« 2007年8月26日 - 2007年9月1日 | トップページ | 2007年9月9日 - 2007年9月15日 »

2007年9月2日 - 2007年9月8日

W杯開幕

Ops_2

いまフランスは、8日の午前3時である。試合後、記者会見など出ているうちに電車がなくなり、我々が乗ったメディアバスが出発したのが、なんと午前2時だった。まもなくリヨンへ出発なのに。そんなわけで、第6回ラグビーワールドカップが9月7日、開幕した。フランス対アルゼンチンの試合について書くので、結果を知りたくない人は、気をつけてください。写真は開会式より。

JSPORTSの実況解説陣はキックオフの4時間以上前に会場入りしたのだが、日本の報道陣も含めて各国のメディアが続々とやってきて、プレスセンターもいよいよ臨戦態勢。でも、当日のプログラムやメディアガイドなどが間に合わないなど、けっこうバタバタした感じもあった。

放送ブースに行くと、元NZ代表のグラント・フォックスやアラン・ウェットンらがいて、こちらも伝説の選手がずらり。そして約20分のシンプルな開会式は、主役が伝説の選手たちだった。元アルゼンチン代表のSOウーゴ・ポルタ、元オーストラリア代表LOジョン・イールズ、元フランス代表FLジャンピエール・リーヴら、ラグビー史上に残る選手達とともに日本からは坂田好弘さんが参加。この伝説の選手達が、子供達にボールをパスし、歴史が次の世代に受け継がれていく様子が表現されていた。ラグビー文化を語り伝えるいい演出だったと思う。

短時間ですませたのは開幕戦に出場する選手に配慮してのことだったと思うけど、試合前の国歌斉唱で、ほぼ全員が涙していたアルゼンチン代表の決意の表情に何かが起こりそうな雰囲気が漂っていた。これからビデオを見る人もいると思うので、詳細は避けるけど、とにかくアルゼンチンのタックルが刺さり続けた。攻撃はハイパントを軸にしたシンプルなもの。しかし、それを最後までやりきった。最後にCTBコンテポーミがPGを2本続けて外したが、あれだけ走れば疲労がたまってプレースキックの精度が悪くなるのも無理はない。

開幕戦でホスト国が負けたのは、1991年大会のイングランド以来だが、あの時は相手がオールブラックスだった。それにしても、アルゼンチンは、フランスとの最近の6試合で5勝という驚くべき戦績。フランスはどこか元気がなかった。しかし、タックルのいい試合は引き締まる。いいもの見せてもらった。

最終スコアは、17-12。アルゼンチンのSHピチョットが、試合前に「このチームにとって、W杯は旅の終着点。物語の仕上げは最高に美しく書き上げたい」とコメントしていたのだが、その言葉通りのスタートとなった。写真は、試合後の会見。中央がピチョット。彼は、貫禄のプレーでフランスのHB団を圧倒していた。

Pic

さて、まもなくリヨンへ出発だ。日本代表対オーストラリア代表の解説である。ひたすらタックルで刺さり続け、準備したゲームプランを遂行したアルゼンチンの勝利は、日本代表選手に勇気を与えたと思う。

追記◎きょうはちょっと時間がなく、深緑郎さん観察日記はお休みします。

| | コメント (11) | トラックバック (6)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あと数時間

Box1

写真は、開幕戦の会場スタッド・ド・フランスのコメンタリーボックス。ここに各国の実況解説陣がずらりと並ぶことになる。

ただいま、フランスは、9月7日の午前11時。いま僕がいるのはスタッド・ド・フランス近くにあるIBC(国際放送センター)のJSPORTSスタジオである。今大会は、IBCから世界に映像が送られる。全世界で40億人が見ると言われている。我々は、会場で解説するだけでなく、このIBCで各地の映像を見ながら話すことも多くなる。

Ibc1

今朝はJSPORTSの「本日開幕!ラグビーワールドカップ2007フランス大会特番」にエッフェル塔の前(深緑郎さんが持ってます)から出演した。ここにいるとまるで日本のようだけど、周辺にはフランスの人たちがいっぱい。朝は快晴だったのだが、ちょっと曇ってきた。気温は18度くらいで、夜は10度前後になりそう。きょうの放送は、フランス時間は、7日午後8時から。日本では、8日午前3時からになる。開会式は、20分弱のコンパクトなものになるようだ。参加各国から1名ずつ伝説のプレーヤーがなんらかの形で登場する。日本からは坂田好弘さん。これは、2003年W杯時にフランス大会の親善大使として選ばれた16名の「ラグビースターズ」とは、また別の編成になっているようで、現役に近い選手も登場してくる。

