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2008年9月7日 - 2008年9月13日

TL第2節土曜の結果

土曜日は、静岡県磐田市のヤマハスタジアムにいた。JSPORTSの放送席はメインスタンドの最上段にあったのだけど、午後5時のキックオフ前に気温は29度。けっこう暑かった。でも、フィールドと観客席が近いこのスタジアムは試合が見やすく快適である。観衆は8,588人の発表。大したものだ。

試合は、接戦の予想に反して、三洋電機ワイルドナイツがトライを畳みかけた。ラグマガにマッチレポートを書くことになったので、ここでは簡単に。立ち上がりは、ヤマハ発動機ジュビロが、狙い通りボールを大きく動かす。ディフェンス面でも、FB松下が三洋WTB北川を一対一で止めるなど粘りを見せた。しかし、トライ寸前まで攻め込んだところでターンオーバーを許し、一気に攻め込まれると、ゴール前のラックサイドを三洋SH田中につかれ、走り込んできたLOヒーナンにトライを奪われる。

以降も再三攻め込むヤマハが、勝負所のブレイクダウンでスローボールになってしまっていたのに対して、三洋は素速くボールを動かし、SOブラウンの防御背後への絶妙のパントを、WTB吉田が拾って独走するなど、多彩な攻めで次々にトライを奪った。

「リアクションのスピードが違いすぎた」。ヤマハの堀川監督も完敗を認めたが、「点差ほどの実力差はないはず」とも。個々の選手の自信の差など精神面はたしかに大きかったかもしれない。また、後半なかばに、SO大西将太郎選手が、アキレス腱の怪我で退場。試合後病院に向かったが、これも気になるところ。もし、次節の出場が無理となれば、トップリーグ開幕年からの連続出場記録が途切れることになる。

三洋は決定力がトップリーグの中で抜きんでている気がする。BKラインは全員が長い距離を一気にトライまで運べるスピードがある。それだけではなく、FW第3列に加えて、きょうの両LO、ダニエル・ヒーナン、ユ・ヨンナムも突破力に優れる。SOブラウンは、100%のゴールキック成功率に加え、タックル、ジャッカルと大車輪の活躍。それを押さえてマンオブザマッチを獲得したのは、SH田中。常にボールから目を離さない俊敏な動きで、キックチャージからトライをあげるなど、素晴らしいプレーぶりだった。

「若い選手も力を出してくれた。強いヤマハから7トライをとったのは素晴らしい」と、飯島監督は選手を称えた。

横浜で行われた日本IBMビッグブルー対神戸製鋼コベルコスティーラーズは、大接戦だったようだ。後半30分を過ぎた時点で、9-9の同点と聞いた。結果は以下の通り。

◎トップリーグ第2節結果(13日)
ヤマハ発動機ジュビロ●8-52○三洋電機ワイルドナイツ(前半3-28)
日本IBMビッグブルー●9-12○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半6-6)

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TL第2節ナイター

トップリーグ第2節も、金曜日のナイターで始まった。横河武蔵野アトラスターズ対NECグリーンロケッツである。実力的に見て、NECが少し差をつけて勝つと予想した人は多かったはずだが、前半は横河の健闘が光った。NO8サモ、CTB佐藤キャプテンを軸に激しいタックルで前に出て、NECの攻撃を寸断。ブレイクダウン(ボール争奪戦)でも、激しくファイトしてNECのボール出しを遅らせ、前半は互いにPGを決め合って9-9の同点。詰めかけた横河のサポーターを大いに沸かせた。

後半は、開始直後にNECが流れを変えるトライを挙げた。ターンオーバーからボールをつなぎ、最後は交代出場のSH辻のパントを追ったWTB窪田が右コーナーぎりぎりにトライを挙げる。横河もSOベントレーのトライなどで粘ったが、次第にタックルも甘くなり、後半20分を過ぎてからは、交代出場のNO8箕内、FLラトゥらが次々にゲインラインを切ってトライを畳みかけた。NECの細谷監督は、不満足な出来ながら、今季初勝利に安堵の表情を見せていた。

