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2008年1月6日 - 2008年1月12日

近鉄1位通過

トップウエストの順位決定戦は、近鉄ライナーズがワールドファイティングブルを23-20で下して1位通過を決めた。これで、近鉄はイースト1位の横河電機、キュウシュウ1位(マツダか中国電力)とのトップチャレンジリーグに進み、ここで2位以内になれば、トップリーグへ自動昇格となる。ワールドは2位となり、トップチャレンジの2位リーグへ。ここで1位になれば、トップリーグとの入替戦に進む。

僕は大学選手権の決勝の解説だったので見ていないのだが、取材していたラグマガの森本さんによれば、最後まで白熱したいい試合だったようだ。20-20の同点で、ワールドがタッチに出せば終わるかもしれなかったところがタッチに出ず、そこからの攻めで近鉄がPGチャンスを得たようだ。もし、同点のまま終わっていれば、リーグ1位のワールドが1位通過になるところだった。

これから、小林深緑郎さん、岩渕健輔さんとのトークイベントがあるため、取り急ぎ速報のみにて失礼します。大学選手権のことは、明日の朝に書きたいと思います。

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有賀ファミリー

木曜日は、サントリーサンゴリアスのクラブハウスに行ってきた。有賀剛選手とお母さんの明子さんに会うためだ。2月14日に配布されるフリーペーパー「ラグビーファンマガジン」の取材である。明子さんは、山梨から愛犬モカとともに自家用車を運転して来てくださった。

「ラグビーファミリーの肖像」と題されたこの企画は、過去2回、父と子のストーリーを書いてきたのだが、今回は母と子の物語である。考えてみれば、選手のお母さんにこうしてきちんと話を聞くのは初めての経験だった。有賀選手と言えば、元日本代表WTBの父・健さんのことがよく語られるのだが、お母さんもスタンドで応援されている姿を見かける。実は明子さんは、リコーのラグビー部のマネージャーだったのだそうだ。ラグビー部に勧誘したのが同期入社の健さんだったらしい。

たくさんいい話を聞かせてもらったので詳しいことは原稿に書きたいが、明子さんの話を、モカを抱きながら聞いている剛選手の顔はとても穏やかだった。愛情をいっぱいに注がれて育ったのだろうと想像した。子供の頃、スイミングスクールに通う息子を明子さんはずっと車で送り迎えしたのだそうだ。あの強靱な肉体はその頃の泳ぎ込みの成果なのかもしれない。高校でラグビーを始めてからは、どろどろのジャージーを洗濯して…。息子が日本代表に選出され、ワールドカップでプレーする。その姿を見たときは本当に嬉しかったようだ。っと、つい書きすぎてしまう。あとは、原稿をお楽しみに。

ラグビーに没頭する夫と息子を支えるのは苦労が多かっただろうと想像できるだが、明子さんの毅然とした話ぶりに芯の強さを感じた。ふと、自分の母の事を思い出した。日本に限らず、子供にはケガの少ないスポーツをやってほしいと思うお母さんは多いようだが、僕の母は強い人だった。僕が前歯を折って帰ってきた時も、顔色一つ変えず、「好きなことしてるんやから、しゃあないやん」と一言である。もうちょっと心配してくれよ、とも思ったけれど、精神的に落ち込んでいた僕はその言葉で元気が出たものだ。ちなみに、今の選手はほとんどマウスピースをしているので、歯は保護されている。僕はなんにもしていなかった時代で、その後、前歯のところのへこんだマウスピースを作るという間抜けなことをしてしまった。

Arugafam

取材後、2人の写真を撮らせてもらった。グラウンドから、息子が母にクラブハウスの説明をする雰囲気も微笑ましかった。

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ナンバー発売

9日は、デスクワークに明け暮れてていたのだが、報道によれば12日の決勝に臨む早稲田は、有田幸平、長尾、五郎丸という準決勝を欠場した選手が出てくるようだ。ベストの布陣でどんなラグビーを見せてくれるか。対する慶應の戦いぶりも楽しみ。