これから、僕と矢野さん、そして深緑郎は観戦ツアーのみなさんとの昼食会に行き、そのあと会場入りする予定。

深緑郎さん観察日記・番外編◎きのうの写真8枚中、3枚に深緑郎さんが写っています。お時間のある時に探してみてください。商品はありませんので、あしからず。

追記◎コメントでご質問のあったオフィシャルショップは、オペラ座の正面に見たオペラ大通りの道沿いにあります。オペラ座を背後にすると左側です。

| | コメント (10) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

まもなく開幕

Sta1

Sta2

フランスは、開幕前夜である。いよいよだ。きょうは、JSPORTSスタッフは開幕戦放送準備で大忙し。他のスタッフや実況の矢野さんたちもやってきて、JSPORTSチームも活気づいてきた。夕方、開幕戦が行われるスタッド・ド・フランスでアルゼンチン代表が練習するということで見てきた。練習は20分で閉め出されてしまったけど、スタジアムの雰囲気を見ることができて良かった。サンドニの最寄り駅からスタジアムへ歩くと、強豪チームのジャージーが干してあった。そして駅のホームには、こんな写真も。

Sta4

Sta3

朝のシャンゼリゼ大通りを散歩したのだが、プジョーやアディダスなどW杯のスポンサーになっているショップにラグビーボールのディスプレイがあって目を奪われる。凱旋門の周囲には、W杯のフラッグが立ち並んでいるし、街のあちらこちらにW杯の雰囲気があるが、パリはさすがに大都会だから、トゥールーズのように街をあげて盛り上がっている感じはない。当たり前かぁ。でも、地下鉄にはこんな写真もたくさん掲げられている。

Met

Paris1

パリは、ホテルの窓にすべて花が飾ってあったりして、歩いていて気持ちがいい。ただし、歩きながらたばこを吸っている人が日本より多い気がする。パリも公共の場ではどんどんたばこが吸えなくなっているようだ。たばこのポイ捨ても多く、道路も日本よりやや汚いかなぁ。

日本代表は、6日午後オーストラリア戦メンバーのみが午後にトレーニング。7日の午前中はフィジー戦メンバーのみがトレーニングし、夕方、キャプテンランがある。キャプテンは佐々木隆道選手。22名のメンバーは以下の通りだ。

◎日本代表メンバー
2007年9月8日 15:45キックオフ Stade Gerland Lyon
1山本正人、2猪口拓、3山村亮、4 熊谷皇紀、5ルアタンギ・侍バツベイ、6渡邉泰憲、7佐々木隆道、8木曽一、9矢富勇毅、10小野晃征、11小野澤宏時、12ナタニエラ・オト、13平浩二、14北川智規、15久住辰也/16松原裕司、17相馬朋和、18大野均、19ハレ・マキリ、20 吉田朋生、21ブライス・ロビンス、22遠藤幸佑

深緑郎さん観察日記◎ランチを一緒にしようという約束で、ホテルのロビーで待っていたら、深緑郎さんが来ない。おかしいと思って部屋をノックすると、普通にパソコンに向かって仕事をしていた。12時ですよ!。「あ~っ」。愛想笑い。忘れてましたね! ふと見ると動かなかった腕時計(電波時計)が正確に動いている。あれ? できたの? 実は先日の日記に対するコメントで某メーカーの方から説明書のあるHPを教えていただいたのだ。こんなところで観察日記が役に立とうとは。時計メーカーの人も読んでいるところが嬉しい。「ところで、愛好日記って会員にならないとコメントできないの?」。誰でもできますよ。まさか、お礼のコメントを? 「うん、でもできなかった」。そんなの僕に言ってくださいよ~。ということで、深緑郎さんがお礼を申しておりました。「助かりました。ありがとうございます」。その後、矢野さんともどもランチへ。そして、W杯のオフィシャルショップへ行った。なぜか、日本代表とオーストラリア代表のディスプレイ。そのあと、近くにあるオペラ座をパチリ。

