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2008年8月31日 - 2008年9月6日

TL2日目結果

土曜日は博多だった。気温30度の表示。空港でランチ。白いシャツには厳禁のスパゲティのミートソースを頼んで、お約束のようにシャツを汚した。ちょっとへこんで会場入り。

午後3時過ぎに大雨、試合前にはあがった。第一試合は、福岡サニックスブルース対日本IBMビッグブルー。日本IBMは、元気者のHO安江が何度も大幅ゲイン。大型CTBキニキニラウが、FLフィリピーネからのパスで独走トライするなどしたが、全体にはミスが多く、思うような連増攻撃ができなかった。一方のサニックスは、SO小野の戦略的キックも冴え、CTBバレンスのダミーパスからの突破と好判断のキックで、FB古賀がトライ。相手ボールを奪っての切り返しで、「秘密兵器」(藤井監督)という快足WTB藤原が80m独走をトライを決めるなど、攻撃がかみ合い、33-17で快勝した。

マンオブザマッチは、2トライのWTB藤原旭。

第2試合の九州ダービーは互いに一歩も譲らない緊迫の展開で、前半は0-0。前半は九州電力キューデンヴォルテクスがSO齋藤、CTBグレイのキックでうまく地域を進めたが、後半はコカ・コーラウエストレッドスパークスの攻撃力が徐々に試合の流れを引き寄せる。後半15分に登場したWTBステイプルトンは、交代してすぐにトライをあげ、再三スピードある突進を見せた。終盤は、成長著しい左PR山下、右PRに入った西浦を軸にしたスクラムでプレッシャーをかけ、九州電力のチャンスをつぶした。新加入のCTBパエアのディフェンス力も光った。

向井昭吾監督は初戦勝利に笑顔でコメント。「過去2年は初戦に敗れていたので、3度目の正直で勝てて良かったです。スクラムで崩せたのは、元NZ代表のリチャード・ロー氏にコーチを受けるなどしてきた成果です。グレイがシンビンになったあと、FW戦に持ち込んだのは選手の判断であり、成長です」

マンオブザマッチは、PR西浦達吉。

他会場の結果は以下の通り。神戸製鋼コベルコスティーラーズは、大畑大介選手がディフェンス面で活躍したほか、インターセプトから突き放すトライをあげるなど、役者の違いを見せつけたようだ。素晴らしい復活劇は、録画でじっくり見せてもらおう。


◎トップリーグ試合結果(6日)
近鉄ライナーズ○43対14●横河武蔵野アトラスターズ
神戸製鋼コベルコスティーラーズ○20対10●NECグリーンロケッツ
福岡サニックスブルース○33対17●日本IBMビッグブルー
九州電力キューデンヴォルテクス●10対16○コカ・コーラウエストレッドスパークス
トヨタ自動車ヴェルブリッツ●3対34○東芝ブレイブルーパス

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TL開幕戦結果

トップリーグ開幕戦、秩父宮ラグビー場には14,901名の観衆が集った。この日、国立競技場では嵐のコンサートがあり、神宮球場ではヤクルト対巨人ということで、とにかく人が多かった。僕はメインスタンドの最上段のJSPORTS放送席からバックスタンドを眺めていたのだが、よく入っていて気持が良かった。

試合結果はご存じの方が多いと思うけど、三洋電機ワイルドナイツが10点差をつけて勝った。スクラム、ラインアウトではサントリーが優位に立っていたが、その優位性を生かせず、三洋の好ディフェンスの前にトライをとれず終い。汗で滑るボールをコントロールできずに敗れた。

三洋電機は、SOトニー・ブラウンが、「湿度が高く、ボールが滑ったのでキックに切り替えた」と、後半、徹底してキックで陣地を進め、サントリーのミス、反則を誘って自らPGを決め、競り勝った。

互いにミスは多かったのだが、あの汗の量では致し方ないところだろう。ブラウンも、「気温が下がってくれば、ELVの下ではもっとボールを動かしたほうがいい」と話していた。飯島監督は会心の笑み。「サントリーのブレイクダウンが激しく、ボールが獲れなかった。汗でボールが滑ったこともあって、キックを使いました。ディフェンスは素晴らしかったです」。