10日は、ナンバー誌の発売日だが、今回は約60ページにわたるラグビー特集になるようだ。残すところ決勝のみとなった大学選手権、クライマックスを迎えるトップリーグのさまざまなチームが取り上げられている。僕は大学選手権準決勝の速報レポート他、東芝ブレイブルーパスのラグビースタイルについてのレポートや、神戸製鋼コベルコスティーラーズの平尾誠二総監督インタビューなど書かせてもらった。興味のある方はぜひ。

1月6日に行われたNECグリーンロケッツ対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦を録画で見たのだが、見応えのある試合だった。残り5節になって、各チームの集中力が数割アップしているように感じる。NECとトヨタも激しいボールの争奪戦が繰り返されていたし、競り勝ったトヨタのプレーも昨年に比べて格段に良くなった気がする。

SO正面も馴染んできた。2つのドロップゴールは相手を突き放すのに効果的だったし、左右の足から繰り出されるキックも正確だった。CTB難波のブレイク、赤沼の狙いすましたタックル。そして、後半投入されたライダーの卓越したランニングスキル。先発WTB水野も良かった。LOケートの仕事人っぷりも相変わらずだ。LO谷口も持ち味の縦突破で何度もゲインを切っていた。SH麻田、NO8菊谷も経験を積んで円熟味が出てきたし、FB内藤も安定したフィールディングを見せた。

NECの出来も悪くないように見える。FB松尾のPGで着実に点差を詰め、途中出場のWTB大東のトライでいったんは逆転に成功する。そのあとはFLラトゥを投入するなど流れをつかもうとしたのだが、ライダーにすべて打ち消された気がする。トップリーグの順位争いはますます混沌としてきた。実力もほんとうに拮抗している。それにしても、面白い試合だったなぁ。

◎サニックスのファンサービス
1月14日の花園ラグビー場でクボタスピアーズと対戦するサニックスブルースが、「ブルーPlus」キャンペーンの一環でプレゼント企画を行う。試合当日、ブルーの物を持参、また着用したファンの中から、抽選で20名に株式会社セプターから「カレンダーボール」を。そして、先着70名に「ウィダーinゼリー マルチミネラルイン」をプレゼント。詳細は、試合前にブルース・テントにて。

◎第38回全国高等専門学校大会決勝戦結果
宮城工業高専●14-32○神戸市立高専(前半0-22)
優勝:神戸市立高専(2年ぶり6度目)

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はなぞの探検隊募集中

高校決勝後、東京に戻った。8日は高校大会の期間中は見ることができなかったトップリーグの録画を見始めた。まずはヤマハ発動機ジュビロ対神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦。最終的には神戸製鋼がSO森田の決勝PGで勝つのだが、ボール争奪戦は激しく、ボールもよく動くいい試合だった。

前半のヤマハ発動機のトライはどれも見事だ。CTB三角は動きが良かったなぁ。FBマッコイドをサポートしたトライも良かったし、そのあとのトライチャンスを作った突破もいい。ヤマハの3本目のトライは、FL串田が相手ボールを奪ったところからチャンスをつかみ、SO大田尾、CTB大西が細かいパスをつないで三角がトライしたのだが、このパスも見事だった。SH佐藤の速攻も神戸製鋼を混乱させていた。

あんなにいいトライを獲っているのに後半失速してしまったのはもったいないが、点差が開いたからこそ、神戸製鋼もアグレッシブに仕掛けたのだろうし、このあたりは勝負の綾というところか。NO8伊藤剛臣は相変わらずの突破力を見せ、SO森田のキックも冴えていた。SH後藤キャプテンの強気の攻撃選択もチームを蘇らせた気がする。さて、次はNECとトヨタ自動車の試合を見ようかな。

