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2007年12月23日 - 2007年12月29日

花園2日目

28日、近鉄花園ラグビー場では、全国高校大会1回戦の2日目が行われた。僕は第2グラウンドの第1試合で、日本航空第二(石川県)対城東(徳島県)戦を解説した。

Daini

きょうは朝から雨。第2グラウンドの放送ブースは、檻の中にいるような感じだ。試合は、日本航空第二がSO二橋(ふたはし)のキックを軸にうまく陣地を進め、トンガからの留学生NO8ナイ、CTBハベアを突破役にトライを重ねた。城東は、ボールを回そうと試みたが、悪コンディションと日本航空第二の素速い出足にミスを連発してしまった。花園で力を出し切るのは難しい。

最後まで競り合ったのは、若狭(福井県)対山形中央(山形県)の試合。山形中央が追い上げ、10-14で最後の5分を迎えたがついに届かなかった。でも、いい試合だった。関西学院(兵庫県)も正智深谷(埼玉県)に対して低いタックルとテンポの早いラグビーで対抗し、後半なかばまでは拮抗した内容だったが最後は力尽きた。日川(山梨県)と江の川(島根県)も互いにディフェンスが良く、点数が動かない試合になったが、江の川が競り勝っている。試合結果はコチラ

ある監督が言っていた。「雨だからキックを使うように指示したのですが、キャプテンは今年取り組んできたボールを動かすラグビーがしたかったみたいで。難しいものですね」。確かに練習でやってきたことで勝負したい気持ちは分かるし、3年生にとっては最後の試合だけに監督も難しいところだろう。

30日は、いよいよシード校が登場する。1回戦を突破した各チームがどんなチャレンジを見せてくれるのか。タックルのいいチームも多いので楽しみ。Aシードの東福岡は西陵、桐蔭学園は北見北斗、伏見工業は正智深谷と対戦する。

Tlpro

正面入り口から左側に行ったところにあるトップリーグのブースに行ったところ、30日の午後13:10~13:30の間、ヤマハ発動機ジュビロの大西将太郎選手がやってくるという情報を得た。時間が短いので握手会になるかな? 実は大西選手は当日、JSPORTSのゲスト解説を務める。僕と一緒の解説は大阪工大高対高鍋(宮崎県)戦だ。

Shop

メインスタンドの売店コーナーには、ラグビー用品を扱う各メーカーが大安売り。スパイク、ヘッドキャップにジャージ、ウィンドブレーカーなどなんでも揃っている。ラグビーまんも健在です。ちょっとのぞいてみては?

Shop2


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花園1日目

全国高校大会が開幕した。27日は、開会式のあと1回戦8試合が行われ、地元の大阪朝鮮、愛知県の西陵、三重県の四日市農芸、福島県の平工業などが勝ち進んだ。

Kaikaishiki

僕はJSPORTSで開会式と四日市農芸対関西(岡山県)戦を解説した。開会式では札幌山の手の主将・石山拓人(ひろと)選手の淀みのない選手宣誓に感心。花園に出るまで支えてくれた地元の人や、両親、監督、コーチ、そして共に戦ってきた仲間に感謝の言葉を述べたところも良かった。最後に「ノーサイドの瞬間までベストを尽くす」ことを誓っていたが、それにしても選手宣誓をする選手が毎年まったくミスしないのには驚かされている。ちょっとくらい噛んでも良さそうなものだが。そういえば開会式のバックスタンドには、食いだおれ太郎の人形も。

四日市農芸と関西の試合は、両チームとも中学時代のラグビー経験者がほとんどいない中で、攻守にバランスのいいチームを作ってきた。しかし、始まってみるとFW戦で優位に立つ四日市農芸がモールで押し込んだかと思えば、一気にボールを大きく動かすなど、攻める姿勢を失わずにトライを重ねた。鍛え上げられた大腿部の筋肉が練習の厳しさを物語る。WTB伊藤の鋭角的ステップにはしびれた。ただし、後半はミスも多くなり、「精神的な甘さが出た」と下村監督の表情は渋かった。2回戦では東京の國學院久我山と対戦する。

このほか、新潟工業が敗れはしたが大阪朝鮮を最後で苦しめ、尾道、西陵らがバランスのとれたいいラグビーで勝っていたようだ。

Jpress

試合以外のところでは、きょうは、JSPORTS提供で、毎日新聞を持って行くか、会場で無料配布されていたJSPORTS PRESSを持参すれば、ラグビーまんとフカヒレスープと交換してくれるサービスもあった。これはどうやら知っている人が少なかったようで、試合終了後に気付いた人たちが行列を作っていた。JSPORTS PRESSの表紙はギャル曽根が登場し、ラグビーまんを頬張っている。早稲田の五郎丸選手の応援メッセージもあるので、ぜひゲットを。

