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2007年2月11日 - 2007年2月17日

日曜日の予定メンバー

日本選手権準決勝の先発予定メンバーが発表になった。4チームの実力は限りなく接近しており、何が起きても不思議はない。というか、そう言い聞かせておかないと胸の鼓動がおさまらない。

秩父宮ラグビー場で行われる東芝ブレイブルーパス対ヤマハ発動機ジュビロ戦では、東芝の侍バツベイがふくらはぎ、中居が膝を痛めて欠場。代わってLOに石澤、FLにハードタックラーの宮下が入る。侍バツベイの不在は、得点力という点ではマイナスだろう。ヤマハは木曽キャプテンが戻ってきたのが心強い。WTB冨岡、CTB守屋が先週の試合で負傷したが、CTB今利、WTB辻井が穴を埋める。トップリーグ第7節での対戦時は東芝の防御を振り回し、35-34とヤマハが勝ったが、さて今回は?

◆予定メンバー
《2月18日 秩父宮ラグビー場 14:00KO》

東芝ブレイブルーパス/1高橋、2猪口、3笠井、4大野、5石澤、6渡邉、7宮下、8ホルテン、9吉田朋生、10 廣瀬、11オト、12マクラウド、13冨岡、14吉田大樹、15立川、16松尾、17大室、18横山、19望月、20伊藤、21ケプ、22松田

ヤマハ発動機ジュビロ/1仲谷、2中林、3山村、4坂本、5勝又、6フェヌキタウ、7木曽、8澤田、9佐藤、10大田尾、11辻井、12大西、13今利、14永本、15ウイリアムス、16 古川、17中越、18石神、19串田、20村田、21レーニー、22中垣


花園ラグビー場のトヨタ自動車ヴェルブリッツ対サントリーサンゴリアス戦は、12月に対戦して、17-13でサントリーの僅差勝利。確実にサントリーの選手を倒すトヨタの接点の強さが印象的だった。トヨタは肉離れで2回戦を休んだSO廣瀬が木曜日になっても100%回復せず、SOの先発はアイイ。FWでは仕事人のLOケートが出場。ホルアは控えにまわる。アイイのSOは廣瀬とはラインのリズム感が違うので防御側は的が絞りにくいかもしれない。サントリーはCTB平がマイクロソフトカップ決勝で膝を痛め、沢木がCTBで先発。その決勝戦でSOだった菅藤は控えに回り、ルーキーの野村がSOとして先発する。持ち前の強気のプレーが見たい。サントリーにとっては打倒・東芝を果たすために破らなければならない壁だが、トヨタにも意地がある。昨年の日本選手権で清宮監督率いる早大に敗れた悔しさを、この試合で晴らしたいところだろう。当日はバス40台で豊田から駆けつける応援団を含め、約4,000人のサポーターで観客席を埋める予定だ。選手が力を出し切る要素は整った。凄まじい試合になりそうな気がする。

◆予定メンバー
《2月18日 花園ラグビー場 14:00KO》

トヨタ自動車ヴェルブリッツ/1高柳、2 高山、3豊山、4ケート、5谷口、6菅原、7中山、8菊谷、9麻田、10アイイ、11久住、12難波、13赤沼、14遠藤、15正面、16中村、17 中野、18北川、19ホルア、20山本、21岩本、22レアウェレ

サントリーサンゴリアス/ 1前田、2青木、3池谷、4早野、5メイリング、6篠塚、7元、8佐々木、9田中、10野村、11小野澤、12ニコラス、13沢木、14栗原、15有賀、16山岡、17長谷川、18トンプソン、19竹本、20菅藤、21藤原、22タラント

●テレビ放映予定
この準決勝は、3局がテレビ放送する。NHK総合では、13:55~17:25、東芝対ヤマハを生中継、その後、トヨタ対サントリーが録画放送される。ジェイスポーツは両試合を同時に生中継(J sports 1=13:50~東芝対ヤマハ、J sports 2=13:50~トヨタ自動車対サントリー)。テレビ神奈川は、午後7時より、東芝対ヤマハ発動機を録画放送。

