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2007年1月21日 - 2007年1月27日

いよいよMS杯準決勝

みなさん、いろんな情報をコメントで寄せていただき、ありがとうございます。大西鐵之祐さんの番組は、うっかり忘れるところでした。いかん、いかん。

さて、マイクロソフトカップ準決勝がいよいよ目前に迫った。予定メンバーを見ると、東芝は万全の編成という感じ。トップリーグ最終節で数名の負傷者が出たが復調してきたようだ。薫田監督が日本選手権で「キーマンになるかも」と言っていたFL宮下はリザーブスタート。持ち前のハードタックルを披露する機会は訪れるか。トヨタ自動車は、肉離れが心配されたSO廣瀬佳司が先発予定。アイイ、レアウェレという2人のスーパーサブは、僅差勝負で出てくれば東芝にとって脅威になる。

サントリーは負傷で戦列を離れている大久保直弥は間に合わなかったようだが、そこはLO早野がいるので心強いところ。今回も、NO8佐々木、FB有賀はじめ、1年目の選手が5人先発予定。攻撃的なラグビーで、トップリーグ第2節で敗れた雪辱を期す。ヤマハは木曽キャプテンが欠場だが、FWはPR山村、NO8澤田、FLフェヌキタウらがいて力強い。SO大田尾のパスでFBウィリアムスらを走らせたい。39歳のSH村田は、トップリーグ最終節の神戸製鋼戦を見ても、素速い動きは健在。先手先手の仕掛けでヤマハのペースに持ち込めるか。それにしても、サントリーの清宮監督と村田選手が同学年というのは改めて驚く。そして、村田選手の凄さを思い知る。

先に、マイクロソフトカップのことを書いたけど、土曜日はトップリーグ昇格をかけたトップチャレンジ第3節が行われる。近鉄と三菱重工相模原は、勝った方が自動昇格。敗れたチームはトップリーグ12位との入替戦。ホンダヒート対東京ガスは、勝った方がトップリーグ11位との入替戦に進む。順位の決め方は、トップリーグに準じて勝ち点制。両試合とも、勝ち点が並んでいるから、勝敗がはっきりすれば文句なし。引き分けの場合は、4トライ以上をとったほうが、ボーナス点をゲットできるので上位になる。それでも勝ち点が並んだ場合は、リーグ戦全試合の得失点差の多いチームから上位となる。

追記◎トップリーグの写真名鑑は、ラグマガの付録から少し編集を変えて、トップリーグ試合会場では500円で販売されていました。日本協会の事務局でも購入できるはずです。

◆土・日の主な試合予定と放映予定
◇トップチャレンジ第3節
1月27(土) 近鉄花園ラグビー場
12:00・KO  ホンダヒート対東京ガス(トップチャレンジ2)
14:00・KO  近鉄ライナーズ対三菱重工相模原(トップチャレンジ1)
◇プレーオフトーナメントマイクロソフトカップ準決勝
1月28(日)
14:00・KO  東芝ブレイブルーパス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ(秩父宮 13:50~J sports 1 ※生中継)
14:00・KO  サントリーサンゴリアス対ヤマハ発動機ジュビロ(花園 13:50~J sports 2  ※生中継)

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ラグマガ3月号

きのう書いたスーパー14の件で補足ですが、ウマンガはすでにNZに戻っています。フランスでは短期契約だったので。大成功だったみたいですけどね。ハリケーンズのプレシーズンマッチのメンバーにも名前がありました。

きょうはラグマガ3月号の発売日。以前は、この号に高校、大学、社会人、すべての全国大会結果が掲載されていた。1月15日の日本選手権ですべて終わりだったからなぁ。なんて、ちょっと年寄りくさいけど、これ一冊持っていると、その年の全国大会はすべて網羅されていたわけだ。だけど、最近はそうはいかない。マイクロソフトカップ、日本選手権はこれからだ。そのマイクロソフトカップの盛り上げ企画として、ゲームリーダーが決意表明している。

