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2008年7月20日 - 2008年7月26日

取材&カミナリ

金曜日は諸事情が重なって取材てんこ盛りだった。移動距離も半端じゃない。朝8時、東京の空は快晴。きょうの移動はすべて自分の車でと決めていた。府中市にある東芝ブレイブルーパスのクラブハウスに向かう。渋滞に巻き込まれながらも、約束の午前10時少し前に到着し、日本代表HO猪口拓選手に会う。本日の取材は、ラグビー協会のメンバーズクラブ会報誌などに掲載されるインタビュー。

Inokuchi

他誌の取材でクラブハウスに来ていた薫田さんに会う。猪口選手が薫田さんを見て異様に緊張しているのが面白かった。2人に背比べをしてもらった。ちょっと猪口選手のほうが背が高い。「今後も日本代表に選ばれ続けたい。そのためにはトップリーグでもいいプレーをしなくては」(猪口選手)

Okuboaruga

終了後、同じく府中にあるサントリーサンゴリアスのクラブハウスへ。大久保直弥、有賀剛という2人のバイスキャプテンに話を聞く。「(今年のトップリーグは)新しいルールにうまく適応したチームが有利になるのでは」(大久保選手)。「今季はCTBもやるかもしれないので、FBとの両方でうまくプレーできれば」(有賀選手)。

Dyamashita

続いて山下大悟キャプテンにインタビュー。「昨年のままのラグビーでは勝てない」と、アグレッシブに挑戦していく心構えを話してくれた。「僕の中ではやるべきことがクリアになってきた」と頼もしい言葉も。写真は、「ブログ(愛好日記)っすか。チェックしてますよ」と話しているところ。ちなみに、8月16日、JSPORTSで放送されるトライネイションズ「南アフリカ対ニュージーランド戦」では、僕が解説し、山下選手がゲスト解説をすることになっている。お楽しみに。

この時点で、時間は午後12時半。ここからは、完全カーナビ頼りで、群馬県太田市の三洋電機ワイルドナイツのクラブハウスへ。途中、食事休憩など入れながら、着々とクラブハウスに近づくと、あと20キロくらいのところの一般道で急に空が暗くなり、豪雨と雷が。道路の周辺に「パチン」と音を立てて雷が落ちる。そして、目の前の電信柱にも。青白い光が見えた瞬間、柱から火花が散った。全身凍り付いた。道路は水があふれ、対向車に思いっきり水をぶっかけられながら青息吐息でクラブハウスへ。

雷の影響で照明の消えた2階の食堂で飯島均監督に会う。「凄かったでしょう? このへんの名物ですよ。あのカミナリみたいな凄いラグビーやりますから」と勇ましい。

Somatanaka

しばらくしてやって来た相馬朋和選手と田中史朗選手にその話をしたら、相馬選手が「飯島さん、カミナリが苦手だから早々に練習を切り上げてましたよ」と笑っていた。いやあ、あれは危ないです。2人に「日本代表で一緒にプレーして能力が高い選手が揃っていると思ったチームは?」と問うと、答えは「トヨタ自動車」。彼らの運動能力の高さには驚かされたようだ。

Jp

このあと、榎本淳平キャプテンにも話を聞いた。「基本のプレースタイルは昨年と変わらない」とは言うものの、エペリ・タイオネ選手のようなパワフルな突破役が抜け、スピードのある選手が増えたので、崩し方などは、「少し変わるかも」ということだった。また、榎本選手はお気に入りのヘッドキャップを手に入れたらしく、今季はそれを着用することが多くなりそう。昨年も気に入った真っ赤なヘッドキャップを購入したのだが、IRBマークが付いておらず、試合では使えなかった。今回は、IRB公認とのことで開幕が楽しみだ。

すべての取材を終えた帰り道。高速道路の入り口が異様に混んでいた。ほとんど動かない車内で1時間近く待ち続け、ようやく入り口に着いたら、ETCのゲートがすべて閉鎖されていた。そりゃ混むよ~。家に帰り着いたのは、夜の10時前。この日記を書く体力しか残っていなかった。おやすみなさい。