腰の怪我で出場を見送った榎本キャプテンは、3節あたりに復帰を目指している。「きょうは勝ちたかった。あとは負けてもいいや」と冗談を交えて話し、「入江がいいから、メンバーを変える必要もないでしょう」とCTB入江の激しいタックルを賞賛していた。

敗れたサントリーの清宮監督は、「スクラムの優位を生かせなかった」とコメント。点が取れなかったことを問うと、「それは技術力不足」と話した。ただ、「サントリーが変わるというところをアピールしたかった」と、きょうの試合については新しいメンバーと、戦い方を大観衆に披露したかった心情を吐露していた。そういう意味では、後半メンバーを入れ替えてからの攻撃は迫力があったし、ある程度収穫があったのかもしれない。

今季より、毎試合、マンオブザマッチ(最優秀選手)が表彰されることになったのだが、第1号はトニー・ブラウンになった。当然だろう。注目のジョージ・グレーガンも何度も世界トップレベルの反応スピード、ディフェンスを見せてくれた。ブラウンが相手のいないところを狙って蹴ったときに、素速く反応したのはしびれるシーンだった。

◎試合結果(5日)
サントリーサンゴリアス●9-19○三洋電機ワイルドナイツ(前半9-10)

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大畑先発

5日午後、東京は快晴である。夕方、雷雨があるかもしれないけど、午後7時半のキックオフには影響がなければいいのだが。

開幕戦のメンバーはすでに日記でも紹介した通り。5日午後1時現在、7日のヤマハ発動機ジュビロ対クボタスピアーズ戦以外は、予定メンバーが発表されている。

6日、大阪の長居スタジアムで行われる神戸製鋼コベルコスティーラーズ対NECグリーンロケッツの試合では、神戸製鋼の大畑大介が、昨年夏のアキレス腱断裂以来の復帰。世界のトライ王がどこまで復調しているのか注目が集まる。対するNECは、リコーから移籍のブライス・ロビンスがCTBに入り、FW第三列は、浅野、マーシュ、箕内、と仕事人が揃った。NECのFBヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンと、神戸製鋼のFBティナス・デルポートの元南アフリカ代表対決も興味深い。同スタジアムでは、午後5時から近鉄ライナーズ対横河武蔵野アトラスターズの昇格対決もある。三洋電機から近鉄へ移籍のWTB角濱嘉彦も登場。横河FLサモの突破力からも目が離せない。

瑞穂での注目対決、トヨタ自動車ヴェルブリッツ対東芝ブレイブルーパスは、メンバーを眺めるだけでワクワクしてくる。トヨタのFW第三列は、春の日本代表シリーズで成長を見せた菊谷崇、中山義孝に、元オールブラックスのアンガス・マクドナルド。ダニエル・ケート、北川俊澄の両LOも魅力的。SOは怪我の癒えた正面健司である。一方、東芝は、SOにデイヴィッド・ヒルが入り、キャプテンの廣瀬俊朗はWTBに入る。この逆も噂されていたのだが、試合中に入れ替わることもあるかもしれない。激しい当たり合い必至のガチンコ対決は、ぜひ競技場で。

博多では、九州3チームに日本IBMビッグブルーが登場して、僅差勝負を繰り広げそう。福岡サニックスは、絶好調が伝えられるハレ・マキリがLOで出場。運動量で勝負する。対する日本IBMは、CTBに入る新外国人選手ロイ・キニキニラウの桁外れの突進力に期待が集まる。九州電力とコカ・コーラは、練習グラウンドが至近のお隣同士。BKの決定力はコカ・コーラが上かもしれないが、それもFW戦次第。コカ・コーラのLO桑水流(くわずる)裕策は、高いボールに強く、運動量も豊富。7人制日本代表に選ばれ続ける理由を証明してくれるだろう。

なんか、待ちきれずに書いちゃいました。

◎お知らせ。
トップリーグの携帯サイトがリニューアルされました。すでに開幕節の先発予定メンバーなども掲載されています。
http://www.top-league.jp/mobile

