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2008年7月6日 - 2008年7月12日

太田にて

金曜日は、群馬県太田市にある三洋電機ワイルドナイツのクラブハウスに行ってきた。車で東北道を飛ばしたのだが、助手席のラグマガ森本さんと話しているうちに、出口を行きすぎるアクシデント。というか、ポカ。30数キロ遠回りしつつ、なんとか時間に間に合った。余裕見ておいて良かった~。

Soma1

ラグマガのインタビューで、まずは相馬朋和選手に会う。箕内選手不在の時に、NZマオリ戦でキャプテンを務めた話や、国歌の時に手に持っていた日本刀のこと、今年の日本代表についてさまざま聞いた。「ほんとに紙一重で勝てなかった」と悔しそうだった。「でも、この経験を積み重ねるしかないんだと思う。もっと試合をしたい」と疲れているはずなのに、日本代表が強くなるためには競った試合の積み重ねしかないと言っていた。

昨シーズンから休みなしで突っ走っているが、今週は1週間お休みだったのだそうだ。来週からは三洋の練習に参加する。「練習(の強度を)、もっと上げていくとか言ってるんですよ~」と、ちょっと不安げ。まだ、会ったことがない新加入の選手もいるみたいだ。ロッカールームに貼ってある名前を見ながら、「この人知らないなぁ(笑)」とポツリ。トップリーグ開幕、秋の日本代表シリーズと、休みのない日が続くが、「日本代表で試合に出続けたい。ワールドカップとか先を見るのではなく、一試合一試合、目の前のことに集中したい」と意欲的に話していた。

Tanabe1

次にFB田邉淳選手に会った。以前、ラグマガの解体心書でゆっくり話を聞いて以来のインタビューだった。相変わらず、落ち着いている。田邉選手は、高校からNZに留学し、大学進学、就職、結婚、長男誕生と長らくラグビー王国で生活していた。息子さんの英語名は、ジャック。その息子さんに顔が似ているので、日本代表の田中史朗選手のニックネームが「ジャック」というのは、みなさんご存じだろうか? こちらは、今月発売のラグビークリニックの取材。日本選手権決勝の前半8分、サントリーからトライを奪ったサインプレーについて詳しく聞いた。霜村選手からのパスを受けて田邉選手がインゴールに駆け込んだものだが、サントリーのディフェンスの傾向などいろいろ話してくれた。これについては誌面をお楽しみに。

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日本選抜対仏大学選抜結果

木曜日の夜は、国立競技場で日本選抜対フランス大学選抜の試合を取材した。日本選抜は、W杯で決勝トーナメント進出を目指すATQプロジェクトのスコッドで構成されたメンバー。フランス大学選抜は、大学に籍を置きながらクラブでプレーする選手達。関係者によれば、今回のメンバーは資格のある選手ではベストメンバーとのこと。

スクラム、ラインアウトからのモールなどで早大を圧倒したと聞いていたので、日本選抜とどうなるか興味深く見たのだが、スクラムでは確かに圧力を受けたものの、ラインアウトのモールは止めきり、FW周辺の攻撃では大きなゲインは許さなかった。「スクラムはもっと圧力を受けるかと思ったのですが、そこまでではなかった。モールについては穴がいっぱい見えて、モールを割ってボールに手が届きそうな感じだった。トップリーガーなら当たりは強く感じなかったはずです」と語ったのは、東芝のNO8豊田真人。先発メンバーには、FL伊藤鐘史、SO大田尾竜彦、FB髙忠伸ら経験豊富な選手に加え、HO安江祥光、NO8豊田真人、CTBカトニ・オツコロら要のポジションにトップリーグ経験者を据えたことでゲーム運びには安定感があった。

フランス大学選抜のFLメドゥヴェス主将が「前半の差は経験の差」と言った通り、SO大田尾のロングタッチキックなどで地域をうまく進め、ボール争奪戦でも健闘。「順目、順目」(同じ方向に攻め続けること)のゲームプラン通り、機を見てボールを動かし続け、前半28分に、WTB.徐吉嶺が左コーナーぎりぎりにトライ。難しいゴールを髙が決めて13-5とリード。38分には、大田尾が相手SHのパスを読み切ってインターセプトしてトライ。前半を20-5で折り返した。