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ラグマガ発売&お知らせ

25日は、ラグビーマガジン9月号とラグビークリニックの発売日。ラグマガは、日本代表の特集で、相馬朋和選手、ジェームズ・アレジ選手、ジョン・カーワンHCのインタビューがある。JKは、この半年の強化を総括している。日本のチームがスーパー14に参加することについては否定的な見解も。U20日本代表の薫田監督は、U20世代の試合経験を豊富にする強化ストラクチャーの見直しを訴えている。

Cover_0809

サントリーサンゴリアスのGMに就任した土田雅人さんのインタビューが明快で面白い。全国タイトルを次々に獲得した元監督の現場復帰である。「清宮サントリーと言われているうちは勝てない」など刺激的な言葉も並ぶ。グレーガン選手を獲得した理由も披露している。そのひとつは、「人間として、ラグビー選手として、世界一の選手を呼びたかった」。今年のサントリー、いろんな面で注目の存在である。

Rugbyclinic_14

ラグビークリニックのテーマは「サインプレー」。BKだけでなく、FWのサインプレーも。元早大CTBの今駒さんには、僕が話を聞いているのだが、「内側に抜きたいなら、外側に行くときにスピードを出す。相手が動いたら、すっと内へ」などなど、相手をかわすコツが満載である。試験的ルールについて、IRBのAパネルレフリーであるケルヴィン・ディーカーさんが解説してくれる。とっても分かりやすいので、観戦の参考にもなるだろう。でも、この試験的ルールは実際に新しいシーズンが始まってから起こるケースを見ながら覚えていくしかないんだろうなぁ。

◎お知らせ1

愛好日記トークライブ第14弾の実施要項が決まりました。ゲストは、社会人ラグビーきってのエンターテイナー、山賀敦之選手です。ラグビーを始めた高校一年生からスクラム最前列で体を張り続ける山賀選手がラグビーへの熱い思いを笑い?を織り交ぜてたっぷり語ります。席に限りがありますので定員になり次第締切りとなります。
◆日時  9月27日(土) 午後5時開演(4時半開場)~7時 
◆場所  『文鳥舎』三鷹市下連雀3-32-3 グリーンパルコB1
Tel:0422-79-3777  Fax:0422-79-3777
bunchou@parkcity.ne.jp
http://www12.plala.or.jp/bunchousha/
◆入場料 2,000円 定員約50名
◆懇親会 3,000円 定員約30名(終演後、1時間半程度立食パーティー)
※ご予約開始は、7月30日(水)午後3時より、メール、FAX、電話で。HPで座席の確認ができます。

◎お知らせ2
JSPORTSのオンラインショップにて、オールブラックスベア(新商品有り)及びSUPER14ベア、ビーチタオル及びフリースが発売になりました。ご興味のある方は下の写真をクリックしてください。


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トップ14面白い

長らくJSPORTSの解説をしているのだが、フランスのクラブリーグを紹介する機会は少ない。でも、今年は、フランスのトップ14の準決勝と決勝が録画だけど放送されることになった。すでに収録したのだけど、これ、めちゃくちゃ面白い。試験的ルールは採用されていないが、とにかくボールが動き回る。決勝戦は約7万9千人の大観衆。この盛り上がりを見るだけでも価値はあるし、両チームの選手がほんとうに力を出し切る。勝つために手堅くなるのではなく、アグレッシブに攻め続ける姿勢が気持ちいい。ラグビー人気って、こんなラグビーをすれば出るよなぁ、と思わずつぶやいた。

Top14f

初回放送は、JsportsPLUSだが、リピートはJsports1でもあるので、視聴可能の方はぜひ。

8月7日 (木) 22:00~24:00  JsportsPLUS
フランス選手権 トップ14 準決勝-1
クレルモン・オーベルニュ vs ペルピニャン

8月8日 (金) 22:00~24:00 JsportsPLUS
フランス選手権 トップ14 準決勝-2
トゥールーズ vs. スタッド・フランセ

8月10日 (日) 23:00~25:00  JsportsPLUS
07/08フランス選手権 トップ14 決勝


◎訃報:石井徳昌さん(関東大学ラグビー連盟副会長、元法政大学ラグビー部監督)が、17日、胃がんのため亡くなられた(享年71)。法大ラグビー部監督として1965年に開催された第1回全国大学選手権を制した他、昭和35年~48年、50年~59年までの長期の監督生活で数々の名選手を輩出した。先日、石井さんの教えを受けた法大OBの皆さんと杯を酌み交わす機会があったのだが、みなさん、石井元監督のご病気を心配されていた。石井さんは、いち早くニュージーランドのラグビーを取り入れ、交流し、強豪チームを作り上げられたという。僕は20年ほど前に一度インタビューさせていただいたことがある。そのときは韓国の延世大学のコーチをされていた。BKコーチとしての手腕を関係者の方から聞いていたのだが、OBの方によると、FWにつきっきりでコーチされていることが多かったとか。でも、あの韓国ラグビーのBKの上手さは、石井さんの影響もあるのかと想像したりもする。ご冥福をお祈りしたい。