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日本代表セレクションマッチ

11月8日、午後2時キックオフ(秩父宮ラグビー場)で、日本代表のセレクションマッチが行われることが発表された。11月16日(日)、22日(土)に愛知と東京で行われる「リポビタンDチャレンジ2008 日本代表対アメリカ代表」戦のメンバー選出を目的としたもの。12時からは、トップイーストの東京ガス対NTTコミュニケーションズの試合も行われる。当日のチケットの両方の試合を見ることができる。

10月4日、5日、香港で開催される「ワールドカップセブンズ2009アジア地区予選」に出場する7人制女子日本代表選手が以下の通り発表された。大会は男子と同時開催。

◎セブンズ女子日本代表選手
主将 Angela Elting(Phoenix)、副将 兼松由香(名古屋レディース)、坪井良子(Phoenix)、辻本つかさ(兵庫レディース)、乾あゆみ(兵庫レディース)、岡田真実(名古屋レディース)、高橋真弓(日本体育大学)、田中智絵(京都ウィメンズ)、首藤妙(Phoenix)、長谷部直子(世田谷レディース)、加藤慶子(世田谷レディース)、鈴木彩香(釜利谷クラブ)、
【バックアップメンバー】
山田都萌(世田谷レディース)、与村知子(兵庫レディース)、中村弥生(日本体育大学)、鎌田春香(京都ウィメンズ)
【スタッフ】
コーチ=グラント・ドゥーリー、ドクター=渋谷一行、フィットネスコーチ=田中彩乃、総務=川口敬子

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グレーガン選手会見

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9月4日、都内のホテルにて、サントリーサンゴリアスの「ジョージ・グレーガン選手 新入団発表およびインテル(株)スポンサーシップ記者会見」が行われた。

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ジョージ・グレーガン選手入団後初の正式な記者会見であり、多数の報道陣が詰めかけた。会見後の囲み取材は下の写真のような感じに。会見の司会は、元日本代表HOの坂田正彰さん。今季より広報を務める。なんか不思議な感じだった。

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清宮監督は、「今日は皆さんお集りいただきましてありがとうございます。こうやってジョージと並び、皆さんが撮った映像が日本中にそして世界中に配信されることを想像すると夢のようです。監督やってて良かったなと」と笑顔でコメント。また、グレーガン選手獲得の経緯を次のように明かした。「ゲームが読めて、正しい判断ができるゲームリーダーになれる本物の外国人選手がほしいと、土田GMに話したところ、『名前を出せ』といわれて思うがままに書きました。そこにジョージもいた。すぐに動いてくれて、話を決めてくれた土田さんに感謝しています」

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グレーガン選手は、「ジョージ・グレーガンです。ありがとうございます」と日本語で話し始め、あとは、英語での会見。網走での合宿でチームメンバーの名前をすべて覚えたことや、トップリーグへの意気込みを語った。「いよいよ明日開幕です。とても楽しみ。日本ラグビーの発展に貢献したいし、どんなファンが来てくれるのかも楽しみです。できるだけポジティブな影響を与えたいと思いますし、そういうプレーをしたいと思います」。短期間の準備で公式戦に臨むことについては、「さまざまな事情でこうなったのですが、これはチャレンジです。とても楽しみ」と、プロフェッショナルプレーヤーとして、与えられた条件で最高のパフォーマンスを約束していた。

試合は、9月5日、午後7時30分キックオフ、秩父宮ラグビー場にて。サントリーサンゴリアス、三洋電機ワイルドナイツのメンバーはひとつ前の日記にあります。

◎お知らせ。
グレーガン選手とも一緒にプレーするサントリーの小野澤宏時選手と、大畑大介選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)のインタビューが「@ぴあ」にアップされました。Weeklyぴあには、スペースの都合で入らなかった話もある拡大版です。
URL:http://t.pia.jp/interview/sports/ohata-onozawa.html

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TL開幕戦メンバー

トップリーグ開幕戦のメンバーが発表になった。前年度王者サントリーサンゴリアスは、注目の新外国人選手ジョージ・グレーガン、フィジー代表のNO8トマシ・ソンゲタが先発。また、早大を卒業して1年目のPR畠山健介がスクラム王国といわれるサントリーでの競争を勝ち抜いて先発を勝ち取っている。彼のポテンシャルの高さを思い知る。アキレス腱断裂の有賀剛に代わっては、こちらもルーキーの小田龍司が入った。さて、どんなプレーを見せてくれるか。