ただし、後半は、疲れとメンバー交代も影響して組織防御にほころびが出る。「日本ラグビーの課題である後半20分過ぎからの戦い方はきょうも課題として残った」と薫田真広監督。風下になったこともあって地域戦略も上手くできず、次第にフランス大学選抜ペースに。それでも、懸命の防御で粘ったが、終了間際に右コーナーぎりぎりにトライを奪われてしまう。しかし、このゴールが決まらずノーサイド。1点差で辛くも逃げ切った。

サントリーがNZ遠征中、ATQで海外派遣された選手にも負傷者が多く、メンバー編成は難しかったようだが、18歳の右PR小野慎介(明治大1年)を起用するなど、将来を見据えたメンバーでの勝利に薫田監督もまずまずの表情。「短い準備期間で選手達はゲームプランを理解してくれた。伊藤、髙の両リーダーがよく引っ張ってくれた」と語り、「日本ラグビーのために強い3番を育てるのは我々の使命」と、スクラムでは圧力を受けながらも、なんとか対応した若いPR小野を高く評価した。また、U20日本代表のキャプテンを務めたマイケル・リーチについては、「今すぐにでもトップリーグでプレーできるレベル」と、この日も多かった仕事量を賞賛した。

薫田監督は、ATQの今後についてもコメントした。「U20の世界大会に参加して、世界の強化の若年化を痛感しました。国内でU20の大会を開催できないかとも考えていますし、ATQの年齢を若い層に絞り込み、代表事業部とも話し合いながら、年齢層の高いところは日本代表スコッドを大きくするなどして、幅広く強化することを考えていきたいです」

◎試合結果
日本選抜対フランス大学選抜
日本選抜○20-19●フランス大学選抜 (前半20-5)

◎愛好的観劇日記【道元の冒険】観ました。渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて。脚本=井上ひさし、演出=蜷川幸雄、出演=阿部寛、栗山千明、北村有起哉、横山めぐみ、高橋洋、大石継太、片岡サチ、池谷のぶえ、神保共子、木場勝己ほか。日本曹洞宗の開祖・道元。七百年余りの時空を越えて、夢の世界でもつれあう二人の男の記憶と思想。冒険の果てに描き出される信仰と社会の狂気とは? という、あおり文句に期待が膨らんだ。面白かったのだが、ちょっと長かったかな。僕の家も禅宗だったことを思いだし、道元の悟りの境地を興味深く聞いた。木場さん、良かった。

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W杯と日本選抜

きのう、早大、サントリーで活躍したCTB今駒憲二さんに会った。現在は、サントリーフーズのBKコーチである。今月発売されるラグビークリニック(ラグビーマガジン別冊)のインタビューで、サインプレーについていろいろ聞いた。ディフェンスとの駆け引きの楽しさを語ってくれている。詳しくは、ラグビークリニック誌上にて。お楽しみに。

すでに報道されているが、7月8日に香港で開かれたIRB特別理事会で、2015年および2019年のワールドカップの開催国を2009年7月に、同時に選定することを決定した。開催を希望する協会は、2015年または2019年どちらかを単独で招致するか、あるいは2大会のうち、どちらかで開催、という形でも招致活動することが可能となる。

なぜ、このような考え方が出てくるのか。そこには、IRBの収益確保と、ラグビーの強豪国ばかりで開催地をまわしていることへの批判をかわす狙いがありそうだ。ワールドカップの収益は、その後4年間、世界各地への普及活動や、各種大会の運営に使われる。2011年のNZ大会は、大成功を収めた2007年フランス大会ほどの収益は見込めないと言われている。だとすれば、次の大会は収益の見込める場所にしたい。しかし、それではまた同じような国で開催地を回すことになってしまう。2大会を同時に発表すれば、収益の見込める国と、新たな開催地の両方を同時に発表できる。そんなふうに推測できる。

日本は2015年の大会招致に動いているが、収益確保のほうをしっかりアピールできないと、開催を後回しにされる可能性もある。そうなると日本開催は早くて2019年。自分の年齢に11年をプラスして、遠くを見るような話になってしまうけれど、逆に言えば、日本開催が現実味を帯びてきたともいえるわけだ。

パシフィックネーションズカップ(PNC)は、最終戦でオーストラリアAとの激闘を制したNZマオリが優勝。この試合は最後まで目が離せない展開なので、まだ観戦していない方にはお薦め。最終結果は、1位NZマオリ、2位オーストラリアA、3位サモア、4位フィジー、5位日本、6位トンガとなった。


