の朝、東京は雨。庭の朝顔は元気に咲いている。きのうの朝に日記を書いてからは終日外で仕事をしていた。やっと涼しくなって熟睡できるのが嬉しい。暑いと眠れないのにクーラーをかけるのは苦手だからなぁ。

昨日朝、大畑大介選手が帰国した。僕は別の仕事で行くことができなかったのだが、関西空港には50名ほどの報道陣が詰めかけていたという。関係者に聞いたところでは、大畑選手はいつもの明るい表情で報道陣の質問に答えていた。しかし、怪我をした日は、これまでのラグビー人生にないくらい落ち込んだそうだ。どうやら、ポルトガル戦は志願の出場だったようで、本人としては実戦の感覚を取り戻したかったとのこと。

今後については、「このままでは終われない。また日本代表に選ばれたい」と話し、復帰に向けて治療、リハビリを行う意欲を見せた。ただ、日本代表に相応しいプレーができるように回復して、そのときの監督が選んでくれたら、という大畑選手らしいコメントもしていたという。じっくり治してほしいと思う。

安藤選手は明日帰国。逆に久住選手は本日中にチームに合流する。

トップリーグの話題では、リコーブラックラムズが、南アフリカから192㎝、105㎏の大型NO8ピーティー・フェレラ、オーストラリアからSOショーン・ラダーの加入を発表。ラダー選手は、13人制ラグビーリーグの出身で、パワフルな激しいプレーが期待されている。

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あと9日/久住選手合流

ただいま水曜日の朝。W杯まであと9日である。

8月25日のポルトガル代表とのトレーニングマッチで右膝内側側副靭帯を負傷した日本代表の安藤栄次選手は現地で検査を受けていたが、日本で治療・リハビリを行うため帰国することになった。安藤選手に替わるSOとしては、ブライス・ロビンス選手が務めることになっており、FBの選手が足りなくなっていたが、ここにトヨタ自動車ヴェルブリッツの久住辰也選手が追加招集されることになった。

太田GMは次のように説明。「久住選手は、スコッド外からの選出となりますが、現在のチーム状況やFBというポジションの選手層を考えた上での召集となりました。スピードを生かした攻撃的な選手として以前から注目していた選手ですし、夏合宿でも好調を維持していると聞いております。一日でも早くチームに慣れ、活躍してくれることを期待しています」

久住選手は、U19、U21、日本A代表と各レベルで代表に選出され、2002年、南アフリカで行われたU21世界選手権でも活躍。爆発的な加速力でトライを量産していたが、代表招集が決まっていた2003年1月に右足アキレス腱断裂の重傷を負った。しかし、見事に復活し、2004年にも代表に選出された。体調不良で欧州遠征は辞退を余儀なくされていたが、その後もトップリーグではたびたび持ち前のスピードを披露していた。昨年の日本代表スコッドでもある。

久住選手を追加招集したのは予想外だったが、今回は、オーストラリア戦にターゲットが絞られており、ゲームプランの中でスピードあるFBを求めたということなのだろう。久住選手に与えられる役割も明確なはずで、まずはそれを頭に叩き込むことからスタートになる。

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あと10日/北川選手合流

ただいま火曜日の朝です。W杯まで、あと10日。ポルトガル代表とのトレーニングマッチで左アキレス腱を負傷した大畑大介選手は、日本での治療のため本日帰国の途につく。そして、大畑選手に代わり、三洋電機ワイルドナイツの北川智規選手の追加招集が発表になった。北川選手は、日本代表が練習を再開する31日から合流する予定。

北川選手は、昨秋、ジョン・カーワン指導体制の実質的スタートとなったW杯アジア最終予選の香港戦で日本代表デビュー。昨季のトップリーグでは、19トライをあげて、新人賞、最多トライゲッター、ベストフィフティーンの三冠に輝いている。相手を振り切って一気に駆け抜けるスピードは日本選手の中でも図抜けている。2007年日本代表スコッドの一員でもあり、春の香港戦、クラシックオールブラックス戦にも出場、合宿にも参加してきているので、チームにとけ込むのは早いだろう。7月に24歳になったばかり。北川選手らしいスピードを存分に見せてほしい。