Of

Opera

追記◎コメントで、僕と深緑郎さんに質問があった件、今大会で大活躍する選手については、ラグマガなどに書いているとおり、2人ともNZ代表のダニエル・カーターと見ています。注目選手ですが、一人だけあげるなら、僕は、オーストラリアのスターリング・モートロック選手、深緑郎さんは、アルゼンチンのSOファン・マルティン・エルナンデス選手とのことです。

| | コメント (10) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あと1日/豪州メンバー

Metrom

パリは現在、9月5日夜7時、日本時間は9月6日の午前2時だから、W杯は翌日に迫ったことになる。朝、早起きしたのでホテルからモンマルトルまで散歩し、ムーランルージュの前を通り、約1時間歩いた。朝晩はコートが必要なくらい冷え込むのだが、歩いているうちに体が温かくなった。今回のW杯では日頃の運動不足解消もかねてパリを歩き回ろうと思っている。なんて言いつつ、実はクリーニング屋さんを探していたのだけど。発見! 地下鉄のフリーペーパーも、イバニェス主将が表紙のW杯特集(写真)。主力選手のプロフィールも詳しく紹介されている。我々のホテルの地下鉄の最寄り駅では、ラグビーのゲームなどを無料で楽しめる「ラグビーパーク」ができていた。ちなみに、写真はクリックすると大きくなります。

Rugbypark

Burger2

こちらは、きのう食べてみたミシャラク・バーガー。サイン入りである。Quick(クイック)というハンバーガーチェーン店の期間限定商品らしい。サッカー選手のアネルカ・バーガーもあった。ミシャラクのは、チーズたっぷりバーガーだった。ちゃんと楕円である。

Burger1

Elliscup

きょうは、午後2時からメディアセンターで記者会見があったので、深緑郎さんと行ってきた。エリスカップがあったので、とりあえず撮影。運営面の数字がいろいろ紹介されたのだが、僕と深緑郎さん的に一番大事だったのは、イエローカード累積3枚で、出場停止(今大会からアウト)になるという規定の発表。反則の多い選手は特に気をつけないと、3枚は意外にすぐにいってしまうと思う。

Gate1
Gate2

会見後、凱旋門に行った。撮影していたら、???向こうにベッツェン(フランス代表FL)がいる! 回り込んでみたら、巨大な広告看板だった。

日本代表の第一戦の相手、オーストラリア代表のメンバーが発表になった。コノリー監督が事前に話していたとおり、ベストの布陣である。グレーガン、ラーカムもいるし、スミス、トゥキリ、ギタウ、モートロック、レイサムなど、ビッグネームが揃う。ただし、日本代表はこのベストメンバーを想定して分析を続けてきた。彼らのやってくるプレーはすべて分析済みだ。臆することなく戦ってほしいと思う。

オーストラリア代表=1 Matt Dunning、2 Stephen Moore、3 Al Baxter、4 Nathan Sharpe、5 Dan Vickerman、6 Rocky Elsom、7 George Smith、8 Wycliff Palu、9 George Gregan 、10 Stephen Larkham、11 Lote Tuqiri、12 Matt Giteau、13 Stirling Mortlock 、14 Adam Ashley-Coope、15 Chris Latham/16 Adam Freier、17 Guy Shepherdson、18 Hugh McMeniman、19 Stephen Hoiles、20 Berrick Barnes、21 Drew Mitchell、22 Mark Gerrard

開幕戦のアルゼンチンのメンバーも発表になった。フランスはすでに発表されている。以下の通り。なかなかベストメンバーを組まなかったフランス代表のラポルト監督が選んだのはこんなメンバーだ。ミニョーニ、スクレラのHB団は注目だ。ミシャラクは控え。

フランス代表=1 Olivier Milloud、2 Raphael Ibanez、3Pieter de Villiers、4 Fabien Pelous、5 Jerome Thion、6 Serge Betsen、7 Remy Martin、8 Imanol Harinordoquy、9 Pierre Mignoni、10 David Skrela、11 Christophe Dominici、12 Damien Traille、13 Yannick Jauzion、14 Aurelien Rougerie、15 Cedric Heymans/16 Dimitri Szarzewski、17 Jean-Baptiste Poux、18 Sebastien Chabal、19Julien Bonnaire、20 Thierry Dusautoir、21 Jean-Baptiste Elissalde、22 Frederic Michalak

アルゼンチン代表=1 Rodrigo Roncero、2 Mario Ledesma Arocena、3 Juan Martín Scelzo、4 Carlos Ignacio Fernandez Lobbe、5 Patricio Albacete、6 Lucas Ostiglia、7 Juan Martín Fernandez Lobbe、8 Juan Manuel Leguizamón、9 Agustín Pichot、10 Juan Martín Hernández、11 Horacio Agulla、12 Felipe Contepomi、13 Manuel Contepomi、14 Lucas Borges、15 Ignacio Corleto/16 Alberto Vernet Basualdo、17 Santiago Gonzalez Bonorino、18 Rimas Álvarez Kairelis、19 Martín Durand、20 Nicolás Fernandez Miranda、21 Federico Todeschini、22 Hernán Senillosa