◎日本選抜対フランス大学選抜
日本選抜出場予定メンバー
7月10日、午後7時キックオフ、国立競技場

1.三上正貴、2.安江祥光、3.小野慎介、4.マイケル・リーチ、5.西直紀、6.シリベヌシ・ナウランギ、7.伊藤鐘史、8.豊田真人、9.金喆元、10.大田尾竜彦、11.徐吉嶺、12.テビタ・レポロ、13.カトニ・オツコロ、14.山田章仁、15.髙忠伸、16.田中貴士、17.新田浩一、18.長澤晃一、19.ダレン・マーフィー、20.三井大祐、21.福田哲也、22.中園真司、23.エイト・バートレイ、24.シオアペ・ホラニ
※交替/入替のプレーヤーの数は9名以内という特別規定が適用される。


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廣瀬選手と向日葵

5日の土曜日、京都産業大学、トヨタ自動車で活躍し、昨季限りで引退を表明していた元日本代表SO廣瀬佳司選手の引退試合が行われた。僕は行くことができなかったのだが、知人が感想と写真を送ってくれた。この写真を見るだけで、和やかな雰囲気が伝わってくる。

Speech

神奈川県の藤沢市ラグビー協会主催のクラブチームの交流大会に京産大時代のライバルだった同志社大OBチームの一員として登場したもの。ラグビー仲間が協力しての手作りの引退式だった。知人によると、廣瀬選手は開始数分で足に怪我をしてしまってあまりプレーを見せられなかったようだが、ゴールキックの際には少年達の手で一輪車(写真右)で土が運ばれ、それがとても可愛かったのだとか。そう、廣瀬選手と言えば、キックティーを使わないプレースキックである。「こんなに多くの方が応援してくれた。ライバルチームが、こんなことをしてくれるのがラグビーらしくていいですね」と廣瀬選手。温かい引退式だったみたい。お疲れさまでした。

日曜日の神戸のあと、月曜日に京都の実家に戻った。ひとつ用事があって卒業した高校を訪ね、高校時代のラグビー部監督にお会いした。いろんな高校に異動になって昨年また戻ってきたそうだ。外見がまったく変わっていないのに驚いた。「毎日、若い生徒と接してるからかな」。毎朝、授業の前に生徒達に声をかけるため校門に立っているようで、熱心な取り組みも変わっていない。嬉しくなった。僕が卒業してから25年も経つのに、校舎はまったく変わらず、体育教官室も、生徒部の部屋も同じ場所だった。先生にラグビー部員が数名しかいないことを聞いてショックを受けた。でも、先生のことだから、これから立て直してくれるだろう。なにか協力しなきゃな。

Himawari

京都駅の最上階に上ったら、ひまわりがたくさん植えてあって、なんだか前向きな気分になった。

◆トークイベントのお知らせ
東京・三鷹の文鳥舎で、この8月、ふたつのトークイベントがあります。

【藤島大 楕円球トークライブvol.5】
~知と熱Ⅲ 大西アマチュアリズム~
●日時:2008年8月2日(土)
午後5:00キックオフ(4:30開場)
●出演:藤島大
●参加費:2,500円
●懇親会費:3,000円
●予約開始:7月10日(木)午後3時
※申し込みの詳細はコチラ

Maicrosoft presents
【森本優子 ラグビーに乾杯!vol.4】
~熱血キャプテン「スティーラーズ」を語る~
●日時:2008年8月23日(土)
午後14:00キックオフ(13:30開場)
●パーソナリティー:森本優子(ラグビーマガジン編集部)
●ゲスト:後藤翔太(神戸製鋼コベルコスティーラーズSH)
●参加費:3,000円(ワンドリンク&おやつ)
●予約開始:7月15日(火)午後3時   
※申し込みの詳細はコチラ

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タグと神鋼フェスタ

ラグビー普及に朗報である。7月1日に文部科学省発表の新学習指導要領・小学校学習指導要領解説「体育編」の中で、「タグラグビー」が正式に採用された。「第3学年及び第4学年の目標及び内容」での「ゲーム」内での「ゴール型ゲーム」の例示、また「第5学年及び第6学年の目標及び内容」にて「ボール運動」の項にて「ゴール型」の例示として、タグラグビーが明記されている。長年の普及委員会をはじめタグラグビーに関わる人たちの努力が実ったわけだが、これによって日本中の小学生が楕円球に触れる機会が格段に増えるわけだ。