Jrtl

このブログでもお知らせした、トップリーグのコーナーは、各チームのジャージの他に、パンフレットや応援小旗なども置かれていた。神戸製鋼コベルコスティーラーズの小旗は高校生にも人気があって、すぐに無くなったらしい。各チームのプログラムなど無料でもらえる(数に限りあり)。その並びには聴覚障害者ラグビーの展示も昨年同様にあった。

Rest

メインスタンド下の売店コーナーは、各メーカーのジャージなどがところ狭しと並んでいた。食堂では、名物「トライカレー」、「タックルうどん」などが。食堂の横では、NHKの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」でおなじみになった若狭塗箸も販売されていた。ちなみに「ちりとてちん」は僕もけっこう見ている。

28日は1回戦の残り11試合が行われる。開会式で一緒に解説をした梶原宏之さんも言っていたが、今大会は実力伯仲でどこが勝っても不思議のない試合が続く。楽しみだ。でも、明日はきょうの暖かさに比べるとかなり寒くなるらしい。雨も降りそう。

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年末年始もラグビー三昧

25日午後、車に乗ったらカーナビに「メリークリスマス!」と言われた。気分が良くなったわけではないけれど、髪を切りに行った。クライマックスを迎える各大会を前に気合いを入れた。なんて、ほんとはきょうくらいしか行く時間がなかったのだけど。やっと今年中の締め切り原稿を書き終えたと思ったら…

27日からはいよいよ全国高校大会が開幕する。僕はJSPORTSの解説で開会式から決勝戦まで全日程を花園で過ごす。ラグマガ時代からずっと通っているのだが、最初から最後まで行くようになったのは、98年度大会からかなぁ。10年目かぁ。いい大会になってほしい。1月2日だけは国立競技場だ。

トップリーグからのプレスリリースによると、高校大会開催中の近鉄花園ラグビー場で「ジャパンラグビー トップリーグPRブース」を展開するようだ。場所は、正面入口を入って左手(資料室前)。トップリーグ全14チームのジャージ、「FOR ALL」キャンペーン活動紹介パネルの展示に、チームプロモーションビデオ等の放映も随時されるようだ。各チームのメンバー紹介パンフレット、応援グッズなどPRグッズの配布もある。

1月5日のヤマハスタジアムは、ヤマハ発動機ジュビロ対神戸製鋼コベルコスティーラーズの対戦。13時20分から、ジュビロプラッサ(Bゲート前)にて餅まき大会。ジュビロ君シャープペンシルなどのプレミアムグッズ(12月22日のリコー戦で配布された引換券必要)のプレゼント。大型ビジョンでの新年の挨拶は、EXILEのAKIRAさん。そして試合後は両チームとの交流会。こちらは11時半から、ヤマハブースで整理券が先着500名に配布されるとのこと。

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お知らせが2つ。

月曜日はたまった原稿を書いていた。したがって試合には行けず。トップリーグは、日本IBMがNECを追い詰めた。NECは、後半29分になってからの勝ち越しである。しかし、IBMも7点差以内の負けで、ボーナス点「1」を獲得している。

この結果、8節を終えての順位はNECが勝ち点「32」で2位につけ、日本IBMは、勝ち点を「9」として12位となった。NECに続くのは、勝ち点「31」のサントリーと東芝である。トップ4争いはほんとうに熾烈だなぁ。

トップイーストの最終節も行われ、横河電機が29-18とNTTコミュニケーションズを下して、1位を確定させトップリーグ昇格に大きく前進した。2位は、東京ガスを33-19と下したセコム。年明けにプレーオフが行われるトップウエストの結果が待たれる。

◎トップリーグ第8節結果(24日の分)
日本IBMビッグブルー●14-21○NECグリーンロケッツ(前半 11-0)

◆お知らせ1

Cover_0802

25日はラグビーマガジン2月号の発売日。今月号は、全国高校大会の完全ガイド付きです。特集は、クライマックスを迎える大学ラグビーが軸。その本の57ページにも紹介されているのですが、「聞いちゃおう。喋っちゃおう。どうなの? 世界のラグビー」と題し、岩渕健輔選手、小林深緑郎さん、そして僕とで、1月12日(土)の夜にトークライブを行います。申し込み方法など、詳細はラグマガにてご確認ください。ファックス、メールでの申し込みもできます。
日時:1月12日 19:00~21:00
場所:芝パークホテル「フィフティーン」
会費:5,000円(食事、1ドリンク)