また、日本に残ってリハビリを続けていたジェームズ・アレジ選手が9月2日にフランスへ出発することも明らかになった。出場に向けて最終調整に入る。ただ、これは当初からの予定で、カーワンHCは「アレジは、もし今回は間に合わなかったとしても、今後も日本代表でプレーする意欲があり、W杯には連れて行きたい」と話していた。

話は変わって、トップリーグのNECグリーンロケッツから新加入選手の発表があった。関東学院大卒のCTB櫻谷勉選手である。この春、いったん本田技研工業株式会社に入社も、6月末に退社していた。円満退社で、今季よりトップリーグにも出場できるようだ。櫻谷選手はNECの北海道合宿にも参加していたが、トヨタ自動車との練習ゲームで肩を負傷。幸い大きな怪我ではなく、シーズンインに間に合うように治療中とのこと。

追記◎昨年秋、北川選手にインタビューした時、憧れの選手は? と問うと、「大畑選手です」と答えた。北川選手は中学からラグビーを始めているのだが、当時から大畑選手は日本代表で活躍していた。「合宿で一緒の部屋になって緊張しました」とも話していた。憧れの選手の代役である。意気に燃えてやってくれるだろう。

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W杯まで、あと11日

8月17日の練習中に左大腿部後面を負傷した日本代表の山本貢選手は、日本での治療・リハビリのため帰国することになった。左アキレス腱断裂の大畑大介選手も帰国することになるだろう。詳細は明かではない。安藤選手は現地で検査を受けているようで、最終的な判断はくだっていない。安藤選手の怪我により、フィジー戦のSOはブライス・ロビンス選手、FBは有賀剛選手で準備を進めることが有力視されている。W杯メンバー選考後、カーワンHCは、SOに怪我が出た場合は、ロビンス、大西将太郎両選手の名前をあげていた。そうなると、2チーム制でいけば、WTB、FBが不足することになる。近く追加メンバーなどは明らかになる見込み。

昨夜は、ウエールズ対フランスのウォームアップマッチの解説をしたのだが(34-7でフランスが勝利)、ウエールズのキャプテン、CTBガレス・トーマスが担架で運ばれた。身につまされるシーンだった。

きのうの朝からことあるごとに大畑選手のことを考えていた。彼がアキレス腱の断裂から見事な復活を果たした事実は消えない。昨年のW杯予選あたりから、彼の取材をするたび、W杯に対する強い想いを感じた。本人は自分にとって最後のW杯だと決めていたし、だからこそ苦しいリハビリに耐えて、怪我を克服した。支えてくれた人々の期待に応えることとは、彼にとってW杯で勝利すること、トライをすることだったはず。そのために彼はベストを尽くした。おそらく、左足の調子は良くなかったはずだ。それでも強い精神力が彼を走らせていた。多くの人が彼の姿に勇気づけられた。そのことは、よく憶えておきたい。

山本選手も無念だろう。彼もW杯出場には並々ならぬ気持ちを抱いていた。ラグビー選手にとってW杯は特別の舞台だ。試合に出場できる選手達が、怪我なく納得するプレーができるように祈りたい。そして、彼らがもっとも望んでいる結果がともなうことも。

ちょっと気持ちが沈んでしまったが、W杯は待ってくれない。選手達はすでに前を向いているはず。さらに結束力を高めて本番への準備をしてほしいと思う。

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あと12日/ポルトガル戦結果

日本代表対ポルトガル代表の試合は、15-13で日本代表の勝利。接点の攻防の激しい試合になったようだが、プレスリリースのコメントを読んで愕然とした。

ジョン・カーワンヘッドコーチ=「大畑を失ってしまったこと、安藤が怪我をしてしまったことはチームにとって大きな損失です」

大畑選手は、治ったのとは逆の左のアキレス腱を痛めたようだ。W杯でプレーすることは絶望的となった。「大畑に関しては、ここまでつらいリハビリを頑張ってこなして戻ってきただけに、なんて声をかけていいかわかりません。非常に残念です」(箕内キャプテン)。安藤選手も膝を痛めてW杯でプレーできるかどうか分からない状況らしい。試合では、ロビンスがSOに入り、有賀がFBで交替出場したようだ。最後の調整試合で、主力の怪我というもっとも恐れていたことが起きてしまった。追加メンバーを招集するかどうかなどは未発表。

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