◎お知らせ
1)1月12日、近鉄花園ラグビー場で行われるトップウエスト優勝決定戦「ワールドファイティングブル対近鉄ライナーズ」に来場の観客のみなさんの中から、先着300名に抽選でラグビーグッズなどがプレゼントされるとのこと。

2)次にトップリーグのファンサービス「集まれ!はなぞのラグビー探検隊!」について。1月14日(祝)、20日(日)、26日(土)、2月3日(日)に、花園ラグビー場にて行なわれる「トップリーグ2007-2008」の各試合にて、ラグビーの楽しさ、魅力を子どもたちに体験してもらおうと、小学生(1年~6年生)を対象にした「集まれ!はなぞのラグビー探険隊!」が開催される。一般の人は立ち入れないラグビー場内の施設を見学し、トップリーグの試合観戦と応援を体験するもの。ロッカールームやインタビュー室、放送室などを見学するほか、グラウンドでの記念撮影もあり。試合が始まれば、ルール説明を聞きながら観戦、応援ができる。ロッカールームには、高校生達の感動の余韻が残っているかも。

■参加費:無(参加者にはトップリーグ記念品、応援グッズ、記念写真などをプレゼント予定)※同伴の父兄の方はチケットを購入のうえ入場
■応募方法:関西ラグビーフットボール協会ホームページから

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高校決勝結果

東福岡対伏見工業の決勝戦は、いい試合だった。立ち上がりは、伏見工業が素速い仕掛けで敵陣深く攻め込んだが、PGミスもあってスコアできず。逆に東福岡は、前半8分、ハーフウェイライン付近でラインアウトを得ると、いったん左オープンに展開した後、右へ。タッチライン際でボールをもらったWTB正海は自らインゴールにパントを蹴りこみ、それを押さえるという見事な個人技で先制トライ。流れをつかむと、16分、伏見工業の前に出てくるタックルをかいくぐりながら、ボールを連続支配し、ラックサイドをSH中村が抜け出してトライ。前半を12-0とリードで折り返した。

伏見工業の激しいプレッシャーをあびながらも、ボールをキープしてゲインする東福岡が、もう1トライ追加すれば一気に差が開く可能性もあったのだが、伏見工業も懸命のタックルでスコアを許さなかった。後半5分には、伏見工業がCTB南橋の突破でチャンスを作り、FB井口が大きなステップでタックラーを次々にかわして中央トライ。7-12に迫る。以降は互いに攻め込み、そして粘りの防御という力のこもった質の高い攻防が行われた。残り10分は伏見工業が圧倒的に攻め続ける展開になったが、東福岡のタックルが次々に突き刺さり、ついに粘り勝った。前半はラインアウトが不安定だった伏見工業も後半は修正するなど、試合の中で互いに相手に対応しながら戦う素晴らしい決勝戦だったと思う。

谷崎監督は、「よくタックルしてくれた。おめでとう。そして、ありがとう、と言いたい」と涙ながらに語った。ベンチには、大会直前に事故で急逝したFL広木選手の遺影もあった。東福岡は喪章などはつけず、広木選手のことは心に秘めて戦っていた。もし事故がなければ、彼がこの決勝戦に出場していた可能性は高かった。「彼がどこかで助けてくれたのかもしれません。16人で戦っていたんじゃないですかね。あのタックルを見ていたら、広木のことが出てきますよ。最後まで人数が減らなかったですね。みんなが、小さいのに一番タックルする広木のことを認めていましたから。あいつの分までやるという心の絆があったのでしょう。(彼のことを)心のお守りにしていたと思います」

東福岡は4度目の決勝戦でついに初優勝を成し遂げた。しっかり者の山下キャプテンを筆頭に、精神的にも強いチームだった。表彰式後は、伏見工業の選手達と握手で健闘をたたえ合い、バックスタンドとメインスタンドに挨拶したあとも列を作って伏見工業の選手達を拍手で送り出した。喜びを爆発させたのは、その後だ。立派だった。