◆お知らせ2
【愛好日記トークライブ・第11弾】
「レジェンド」
ゲスト=坂田好弘(大阪体育大学ラグビー部監督)
温故知新をテーマに回を重ねてきた2クール目の最終回は、ラグビーW杯フランス大会開会式で世界の伝説的プレーヤーの一人として登場した坂田好弘さん。アジアから唯一選ばれた坂田さんは日本ラグビーが世界に誇る名ウイング。現役時代のエピソード、指導者としての喜び、苦悩、日本ラグビーの行く末、世界のレジェンドとの交流の様子も交え、熱く語っていただきます。懇親会もあり。席に限りがありますので定員になり次第締切りとなります。

◆日時 2月23日(土) 午後5時開演(4時半開場)~7時 
◆場所 『文鳥舎』三鷹市下連雀3-32-3 グリーンパルコB1
Tel:0422-79-3777  Fax:0422-79-3777
bunchou@parkcity.ne.jp
http://www12.plala.or.jp/bunchousha/
◆入場料 2,000円 定員約50名
◆懇親会 3,000円 定員約30名(終演後、1時間半程度立食パーティー)
※ご予約開始は、1月9日、午後3時より。メール、FAX、電話で。HPで座席の確認ができます。

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大学選手権2回戦結果

日曜日は秩父宮ラグビー場だった。大学選手権2回戦の早大対法大の試合をJSPORTSで解説するためだ。第1試合は、東海大対慶大。僕はこの両監督に試合前のインタビューする仕事もあり、朝10時に会場入りしたのだが、家を出るときには降っていた雨があがり、試合前には晴れ間ものぞいた。

「ここを乗り越えないと」と東海大の木村監督。過去、強くなり始めて一気に頂点に立ったチームは数少ない。伝統校の壁に何度か跳ね返されつつ、どのチームも地力をつけていく。そういう意味で東海大にとっては慶大に勝っての2回戦突破というのは、強豪チームへの階段を上っていくための大きな壁だったと思う。

一方の慶大・林監督は、「FWがある程度劣勢になるのは分かっていることなので、ボールを動かしていきたい」と話していた。そして試合は、FW戦では優位に立つ東海大が攻めきれず、慶大がSO川本を軸にWTB出雲らを走らせてスコアしていく展開となった。後半はようやく地力を出して、15人が一体となって防御を崩していく動きができた東海大だが、時間切れとなった。慶大は低いタックルも炸裂していたし、FW周辺の防御は粘り強かった。東海大の強化は着実だし、こうした経験を積んで壁を乗り越えてほしいと思う。

第2試合の早大対法大は、早大がスクラム、ラインアウトの優位を生かし、まずはスクラムを押し込んでのトライで先制。以降も、ラインアウトからのモールで次々にトライを重ねた。中竹監督は「FWのテーマはモールだった」と、そのまとまりには満足げ。ただし、後半はBKでテンポアップしたかったところが、法大の厳しいプレッシャーの前に準備したプレーがほとんど出せなかった。これには不満の表情。それでも、後半のSO山中の飛ばしパスはパスの軌道といい、走り込むWTB早田のタイミングといい、見事だった。

法大もBKのキレは相変わらず。SO文字の軽やかなパスに、CTB宮本、FB城戸らがスピード豊かに防御を翻弄した。後半は、早大防御を崩しきることも多かったし、途中出場の岸和田のランニングには驚かされた。もう少しセットプレーで抵抗できれば、早大を脅かせるBKだと思うなぁ。気持ちのいい展開ラグビーだった。

秩父宮ラグビー場の観衆は、2試合目で13,001人という発表だった。

他2試合は、花園ラグビー場で行われ、明大、帝京大が勝利。2試合目での観衆は、5,131人。この結果、準決勝は1月2日、国立競技場にて慶大対明大(12時15分キックオフ)、帝京大対早大(14時、国立競技場)というカードになる。関東大学対抗戦の4校がトップ4に残ったのは、1974年度に、早、慶、明、日体大が勝ち残って以来のこと。

◎大学選手権2回戦結果(23日)
東海大学●14-28○慶應義塾大学(前半7-14)
法政大学●7-39○早稲田大学(前半7-29)
明治大学○29-0●京都産業大学(前半12-0)
筑波大学●8-46○帝京大学(前半8-12)

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