追記◎コメントでご質問のありました、ライアン・ニコラス選手がスーパー14のレッズのスコッドに名を連ねている件ですが、僕が12月にインタビューしたときは「そういう話があったのだが、なくなった」と話していました。再度確認しましたが今のところ予定はないようです。シーズン前の予定スコッドがそのまま出ているようですね。

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タグラグビー大会

Tsubaki2

最近、花の写真を紹介していないなぁって考えながら歩いていたら、綺麗な椿を発見。色もとても綺麗だったので紹介しておきます。僕がよく歩く新宿区の某通りにて。

Tsubaki1

こちらは、先日、サントリーの有賀選手を取材した際に撮影したのだけど、アップする機会を逸していた。思いっきり真っ黄色の携帯電話を持ってました。サンゴリアスカラーですな。

Aruga1

きょうのプレスリリースは、「サントリーカップ・第3回全国小学生タグラグビー選手権大会決勝大会」のお知らせだった。2月24日、25日、秩父宮ラグビー場にて行われる。参加するのは、全国12ブロックの予選を勝ち抜いた16チーム。土曜日に4チームずつ、4プールに分かれて順位を決め、日本選手権決勝戦午前中に、決勝トーナメントを行う。マイクロソフトの決勝戦の前には、ジュニアラグビーが行われていたが、こちらは腰に付けたタグを取り合う「タグラグビー」である。詳細は日本協会のHPにて。

タグラグビーを広める普及策は功を奏しており、体育の授業で取り入れる学校も増えている。子供達が楕円球を持つ機会は着実に広がっているわけだ。ここ数年、ジュニア層のラグビー競技人口も増加している。その子供達が中学、高校と続けてくれるようにするという課題はあるのだが、たとえプレーし続けなくても、ラグビーに関心を持つ層の広がりは将来に生きるはず。2015年ワールドカップの日本開催が実現すれば観客としてきっと戻ってきてくれるだろう。と、いつものように僕は楽観的である。その2015年ワールドカップの開催国決定は2009年。実は招致活動の時間は2年と少ししかない。今年の日本代表の戦績は非常に大切だということだ。

追記◎コメントでご質問ありましたが、トップリーグにはプロ野球のドラフトのような制度はありません。そこまでプロ化はされていないのです。トップリーグは企業スポーツなので、ラグビーだけをする選手と仕事とラグビーを両立させる選手が混在しています。原則として選手は所属企業と雇用契約を結んでいます。ラグビーのプレー環境を見てチームを選ぶ選手がいる一方で、業務内容で希望する企業を決める選手が多いのが現状だと思います。もう一つ、コメントでご質問ありましたが、関東学院の吉田選手はトップウエストの豊田自動織機に行くようですよ。

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サンゴリアス新人

サントリーサンゴリアスが、2007年度の新入部員を発表した。小川真也(プロップ 日本体育大学)、佐合佑太(ロック 愛知学院大学)、曽我部佳憲(スタンドオフ 早稲田大学)、成田秀悦(スクラムハーフ 法政大学)の4人である。スクラムに徹底的にこだわる清宮監督のもとに、また才能あるプロップ小川選手が入った。またまたスクラム最前列のポジション争いが激しくなりますね。

今年度の大学ラグビーは、レベルの高いスクラムハーフが多かったのだけど、その一人である成田選手の加入でサンゴリアスの9番争いも熾烈になる。早大の矢富選手はヤマハ発動機ジュビロ、京産大の田中選手は三洋電機ワイルドナイツ、大体大の金選手は近鉄ライナーズ、流通経済大のネイサン・アンダーソン選手は神戸製鋼コベルコスティーラーズ。これら即戦力の選手がどんな起用をされるのかも楽しみ。

元日本代表の名ロック、大八木淳史さんが、高知中央高に創設されるラグビー部のゼネラルマネジャー(GM)に就任する、とのこと。大八木さんとは、JSPORTSの解説時などに花園でよく会う。年末に会ったときは、いま同志社の大学院で研究されている内容について聞かせてもらった。大八木さんは、こういう話をするときはすごく真面目である。スポーツと青少年の育成などをテーマに研究しているようなので、合致する話だったのかな。良かったですね。

