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2007年2月18日 - 2007年2月24日

決勝戦メンバー発表

金曜日の午後、日本選手権決勝のメンバーが発表になった。注目の侍バツベイはリザーブスタート。トヨタのS0はオレニ・アイイ、廣瀬佳司はリザーブである。ということは、試合途中にアイイがバックスリーに下がって、廣瀬がSOに入ることもあるのかな? この決勝戦はさまざまな見どころがある。スクラム、ラインアウトの優劣は? 東芝SO廣瀬、トヨタSOアイイという絶好調同士の対決の行方は? トヨタのパワフルランナー遠藤を東芝がどう止めるか、などなど考えているだけでワクワクしてくる。

◎金曜日午後発表の先発予定メンバー
東芝ブレイブルーパス/1高橋、2猪口、3笠井、4大野、5石澤、6渡邉、7宮下、8ホルテン、9吉田朋生、10廣瀬、11オト、12マクラウド、13冨岡、14吉田大樹、15立川、16 松尾、17大室、18侍バツベイ、19望月、20伊藤、21仙波、22松田

トヨタ自動車ヴェルブリッツ/1高柳、2高山、3豊山、4ケート、5谷口、6菅原、7中山、8菊谷、9麻田、10アイイ、11久住、12難波、13赤沼、14遠藤、15正面、16中村、17 中野、18北川、19ホルア、20 山本、21廣瀬、22レアウェレ

ラグビー界も連日なんらかのニュースが流れているが、サンケイスポーツには秩父宮ラグビー場にナイター設備が設置されるとの報道。まだ正式には発表されていないが、どうやら本決まりのようで、来季はナイター試合を見ることができそうだ。

金曜日の午後は、日本選手権の先発メンバーを確認したあと、スーパー14第4週の最初の試合となるハリケーンズ対ブランビーズ戦の解説をした。雨に強風でミスも多いが、ボールのよく動くなかなか面白い試合だった。ハリケーンズのWTBデヴィッド・スミスの全身バネのような動きは必見である。

明日はラグビーマガジン4月号の発売日。スーパー14のパーフェクトガイド付きです。

JSPORTSのスタッフの方に1999年の社会人ラグビーの録画DVDをお借りした。「村上さん、若いですよ~、顔のハリが違います」と言われて、ややへこんだ。そりゃそうだ、8年前の試合やからね。また8年後、同じこと言われないように頑張ろ。って、どう頑張るんだ、俺は。

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梅の便り

Toujinoume

知人から「京都に行ってきました」と梅の写真が送られてきた。ありがとうございます。東寺の五重塔を望む写真と、御所の中にて。我が家の梅はまだ咲いていない。桃のつぼみがふくらみ始めてはいる。咲いたら紹介しよう。桃を紹介する頃は、3月に入っているかな。愛好日記を書き始めてまもなく丸2年である。私、後厄です。

Goshonoume_1

今朝は週末のスーパー14の解説のためもあって、先週末の試合で見ていなかった南アのストーマーズ対NZのチーフス戦を見た。ストーマーズの両フランカー、スカルクバーガーとワトソンは相変わらずエネルギッシュだ。スカルクバーガーは激しすぎてシンビンになっていたけれど。この試合とは関係ないが、ワラタスのフィル・ウォーが足首の靱帯を痛めた。3か月くらいかかるようだ。

日本選手権決勝まで、あと3日である。東芝は侍バツベイが練習に復帰した。予定メンバー発表は明日。薫田監督に続いて、冨岡キャプテン退任の報もあり。薫田・冨岡体制と朽木体制の集大成のぶつかり合い。指定席は売り切れているようだ。当日券の販売がない可能性も出ている。

その決勝は、JSPORTS1=13:50~、NHK(総合、ハイビジョン)=13:55~で生中継。 テレビ神奈川は19:00~録画放送。NHKラジオ第一でも、14:00~生中継される。

先日もお伝えしたが、アジア大会で金メダルを獲得した7人制日本代表に記念品贈呈式が行われる。13:35からの予定。選手で参加するのは、藤原丈嗣(サントリーサンゴリアス)、桑水流裕策(福岡大学)、奥薗裕基(大阪府警)、山本英児(九州電力キューデンヴォルテクス)、佐藤貴志(ヤマハ発動機ジュビロ)、小吹祐介(リコーブラックラムズ)、山田章仁(慶應義塾大学)、鈴木貴士(セコムラガッツ)、山崎弘樹(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、築城昌拓(コカ・コーラウエストレッドスパークス)

