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現地より3N5節結果

トライネイションズ第5節、NZ代表オールブラックス対オーストラリア代表ワラビーズの試合を、オークランドのイーデンパークから生中継した。放送を終え、思わず息を吐き出した。それくらい緊張感があったということかもしれない。結果を書きますので、録画で見る方はご注意を。

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8月2日朝、オークランドは曇り空、ときどき強い雨が降り注いだ。JSPORTSのスタッフは早い時間に準備のため会場入り。実況、解説陣は、午後4時前から観戦ツアーの参加者のみなさんとバスでイーデンパークに向かった。そのバスの中で、カンタベリー州代表対マナワツ州代表の後半、遠藤幸佑選手が交代出場したという情報が入った。おめでとう、の拍手が起こる。

イーデンパークに到着。まずは、「JSPORTSワイド」という番組に、グラウンドの芝生の上から出演。元日本代表キャプテンのアンドリュー・マコーミック選手をゲストに日本のスタジオとやりとりした。こちらの時間で午後6時くらいだったのだが、気温は6度。雨が降りしきり、風も強く、大きな傘をさしていた深緑郎さんが飛んでいきそうになっていた。

試合前、オーストラリアのチャンネルセブンの解説で来ていた元オーストラリア代表のティム・ホラン氏と会った。「気持ちではオーストラリアに勝ってほしいけど、頭で考えるとNZかな」。つまり、実力はNZが上だという見解だった。そして、カーターのキックの正確さを根拠の一つにあげていた。

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雨は試合前にあがった。試合は、先週、徹底的にボールをキープして攻めたオールブラックスが、キックを多用して地域を押し進め、安定したスクラム、ラインアウトを軸に攻勢に出た。防御もよく前に出て、次々に相手ボールを奪い、ワラビーズにチャンスボールを与えなかった。前半20分、PRウッドコクがラックサイドをついてトライ。数分後には、ゴール前のラインアウトからウッドコクが連続トライ。放送ブースが揺れた。下のスタンドの揺れが伝わってきたのだ。写真は試合前の実況席。矢野武さん、小林深緑郎さんと。

ワラビーズも、CTBモートロックの突破からFBアシュリークーパーがトライを返したが、試合は終始オールブラックスのペースだった。SOカーターは地域をとるキック、プレースキックともに正確無比。短いハイパントは、ワラビーズのSHバージェスを狙っていたように思う。FBムリアイナも完璧なフィールディングを見せた。どの選手も良かったので、個々にあげるとキリがないのだが、僕はHOホアのボールを持っての突進力、ボール争奪戦での強さに感心した。

そして、なんといってもリッチー・マコウである。彼が入るとチームに勢いが出る。タックル、ボール争奪戦に真っ先に体を張ってチームを鼓舞する。NZラグビーにとっては、神のような存在だと言われるのがよく分かる。ただ、トライネイションズはまだ先がある。次の南ア戦、オーストラリア戦ともに、NZはアウェイで戦うことになる。きょうのようなモチベーションで戦える試合はそうあるものではなく、トライネイションズ2008の今後は予断を許さない。

◎深緑郎さん観察日記・NZ編=実況席は3人で横幅いっぱいの狭いところなのだが、座ってみると真ん中の深緑郎さんの前に大きなモニターが。「これじゃ、いつもJsportsのスタジオでやっているのと変わらないじゃん!」と深緑郎さん。仕方なく、試合中はずっと立って解説していた。ちなみに、隣のブースのティム・ホラン氏もずっと立っていた。彼は立っているほうがやりやすいみたいだ。きょうの試合は時間の経過がめちゃくちゃ早く感じた。オールブラックスの凄まじい気迫に少し黙ってしまう時間もあったほど。だからきっと深緑郎さんも疲れは感じていないはず、ですよね?

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    コメント

    意外に点差が開きましたね。やっぱりカーターとギタウとの差でしょうか。核の違いというかギタウも天才的な動きをするけどカーターの前では普通の選手に見える。カーターを越える選手はいつ現れるのか。この日はジョージスミスには厄日でしたね。やることなすこと反則取られ、反対に相手のは反則にならず。かわいそうでしね、相性の良いレフリーだったらもっと接戦になってたはず。

    投稿: 深緑郎を探せ! | 2008年8月 3日 06:10

    まこー
     甘えてばかりで ごめんね

    まこー
     わがままいって ごめんね

    まこー
     げんきになれずに ごめんね

    連敗中、代表各位はこの歌を口ずさんで神の降臨を待ち望んだらしい
    青山和子の歌声が南半球にまでこだました事を日本人として嬉しく思います

    投稿: ナベゾ | 2008年8月 3日 06:01

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