Kobe1

日曜日は神戸製鋼の灘浜グラウンドにいた。恒例のコベルコラグビーフェスティバル2008に参加するためである。いつもの通り、フードコートあり、特設ステージではさまざまな催し、2面のグラウンドをフルに使ってラグビースクールの試合や、タッチラグビー大会、企画モノの運動会「灘浜ゴリんぴっく」(もちろん、進行役はゴリこと野澤選手)などなど盛りだくさん。運動会の一般の部には藤崎マーケットが参加して、「ラララライ」で大いに盛り上がっていた。

Kobe2

僕の出番は午後1時半からのトークイベント。出演者は、元木由記雄、大畑大介、松原裕司、後藤翔太という、このまま日本代表にいてもいいような選手達だ。アキレス腱を痛めている元木、大畑選手は近々復帰の予定。元木選手のほうがちょっと早そう。松原選手はトップリーグの開幕には間に合わないかもしれない。控え室で後藤選手を見て、身体が一回り大きくなっているのに驚いたのだが、本人に確認したら、ウエイトトレーニングで10㎏以上体重が増えたのだそうだ。胸板は厚く、大腿部もFW選手のようになっていた。お客さんからの「グレーガンがサントリーに加入したのをどう思いますか?」の質問に、世界的な選手の加入を歓迎するコメントをしたあと、「ひっくり返してやりますよ!」と笑顔を見せ、元気いっぱいだった。

これは、元木選手が話していたのだが、徹底したトレーニングで、選手の体重が平均で4㎏から5㎏ほど増えているのだそうだ。春の練習試合を見た感想も「ここ数年では一番いい」とチームの成長に手応えを感じているようだった。今回のトークは、各選手が箱からテーマの書いた紙をひく「お題トーク」だったのだが、「今の日本ラグビーに必要なものは?」のお題に、大畑選手は、「大畑大介」と期待通りに答え、11月のテストマッチに「選んでもらえるなら、ぜひ出たい」と語った。また、小野澤選手の最近の活躍について問いかけると、「嬉しいですよ。ザワが11番で僕が14番だと息が合うんです」と名コンビ復活にも意欲的だった。

Kobe3

そして、いつも楽しみにしている、灘浜パンパースのダンス。今年はなんと、ベテラン伊藤剛臣選手が初参戦。事前にダンスチームに入るのを悩むところから、練習風景までをまとめたメイキング映像もあり、お客さんを爆笑の渦に巻き込んでいた。

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サモア戦結果

パシフィックネーションズカップ(PNC)最終節の日本代表対サモア代表戦。必勝態勢で臨んだ日本代表は序盤に2トライを奪われたものの最後まで粘り強く戦い、残り数分までは31-32で食らいついた。だが、決勝トライを奪われ、最後の反撃も届かずに6点差で敗れた。味方同士の交錯で箕内キャプテンが右目を痛めて前半30分の時点で退場したのだが、片方の目を氷で冷やしながら戦況を見つめるキャプテンの表情が、この試合にかけた思いの強さを表していた気がする。

立ち上がりから前に出るディフェンスでサモアにプレッシャーをかけた日本だが、前半4分、サモアSOサポルの深い位置からのランニングで防御を破られ、FLシティティにトライを奪われると、直後に日本が攻め込んでミスしたボールをサモアに拾われ、連続トライを許す。サモアの選手達は手堅いキック戦法は使わず、ボールを持ってどんどん走り込んで試合の流れをつかんでいった。14点のリードを奪われても、そのまま崩れないのは現在の日本代表の成長だろう。安定したラインアウトから、モールを押し込んでトライを返すと、SOアレジのPGで追加点。前半終了間際には、CTBニコラスのオフロードパスをFBロビンスがインゴールに持ち込み、17-17に追いついて前半を終える。

後半5分、再三力強い突進を見せていたサモアPRテアにトライを奪われ、17-22。14分には、オフロードパスをつながれ、CTBトゥイランギにインゴールに飛び込まれて、17-29。ここから日本代表も反撃し、ゴール前のPKでスクラムを選択。24分、アレジのパスを受けたWTB小野澤が鋭角的なステップでタックラーをかわして、ゴール中央へ。小野澤、相変わらずの絶好調である。その後、サモアFBウィリアムスにPGを加えられたが、後半36分、モールからFL菊谷がトライ。アレジが難しいゴールも決めて31-32と1点差に迫った。終了間際にWTBロアマヌが右コーナーぎりぎりに飛び込むチャンスがあったが実らなかった。