観戦予定の方は、早めに行って祝福してあげてください。

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JSPORTS・W杯全試合放送

水曜日は、品川プリンスホテルで行われたJSPORTSのプレス発表会に行ってきた。そこで、9月から行われるラグビーワールドカップの日本国内テレビ独占放送権を獲得したことが発表された。JSPORTSは、全48試合を生中継する。1999年大会、2003年大会に続いての全試合放送。前大会ではJSPORTSが全試合放送したほか、地上波でテレビ東京が日本の試合と決勝トーナメントなどを放送した。今回の地上波放送については、今後決まることになる見込み。

Talk1

プレス発表会の後半部分で「ラグビーワールドカップ2007スペシャルトークショー」と題するトークイベントがあった。2007年度日本代表スコッドの箕内拓郎キャプテン、有賀剛選手をゲストに招き、僕がMCを務め、ワールドカップの楽しみ方やラグビーの魅力を話した。上の写真は、その様子。クラブeXという場所は、円形劇場になっていて、なんだか緊張してしまった。それに普段はラグビーを専門的に取材していないメディアの人たちを前に話すのはかなり難しい。とりあえず、リラックスした話題から入ってみた。

箕内選手は、早めにシーズンが終わってしまったけど、今は何してるんですか?
「個人的にトレーニングは続けています。それ以外の時間は子供が生まれたので子育てしてますよ」
有賀選手も負けちゃいましたね。
「予定より1週間早くシーズンが終わってしまって残念ですけど、今はふだん会えない友人などに会って、ゆっくりさせてもらってます」

ラグビーの話では、ワールドカップ本大会の日程が厳しいことも話題になり、箕内選手の「JK(ジョン・カーワンヘッドコーチ)はチームを二つ作るつもりでいると思いますよ」など興味深い発言もあった。ベストの15人だけで4連戦を戦うのは難しく、メンバーチェンジをしてもあまり力の落ちないスコッドを作り上げるという意味だ。春の日本代表シリーズの中では、やはりクラシック・オールブラックスの話になり、有賀選手が「スペンサーと戦ってみたい。一緒に写真も撮りたいですね」と笑わせた。最後は「とにかく一度グラウンドに足を運んで、身体のぶつかり合う迫力など感じてください」と、箕内、有賀両選手ともにラグビーをPR。お疲れさまでした。これで取材してくれるメディアが増えるといいなぁ。

Miuchiaruga

楽屋での二人。仲良く話していた。関東学院大学の先輩後輩で、ともにキャプテンを務めた。しかし、二人とも個人としてのキャラクターが強いためか、それをあまり感じさせないなぁ。なんだか有賀選手は愛好日記での登場回数が多い。それだけ取材機会の多い選手だということなのかな。そういえば、雑誌 「Tokyo Walker」(2/27号)の滝沢秀明さんの連載『コレって新鮮ですね~(仮)第8回』に有賀選手が登場している。タッキーがサントリーのグラウンドに行って撮影しているもの。

◎水曜日のプレスリリースで、4月の日本代表戦の詳細が発表になった。チケットは3月31日発売開始。

<第1戦>4月22日(日)
14:00キックオフ 秩父宮ラグビー場
アジア3カ国対抗試合兼第9回日韓定期戦 
日本代表 対 韓国代表

<第2戦>4月29日(日)
14:00キックオフ 秩父宮ラグビー場
アジア3カ国対抗試合
日本代表 対 香港代表

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花園の準決勝のこと

東福岡が全九州高校新人大会で連覇。4月の全国高校選抜大会へ。慶大ラグビー部新監督に林雅人氏内定。いろいろニュースありますね。林さんは、JSPORTSの解説仲間でもあるから、一緒にニュージーランドに行ったこともある。理論派なので、どんなチームを作るか楽しみだ。

ようやく日本選手権準決勝のサントリーサンゴリアス対トヨタ自動車ヴェルブリッツの録画をじっくり見た。なるほど確かにトヨタの快勝である。この両チームがここに至るまでの背景についてはさまざま語られているので、僕はグラウンドで起きていることだけを見ていた。トヨタのトライは見事なものばかりだった。