◎愛好的観劇日記【私はだれでしょう】(こまつ座 第81回公演)観ました。新宿南口・紀伊國屋サザンシアターにて。作=井上ひさし、演出=栗山民也、出演=浅野ゆう子、佐々木蔵之介、梅沢昌代、前田亜季、北村有起哉、大鷹明良、川平慈英。ピアノ=朴勝哲。井上ひさしとこまつ座がお届けする日本の「戦後」の真実!というわけで、敗戦直後のラジオの話だった。日本放送協会で始まった「尋ね人」は、戦争で離れ離れになった人を探す投書を読む番組だ。聴取率は90%に達した。そのアナウンス原稿を担当する脚本班分室が舞台だった。占領軍の批判を禁ずるラジオコードのなかで、主人公達が自分たちの役割を果たそうとする姿に心を揺さぶられた。分室に記憶を失った男(川平慈英)が現れる。「私はだれでしょう?」。戦争で記憶を失ってしまった人の投書も多かった。私をさがすコーナーも作られる。「私はだれでしょう?」は観る者すべてに問いかける。私はだれでしょう。私はだれであるべきなのでしょう。僕は芝居に行くと、ほぼ確実にパンフレットを買う。それを読みながら芝居を思い出すのが好きだから。今回は、見終わってしばらくは頭の中で「私はだれでしょう?」という言葉がぐるぐるまわった。脚本は、言葉が丁寧でとても勉強になった。川平慈英は、テンション高くて、ちょっともの悲しくて、良かったなぁ。

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スーパー14week2

コメントでも質問があったが、日本選手権2回戦で首を痛めて退場したヤマハ発動機ジュビロのブニバカ選手は大事には至らなかったようだ。試合の日に病院からも帰れたらしい。ただし、首のことでもあるので慎重に診察などは受けるとのこと。この試合、途中出場の今利選手は確かに腰の強い独特の走りで何度も大きくゲインしていた。怪我からの完全復調である。シーズンが深まるとどうしても負傷者が多くなる。ヤマハとしては頼もしい選手が帰ってきた。

きょうはJSPORTSのスタジオでスーパー14のライオンズ対ハイランダーズの解説をした。正直に書けば、この両チームが優勝候補に入っていないのがよく分かる試合だったが、ライオンズの若いSHフェルマークは攻守にきびきび動くし、相手SOへのプレッシャーもしつこかった。将来有望と見た。

スーパー14第2週は、僕としてはブルーズとブランビーズの試合を注目していたのだが、期待に違わず面白かった。ブランビーズは奥さんの出産で休んでいたSOラーカムが戻ってきて、SHグレーガンとのベテランコンビでゲームをコントロールする。ハクスリーのFBも悪くない。ブルーズでは、CTBに入ったマカリスターのキレが凄い。クルセーダーズはレッズとの戦い。クルセーダーズのSOブレットがタレントぶりを見せつける。南ア・ラグビー好きの人には「チーターズ対ブルズ戦がお薦め」と、ディレクターのオリティが言っていた。当たりが激しいようだ。ストーマーズでは、首を痛めて選手生命さえ危ぶまれていた世界屈指のFLスカルク・バーガーが復活している。

シックスネイションズの第2週では、僕はスコットランドに好感を持った。アイルランドはディフェンスで前に出ないところが気になる。でも、CTBダーシーはいいなぁ。録画でどの試合を見るか悩んでいる人は、参考にしてください。

お知らせ◎先日のマイクロソフトカップ決勝戦の前に行われていたジュニアラグビーの地域大会も含めたハイライト番組が放送されます。「ラグビーマガジン・Microsoft Cup 関東・関西少年ミニラグビー交流大会」は、2月18日、午後4時からJSPORTS1で放送です。日本ラグビーの未来を担う子供達の勇姿をどうぞご覧ください。

もう一つ、お知らせ。以前にもお伝えした「静かなるホイッスル」の著者・柴谷さんがデフラグビー情報満載のブログ「それいけ!ホチョーカーズ」http://hochoker.blog.ocn.ne.jp/を立ち上げました。秋にはデフウエールズ代表が来日予定で、それに向けての強化がスタートするようです。今後の合宿や試合情報などはすべてこのブログで紹介されるとのこと。