マンオブザマッチは、後半11分、突き放すトライとゴールを決めたNEC・SO安藤栄次。

◎首脳陣のコメント
NEC=細谷直監督
「本来のラグビーできず、情けなさと悔しさ感じます。我々は横綱でもチャンピオンでもない。(開幕黒星スタート後)今シーズンの方向性を決める大事なゲームだと位置づけていた。チャレンジャー精神で戦えなかったこと、反省すべきところです。ディフェンスも待ってしまっていたし、ボールを動かすリズムも悪かった。後半はボールを動かすラグビーができましたが、改善しなければいけないところ多いです」
NEC=熊谷皇紀キャプテン
「ブレイクダウンで横河にプレッシャーを受けました。そしてディフェンスで受けてしまい、2人目もボールに絡みにいけなかった。このあたりが原因で接戦になったと思います。後半は改善できましたが、最後にトライされたのも納得できない。まだまだ自分たちは甘いと思います」

横河=レオ・ラファイアリヘッドコーチ
「とても残念です。この試合はディフェンスが課題でした。前半、うまく試合が運べたとは思いませんが、それでも接戦になった。もっといいパフォーマンスができれば、さらにいい試合ができる、ととらえています」
横河=佐藤幸士キャプテン
「開幕節の近鉄戦は、一対一のディフェンスが課題として残りました。前半は、うまくハードワークができたのですが、後半の立ち上がり10分に集中力がなかった。次は、80分の集中力を課題に臨みたいです」

◎トップリーグ第2節結果(12日)
NECグリーンロケッツ○47-19●横河武蔵野アトラスターズ(前半9-9)

追記◎きょうは解説はなく、ゴールポスト裏からじっくり試合を見たのだが、前半の横河の健闘にはかなり興奮させてもらった。コメントにもある通り、神戸製鋼の大畑選手は肉離れということで、明日は欠場である。

※お詫び=昨日、同じ日記を2度アップしてしまい、夜中にあわてて一件削除したところ、いただいていたコメントとTBも削除されてしまいました。申し訳ありませんでした。

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TL第2節まもなく

きのう、都内某所で窓と知らずにガラスに突っ込んで脳しんとうを起こした鳩に遭遇した。激突の瞬間、「キャイン」という声を聞いた気がした。しばらく倒れていたが、すぐに起き上がってフラフラと歩いたのち、ちゃんと飛び立っていった。鳩が脳しんとうを起こすのかどうか分からないけど、あきらかにそんな感じだったなぁ。

今週末のトップリーグ先発予定メンバーが次々発表になっている。基本は、キックオフの48時間前にトップリーグオフィシャルページにアップされる。12日の金曜日は、秩父宮ラグビー場のナイターにて、NECグリーンロケッツ対横河武蔵野アトラスターズ戦が午後7時30分キックオフで行われる。NECは、NO8箕内が控えにまわるが、FLラトゥ、NO8日高が先発する。早大卒の新人HO臼井も先発。横河も明大を卒業して1年目のFL趙顕徳(チョ・ヒョンドク)が出場する。新戦力にも期待。

第2節屈指の好カード「ヤマハ発動機ジュビロ対三洋電機ワイルドナイツ」は、13日午後5時からヤマハの本拠地、磐田市のヤマハスタジアムにて。元オールブラックスのルーベン・ソーン(ヤマハ)と元オーストラリア代表ダニエル・ヒーナン(三洋)のLO対決他、中園真司(ヤマハ)と北川智規(三洋)の関東学大OBのWTB対決、田中史朗(三洋)と佐藤貴志(ヤマハ)の日本代表SH対決など興味深いマッチアップが多い。面白い試合になるずだ。

13日午後6時から、ニッパツ三ツ沢球技場で行われる日本IBMビッグブルーと神戸製鋼コベルコスティーラーズは、負傷者が多いこともあって神戸製鋼はメンバーがかなり入れ替わっている。日本IBMは、アメリカ代表SOマイク・ハーカスが先発する。

ルールに関する質問をいくつか受けているのだが、試験的実施ルール(ELV)や、ボール争奪戦に倒れ込んでいく動きには厳しく笛が吹かれるレフリングの徹底などで、ファンのみなさんもルールの変化は気になるところだろう。僕が気になるのは、やはり「シーリングオフ」である。これは、レフリーが毅然とた判定を続けていけば、みんなしっかり立ってプレーするようになり、ボールの動きが客席から見てもクリアになるので妥協なく続けてもらいたい。ただし、繰り返し書いて恐縮だが、ボールにふたをして相手との奪い合いを放棄する行為と、しっかりコンテストした後に勢いで倒れてしまうのは違うので、ここは、レフリーのみなさんにしっかり見極めてもらいたい。