深緑郎さん観察日記◎今度は僕のほうにトラブル発生。変圧器が壊れてしまった。仕方なく、深緑郎さんに充電を頼むため部屋に行くと、快く充電させてくれた。その上、「あっ、そういえばもう一個あるよ」と巨大なトランクから新しい変圧器が出てきた! これほど深緑郎さんが頼もしいと思ったことはない。その深緑郎さん、腕時計をあきらめ、懐中電灯付きの大きな目覚まし時計を持ち歩いている。それも電波時計ですか? 「うん、時間は手で合わせたけどね」

| | コメント (4) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あと2日/パリ初日

Paris1

Paris2

エッフェル塔です。4日午後、トゥールーズからパリに入った。W杯まで、日本時間ではあと2日である。

Japan

今朝は、日本代表の練習が朝8時半から、コロミエ・クラブのグラウンドで行われた。この日は一般公開練習となり、地元の人たち約100名ほども訪れ、練習にもかかわらずいいプレーには拍手が送られていた。「選手のコンディションは良くなってきている」と笑顔のカーワンHC。イタリアにいるときは、フィットネスを高める練習が多かったこともあって疲れがたまっている選手が多かったようだが、3日にて2部練習は終了。ここからは、1日1回の練習で調整に入る。きょうの練習では、フィジー戦チームが仮想オーストラリアとなり、アタック&ディフェンスなどが行われていた。

Wel

練習後は、場所を移してトゥールーズが所属するミディピレネー州主催(当初トゥールーズ市とW杯組織委員会と書いていましたが、訂正します)の歓迎セレモニーがあり、日本代表のバスは、警察のオートバイ3台に先導されて練習グラウンドを後にした。セレモニーには日本代表とフィジー代表が参加。W杯メンバー30名ぞれぞれにW杯キャップが贈呈された。

Sasaki

こちらは、オーストラリア戦でゲームキャプテンを務める佐々木隆道選手。練習でも大きな声で指示を出し、持ち前のリーダーシップを発揮している。そして、大西将太郎選手は、フィジー戦でプレースキッカーを務めることになった。安藤選手の怪我で、プレースキッカーが、誰が務めるかが注目されていたが、2日前にカーワンHCから打診されたという。「安藤が怪我で、ブライスがSOに入ります。彼に負担がかかりすぎないようにしたいし、僕も春からプレースキックは練習して、いつでも来いという気持ちでした。重責ですが、プレッシャーを楽しみたいと思います」

Onishi

このセレモニーの途中で、カーワンHCとグラント・ドゥーリーコーチは、レフリーミーティングのため、箕内拓郎キャプテンは、出場チームの全キャプテンが集うセレモニーのためパリに向かった。JSPORTSチームも、7日の開幕戦に備えて後を追うようにパリへ。キャプテンズ・デーと名付けられたセレモニーの終盤に僕と深緑郎さんも駆けつけたのだが、ちょうど選手が出てくるところで、南アフリカのジョン・スミット選手、NZのリッチー・マコウ選手(写真)などが次々に出てきた。エッフェル塔をバックに全員で写真を撮ったりしたようだ。このセレモニーには、伝説のラグビー選手達「ラグビースターズ」の一員として、坂田好弘さんも参加していた。

Richie1

深緑郎さん観察日記◎深緑郎さんが、フランス入りしてからずっと腕時計をいじっている。このW杯のために買ったという某メーカーの電波時計である。世界中どこへ行っても時間が合うはずなのに、まったく動かない。説明書を忘れた深緑郎さん、とにかくボタンを押しまくった。そして、キャップ授与式後のこと。「あ~、動いた~」と喜びの声。やったかと思ったのもつかの間、時計の針は、日本時間でもフランス時間でもないところで止まった。

| | コメント (10) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あと3日/トゥールーズ

Toulouse

Toulouse2

ただいま、トゥールズのホテルである。日本はすでに9月4日になっているけど、フランスはまだ3日。でもタイトルは日本時間でやってきたから、「あと3日」にしてみた。上の写真は空港。午後6時くらいに到着したのだけど、空は真昼のように明るかった。気温も高くて、半袖でも大丈夫なほど。ちなみに、乗り継ぎのパリは、16度だった。トゥールーズの空港は、ワールドカップを歓迎するポスターだらけ。タクシーに乗っても、運転手さんがずっとラグビーの話をしている。先乗りしているJSPORTSのプロデューサー、カンちゃんも「これまでに乗ったタクシーの運転手さん、全員ラグビー好きでした」と言っていた。ホテルまで行く途中に、地元のクラブ、スタッド・トゥールーザンのスタジアムがあった。サブグラウンドが3つ見えた。下の写真は、トゥールーズ・マタビオ駅だが、こんなディプレイもあり。