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いろいろ日程

7月25日(金)~8月1日(金)まで、長野県・菅平高原サニアパークにて行われる「日仏交流150周年 U18フランス代表来日シリーズ」のため22日、U18フランス代表が来日する。大学選抜が日本選抜に負けたこともあって、モチベーションは高まっているだろう。

第1戦=7月25日、14時キックオフ
関東高校代表対U18フランス代表
第2戦=7月29日、12時キックオフ
高校日本代表対U18フランス代表
第3戦=8月1日、12時キックオフ
高校日本代表対U18フランス代表

新シーズンの日本協会主催全国大会スケジュールも発表になっている。昨季はワールドカップの影響を受けて日本選手権が3月にずれこんだが、今季は、2月下旬で国内シーズンは終了となる。

全国大学選手権は、12月20日(土)に1回戦が行われ、決勝は平成21年1月10日(土) 国立競技場。全国高校大会は、近鉄花園ラグビー場で例年通り1回戦=12月27日(土)から始まり、決勝は平成21年1月7日(水)。全国クラブ大会は、熊谷ラグビー場にて、1回戦=平成21年1月11日(日)、準決勝=平成21年1月12日(月・祝)、決勝は秩父宮ラグビー場で平成21年2月1日(日)。

そして、最後の日本選手権は、1回戦=平成21年2月7日(土)、2回戦=2月15日(日)、準決勝=2月22日(日)、決勝=2月28日(土)。

こうやって、最後まで日程が決まってしまうと、もう頭の中で2008年度シーズンも終わってしまうなぁ。



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3Nと亀高さん

土曜日はJSPORTSでトライネイションズのオーストラリア代表ワラビーズ対南アフリカ代表スプリングボクス戦を解説した(結果書きます。録画を楽しみにしている人はご注意を)。スプリングボクスは、アウェイで3連戦の疲れもあるのかもしれないけれど、やや精彩を欠いていた。それでも、大接戦だから強いのだけれど。FLジュアン・スミスは、いつも力を出すなぁ。

ワラビーズはスクラムも改善され、ラインアウトでもスプリングボクスに圧力をかけていた。ボールをしっかりキープし、SOギタウ、インサイドCTBバーンズでゲームをコントロールし、アウトサイドCTBモートロック、WTBトゥキリが何度もラインブレイク。役割分担もしっかりしている。何より、ボールを持った選手達の判断が的確。新ヘッドコーチ、ロビー・ディーンズの色が出始めているのかな。スーパー14の常勝軍団クルセイダーズを作り上げた手腕は誰もが認めるところだが、国代表を率いたときにどうなるかは未知数だった。しかし、強豪スプリングボクスに、16-9の勝利。この人、勝つ人だなぁと実感。就任後、アイルランド、フランス(2試合)、南アフリカに4連勝である。来週末は、シドニーでオールブラックスを迎え撃つ。これは盛り上がりますよ、きっと。

19日の朝日新聞の「ひと」欄に、「10年かけて薬学博士を取得した元神戸製鋼所社長 亀高素吉さん(82歳)」のタイトルが。亀高さんといえば、神戸製鋼V7時代、常にスタジアムにはその姿があった。英国留学中の平尾誠二さんを、神戸製鋼へ誘ったのも亀高さんだった。記事によれば、神戸製鋼の会長職を1998年に退いてから、北里大学薬学部で勉強を始め、薬学はまったく素人のスタートから10年で博士取得となった。最初は講義を聴いても分からないから、高校の化学の教科書で自習したとある。

僕は勉強が苦手なので、感心しきりである。自分に重ねると、僕はいま43歳だから、あと30年後に新たな勉強を始め、40年後に博士。僕には思いもつかないけれど、「もう年だから」とか、そんなの関係ないって、ちょっと元気が出る話だ。

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