◎トップリーグ第2節・JSPORTS放送予定
9月13日 (土) 16:50~ J sports 1
ヤマハ発動機ジュビロ vs. 三洋電機ワイルドナイツ
9月14日 (日) 18:50~ J sports 1
福岡サニックスブルース vs. 東芝ブレイブルーパス

※JSPORTSは、トップリーグを開幕節、最終節、プレーオフは全試合、これを含んで50数試合放送します。

今週末は、トライネイションズの最終戦もある。この両チームは、11月に香港でも対戦するのだが、南アフリカも含めたトライネイションズとしてはこれが最終戦。現在の勝ち点は、NZの1点リード。勝ったほうが優勝である。

◎トライネイションズ放送予定
9月13日 (土) 18:55~ J sports 1
オーストラリア代表ワラビーズ vs. NZ代表オールブラックス

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ムクゲとバッタ

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10日の水曜日はひたすらデスクワークの日だったのだが、少し涼しくなったせいか朝寝坊。急ぎで片付ける仕事があったから、それを終わらせて今度は庭木の手入れ。汗だくになった。ムクゲはとにかくどんどん伸びる。そして、ムクゲを見ると、韓国代表選手達のまっすぐな激しいプレーを思う。こんな感じだよなぁ。先日の、トップリーグ開幕戦、サントリー対三洋電機でも、三洋のユ・ヨンナムの思い切りのいいプレーぶりが印象的だった。落ちた葉っぱの片付けをしていたら、バッタ発見。この形、久しぶりに見た。

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小さな枝をまとめてポキポキ折っていたら腕の筋肉が疲労でプルプルした。そういえばきのうセコムのトレーニング場で綱のぼりに挑戦したらまったくダメだった。鍛え直さなきゃなぁ。下の写真は、6日に博多で行われたトップリーグ開幕節のフードコートにあったパネル。九州3チームに、旋風を巻き起こす力は十分にある。第2節では、福岡サニックスブルースが東芝ブレイブルーパスに、九州電力キューデンヴォルテクスがサントリーサンゴリアスにチャレンジ。コカ・コーラウエストレッドスパークスは、近鉄ライナーズと対戦だ。今週も、金曜日のナイターがあるから。なんだか1週間が早い。

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セコムラガッツ訪問

火曜日は、西武新宿線に揺られて狭山市駅まで行った。セコムラガッツの練習グラウンドに行くためである。同じ大学出身の大村チームディレクターに迎えに来てもらって、練習を見学。このあと、自慢のウエイトトレーニングルームも拝見した。

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セコムラガッツは、トップイーストの初戦で、JALを43−6で破り、今週末は日野自動車と対戦する(14日、午後2時、高崎浜川陸上競技場)。40数名の選手たちは、外国人選手をのぞくと、すべて職場を持つ社員選手。いろんな職場から集まり、ここで練習をしているわけだ。

「きょうは、とてもいい練習でしたよ」と声をかけてくれたのは、通訳を務めるグレン・マッケイブさんだ。実は、彼がまだ学生だった頃、NZのクライストチャーチで会ったことがある。難しい日本語の教科書で勉強していたから、「日本人はこんなに丁寧に話さないよ」と突っ込んだのだが、相変わらず丁寧な日本語を話していた。

チームマネジャーの田中さん、副務の石塚くんとも話せた。石塚くんは大学の後輩でもある。そして、きょうの目的はこの人に会うためだった。27日に愛好日記トークライブに出演してもらうのでその打ち合わせもかねて挨拶に来たのである。山賀選手の職場は原宿。山手線と西武戦を乗り継いで練習に駆けつけるのだそうだ。ブログに写真出してもいいですか? 「もちろん、いいですよ。僕、1日に5回は愛好日記見てますよ」。ほんとうは、ものすごくいい笑顔でポーズをとってくれたのだが、ちょっと面白い顔をしてほしくて、大村TDといろいろいじっているうちに、金色のマウスガードもまぶしい、こんな顔になった。

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これでいい?って確認したら、山賀選手はしみじみ言った。「俺、顔、悪くないですよね」。