一方、敗れた伏見工業の高崎監督は、「あれが目一杯。最後に攻めきれなかったのは、そこまで鍛えきれなかったこちら(指導者)の責任です。選手はよくやってくれました」と語った。井口キャプテンは、大勢の記者に囲まれて話していたが、どうしても涙声になった。「素晴らしい仲間と最高の監督の下で3年間やれたことを日本一幸せだと思って、伏見で学んだことを今後に生かしたいです」

今回は実力的に東福岡が快勝してもおかしくないと思っていたが、それを接戦に持ち込む伏見工業の粘りには恐れ入った。きょうは両チームの健闘に感動させられた。選手達、そして彼らを育てたコーチングスタッフのみなさんに敬意を表したい。

◎高校決勝結果
東福岡○12-7●伏見工業(前半12-0)

◎第38回全国高等専門学校大会準決勝結果
富山商船高専●10-58○神戸市立高専(前半5-15)
宮城工業高専○34-0●奈良工業高専(前半12-0)

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トップウエスト順位決定戦

West

6日も花園ラグビー場に行ってきた。トップウエストの順位決定戦、近鉄ライナーズ(3位)対ホンダヒート(2位)を取材するためだ。トップウエストとはいえ、注目カードとあって3,000人近い観客が詰めかけ、声をからして両チームを応援していた。

快晴の花園ラグビー場で午後2時キックオフ。いきなり近鉄CTBマイレーの先制トライが生まれる。近鉄のキックオフのボールをホンダが切り返そうとしたが、ここでターンオーバー。すぐにBKにボールを展開し、マイレーがまっすぐ防御ラインを破ってインゴールに飛び込んだ。僕のストップウォッチでは、28秒だった。

ホンダも、前半3分、NO8ピサがゴールに迫ってチャンスを作り、CTB三木の縦突進から、WTB木村がトライして同点に追いつく。しかし、きょうの近鉄は積極的な素速い仕掛けが目立った。前半22分、ホンダ陣深くで得たスクラムから連続攻撃。最後はNO8タウファ統悦がトライしてリードを奪うと、その後は常に主導権を握った。

近鉄の攻撃は意思が明確だった。LO侍バツベイ、トンプソンが力強く縦に出て、統悦、FL佐藤らがスピードに乗って前進。そこでできたポイントから、SO重光がボールを左右に振り分ける。ゴール前では力強いモールでトライを奪い、時折、FB四宮らを走らせた。最終的には、6トライ、42点を奪っての快勝だった。

「事前の合宿で、課題であるボールのキープ力と、一対一のタックルを修正することができました。セットプレーでもプレッシャーをかけられました」と中谷監督。近鉄は1位の座をかけて、1月12日にワールドファイティングブルと対戦する。

敗れたホンダは、リーグ戦では近鉄に勝利しながら、この日は切り札のCTBトゥプアイレイも不発で、ラインアウトもミスが多くリズムに乗れなかった。ミルステッドヘッドコーチは「ディフェンス面で、これまでになかったミスが出ました。セットプレーはシーズンを通して良くなかった。きょうの試合をいい経験にしてリフレッシュして頑張ります」と淡々と語った。

トップリーグは、トヨタ自動車ヴェルブリッツがNECグリーンロケッツを破り、トップ4争いに踏みとどまっている。見ていた知人によれば、CTB難波が好タックルを連発していたとか。

◎トップウエスト順位決定戦結果
近鉄ライナーズ○42-12●ホンダヒート(前半22-7)

◎トップリーグ第9節試合結果(6日)
NECグリーンロケッツ●24-40○トヨタ自動車ヴェルブリッツ(前半10-20)
東芝ブレイブルーパス○33-17●クボタスピアーズ(前半19-3)

◎6日、名古屋市瑞穂公園ラグビー場にて行われた「第58回全国地区対抗大学大会決勝」の結果は以下の通り。
中京大学○64-10●武蔵工業大学(前半29-3)
※中京大学は、2年連続3回目の優勝

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