三洋電機ワイルドナイツは、昨季途中からの怪我に泣いたLOダニエル・ヒーナンが復活。運動能力抜群の韓国代表FL劉永男も先発。怪我で完調ではない榎本淳平キャプテンに代わっては、入江順和が入る。リザーブの新外国人選手も含めて楽しみなメンバーだ。

◎先発予定メンバー
サントリーサンゴリアス=1尾崎章、2青木佑輔、3畠山健介、4篠塚公史、5大久保直弥、6竹本隼太郎、7佐々木隆道、8 トマシ・ソンゲタ 、9ジョージ・グレーガン、10菅藤心、11小野澤宏時、12ライアン・ニコラス、13平浩二、14山下大悟、15小田龍司、16金井健雄、17池谷陽輔、18瀬川貴久、19ハレ・ティーポレ、20成田秀悦、21曽我部佳憲、22 ウチ・オドゥーザ

三洋電機ワイルドナイツ=1木川隼吾、2山本貢、3相馬朋和、4ダニエル・ヒーナン、5飯島陽一、6劉永男、7川口大、8ホラニ・龍コリニアシ、9田中史朗、10トニー・ブラウン、11三宅敬、12入江順和、13霜村誠一、14北川智規、15田井中啓彰、16太田秀己、17金光模、18ジャスティン・アイブス、19キーラン・ブラック、20若松大志、21三木亮平、22吉田尚史

その三洋電機が、新加入選手を発表した。ともにU19日本代表経験者の瀧澤陽兵、堀江翔太の両選手である。8月中に選手登録は済ませており、今季より出場できる。

この2人とは直接関係はないのだが、日本ラグビーフットボール協会が、海外帰国選手の追加登録について、特則を設けたことを発表した。簡単に書くと、これまで公式戦出場のための選手登録は、6月末が期限で追加登録は3名を上限に8月末までにしなければいけなかった(社会人、クラブチームについて)。これを、海外で研修、留学して活躍している選手が年度内の所属チームの公式戦出場を可能にするため、大学も含めすべてのチームで、9月1日以降も選手登録を行えるようにしたもの。

◎お答えします。
ELVについて、22mライン外でタッチに出たボールを、22mライン内に持ち込んでクイックスローイングした場合はどうなるか? という質問がありました。これもダイレクトタッチです。モールを押し込まれたり、パスミスで22mライン内に入った場合もダメです。持ち込んだ後にダイレクトタッチに蹴っても良くなる条件は、相手プレーヤーにボールが触れるか、タックル、ラック、モールが発生した場合のみです。どんな方法であろうとも、持ち込んでのダイレクトタッチキックは地域を獲得できません。

◎お知らせ。
ただいま、JSPORTSでは、【ラグビー全国大学選手権決勝一挙放送!】と題して、2000年度以降の決勝戦を放送中です。清宮ワセダ元年の惜敗や、13年ぶりの荒ぶるなど、印象深いカードが並んでいます。

00/01 カントー時代到来 法政を寄せ付けない圧勝
01/02 清宮ワセダ元年 紙一重の惜敗
02/03 大悟ワセダ 国立に響く13年ぶりの荒ぶる
03/04 粉雪舞い散る国立 カントー雪辱の圧勝
04/05 有賀カントーに立ちはだかるワセダの厚い壁
05/06 佐々木ワセダ 有賀カントーに圧勝
06/07 スター軍団ワセダまさかの完敗
07/08 中竹ワセダ 39年ぶりの早慶戦決勝

■放送スケジュール一覧
9月6日(土) 6:00~ 00/01 関東学院大学 vs. 法政大学  
J sports Plus
9月7日(日) 8:00~ 01/02 関東学院大学 vs. 早稲田大学 
J sports Plus
9月10日(水) 26:00~ 02/03 関東学院大学 vs. 早稲田大学 
J sports 1
9月11日(木) 6:30~ 03/04 早稲田大学 vs. 関東学院大学 
J sports 1
9月18日(木) 26:00~ 04/05 関東学院大学 vs. 早稲田大学 
J sports 1
9月19日(金) 26:00~ 05/06 早稲田大学 vs. 関東学院大学 
J sports 1
9月20日(土) 4:30~ 06/07 早稲田大学 vs. 関東学院大学 
J sports 1
9月20日(土) 7:00~ 07/08 慶應義塾大学 vs. 早稲田大学 
J sports 1