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東芝好調

月曜日、東京は快晴である。しかし外出はせず、朝から東芝ブレイブルーパス対トヨタ自動車ヴェルブリッツ(6日、瑞穂)の録画を観る。立ってボールを動かし続ける東芝の良さが出ている。タックルされながらもしっかりパスをつないで、見事なトライの連続だ。新戦力の、FLベイツ、SOヒル、WTBロアマヌが機能して存分に力を発揮している。WTBに入った廣瀬キャプテンも、いいディフェンスをしていたし、ヒルとポジションチェンジして、SOでボールを動かすところも良かった。ベイツとヒルは、かつてのゴードン、マコーミックや、ホルテン、マクラウドみたいな名コンビになりそう。東芝は視界良好である。

トヨタ自動車はスクラムでもプレッシャーを浴びるなど終始いいところが出せなかった。SO正面の好パスで、FB内藤が抜け出すシーンもあったが、トライには至らず。WTBレアウェレ、ライダーという快足選手も生かせなかった。東芝の出来が素晴らしかったこともあるが課題は多い。

第1節を終了して、首位は東芝ブレイブルーパスに。勝ち点5をあげた3チームのなかで得失点差で上回った。逆にトヨタ自動車が最下位スタートとなった。トップリーグ開幕節を映像も含めてすべて観たのだが、僕はクボタとヤマハの試合が面白いと感じた。元オールブラックスキャプテンのルーベン・ソーン(ヤマハLO)は比較的地味な選手。日本で目立つかどうか注目していたのだが、ブレイクダウン(ボール争奪戦)での的確な動き、相手にダウンボールを許さない腕力などで存在感を見せた。次節は地元・磐田で三洋電機を迎え撃つ。これも楽しみだ。

全試合を通して、ハンドリングエラーは多かった。高温多湿での大量の汗に加えて、試験的実施ルール(ELV)の下でボールを速く動かそうとする積極的な姿勢がマイナスに働いている感じもする。もちろん、互いの厳しいプレッシャーがミスを誘っている場合も。そして、流れが悪くなったチームにミスの連鎖が起きこる。気候の変化と、組織プレーの整備が進むにつれて、ハンドリングエラーは減るだろう。

他にもELVの影響はある。ノータッチキックが増えたことで、キックを追いかける動きは各チーム意識が高くなった。モールを引き倒すことができるルールでモールは激減している。スクラムからの素早いサイドアタックは大きくゲインできる。そして、これはELVではなく、レフリングの徹底なのだが、ボール争奪戦に倒れ込んでいく動きには厳しい笛が吹かれている。レフリーが毅然とた判定を続けていけば、みんなしっかり立ってプレーするようになり、ボールの動きがクリアになるので妥協することなく続けてもらいたい。ただし、ボールにふたをして、相手との奪い合いを放棄する「シーリングオフ」と、しっかりコンテストした後に勢いで倒れてしまうのは違うので、この見極めはポイントのような気がする。

そういえば、J:COMチャンネルのRUGBY KINGに僕のインタビューが出ていた。かなり恥ずかしい。トップリーグのプレスカンファレンス時のものだ。それにしても、デコっぱち全開だったなぁcoldsweats01


◎お答えします。
スクラムのオフサイドラインについて、ご質問がありました。オフサイドラインは攻撃側、防御側ともに5m下がるのが決まりなので、スクラムが動いた場合はオフサイドラインも移動します。スクラムが終了しないと前には出られません。スクラムが終了するのは、ボールが出たとき、スクラムの中のボールがインゴールに入ったとき、最後尾の選手がバインドを外した時です。ただし、この5mというのはメジャーがあるわけではなく、原則としては選手が気をつける問題なので、明らかにスクラム終了前に5mを越えて飛び出さない限り、反則はとりにくいかもしれません。また、スクラムのオフサイドライン変更の主旨は攻撃スペースを広げることですから、レフリーが防御側に、より注意をするのは致し方のないところです。ここは、レフリーとチームが協力して、攻撃側、防御側双方がオフサイドラインを守る意識を高めるべきでしょう。