「見ている人に、凄いなぁ、面白いなぁ、と思ってもらえるトライを」と、東芝の冨岡選手。サントリーの小野澤選手は「今年のサントリーは、シーズンが終わった段階で初めて形として評価されると思う」と進化の途上であることを強調。「勝ち癖はついてきた。あとはトライを、とりきること」(ヤマハ発動機・大田尾選手)、「うちは激しさで上回らないと勝てない」(トヨタ自動車・麻田選手)。もちろん、もっと長いインタビューなのだけど、読んでいて、こっちの気分も盛り上がってきた。

大学選手権優勝の関東学院・春口監督のインタビューもあるのだが、「雑草に花が咲きました」という言葉が、幅広い意味を含んでいることが分かる。敗れた中竹監督のインタビューは僕が聞いてます。高校大会優勝の東海大仰星・土井監督は、今の3年生が入学したきたときから、花園の頂点に立てる確信があったようだ。それだけいい選手に巡り会えた実感があったのだろうなぁ。高校大会は一気に終わってしまうので、余韻に浸る時間がなかったのだけど、「完全日記 花園7days」でようやく余韻に浸れた。日川高校の中山主将の選手宣誓は、ほんとにいいこと言ってるなぁ。「~ともに試練を乗り越えた仲間との集大成の場を満喫するために~」。

日本代表の企画では、ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチの所信表明。そして、日本代表PR西浦達吉選手(コカ・コーラウエストレッドスパークス)のインタビューがある。これ、泣かせます。西浦選手は、日本代表になるべくしてなった、強い気持ちの持ち主だということが分かる。すべての試合に全力で臨む姿は見ての通り。「最終節が終わると同時に倒れ、それでW杯がダメになったもいいから、もう立てなくなるくらい身体を張ってやる。(略)それで無事にたどりつけたなら、W杯に出るにふさわしい選手だったということ」。日本代表を愛するみなさん、必読です。

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九電・新愛称

来季からのトップリーグ昇格を決めた九州電力が、新しい愛称を発表した。その名も、「キューデン ヴォルテクス」。公式ホームページによると、ヴォルテクスは、電気事業になじみの深い「電圧」を意味するとともに「感情の激しさ、熱狂」という意味を併せ持つ『ヴォルテージ』と「技術・技能」という意味を持つ『テクニック』を掛け合わせた造語らしい。社内公募で選んだとのこと。

愛好日記は、ほぼ毎日書いていて、「よくネタありますねぇ」と声をかけられることが多いのだけど、こんな感じで毎日ラグビー界にもニュースはあるもの。21日には大畑大介選手も退院したし、先週は、ワールドカップ参加各国のキャンプ地なども発表されている。そして、世界のラグビーも動き始める。2月2日からは、南半球スーパークラブ選手権「スーパー14」が、3日からは北半球6か国対抗「シックスネイションズ」が開幕する。

スーパー14の開幕戦は、ブルーズ対クルセーダーズという注目の一戦。ブルーズのキャプテンは、トヨタ自動車ヴェルブリッツにいたトロイ・フラヴェルである。ただし、NZ協会は、第7節までオールブラックスの主軸22名を出場させない方針だ。ワールドカップまでのコンディション調整である。クルセーダーズのマコウやカーター、ハリケーンズのソーイアロ、コリンズらが7節まで見られないのは残念だけど、そのぶん、新しい顔が登場するかもしれない。それに、クルセーダーズのギアや、ブルーズのハウレットあたりの大物でも、調整選手に入っていないしね。ハリケーンズのウマンガ、ノヌ、コンラッド・スミスは出てくる予定。

その第7節までを常勝クルセーダーズがどう乗り切るかも興味深いところ。シックスネイションズは、3日に、イタリア対フランス、イングランド対スコットランド、翌4日にはウエールズ対アイルランドがある。これらはすべてJSPORTSで深夜に生中継される。4日の昼はマイクロソフトカップ決勝だから、寝不足必至である。

日本代表の春のスケジュールはまだ調整中のようだけど、5月中旬以降は、パシフィック・シックス・ネイションズもある。9月からはワールドカップ。終わったら日本のシーズンが佳境に。そんなことを考えていたら、頭の中であっという間に2007年が終わってしまった。