PR豊山の先制トライは中盤右中間のスクラムから左オープンにボールを出し、SOアイイが軽くフェイントをかけながらCTB難波とシザース。ボディコントロールの巧みな難波をまず縦に走らせて、そのポイントから出てきたボールをさらに左に攻め、今度はアイイがインサイドにパス。ここにパワフルWTBの遠藤が走り込んで抜け出す。サントリーのタックラーはすべて後手に回っていた。遠藤をサポートしたLOケートは素速かった。パスを受けてさらにゲインし、最後は豊山につないでそのまま押し込んでのトライ。攻める方向も、テンポもお見事だった。

前半10分前後にサントリーがゴール前に攻め込んでモールを押し込もうとしたとき、トヨタが低く激しい当たりで耐えたところで大勢は決まったような気がする。タッチライン際を約40m走り抜けたNO8菊谷のトライ、続くアイイのドロップゴールでトヨタは楽になった。スクラムは安定し、ボール争奪戦では力強く押し込んだ。立ってプレーしようとしていたし、勢い余って反則をとられても、どこか選手の表情には余裕があった。

サントリーもSH田中のトライで後半に望みをつないだが、後半10分のトヨタのトライがまた見事である。ラインアウトの最後尾を菊谷が抜け出し、難波が縦に走ってから、アイイが久住にパス。久住がタックルをかわして、正面から遠藤へ。この流れも素晴らしかった。24-10。でも、この時間帯でもサントリーにはまだ勝機があったと思う。それを断ち切ったのはCTB赤沼の前に出るタックルであり、FL中山やLOケートのジャッカルだった。

サントリーは次第にパスミスが多くなった。ただし、30分のNO8佐々木はナイストライ。モールを押し込みながら、ここしかないタイミングでボールを持ち出していた。頼もしい選手である。この時点で、27-17。ここでも逆転は不可能ではなかった。ただ、この後のトヨタが落ち着いていた。以降はFW周辺でひたすらボールをキープして時間を経過させつつ辛抱強く攻めた。点差と残り時間を考えれば当然の戦い方である。そして、そのしつこいFW戦でFL中山がとどめのトライをあげる。戦い方、完璧でした。

意地だけでは勝てない。「ハート」、「意地」と言いつつ、見事なボールの動かし方での勝利だった気がする。たぶん、みなさんが日曜日に熱く語っていたことを僕は今ごろ語っている。遅過ぎだなぁ。サントリーは、1年で一気に駆け上がったからか、心身ともに疲れていたように見えた。ただ、限界までチーム力を上げたからこそ見えた景色があったと思う。若い選手の経験は来季以降に生きる。

シーズン後半、尻上がりにチーム力を上げた東芝、トヨタというのは、数年間にわたって積み重ねた強さということだろう。トヨタの勝利は地力である。だから、決勝戦も力を出せるはず。25日、いい試合になりますよ、きっと。

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きょうは長いっす。

いまは月曜日の夜。きょうは、朝からずっと取材に出ていた。たくさん書くことがあるので長いです。

まずは日曜日の夜、JSPORTSのスタジオで解説した、スーパー14のブルズ対ウエスタン・フォースの試合。フォースのWTBシェパードの正確無比なプレースキック、ジョー・ロフばりの安定感あるプレーぶりにワラビーズ(豪州代表)W杯メンバー当確を実感。この試合、かなり面白い。ヤコ選手もちょこっと出てくる。ひげがあって、風貌が違う~。

月曜日の午前11時からは、日本協会で7人日本代表スコッドの発表記者会見があった。日本協会競技力向上委員会7人制統括の本城和彦さんと、監督続投が決まった佐野順さんが出席して今後の7人制の強化策について説明があった。

Sevens

【7人制代表の位置づけ】
◆国際舞台における日本ラグビーのアピールと目標に対する挑戦
(中期目標)2009年ワールドカップTOP8へのチャレンジ
(短期目標)IRBセブンスワールドシリーズで好成績を残す
◆若手世代の15人制代表への人材発掘・育成
・個人のスキルアップ
・国際経験