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TL入替戦結果

きのうの日記に書くのを忘れていたのだが、日本選手権2回戦の試合後、印象的だったのが記者会見場のテレビカメラの多さだった。6社あったかな。最近、あきらかに取材にのカメラ台数が増えている。日本選手権決勝戦の前売り券もほとんど売れてしまっているようだ。楽観的な僕はラグビーへのいい流れをびんびん感じている。

月曜日は秩父宮ラグビー場にいた。もちろん、トップリーグの入替戦を観るためである。スタンドには多くのお客さんが詰めかけていた。第2試合のリコー対ホンダの試合時には、入替戦としては多い観衆4,687人の発表だから、ラグビーファンのみなさんは僅差勝負の匂いを感じていたようだ。その通り、第1試合の日本IBM対近鉄戦は、最後まで緊迫感あふれる勝負になった。

序盤は日本IBMがFB高のPG、FL伊藤のトライなどで16-0とリードする。近鉄もCTB井花のトライを返すと後半は互角の戦いに。後半9分、近鉄は石田、辻本、浜辺のフロントローを軸にゴール前のスクラムを猛プッシュ。NO8タウファ統悦がインゴールでボールを押さえ、12-21として勢いづく。SO重光のPGを加えたあとの19分にはインターセプトでチャンスを作り、最後は重光がトライ。難しい角度のコンバージョンも決まて22-21と逆転に成功した。近鉄は、相手キックオフも簡単にはタッチに出さず、CTB井花、マイレイらが果敢に突進し波状攻撃を仕掛けた。30分には、ラインアウトからのモールを猛然と押し込んだあと、重光のグラバーキックをCTBマイレイがインゴールで押さえて29-21と8点差。安全圏に逃げ込んだかに見えた。

しかし、日本IBMはあきらめなかった。後半34分に近鉄ゴール前で得たPKでは、冷静にPGを選択して5点差に詰め、インジュリータイムに入った41分、ゴール前のラインアウトからモールを押し込み、ついに同点とする。コンバージョンは外れ、その後しばしの攻防の末、ノーサイドの笛が鳴った。そして、引き分けながら歓喜の雄叫びをあげたのは日本IBMだった。入替戦の規定により、同点に場合はトップリーグのチームが残留となるからである。

「トップリーグに残れたことを、素直に喜びたい。またトップリーグで修正点を生かせると思うと嬉しいです。最後は、絶対にトライを獲るという気持ちが出ました」(日本IBM高キャプテン)。キャプテンの冷静な判断と、大事な場面でスコアした執念は賞賛されるべきだろう。ただし、近鉄側から見れば、あまりにも残酷な結末だった。勝利のチャンスをつかみながら決勝点を奪えそうな場面でのパスをミス。そこで取られた反則から攻め込まれたのだから、悔やんでも悔やみきれないだろう。これで近鉄は来季もトップウエストでのプレーとなる。中谷監督は目を潤ませていた。「昨季のトップチャレンジで0-39で負けた日本IBMに29-29の勝負が出来た。成長した選手に拍手を送りたい。最後は守りに入ってしまったところがあったのかもしれません」。何度も絶句し、聞いていても胸が締め付けられる会見だった。辻本キャプテンは悔しさを吹っ切るかのように「点を取られた場面はミスばかり。このままトップリーグに上がっても、いいパフォーマンスは発揮できないでしょう。ふさわしいチームにならなければいけないと思いました」と潔く語った。

第2試合は、ホンダヒートが上田、木村の両WTBのトライで14-3をリード。大いにスタンドを沸かせた。しかし、リコーもWTB河野のトライで反撃すると、やや甘いホンダの防御網を縦横に揺さぶって加点し、後半11分には、CTB田中のトライで34-14とし、ほぼ勝敗を決した。

リコーの伊藤キャプテンは「きょうは、トップリーグの最終戦から1か月空いてモチベーションの持っていき方が難しかった。最初にスコアされたのは、自分たちのミスだったので、とにかくFWで前に出るようにした」と語り、残留を決めて安堵の表情だった。

この日、昇格できなかった近鉄、ホンダを見ていて、イージーミスが多いことが気になった。それも大切な場面でミスが起きる。このあたりにこだわりながらチーム作りをしないと、なかなか昇格するのは難しいと感じた。この結果、来季のトップウエストは、近鉄、ホンダに加え、TLから降格するワールドファイティングブルにより、順位争いがまったく読めない激戦リーグとなる。