ジョン・カーワンHCのコメント=「最初の20分の2トライ、相手に思うようにやらせてしまった部分、後半の最初のエンジンのかかりが遅かった部分、そこがきょうの試合の明暗を分けた。非常に残念な結果でしたが、我々はPNCの国々と競ったゲームができるようになりました。強化の方向性は間違っていないことが確信できたし、選手達は確実な成長を遂げてくれました。後は、厳しい状況での判断を誤らないこと。そういう細かい部分を成長させなければなりません。このチームはまだまだ若いチームで、これからもっとレベルアップしていける」

箕内拓郎キャプテンのコメント=「最初の20分の2トライが最後まで響いてしまった。それでもチーム一丸となって、最後まで勇気を持って戦ってくれた。確実に強くなっていることを実感できたトーナメントでした。本当にあと少しの差、この差を埋めるために、これらかも国内のリーグを頑張っていきたい」

相馬朋和選手のコメント=「非常に暑くて、タフなゲームでした。結果は残念でしたが、着実にPNCのチームと近づいていると思います。5試合すべてのゲームがほんの少しの部分が勝負の分かれ目になっている。どのチームとも対等に戦えたことは我々の力がついてきたということ。来年は全勝できるように頑張る」

アウェイで格上のサモアを倒すという千載一遇のチャンスだっただけに残念。相手は世界ランク上位であり、アウェイなのだから惜敗は不思議な結果ではないのだが、結局、昨年のPNCと同じ1勝に終わり、目標を達成できなかったことは選手達にとっても悔しいことだろう。着実に力は上がっているが結果が出ない。今は産みの苦しみなのか。日本人、外国人ということは抜きに、トップリーグで代表資格を持つ精鋭を揃えての日本代表強化だが、長い目で見て日本人選手の育成も熟慮しなければいけないことを痛感するPNCの結果だった。

◎PNC最終節結果
日本代表●31-37○サモア代表(前半17-17)

◎早稲田大学対フランス大学選抜結果
早稲田大学●0-27○フランス大学選抜 (前半0-20)

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トライネイションズ開幕

きのうの日記にもその可能性を書いたのだが、日本代表のサモア戦メンバーに変更があった。フィットネステストの結果待ちだったショーン・ウェブから、FBはブライス・ロビンスに。そして、CTBには平浩二が入る。

土曜日の夜は、JSPORTSでオーストラリア代表対フランス代表のテストマッチ、そしてトライネイションズ(南半球三カ国選手権)開幕戦のニュージーランド(NZ)代表オールブラックス対南アフリカ代表スプリングボクスの2試合が放送された。

8月1日より、ワールドワイドに適用されることになった試験的ルール(ELV)13項目は、ラグマガなどで、さまざま報道されているが、トップ国同士のテストマッチとしては、オーストラリア代表対フランス代表が現行ルールでの最後の試合となった。そして、トライネイションズは、今年のスーパー14で適用されたルールに加えて、①ラインアウトに並ぶ人数を相手に合わせなくてもいい、②モールを引き倒してもいい、の2つが加えられて行われる。スーパー14で行われたように、オフサイドと危険なプレー以外の反則が、PKからFKになるのも同じだ。ちなみに、ワールドワイドの13項目には、PKがFKになるのは入っていない。

この2試合を見比べるのは、とても興味深いことだった。オーストラリアは、天才ギタウが大活躍。でも、試合のテンポはゆったりとしている。そして、試験的ルール下のNZ対南アのスピーディーな試合運びにはプレーヤーの進歩を実感する。彼らの反応スピードには驚かされた。ワールドワイドの13項目の変更だけを経験する選手と、トライネイションズを経験する選手では、時が経つほどフィットネスに差が出てしまう気がする。以前、コカ・コーラウエストの向井監督がおっしゃっていたのだが、「運動量の多いルールで戦ったあとに、少なくするルールには対応できるけど、少ないほうから多いほうに対応するには大変ですよ」と話していた。その言葉を実感したテストマッチだった。視聴可能の方はぜひご覧ください。


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