本城統括からは、「7人制を15人制の強化につなげていくことが大切。勝つことと、人材育成を両立させていきたい」とのコメントがあり、世界の強豪国と同様に若い世代に国際経験を積ませ、一対一のタックルや、スピードあるロングパス、粘り強い精神力など個々のレベルアップを図り、15人制でも世界に通用する人材を育成することが大切だという認識が改めて語られた。

佐野監督から発表されたメンバーは以下の通り。
◎2007年度 7人制日本代表スコッド(計22名)
PR1:藤原丈嗣、山本秀文、ロコツイ・シュペリ、HO:築城昌拓、山本英児、竹山浩史、PR3:篠塚公史、岩本健一朗、桑水流裕策、SWP(スィーパー):鈴木貴士、ネーサン・アンダーソン、金喆元、佐藤貴志、SO:小吹祐介、曽我部佳憲、正面健司、CTB:吉田大樹、有田啓介、今村雄太、WTB:山田章仁、中園真司、宇薄岳央

山本英児、小吹祐介、吉田大樹らを7人制のコアメンバーと考え、そこに若い世代を積極的に登用して7人制慣れしたチームを作り上げるのが狙い。関東学大で抜群の運動量で活躍した竹山、個人スキルの高いアンダーソン(流経大)、金(大体大)、曽我部(早大)、スピードランナーの中園(関東学大)、宇薄(同大)らは期待の新戦力。曽我部は現在怪我の治療中で当面は参加できないが、抜群のパススキルと戦術眼を買われている。

メンバーを見渡すとWTB山田など、相手をかわすテクニックとスピードを持つ特徴ある選手が多い。セブンスは一対一のタックルから逃げられないので、この部分が鍛えられる。15人制日本代表でも活躍してほしい選手が多く、国際大会でもまれて逞しくなってもらいたいと思う。15人制日本代表スコッドに入っている篠塚、今村は15人制の活動を優先しながらの参加になる。

今後の予定だが、2月27日~3月4日に辰巳でセレクション合宿を行い、3月30日~4月1日の香港セブンス、4月7日、8日のアデレード・セブンスの参加メンバーを選出する。IRBのワールドセブンスシリーズは8大会あるのだが、現在、日本は2大会にしか招待されておらず、まずは参加大会で良い戦績を収めて招待される大会を増やすことが先決。6月のサファリ・セブンス(ケニヤ)、9月のスリランカ・セブンスなど、シリーズ以外の大会にも参加して実績を積む計画だ。また、セレクション合宿には、7人制強化育成選手として、長野直樹(関西学院高3年)、山中亮平(東海大仰星3年)ら10代の選手5人も参加する。

国内での認知度向上も大きな課題だ。15人制日本代表の試合前などに7人制の試合を実施してもらいたいところ。これに関連しているのかもしれないが、2月25日の日本選手権決勝戦前の午後1時半より、昨年のアジア競技会で金メダルを獲得した7人制日本代表メンバーの特別表彰式が行われる。金メダルがお目見えするかも。

長くなるけど、きょうはまだ書きます。19日、20日は、「2007年度日本代表(15人制)スコッド、フィットネス&メディカルチェック」が行われる2日間である。東京都北区の国立スポーツ科学センターに集合するのは、日本選手権に参加していないチームの選手達が対象。
初日は、西浦達吉、松原裕司、相馬朋和、後藤翔太、小野晃征、クリスチャン・ロアマヌが参加。メディカル=内科、整形外科、歯科、柔軟性、胸部X線、心電図、血液。フィットネス=身体組成、形態、筋横断面積、筋力、ジャンプ、最大酸素摂取量測定、最大無酸素パワー測定などさまざまなチェックを行った。

Ono1

首を痛めていた後藤選手も元気に参加していたが、もも裏に違和感があったようでいくつかの検査は休んでいた。注目されたのは、やはりNZ在住の19歳、小野晃征(おの・こうせい)選手(写真の後方で検査を眺める選手。右は、日本代表のフィットネス・ストレングスコンサルタントのマーティン・ヒューメ氏)。昨日、NZからやってきたらしいが、先輩達に積極的に話しかけてさっそくうち解けているようだった。詳しくは24日発売のラグビーマガジンに書いたので、お楽しみに。おそらく明日の新聞などでも小野選手について報道されると思いますが。とにかくサプライズ選出の小野選手の存在で取材陣はメディカルチェックでは異例の多さだった。たぶん、小野選手もびっくりしたと思う。下の写真は取材を受ける小野選手。