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手の甲の思い出

いろんなコメントありがとうございます。「情熱大陸」は僕も見ました。中竹監督は、大学でキャプテンになった頃から、何度か話を聞かせてもらっていたので、隔世の感があります。常勝チームの監督1年目のプレッシャーは並大抵ではなかったはず。多くの指導者が監督になった当初は痩せたりするのがよく分かります。太ってしまう人もいるけれど。それもストレス太りか? 冗談はさておき、多くのコーチが厳しいプレッシャーの下で戦っているのだということを厳粛に受け止めつつ、これからも試合を見ていきたいですね。

芝生についてのコメントもありました。僕も多くの選手が芝生で普通にプレーできる環境を切望しています。ここで、ちょっと思い出話を。

僕が大学生の頃、関西大学Aリーグは幸運にも全試合芝生のグラウンドで行われていた。だけど、練習試合やジュニアリーグは土。大学の練習グラウンドも土だった。京都の高校時代はもちろん、すべてが土のグラウンド。たしか全国大会予選の準決勝からは西京極の芝生でプレーできたから、それを目指していた記憶がある。土のグラウンドのことを思い出すとき、僕は手の甲を見る。そこには擦り傷の跡が今もたくさん残っているからだ。土のグラウンドでタックルバッグにひたすらタックルしていると、手の甲をやたらと擦りむく。いつもカサブタ状態だから、試合でタックルするとまた剥けて、それを繰り返していたらすっかり跡が残ってしまった。でもこれは僕だけの思い出ではなくて、少なくとも僕と同年代の選手たちの手の甲には傷跡がある。みんな、土のグラウンドだったからね。ときどき、初めて会った人の手に傷跡を発見すると、「この人、ラグビーやってたかな?」と思ったりする。

今も練習は土のグラウンドがほとんどだから、同じような傷跡を持つ選手が多いのかな。いつの日か日本中のグラウンドが芝生になれば、きっと芝生なりの共通の思い出ができるのだろう。そうなってほしい。

◎愛好的観劇日記【朧の森に棲む鬼 おぼろのもりにすむおに】観ました。新橋演舞場にて。作=中島かずき、演出=いのうえひでのり、出演=市川染五郎、阿部サダヲ、秋山菜津子、真木よう子、高田聖子、粟根まこと、小須田康人、田山涼成、古田新太ほか。いのうえ歌舞伎の第5弾。染五郎と劇団☆新感線とのコラボレーションは「新感染(シンカンゾメ)」というらしい。今回は、シェイクスピアの「リチャード三世」を下敷きにしたストーリーということで、悪役に徹する染五郎、素晴らしかった。僕が過去に観た染五郎で一番良かったかな。なんか楽しそうだった。芝居のテンポも良くて、あっというまの3時間。秋山菜津子の切ない役も良かったなぁ。年末年始はラグビーしか観ていなかったから、久しぶりの観劇で刺激を受けた。エネルギーをもらった感じだ。

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NZのカウントダウン

ニュージーランド在住の友人がこんな写真を送ってくれた。オークランド市内で見つけた、ワールドカップまでのカウントダウンだそうだ。

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友人のメールにこんなことが書いてあった。『時間や数字、計算には超アバウトなのに、ことラグビーに関してはこの国は違うみたいで、分と時間のカウントダウンがされてました(写真は分)。「あと~しかない」、「まだ~もある」と時間のとらえかたは人それぞれでしょうけど、神様が与えてくれた今という時間を有効に使えるといいなと思います。怪我と戦う人も、チャンスが舞い込んできた人も。でも2011年を迎えるときって、この国、どんな調子なんでしょうか? 考えただけでもわくわくします』

この言葉は、日本にもそのまま当てはまる。写真は、今年のワールドカップに向けてのカウントダウンだけど、きっとそれが終わった瞬間に、NZ開催となる2011年ワールドカップまでのカウントダウンが始まるのだろう。日本もやってほしいなぁ。ワールドカップまでの緊張感が高まるだろうし、のんびりしていられなくなるから。2015年大会の日本招致についてはアジア各国との共催案など話題に上っているけど、このあたりは駆け引きもあるだろう。今回は、失敗は許されない。先手先手の招致活動とともにワールドカップを開催するにふさわしい環境を整えることもしていかなければ。

マイクロソフトカップがこれから始まるというのに、なんだか気分的に一段落してしまっている。日曜日までに、徐々に気持ちを高めなきゃなぁ。きょう、マイクロソフトカップに出場する選手数名に話を聞く機会があったのだけど、共通するのは「強いチームと戦うことで、強くなっていけるはず」ということ。頂上決戦に向け、各チーム最後の調整が続く。