◎お知らせ。
JSPORTSのオンラインショップで、ラグビーと野球の広島東洋カープ、両方好きな人に嬉しいTシャツが発売されることになった。広島東洋カープとJSPORTS のコラボTシャツ「ラグビー坊やTシャツ」である。広島東洋カープの人気キャラクター「カープ坊や」がヘルメットをヘッドキャップに替え、ラグビーに参戦。クライマックスシリーズへの参戦に向けた戦いが続くカープと、いよいよシーズンインするラグビーの熱いコラボレーション!ということらしい。バックプリントには、坊やのトライバージョンとシンプルなゴールポストバージョンがある。限定受注生産ということで、ただいま予約受付中。関心のある方は、以下の写真をクリックしてください。


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TL第1節7日の結果

日曜日の午後、博多から東京に戻る。機内で西日本スポーツを見たら、福岡サニックスの勝利と、コカ・コーラウエストが九州電力を破った記事が、大畑復帰より大きかった。九州なんだから、当たり前やねhappy01。そういえば、前日も、トップリーグ開幕試合の結果より、サニックスのマキリ先発の記事のほうが大きかったもんなぁ。きっと関西のラグビー記事は大畑一色だろう。こういうのって面白い。

羽田で飛行機から降りた直後の熱気に驚く。家に帰って、さっそく6日に行われた神戸製鋼コベルコスティーラーズ対NECグリーンロケッツ戦を観る。大畑大介選手の復帰を嬉しい気持で観察した。なるほど、ディフェンスでの活躍が目を引く。ほとんど抜かれない。常々「トライをとり、トライをさせないのが僕の仕事」と言っていた通りの動きだ。右内転筋を痛めていたようだが、フル出場も果たし、試合を決める50m独走トライも。試合後の円陣で目に光るものがあったように見えた。トライ王の見事な復活劇に拍手を送りたい。

神戸製鋼にとってこの勝利は大きい。春からの肉体改造の効果か、接点での当たり負けはなかった気がする。前半は反則が多かったが、後半は修正していた。NO8伊藤、大畑ら、ベテラン勢がいるとチームが引き締まる。FBデルポートは、マンオブザマッチに相応しく、安定したキック処理を披露し、試合を決めるPGを成功させた。この勝利で神戸製鋼は乗っていけそうだ。NECも、なかなか攻めきることはできなかったものの、PKから果敢に速攻を仕掛けるなど攻撃的に変身しようという姿勢を見せた。もう少しキックを使った方がいいような気がしたが、今後に期待。

同じく大阪・長居で行われ近鉄ライナーズ対横河武蔵野アトラスターズの試合は、近鉄の個々の選手の強さが目立った。FB坂本の先制トライは、見事なボールつなぎだったが、前半18分のSH金のトライは、両CTBイエロメ、マイレーの突破力がもたらした。この両CTBは、今後対戦相手に脅威を与えそう。横河は個人の部分で負けているところが多かったように見えた。

そして、夜、7日唯一のトップリーグ試合となったヤマハ発動機ジュビロ対クボタスピアーズをJSPORTSで観る。非常に面白い試合だった。クボタのNO8ケフと、ヤマハのLOソーンのマッチアップはみどころがあった。タックルで倒れたケフにソーンが絡んだり、ケフが何度も個人技で防御を崩したり。クボタのSOドゥラームの正確無比なプレースキックはもちろん、ボールを持って相手に接近してのプレーぶりは、ワールドクラス。決勝ドロップゴールも見事。今後も活躍しそうだ。両チームとも、集中力高くボールを動かしたし、迷いがなかった。ヤマハは、SO大西、インサイドCTB大田尾でゲームをコントロールしていたが、大田尾のステップワーク効果的だった。クボタも日本国籍を取得したCTBオツコロの突破力が効いていた。昨季7位のヤマハと8位のクボタが上位陣を崩せば、順位争いは混沌とする。その力は十分にあり、と見た。

東芝ブレイブルーパス対トヨタ自動車ヴェルブリッツは明日に観よう。

◎トップリーグ開幕節結果(7日)
ヤマハ発動機ジュビロ●21-22○ クボタスピアーズ(前半 10-10)

◎お答えします。
ELVのスクラムの5mのオフサイドラインに関してご質問がありました。スクラムが動いた場合も、5m下がることが必要です。最後尾の線から5mは変わりません。たしかに、開幕戦で三洋の選手が下がることができなくなっている時があったのですが、慌てて下がっている場面もありましたね。

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