Matabiau

実は、深緑郎さんとの珍道中は、大波乱のスタートだった。なんと、日曜日の朝に飛ぶはずだった我々の飛行機がフランスから来なかったのである。なんだか、部品の交換に時間がかかったらしい。というわけで、仕方なく成田のホテルへ。結局、フライトは丸一日遅れて月曜日の朝に。でも、僕と深緑郎さんは、こういうのは素直に受け入れるタイプだ。航空会社が用意してくれた食事券で、うなぎ定食を食し、二人きりのディナータイムには、デザートのあまりの美味しさに、「こっちのほうが良かったかもね」と頷きあった。

というわけで、日曜日はホテルで過ごしたのだけど、大切なものをほとんどトランクの中に入れて預けてしまったので、なーんにもできず、女子マラソンの再放送に涙し、あとはゆっくり眠った。深緑郎さんも久しぶりにゆっくり眠れたみたいだ。良かった、良かった。これは不運じゃない。珍道中のスタートしては上々のエピソードだと、前向きに考えることにした。

Paris

パリでの乗り継ぎは時間がなかったので、ほとんど走ったのだが、国内線に乗る直前に、ずらり並んだフリーペーパーの表紙にフランス代表SOミシャラクの姿を発見(開幕戦のSOはスクレラのようだが)。メガネ屋さんのショーウィンドーにも、フランス代表HOイバニェス主将の走る姿が。そして国内線の機内誌は、ラグビー関連の広告ばかり。ホテルの部屋に入ったら、テレビ誌ももちろんエリスカップが表紙になっていた。気分、盛り上がってきました。4日の朝は、日本代表の練習取材だ。久しぶりに日本代表の選手達に会えるなぁ。

Tvm

追記◎夜、食事に出かけたら、「ミシャラク・バーガー」の広告が。今回、通訳を務めてくれている、タクヤ君(パリで生まれ育った)によれば、ミシャラクは一番の人気者で、女性からの支持も多いらしい。

Michalak


| | コメント (7) | トラックバック (2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あと5日/トークイベント

ただいま土曜日の深夜、アップするときは日曜日になりそうだ。W杯まで、あと5日である。土曜日は渋谷でラグビーマガジンのワールドカップ展望号発売記念のトークイベントがあった。ご覧の通り、約100名のお客さんが集って大盛況だった。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

Talk1

Talk2

ラグマガ編集長の田村一博さんの司会で、森本優子さん、小林深緑郎さん、僕、そしてスペシャルゲストの本城和彦さんとともに、W杯をあれやこれやと予想しつつ語った。本城さんといえば、僕が高校時代の早稲田のスーパースターだ。当時はラグビー人気が華やかな頃で、ちょうどバレンタインデーの日に秩父宮で行われた試合の時は、本城さんは出口にたどりつくまで2時間もかかったという。当時の写真を見たこともあるが、駐車場が人で埋まっていた。当時は、「プリンス」と呼ばれていたけど、今だったら、確実に「王子」だっただろう。僕のラグビー部の仲間は、透明の下敷きに本城さんの雑誌の切り抜きを入れていた。アイドルだったのである。

その本城さんと席を並べて話ができて、光栄だった。そして、本城さんの言っていることは面白かった。日本代表のFWが強くなったと認めつつ、「でも、ボールがたくさん獲れることが必ずしもいいことではなくて、生きたボールがほしいし、どんどんボールが獲れると相手も日本の攻撃に慣れてくるんですよ」などなど、元SOならではの実感のこもった話をたくさんしてくれた。

優勝予想もしたのだが、ラグマガ誌上予想と違うことを書くこともできず、やや考えの変わっている人は苦しんでいた(笑)。ちなみに、僕は順当にNZと予想したのだが、フランス、オーストラリアという意見もあった。さて、どうなるか。

追記◎僕もいよいよフランスに向かいます。深緑郎さんとの珍道中になるので、笑える話もいっぱいあるといいなぁ。ただし、今回は移動が多いので、頻繁には更新できないかもしれません。そのあたりはご了承ください。JSPORTSは全試合放送です。またテレビ画面でお会いできればと思います。現場に来るみなさん、もし競技場で僕を見つけたら声をかけてくださいね。現場に来る人も、テレビの前の人も、みんなでワールドカップを楽しみましょう。日本代表の活躍と、素晴らしい試合がたくさん見られることを祈りつつ、行ってきます。

| | コメント (12) | トラックバック (1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

« 2007年8月26日 - 2007年9月1日 | トップページ | 2007年9月9日 - 2007年9月15日 »