※リピート放送あり。そのほか詳しい放送スケジュールはこちら

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天晴くんを救う会

9月2日、千葉県庁にて、特発性拡張型心筋症による重い心不全で東京都内の病院に入院している中学2年生、岩田天晴(てんせい)君(13)の両親らが記者会見し、米国で心臓移植手術を受けられるよう募金協力を呼び掛けました。

コメントでも書いていただいているとおり、天晴君の父・天植さんは、大阪の北野高校、京都大学、博報堂でラグビー部に所属していました。僕もラグビー仲間からの連絡でこのことを知りました。2日の記者会見後に正式に活動がスタートするとのことでしたので、この件について初めて書きます。

天晴君は現在、人工心臓を装着しています。そのために小康状態を保っていますが、補助人工心臓は、長期間装着すると重大な障害が起こる可能性があるため、これは心臓移植までの短期的な処置です。心臓移植は、天晴君とドナーの心臓の大きさが同等でなければならないのですが、日本では、15歳未満の臓器提供が法的に禁止されているため、天晴君が日本で助けられる可能性はほとんどなく、やむを得ず、東京大学附属病院の医師を通して米国のUCLA病院へ救済のお願いをし、内諾を得たようです。

来年1月に渡米する予定ですが、手術費用などに約1億3000万円が必要です。健康保険などの公的なサポートは一切ありません。「天晴くんを救う会」という支援団体もでき、多くのラグビー仲間が参加しています。9月5日のトップリーグ開幕戦でも、募金活動が行われます。選手達も協力して行われるようです。ラグビーファンのみなさんのご協力をお願いできればと思い、書かせていただきました。募金の振込先など詳細はコチラをご覧ください。

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お答えします。パート14

試験的実施ルール(ELV)についてご質問あったのでお答えします。

ELVの項目の一つに次のようなものがある。「自陣の22m区域内にボールを戻し、そのボールをキックして直接タッチになった場合、地域獲得は認められない」

現行のルールでは、自陣の22mラインから後方の区域以外からは、ダイレクトでタッチに出す(サイドラインの外=ラグビーではタッチラインと呼びます)ことはできない。出した場合は、蹴った位置でのラインアウトになる。

22mライン区域内であれば、ダイレクトでタッチに出してもタッチに出た地点でのラインアウトになって地域を進めることができる。現行ルールでは、自分でボールを持って22mライン区域内へ戻すことだけ制限されていたのだが、これをキック、パスなどいかなる方法によっても、ボールを戻せないとしたのが、今回のELVだ。

で、ご質問は、「22mライン内にボールを持ち込んでも、ラックが出来ればダイレクトでタッチに出してもいいのですか?」というもの。

答えは、OK。ダイレクトでタッチに出せます。ボールを22mライン区域内に戻した後、相手選手にボールが触れたり、タックルが成立したり、ラックやモールができたときは、直接タッチに蹴り出してもOK。地域を獲得して出た地点のラインアウトになる。

一番分かりやすい例は、22mラインの外にスクラムがあって、SOの選手が22mライン内にいる場合。ここでは、SHのパスで22mライン内にボールを戻すことになるので、SOはダイレクトでタッチに出しても地域獲得にならない。というわけで、SOは大きく敵陣に蹴りこむか、そこから攻める。いずれにしてもボールはよく動く。このルールは、スクラムのオフサイドラインが下がる変更よりも、試合のスピードアップに貢献することになるはずだ。ここでSOがボールを回したときに、CTBあたりがタックルされてラックになった場合は、ダイレクトでタッチに出してもかまわないということになる。

今回のELVって、文字で説明しようとするとすごく難しいですcoldsweats01。ぜひ、グラウンドで試合を見ながら詳しい人に聞いてみてください。分からない場合は、またご質問いただければ、可能な範囲でお答えします。JSPORTSのHPにも近く、試験的ルールの簡単な解説がアップされる予定です。

◎お知らせ
いよいよトップリーグの開幕が近づいた。明日は開幕戦の先発メンバーが発表される予定だ。4日の朝のサンケイスポーツは、トップリーグの大きな特集があるらしい。現在発売中の、Weeklyぴあにも、ラグビー特集があります。