◆トップリーグ入替戦結果
日本IBMビックブルー△29-29△近鉄ライナーズ(前半16-7)
リコーブラックラムズ ○43-24 ●ホンダヒート(前半29-14)

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日曜日の結果

日曜日は秩父宮ラグビー場にいた。12:00キックオフの九州電力対トヨタ自動車の試合は、JSPORTSで解説したのだが、前半、トヨタの攻撃力が爆発した。九州電力がラインアウトなどでもう少し抵抗できると思ったのだけど、トヨタが安定したセットプレーから思う存分スペースを使ってボールを動かし、トライを量産した。

肉離れで欠場したSO廣瀬に代わって先発したアイイのパスワークは素晴らしかった。九州電力のディフェンスラインがあまり前に出てこなかったこともあるのだけど、走り込みながらボールを受け、ディフェンスラインに接近したところから、素速いロングパスを何度も放った。そのパスのスピードでディフェンスラインがずれたシーンも多く、アタックセンスの非凡さを見せつけていた。アイイが前に出てパスをつなぐと、接近プレーが得意な難波、赤沼の両CTBも生きてくる。彼らが生きれば、久住、遠藤、正面のバックスリーのスピードも生かされる。トライが多くなるのは必然だった。この勢いで来週のサントリーにぶつかれば、面白い試合になる。SO廣瀬、LOケートも怪我から復帰予定でメンバー編成も注目される。

九州電力のほうは風上に立った後半は、しっかり地域をとってLOヒーニーが2トライをあげるなど抵抗したが、全体的にはトップリーグとの差を見せつけれた形である。ただし、昨季のコカ・コーラも日本選手権でNECに完敗しながら、着実に力を伸ばしてトップリーグ参加初年度で残留を決めている。この差を詰める作業をこれからシーズンインまで続けていくことになる。

第2試合は、関東学院の大健闘で盛り上がった。特に前半は、素速いテンポでボールを動かし、CTB櫻谷、FL清水のトライで14-0とリード。このあと、WTB中園の惜しいインターセプトのミスがあったから、あれがトライになっていたら21-0となり、さすがにヤマハ発動機も慌てたかもしれない。しかし、ヤマハは慌てなかった。前半のうちに12-14と差を詰めると、風上に立った後半は、冨岡、永本の両WTBの力強いランニングなどで防御を崩して次第に得点差を広げた。それでも関東学院は、長身のLO西、北川でラインアウトのボールを確保し、スクラムでも互角以上に戦い、低いタックルでトップリーガーの膝をつかせた。その闘志は賞賛に値する。学生王者として立派な戦いだったと思う。

「力尽きました。残念です。もう少し、スピードで相手のスタミナを奪えると思っていたのですが…。それでも、来季に向けていいスタートが切れたと思います」。関東学院の春口監督は、トップリーグに果敢に挑戦した学生達の活躍を称えつつ、すでに来季を見据えていた。一方のヤマハ発動機の大田尾ゲームキャプテンは、「ルースボールへの働きかけや、ブレイクダウン(ボール争奪戦)のしつこさなど、見習うべきところが多かった」と学生を称えたが、「ラインアウトでプレッシャーをかけられると嫌でしたけど、そこは確保できたので…。攻めれば点は獲れるという確信があった」と焦りはなかったと語った。次週は、東芝ブレイブルーパスへの挑戦である。

◆日本選手権2回戦結果
九州電力キューデンヴォルテクス●14-64○トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半0-54)
ヤマハ発動機ジュビロ○53-14● 関東学院大学(前半12-14)

◆12日の試合予定
トップリーグ2006-2007入替戦が秩父宮ラグビー場で行われます。
日本IBMビックブルーvs近鉄ライナーズ(12:00K.O)
リコーブラックラムズvsホンダヒート(14:00K.O)

追記◎クボタスピアーズのトウタイ・ケフは、もちろん素晴らしい選手ですが、元オーストラリア代表なので、2か国にまたがって代表になれない国際ルールで日本代表にはなれません。

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