追記◎Dr.Oさん、「釜石ラガーボール」の情報、ありがとうございます。釜石市の洋菓子店モンドが販売する釜石シーウェイブスを応援する洋菓子なんですね。岩手日報の記事によると「黄身あんをミルク味の生地で包み、アーモンドチョコでコーティングした洋風まんじゅう」とのこと。食べてみたいっすねぇ。

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九州電力TL昇格決定

日曜日、博多で行われたトップチャレンジ第2節は、九州電力が近鉄ライナーズから5トライを奪って41-21と勝利。「トップチャレンジ1」の1位を決め、来季からのトップリーグ昇格とともに、日本選手権への出場を決めた。九州電力は、2月3日の日本選手権1回戦で、大学選手権準優勝の早稲田大学と対戦する。九州電力は、神田監督はじめ、LO吉上、FL松本ら、早大OBが多く興味深い。他にも、明大のSO齊藤、WTB黒木、関東学大のCTB吉岡、同大NO8川嵜など、大学ラグビーで活躍した選手も名を連ね、CTBには、元オーストラリア代表のCTBグレイがいる。秩父宮ラグビー場でどんな戦いを見せてくれるのか。楽しみに待ちたい。

敗れた近鉄ライナーズは、1月27日(土)、花園ラグビー場にて、三菱重工相模原とトップリーグ自動昇格か、入替戦出場かをかけて戦う。また、トップリーグ11位との入替戦進出を争う「トップチャレンジ2」では、ホンダヒートがマツダに快勝。同じく27日の花園ラグビー場で、すでにマツダに勝利している東京ガスとの決戦となった。

日曜日、僕は秩父宮ラグビー場だった。大学オールスターゲームの取材である。年末年始と、各トーナメントの優勝争いや、トップリーグのぎりぎりの戦いを見てきたこともあって、気楽に見せてもらった。東西対抗は、急造チームなのでどうしても個人で防御を崩す形になる。そういう面では、突破力、決定力とも優れた選手が東軍に多く、PR畠山(早大)、LOカウヘンガ(大東大)、SH矢富(早大)らが、やすやすと防御を崩していた。WTB山田(慶大)の決定力もさすがだった。ただ、アタックだけではなく、青貫(慶大)、竹山(関東学大)らは激しいタックルを見せていたし、ここは両者の差だった気がする。西軍も、後半には、後藤、小西、長江という京産大フロントローで、相手ボールスクラムを押し込むなど、特徴は出したが、結局は1トライしか奪えなかった。

東軍・青貫キャプテンは次のように語った。「勝因は一人一人が思いきってプレーできたところです。メンバーはスター選手ばかりだったのでアタックは凄い。僕はタックルしかないと思っていました」

最優秀選手は攻守によく働いた東軍FL竹山(関東学大)、敢闘賞は再三ゲインラインを突破した西軍SH金(大体大)が受賞した。

終了後、東軍のWTB山田選手が多くの報道陣に囲まれていた。その横を「山田君は人気があるなぁ」と金選手が本当に感心しながら通り過ぎていったのは、ほほえましい光景だった。

試合結果(1月21日分)
◇トップチャレンジ第2節
マツダ●10-74○ホンダヒート(前半10-41)
九州電力○41-21●近鉄ライナーズ(前半14-8)

◇第61回東西学生対抗試合『全国大学オールスターゲーム』
東軍 ○72-5 ●西軍(前半45-5)

追記◎以前、コメントで「プロ選手の定義」について質問がありました。一般的には、ラグビーのプレーの対価として報酬を得ている選手を「プロ選手」と呼んでいます。ただし、イングランドやフランスなどのトップクラブは個々の選手がクラブと契約を結ぶプロ選手ですが、日本協会の規定では、企業チームの選手は会社と雇用契約を結ばなければなりません。トップリーグはどの選手も、なんらかの形で会社と雇用契約を結んでいます。その内容として、仕事とラグビーを両立させる選手と、ラグビーだけに専念する選手に分かれる。というわけで、我々報道側としては、後者のラグビーに専念している選手のことを便宜上「プロ選手」と呼んでいます。

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