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お答えします。パート13

シーリングオフについてご質問があったのでお答えしておきます。日本協会のHPで、《シーリングオフは、「ボールにかぶさることにより、相手チームプレーヤーがボールにプレーすることを妨げる行為」》と説明されており、ボールの上に折り重なって倒れるような動きを言います。倒れ込みと同じことですが、ボールの向こう側に飛び込んでいくというより、ボールキャリアーと一緒に倒れてボールの上にふたをするような感じです。日本協会のHPに画像があるので、コチラから、ご覧ください。

また、シーリングオフのことを書いた時に、ラックについても触れました。このとき、《プレーヤーが、手を使ってラックからボールを動かすこと、また、ラックの中からボールを拾い上げてモールを形成するプレーは、競技規則に違反するプレーである。レフリーはこの点につき、厳しく取り締まるべきである》という通達を紹介したのですが、「ラックの中からボールを拾い上げるのが反則ということは、どうやってボールを出せばいいのですか?」という質問がありました。この点についても、先ほどのサイトに画像があるので、ご参照ください。

ラックとは、簡単に書くと、地面にあるボールを介して両チームの選手が押し合っている状態を言います。規則上、ラックの中のボールは手で扱えません。レフリーがラックになったと認めた後に、手を使うと「ハンド」の反則になります。原則的には、足でかき出すか、相手を押し込んで味方側にボールを残していくのが正当なボールの出し方です。しかし、現状ではプレーの継続を重視するため、手でボールを扱う行為を黙認している場合があります。「もうボールは見えているし、これくらいならいいかなぁ」みたいな感じだと思います。シーリングオフにも言えるのですが、今回の通達は、競技規則の原則に立ち返ろうということです。

さて、お知らせです。7人制ワールドカップのアジア予選が、10月4日、5日に香港で行われます。その監督を務める村田亙さんのオフィシャルサイト内に、『セブンズ日本代表』サイトがオープンしました。今後は、ここからも7人制日本代表情報が発信されるようです。
■SEVENS JAPAN サイト
http://www.wata888.net/7s/index.html

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3N第8節

土曜日の夜、トライネイションズの南アフリカ代表スプリングボクス対オーストラリア代表ワラビーズの試合が、Jsports1で生中継された。場所は、南アフリカのジョハネスバーグ。1700m以上の高地とあって、いつものことながら蹴り上げたボールがよく飛ぶ。そして、いつものようにキックの飛距離が試合に大きな影響を与えていた。

スプリングボクスはすでに優勝圏外にあり、ワラビーズは試合の結果にかかわらず、9月13日の最終戦でオールブラックスと優勝をかけて戦うことになっていた。試合は、ホームでこれ以上恥をかくことはできないスプリングボクスが地域戦略で圧倒しつつ、ワラビーズを、53-8の大差で下した。スプリングボクスは相手のディフェンスが少しでも緩めば手が付けられない攻撃力がある。俊足WTBノクウェは、4トライ。しかし、これだけ大差になると、スプリングボクスが復活したかどうか逆に判断しかねるところ。次のテストマッチは、11月である。

精神的には余裕のあるワラビーズは、FLジョージ・スミスに代えてフィル・ウォー、CTBライアン・クロスに代えてティマナ・タフーといった、出場機会の少ない選手を先発させた。ワラビーズのディフェンスを観ていて、CTBモートロックとタフーのコンビが機能していない気がした。それより、その前のセットプレーで崩されてしまっていたのだけど。

ワラビーズのロビー・ディーンズは優れたコーチだが、スーパー14の常勝クルセイダーズを率いているときも、たまに不甲斐なく負けることがあった。でも大事な試合は落とさない。そう考えると、最終戦はまったく違ったワラビーズが観られるような気もする。場所はブリスベン。

きのうの日記に書いた「シーリングオフ」のことだが、トライネイションズを観ていると、シーリングオフに見えるプレーが反則になっていないシーンがあった。もちろん、反則になっているところもあったので、日本の試合ではこれがどうなるのか。文面だけでなく、実際のプレーで選手とレフリーがどう対応していくのか観察していかなければいけない。

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