Ono2

小野選手のプロフィールは当初、あいまいな部分が多かったのだが、きょう詳細が明らかになった。3歳から家族とともにNZで暮らし、6歳からラグビーを始め、クライストチャーチボーイズハイスクールに2004年まで通い、05年2月にカンタベリー大学に入学。教育学部で体育の指導者を目指して勉強中だ。10歳以下のカンタベリー代表から各エイジレベルで代表に選出されている。17歳でカンタベリーU19に選ばれ、U19・NZ代表トライアルまで進んでいる(※当初、この日記でもハイスクールに通っていると書いていました。申し訳ありませんでした)。

「選出されて、びっくりしました。でも、いつかは日本代表でプレーしたいと思っていました。日本代表のラグビーは2003年W杯をテレビで見て、楽しそうなラグビーをすると思いました」と小野選手。本当は英語のほうが話しやすいようだが、丁寧な日本語で報道陣の質問に答えてくれた。2011年のW杯代表を期待する声が多いのだが、本人はもちろん今年のW杯代表入りを狙っている。早く、そのプレーが見てみたい。

追記◎きょうは長すぎですね~。サントリーサンゴリアスとトヨタ自動車ヴェルブリッツの録画を見ての感想は、改めて書きたいと思います。

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日本選手権準決勝結果

準決勝結果です。まだ知りたくない皆さんは、気をつけてください。

ただいま秩父宮ラグビー場のインタビュールームである。両チームの記者会見が終わったところだ。東芝ブレイブルーパス対ヤマハ発動機ジュビロの試合は、47対10(前半28-0)で東芝が勝利した。前半4分に、WTB吉田が先制トライ。11分には、モールを押し込んでNO8ホルテンがトライ。先手先手に仕掛けた東芝が、そのままの勢いで後半もスコアを重ねた。ブレイクダウン(ボール争奪局面)での強さ、上手さで圧倒し、見事なボールつなぎを見せての快勝だった。SO廣瀬のキック力、突破力は際立っていた。

「前半、受けにまわってしまったことがすべて」と、ヤマハの木曽キャプテン。もちろん、前に出ようとしていたのだから予想以上の東芝のプレッシャーだったということだろう。トップリーグではヤマハが勝っていたが、東芝の冨岡キャプテンは「このスコアは、みんなが成長した結果」と勝利を喜んだ。

東芝の薫田監督は「ディフェンスの面が乱れなかった。うちの持ち味を出せたと思う」とコメント。今季限りで退任するが、「次は私個人のラストゲームであると同時に、冨岡と5年間やって来て、彼とのペアとしてのラストゲームでもある。いいゲームを見せたい」と静かに語った。

花園ラグビー場は、39対17(前半17-7)でトヨタ自動車ヴェルブリッツが勝利。サントリーサンゴリアスは決勝に進むことができなかった。東芝の記者会見では、当然、この件についても質問が出たが、冨岡キャプテンはこう答えた。「サントリーもいいチームだが、マイクロソフトカップの準決勝でやった時に、トヨタの強さに気持ちを折られそうになった。僕はトヨタのほうが強いと感じていたので決勝に上がってくると思っていた。もう一回やれるのは嬉しい」。薫田監督も「トヨタは真っ向勝負で来るので、これがラグビーだ、という試合が見せられると思う」と決勝戦を見据えた。

決勝は、2月25日、午後2時より秩父宮ラグビー場にて。

追記◎いつもはもっとゆっくり書くのですが、きょうはこれからJSPORTSのスタジオで、スーパー14の解説などあり、速報にしました。それにしてはちょっと長めでしたが。冨岡キャプテンは、マイクロソフトの準決勝のあとに取材をしたときから「トヨタは強い。今回と同じようなパフォーマンスができたら、サントリーに勝つと思いますよ」と言っていた。想定通りの決勝なのかもしれない。花園で行われたトヨタ自動車対サントリー戦の感想などは、録画を見て改めて書きたいと思います。

同日、花園ラグビー場で行われた三地域対抗試合は、関西代表が28-24で九州代表をくだしました。序盤は九州代表が圧倒して、19-0とリード。前半終了間際から関西代表が盛り返したようです。

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